北横岳・縞枯山〜茶臼山(縞枯山荘泊)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.9km
- 上り
- 757m
- 下り
- 769m
コースタイム
縞枯山荘6:45〜雨池7:35〜雨池峠8:35〜縞枯山9:15〜展望台9:30〜茶臼山10:15〜展望台10:20〜鞍部10:40〜11:10五辻11:50(麦草峠側に少し歩いてあずまやで休憩)〜北八ヶ岳ロープウェイ12:45
天候 | 12/31 晴れ 1/1 10時過ぎぐらいまでガス のち晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
茅野〜北八ヶ岳ロープウェイ(バス)往復割引2,200円 北八ヶ岳ロープウェイ往復1,900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はやや少ないが特に問題なし 雨池峠からの縞枯山は急登 |
その他周辺情報 | 縞枯山荘 2食付き・個室料金・暖房費含め 1人10,000円×2人 他の部屋もぎゅうぎゅうにされることはなく、ゆったり 大晦日の夕食は年越しソバ付き 忘年会では日本酒がふるまわれました 大砲のような天体望遠鏡で、星座の観察もさせてもらいました (満点の星!天の川付き!) 宴会は9時半ぐらいまで、いつもよりちょっと夜更かし 元旦の朝食はお雑煮とおせちとごはん 美味しかった トイレ洋式 水道は凍結のため、手洗い等は雪で |
写真
装備
備考 | 行動着:ドライレイヤー、メリノウール、ミズノ緑シャツ、フリース、裏地付きダウンもどき(マゼンタ)、雪山用裏地付きトレッキングパンツ、防寒タイツ、冬用靴下、ROWAタホープロ、ゲイター、ネックゲイター、毛糸の帽子、手袋(オーバー手袋はなし)、小屋の中では上着がわりにモンベルのソフトシェル |
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感想
( ̄∀ ̄)
あけましておめでとうございます。
もう明けちゃいましたが、2016年の締めくくりは
Mさんとともにお初の年越し山小屋泊です!
新宿で相変わらず肉の弁当を買って特急あずさに乗車。
ヒモを引っ張って8分ほど待ったものの、
何故か不完全燃焼で肉は半分冷たかった(;_;)
Mさんはうに弁当。
車内販売でお約束の信玄餅アイスを食べて満足。
茅野からバスに乗り、北八ヶ岳ロープウェイへ。
バスはそこそこ混みました。
しかしロープウェイは、まさかのスキースノボ客であふれ、
外まで続く長蛇の列。(そういえば前回も…?)
それでも10分毎の運転なので、2本ほど待って乗車。
その後もゲイターやアイゼンの装着などでモタモタし、
出発は約1時と言っていい時間に!
まずは最初の難所、坪庭への登り(笑)
ここは以前もしょっぱなからの急斜面で焦ったところ。
アイゼンとストックで突き刺しながら登りますが、
装備のない観光客の方は困っていました。
雪は少なめでしたがアイゼンはよく効く感じで、
初心者にピッタリの北横岳。
そうです、Mさんにとっては初アイゼン。
※スノーシューは2年ほど前に入笠山で経験。
しかし私の方がアイゼン緩んだりして迷惑かけました。
Mさんの雪山装備は完璧で、
なんだかんだと××万円ほどかかったらしい。
私の雪山装備は実を言うと半分エセです(←?)
大きな苦もなく(そりゃそうだ)、山頂に到着!
登山道でのすれ違いはそれなりにありましたが、
時間が遅いため山頂に人はおらず。
すぐに二人来ましたが、私たちは北峰へ。
こっちは独占状態でした!
目の前の蓼科山、はるか後ろの北アルプス、
右手に浅間山、南峰越しに南八ヶ岳の展望、
雲ひとつない青空の下、大展望を満喫!
しかし何故か続々と山頂に人が来たので、
そろそろ退散しませう。
下りは多少ビビりながらも、順調に歩を進め、
ぶじ縞枯山荘に到着。
4時近かったから怒られたらどうしよう…と
内心思ってましたが、親切な対応をして頂きました。
私たちは個室を予約、広々としていましたが、
他の部屋もまだ余裕はあるようでした。
談話室はすでにスペースが埋め尽くされていて、
いったんチャレンジするも敗退し(?)、部屋に戻った私たち。
でも「個室はくつろげていいねぇ」と満喫。
お腹が空いて辛かったですが、やがて夕食。
年越しソバ付きで喜び、ごはんもおかわりしてお腹いっぱい。
その後、忘年会をやるのでカップ持参とのこと。
談話室はすでに席が埋め尽くされ、私らは外に星を見に出ました。
そこには大砲のような天体望遠鏡があって、
宿の人(たぶん)が金星とか○○座とか○○星団とか色々見せてくれましたが、
星の知識とセンスのかけらもない私は「うわ〜キレイ」なだけでした…
もっと勉強して来ないと。
その後、忘年会を始めるというので、コップを持っていない私たちは、
縞枯山荘のオリジナルカップを購入。
私は赤、Mさんは青文字。
食堂のストーブのそばに座って、日本酒をちびちび。
宿のご主人や常連さんのお話に笑い、最後は談話室のコタツにお邪魔して、
楽しいひとときを過ごして大満足でした。
9時半過ぎぐらいにおひらきとなり、就寝。
寒いのではないかと心配でしたが、個室はミズノ製ブレスサーモの発熱ふとん。
上に毛布もかけて、まったく寒さを感じずに眠ることが出来ました。
朝。朝食は6時なので、5時過ぎに起きてゴソゴソ。
朝ごはんはバリバリおせちと、味噌仕立てのお雑煮とご飯。
正月気分も味わえて、とても美味しかったです。
その後、ご来光を見るために急いで支度をして出発。
雨池峠から少し下った所が展望ポイントだそうです。
しかし出発の遅れた私たちは場所を確保出来ず、
皆より少し下がった場所でご来光。
(ご来光と言ってもすでに明るかったですが…)
木々の隙間から太陽が顔を除かせ、後ろの雨池山かな?の
モルゲンロートを楽しみ、せっかくなので雨池まで下ります。
人が来ないので静かな山歩き。
昨日の北横岳より雪も多めでふかふか。
しばらく下ると林道に出て、麦草峠側へしばらく歩き、
標識に従って雨池へ。
足跡が多く付いていてちょっと期待はずれな感はありましたが、
全面真っ白な雨池を堪能し、雨池峠へ戻りました。
少し休憩して縞枯山へ。
この時の空はどんよりとして、少し風もあり寒かった。
人もおらず、ほんのちょっとだけ不安な気持ちもありましたが、
一時間もあれば登れるので出発。
以前来た時は雪の重みで木の枝が道に覆い被さり、
這いつくばって通る場所もありましたが、今日は全然。
それでもアイゼンは十分効くし、問題なし。
山頂までわずかにくねくねしながら、ほぼ直登のような急登。
下りは怖いかも、と思うぐらいの傾斜がありましたが、
帰りは五辻に下って巻くつもりなので安心。
黙々と登りました。
やがて山頂。はい、何も見えませぬ。
本当なら絶景の稜線歩き、私はここからの、
縞枯現象をなだらかに見下ろす景色が大好きなのに。
しかし今年はまだ雪が少ないので、ちょっと雰囲気が違うかも。
空は明るいのですが分厚いガスにはばまれ、残念な気持ちで先へ。
展望台に行ってみるも、寒いだけでした。
しかしそれなりに満足。
そして茶臼山へ向かいます。
ここまで全然人に会いませんでしたが、だんだんとすれ違うように。
茶臼山自体は展望もなく、ただの通り道といった感じなので、
ここでも展望台へ向かいます。
雪が少なめで荒涼とした雰囲気の漂う展望台は
とても気に入りましたが、目の前は当然ガス。
風が強いので一瞬切れそうな気配でしたが、また真っ白。
寒いので退散します。
し・か・し。
鞍部へ下ってる途中からガスが切れてきました。
見上げれば青空がのぞきます。
(; ̄Д ̄)
今まであんまりこういう意地悪はされたことがなかったのですが、
まさかの年初めにヤラれてしまいました。
Mさんにいちおう「もう一回登る?」と聞いてみましたが、
「えぇっ?…Σ(;・Д・)」と…
※実は私もヤでしたがいちおう聞いてみただけです。
「こんな日もあるさ!」と諦め、鞍部から五辻へ下ります。
すると、わりに展望が良く、けっこう満足しました。
Mさんに「あれたぶん御嶽山だ」と教えてもらいました。
私は山座同定がほんとに出来ません。バカです。
わかるのは富士山と浅間山(縦縞だから)だけです。
ずっと眺めがいいのかと思いきや、やはり樹林帯に突入。
黙々と下ると五辻に到着。
「五辻にベンチがあるからそこで何か食べよう」とウソをついた私ですが、
実際のベンチ(あずまや)は麦草峠側に少し戻った所でした。
先客がいて、後から若いカップルも到着し、
お互い泊まった山小屋の話などをして楽しかったです。
30分ほど休んだ後、すっかり晴天の中、ロープウェイへ帰ります。
途中の展望の良い所で、右が乗鞍岳、少し離れて御嶽山、
そして中央アルプス、南アルプスが見えてると、教えてもらいました。
北アルプスは歩くごとにだんだん見えるようになってきます。
山頂や展望台からの景色は見えなかったけど、満足しました。
ロープウェイですぐ下りて、一階の食堂でランチ。
Mさんはトマトパスタ、私はさっきのあずまやでパンを食べ過ぎたので、
いつもなら絶対山賊焼きを食べるのですが、ビーフシチューにしました。
どっちにしろボリュームあんジャン!と言われそうですが…
(なにせパン2個付き!)
そしてバスの時間まで土産物などを見て過ごし、バスの中では寝ました。
窓からの陽射しが強烈にまぶしく、そして暑く、腹が立つほどでした。
さらにバスが茅野駅に到着すると、当然といえば当然なのですが、
お・正・月・なので、お店がどこも閉まっていることに愕然!
予約した特急の時間まで2時間近くあるのに、なんということでしょう!
開いているのは改札口の立ち食いソバとキオスクだけでしたが、
立ち食いソバも4時前に閉店というオマケ付き。
またしても私の計画ミスであります(; ̄Д ̄)
東京や横浜と同じに考えたらアカン。
新年早々やらかして、Mさんを退屈させてしまいました…
そのうえ、乗車したスーパーあずさは車両が古く、
一番前の席だった私たちは、車両の自動扉がすぐに開いてしまい、
またなかなか閉まらないことに辟易。
テーブルも壁についておらず、椅子の脇から出すタイプで狭い。
途中駅から乗ったので棚のスペースもすでに埋まっていて足りず、
リュックは足元に置きました。
いつもは一番後ろの席を予約するのですが、取れなかったので…
ゴメンMさん(;>Д<)
そんな感じで最後がちょっとアレでしたが、
年越し山小屋泊、そしてプチ雪山、堪能しました!
関係ないけど私、ガラケーからiPhoneにしました!
( ̄∀ ̄)Mさん今年もよろしくね。
imonee様
開けましたら閉めましょう…、冬場のお部屋とズボンのチャック!
てなわけで、今年も宜しくお願いします。おしまいっ!
(いけね、標題のこと書くの忘れてた…)
新宿駅で購入した「豚とん弁当」、ヒモ引っ張っても半分しか温まらず、”不完全燃焼”とのこと、”半分”というのがなんともimonee様らしいですね、いえ、別に…。
その後も「雨池峠付近での一歩及ばなかったご来光」や「茶臼山下山後の晴天」、「茅野駅での飲食店の閉店」、そして最後の最後も「スーパーあずさの座席位置」などなど、随所に”不完全燃焼”されたようで…。
そういえば今回はてっきり「雲取山」だと思って(前回そのつもりでコメントも書いちゃいましたけど…)、もう一度読み返してみたら、この次が「雲取山」だったんですね!知らないで12月の31日、初めて”生”のimonee様に会うべく、コッソリと雲取山の登山口前でimonee様が来るのを待ってサプライズ登場しようと寒い中ずっと待ってたのに…!!!(←ぜぇ〜んぶウソですけど…)
ということで、次回は是非とも完全燃焼してくださいネ!(例の枡形山ならきっと完全燃焼できますよ!)
(^^)aochanman777さん 明けましておめでとうございます。
今回の不完全燃焼はちょっと私の脇が甘かったというか
新年早々、気合いが足りなかったですね(計画したのは年末ですが…)
私という人間を象徴するような年越し山行でした
雲取山、行かなきゃ〜 ←めんどくさい
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