和銅黒谷駅〜蓑山〜皆野駅

2016年12月31日(土) [日帰り]

• GPS: 04:13
• 距離: 10.4km
• 登り: 451m
• 下り: 463m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:34
• 休憩: 0:36
• 合計: 4:10

7:46 和銅黒谷駅
9:52 10:23 蓑山
11:51 11:56 皆野駅
11:56 ゴール地点

天候

快晴。気温≒-6℃〜8℃

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】HOME⇒(07:41)和銅黒谷駅
【復路】皆野駅(12:09)⇒HOME

コース状況／危険箇所等

◆トイレ並びに売店等◆
　和銅黒谷駅を出れば美の山公園の展望台前までトイレは有りません。自販機は和銅黒谷駅周辺以降は美の山公園と皆野市街地まで有りません。

◆コース概況◆
　コースは全体的にしっかり整備されて、案内表示も多くて非常に歩きやすく、急激なアップダウンもまったく無く実に快適な道です。
　ただし、「山と高原地図」に記されている和銅製錬所跡から一旦アスファルト舗装道路に出て、古峰神社・二十三夜寺方面へ向かうルートが見つからず、当初計画を諦めてやむを得ず、アスファルト舗装を延々と美の山公園に向けて歩いて行きました。
　又、同地図で途中の「鷺ノ口峠」と表記が有る場所から、赤い実線で記載されている舗装道路以外の山道への入口が分かりませんでした。

その他周辺情報

大晦日の飲食店は事前に確認を要します。

写真

12/31 7:44

氷点下6℃で駅ホームの銅貨モニュメントに霜が…

12/31 7:45

秩父鉄道の駅は何処もレトロチックで美しい

12/31 7:59

法雲寺。朝の静寂を破らない様に静かに合掌

12/31 8:09

ここから和銅製錬所跡へ向かう

12/31 8:12

山道の始まり

12/31 8:27

現れた和銅製錬所跡

12/31 8:28

同、説明板

12/31 8:28

しかし錆びたフェンスに囲われた四坪弱の敷地だけで遺跡と言われても…

12/31 8:29

残念ながらこの遺跡は古代通貨の和同開珎とは無関係

12/31 8:42

鉱坑跡が現れれば興味津々でリュックを下して突入準備♬

12/31 8:41

鉱坑跡に入ってみる。こんな場所でヘッ電が役に立つ

12/31 8:48

又現れた鉱坑跡

12/31 8:51

今度はダブル鉱坑跡

12/31 9:00

ここで一旦アスファルト舗装道路に出たが、古峰神社や二十三夜寺へ行く山道が見つからなかったので、泣く泣くアスファルト舗装を登って行く。ココでチョットだけ「山と高原地図」不信に陥った…

12/31 9:07

決して清水富男さんのお仕事の邪魔はしません

12/31 9:29

峩々とした両神山

12/31 9:30

これは芦ケ久保の二子山とは違う恐ろしい方の二子山

12/31 9:32

この場所は鷺ノ口峠だと思うが幾ら探してもココから美の山頂上へ向かう山道が無いので、またもや「山と高原地図」不信に陥った…

12/31 9:35

靄で霞む秩父盆地と武甲山

12/31 9:54

延々とアスファルト舗装道路を登ってようやく到着

12/31 10:06

色気も素っ気も無い頂上

12/31 10:09

展望台のRC床版に設置された実に珍しい「黒谷二等三角点」。緯度(dms)36:03:25:9247。経度(dms)139:06:46:8102。標高581.51m。コードTR25439006901

12/31 10:13

甲武信ヶ岳方面を望んで懐かしい甲武信小屋の美味しいカレーライスと高砂ホルモンの存在を教えてくれた徳さんの顔を思い出す…

12/31 10:14

同、説明パネル

12/31 10:14

三週間前に登った釜伏山を望む。山肌に貼られたソーラーパネルが痛々しい

12/31 10:22

美の山公園展望台横に佇む金子伊昔紅翁の銅像。頭に巻いたハチマキが実に凛々しい

12/31 10:23

同、歌碑

12/31 10:33

榛名神社

12/31 10:35

榛名神社前の展望台。この脇から皆野駅へ下りて行く

12/31 10:36

同、展望台から望む秩父ハープ橋

12/31 10:54

蓑山神社に到着して今年一年の楽しかった安全（？）ハイキングに感謝

12/31 10:50

眷属は神狼様だったのでここも秩父らしく三峯信仰だったのね！

12/31 10:51

同、アップ

12/31 10:50

相方も

12/31 10:51

アップ

12/31 10:53

この階段はチョット急過ぎてコワイ

12/31 10:57

同、降りてから上を望む

12/31 10:57

急な階段を降りたら解説パネルが有ったのでお勉強しました

12/31 11:02

「山と高原地図」に記された左側の蓑山神社表参道を下りようと思っていたら案内板に「悪路」の文字が…。ここは悩まず悪路を避けて右側を下りる

12/31 11:21

落ち葉の量がハンパ無くて埋もれた石に足を取られ続けるorz

12/31 11:43

相変わらず石碑に敏感に反応する悲しいサガが…

12/31 11:52

今年のシメにと思っていた「吉見屋」さんに着いて中に入ったら「今日は予約のお客様だけですので申し訳有りませんが…」と断られた(涙)…

12/31 11:54

以前に訪れた「坂本屋」さんは閉まってる(涙)…

12/31 11:55

最後の砦と思っていた「わかば」さんも閉まってる(涙)…

12/31 11:57

諦めて涙を堪えて帰ります

12/31 12:38

仕方なく乗り換えの寄居駅の東武鉄道ホームでリュックから非常食ならぬ「非常酒」を取り出して、電車待ち時間に寂しく2016年ハイク納めの打ち上げをする。合掌…

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

国土地理院地形図

1

皆野

昭文社 山と高原地図

1

奥武蔵・秩父2016

シルバコンパス

1

Type-3

トレッキングポール

1

Leki Spdul Micro

単眼鏡

1

LEICA 8×20

カメラ

1

Lumix DMC-TZ60

メモ帳

1

防水レベル帳

救急セット

1

カットバン、湿布等

健康保険証

1

運転免許証共

ゴミ袋

1

飲料水

1

0.5L

ツールナイフ

1

V社トラベラー

ヘッドライト

1

M社コンパクト

予備電池

1

単三２本

ショートスパッツ

1

イスカ社

GPS

1

ヤマナビ2.5

携帯電話

1

iPhone 6

携帯電話予備電池

1

ANKER PC10000

感想

chakayaan

　2016年最後のハイクは秩父盆地北端に聳え立つ蓑山を選んだ。さすがに大晦日なので自動車で誰でも登れ、施設満載の公園化された山頂なのに人が実に少なく閑散としていた。この日の途中でお会いしたハイカーは、美の山公園内ですれ違った一組のペアだけだった。
　
　朝7時半過ぎの駅員も乗客も誰も居ない、かなり冷え込んだ和銅黒谷駅からノンビリと歩き始めた。直ぐ着いた和銅採掘跡や製錬所跡をじっくりと見学し、古代史から中世史の学習をさせて頂き、単独行らしく一人静かに思索に耽りながら歩いた。

　最後に2016年の自分のハイクを振り返り、蓑山神社に祀られている神々に対して、敬虔に感謝の念を捧げて参詣した。そして清々しい心になって皆野駅に辿り着いたら、期待していた割烹に悉く浮世の期待を裏切られて、美酒を飲まずに涙を呑んでの帰還と成った。

　2016年に私の山レコを読んでくださった皆様方に、心より厚く御礼を申し上げます。2017年も奥武蔵・秩父の山々を中心に、山行後の美酒を味わうために歩き続けると思いますが、今年も宜しくお願い申し上げます。