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Yamareco

記録ID: 1035848
全員に公開
山滑走
妙高・戸隠・雨飾

雨飾山BC(小谷温泉〜南尾根〜P2手前まで)

2016年12月31日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:46
距離
12.2km
登り
823m
下り
822m

コースタイム

日帰り
山行
5:32
休憩
0:11
合計
5:43
7:04
27
7:31
7:32
71
8:43
8:44
106
10:30
10:30
52
P3
11:22
11:22
40
P1630(滑走開始地点)
12:02
12:09
33
12:42
12:44
3
12:47
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道148号線の小谷温泉口交差点を小谷温泉方面に向かう。
この時期は山田旅館まで除雪済みとなっているため、その手前の路肩スペースに駐車する。
ただしスペースはあまり広くないので注意。
コース状況/
危険箇所等
【小谷温泉(山田旅館横)〜雨飾キャンプ場(登山口)】
・車道メインにハイクアップしつつ、ショートカットできるところはショートカットする。
・車道の斜度はゆるいので下山時も押し歩きするシチュエーションが多かった。
・この日は前日のトレースが残っていたが、既に膝近くまで積雪があるのでトレースがない場合は膝下ラッセルとなる。

【雨飾キャンプ場〜南尾根〜P3】
・本当ならキャンプ場から直接南尾根に直接取り付きたいところだが沢が埋まっていないため一旦夏道経由で大海川に下ってから沢を渡って取り付いた。
・前日のトレースは夏道方面へ続いていたが、自分は南尾根に取り付いたため激ラッセルとなった。
・南尾根は斜度もそこそこあるためジグを切りながら主稜線を目指す。
・雪は想像以上に多く薮はほとんど埋まっていた。

【P3〜滑走開始地点(1630m)】
・P3からP2に向かうコルに向かって一旦下ると右側に雪庇が発達しているので注意が必要。(実際に雪庇崩壊が起きた)
・今回は気温が高く雪が緩んできたため1630m地点までとしたが、そこから上のP2付近は木立が少なくなるため今日のコンディションでは雪崩リスクが高かったものと思われる。

【滑走開始地点(1630m)〜雨飾キャンプ場】(スキー滑走)
・気温が高く太陽も出ていたため重めのパウダー滑走となったが、斜面は広く疎林を自由に滑走する爽快感を味わうことができた。
・大海川のほとりからキャンプ場までは登り基調となるためシールハイクする。
その他周辺情報 貸切の山田旅館の元湯を楽しんだ。(飲用可、シャワーなし、500円)
今日は5年ぶりの雨飾山。
冬は初めて。
小谷温泉から車道をハイクアップします。
2016年12月31日 07:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 7:07
今日は5年ぶりの雨飾山。
冬は初めて。
小谷温泉から車道をハイクアップします。
前日のトレースが残っていて嬉しいような悲しいような;;
2016年12月31日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 7:14
前日のトレースが残っていて嬉しいような悲しいような;;
自撮り〜
2016年12月31日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
12/31 7:18
自撮り〜
夏のバス停。
あえてルートを外したのでこの区間はトレースなし。
2016年12月31日 07:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 7:39
夏のバス停。
あえてルートを外したのでこの区間はトレースなし。
夏の登山口となる雨飾高原キャンプ場が見えてきた。
2016年12月31日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 8:36
夏の登山口となる雨飾高原キャンプ場が見えてきた。
キャンプ場到着。
すっかり冬化粧。
2016年12月31日 08:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 8:38
キャンプ場到着。
すっかり冬化粧。
登山口の標識も埋まりつつある。
2016年12月31日 08:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 8:45
登山口の標識も埋まりつつある。
夏道を外れて南尾根に取り付く。
雨飾といえば「ブナ」!
2016年12月31日 09:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 9:13
夏道を外れて南尾根に取り付く。
雨飾といえば「ブナ」!
予想以上に積雪が多くて膝下ラッセルとなった。
ファットで来ればよかったと後悔;;
2016年12月31日 09:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 9:16
予想以上に積雪が多くて膝下ラッセルとなった。
ファットで来ればよかったと後悔;;
曇りがちな天気だったが徐々に太陽が顔を出し始めた。
うさぎのトレースを追っていこう。
2016年12月31日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 9:54
曇りがちな天気だったが徐々に太陽が顔を出し始めた。
うさぎのトレースを追っていこう。
景色はいいけど、太陽が出ると雪が腐ってくる^^;
2016年12月31日 10:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 10:01
景色はいいけど、太陽が出ると雪が腐ってくる^^;
まずはP3に向けてラッセルを続ける。
それにしてもブナの疎林が素晴らしい。
2016年12月31日 10:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 10:05
まずはP3に向けてラッセルを続ける。
それにしてもブナの疎林が素晴らしい。
P3を過ぎたらP2に向けてコルへ軽く下る。
ここで雪庇崩壊発生。
気温が高くなってきてるので雪崩に注意せねば。
2016年12月31日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 10:38
P3を過ぎたらP2に向けてコルへ軽く下る。
ここで雪庇崩壊発生。
気温が高くなってきてるので雪崩に注意せねば。
白馬五竜と47スキー場。
2016年12月31日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:13
白馬五竜と47スキー場。
白馬乗鞍方面。
今日は多いだろうな・・・貸切の雨飾にしてよかった。
2016年12月31日 11:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:13
白馬乗鞍方面。
今日は多いだろうな・・・貸切の雨飾にしてよかった。
気温がかなり上がってきたのでP2周辺は雪崩リスクありと判断し1630m付近からドロップすることに。
2016年12月31日 11:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:22
気温がかなり上がってきたのでP2周辺は雪崩リスクありと判断し1630m付近からドロップすることに。
この素晴らしい疎林をツリーランできる喜び。
2016年12月31日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:25
この素晴らしい疎林をツリーランできる喜び。
少し重いけど浮遊感を味わいながらパウダー滑走。
2016年12月31日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:25
少し重いけど浮遊感を味わいながらパウダー滑走。
貸切斜面最高!
2016年12月31日 11:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:28
貸切斜面最高!
ほどなく夏道と合流。
前日のトレースも発見。
2016年12月31日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:39
ほどなく夏道と合流。
前日のトレースも発見。
シールを貼ってのんびり高原ハイキング。
2016年12月31日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:47
シールを貼ってのんびり高原ハイキング。
春のようなおだやかな天気だった。
2016年12月31日 11:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 11:57
春のようなおだやかな天気だった。
キャンプ場が見えてきた。
2016年12月31日 12:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:01
キャンプ場が見えてきた。
とりあえずキャンプ場帰還。
エネルギー補給して、シール剥がして滑走モードへ。
2016年12月31日 12:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:03
とりあえずキャンプ場帰還。
エネルギー補給して、シール剥がして滑走モードへ。
さらばP3。
2016年12月31日 12:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:09
さらばP3。
自分のトレースを使って戻ります。
2016年12月31日 12:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:10
自分のトレースを使って戻ります。
雨飾山とP2。
またコンディションが良い時に再訪したい。
2016年12月31日 12:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:20
雨飾山とP2。
またコンディションが良い時に再訪したい。
スタート地点まで戻ってきてホッと一安心。
2016年12月31日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:43
スタート地点まで戻ってきてホッと一安心。
山田旅館で温泉に浸かって疲れを癒した。
2016年12月31日 12:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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12/31 12:45
山田旅館で温泉に浸かって疲れを癒した。
撮影機器:

感想

昨日30日まで仕事で、正月の1日と2日も自宅待機する必要があるため、山に行けるのは本日の大晦日と年明けの3日のみ。
どこへ行こうかと悩んだが、少しでも雪がありそうな新潟・長野方面で検討した結果、雨飾山に白羽の矢を立てた。
雨飾山は5年ぶりとなる。

冬に歩くのは初めてなので、明るくなるのを待って少し遅めの7時に小谷温泉を出発。
スタート時点では空は雲で覆われ気温も低かったため雪質も上々だった。
車道には前日のものと思しきトレースが残っていた。
世間では29日あたりから休みの会社が多いだろうからトレースがあっても不思議ではないが、ラッセルを期待していたので少々ガッカリだ。
だが、そのトレースも夏の登山口となる雨飾高原キャンプ場までとなり、南尾根からは図らずも激ラッセルが待っていた。

先週の平標の状況からして積雪量はそれほど多くないと予想していたので細板を持ってきたのだが、ファットが欲しくなるほど雪は多かった。
普段はなるべく息が切れないペースで登るようにしているが、さすがにこれだけの激ラッセルが続くと息が切れるし汗もにじんでくる。

P3を過ぎてP2に向かう途中、雪庇崩壊が起きた。
その頃には太陽も出始めて気温も思ったより上昇していた。
当初目的地としていたP2周辺は木立が少なく、ルートも南斜面なので雪崩リスクが高いと判断し、1630m地点で引き返すことにした。
時間がたって雪が腐って来ていたので早くパウダーを滑りたいという気持ちも沸いてきていた。
それに単独の時は何事も厳し目に判断した方が良い。

滑走準備を終えると登ってきたルートとは異なる東斜面を滑走することに。
ノートレースのブナの疎林をツリーランできるというのは最高に幸せだ。
多少パウダーは重くなってきていたが、浮遊感も十分に味わうことができた。
夏道に合流するとシールを貼って大海川沿いをのんびりハイクアップ。
春のように穏やかな陽気だった。

最後は車道をショートカット&押し歩きしながら小谷温泉まで滑走。
山田温泉で元湯に浸かって疲れを癒してから帰路についた。

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コメント

P2だったのですね。
サンちゃん、何処に行ったのかなぁって考えていました。ブナのツリーランいいな〜🌲 一緒にラッセルまわしたかった。私もトライしてみます。お疲れ様でした。
2016/12/31 19:54
Re: P2だったのですね。
Chikauさん、こんばんは。
富山あたりでどこでも滑れるようになればいいのですが、まだ少ないですね。
今回の雨飾では十分の雪が積もっていたのでもう少しといったところだと思います。
またラッセル楽しみましょう!
2016/12/31 22:07
ゲスト
来年もご安全に!
結構雪ありますね。
写真22とかほんと気持ち良さそうです。
途中引き返しはさすがナイス判断ですね。

ではでは今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いします
2016/12/31 21:42
Re: 来年もご安全に!
マルイさん、こんばんは。
ピークまで行けませんでしたが今年の山旅を締めくくるのにふさわしい山行になりました。
来年もぜひご一緒させてください。
良いお年を!
2016/12/31 22:08
そうでしたか
sanchanこんばんは

今年はぜひ一緒に正月白山で初詣に行きたかったんですが1日2日とも仕事でしたか。

雨飾山はいつだったかのsouさんが登った荒菅沢がスキーで滑ると面白そうだと思いましたがどちらもアプローチが長そうですね。

僕はまだ未踏なのでまず無雪期に登ってみます。
2017/1/2 20:10
Re: そうでしたか
koueiさん、あけましておめでとうございます。

白山、行きたかったですね。天気もそこそこいい感じだったので・・・
まあまたチャンスはあるでしょう。
荒菅沢は滑りたいんですが厳冬期はダメです。雪崩の巣になります。
ピークも春になるまではお預けですね。
でも自分は別にピークにこだわるわけではないので、樹林帯でラッセル&パウダーが楽しめればそれでいいと思っています。
2017/1/3 19:05
プロフィール画像
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雨飾山(小谷温泉からP2往復)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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