大峯 頂仙岳でプチ遭難?
Hacchy
体力度について
- GPS
- 06:42
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 1,657m
- 下り
- 1,650m
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- 山行
- 5:33
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
帰りは素直に国道309号線で。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天川川合から頂仙岳稜線までは整備された登山道です。(多少の危険個所あり) 頂仙岳への登り、高崎横手方面への下りは不明瞭です。コンパス必須です。 |
| その他周辺情報 | 最寄に天の川温泉、洞川温泉があります。 |
写真
これは八経ヶ岳までは無理そう…
(写真は公衆トイレ)
(その後も明瞭な看板があるので大丈夫です)
ちょっと白くなった稲村ヶ岳、大普賢岳が見られました。
落ち葉の上に薄っすら雪。滑るだけ。ちっとも嬉しくない。
「ぼちぼちですよ」と教えていただいて、嬉しくなってしまいました。
それから右足の踵がちょっと痛かったので、絆創膏で早めの治療。
林道を歩いたらあかんの？って疑問が湧きます。
雪質がちょっと良くなってきていて、踏んだ時の感触がいい。
嬉しいから小走り(^^;)
栃尾辻に到着。小屋の中は何にもなかったです。(All土間)
ここまで2時間かかってしまった。(コースタイム2時間45分)
このペースでは八経ヶ岳は絶対無理なので、どうしたものか…
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小屋の中は何にもなかったです。(All土間)
ここまで2時間かかってしまった。(コースタイム2時間45分)
このペースでは八経ヶ岳は絶対無理なので、どうしたものか…
気持ちのいい稜線です。
金引橋出合いに到着。ここでそり遊びして帰るのもアリやけど…せっかく来てんからどこか山頂には行きたい！
八経ヶ岳との中間あたりにある頂仙岳を目的地にすることにししました。
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ここでそり遊びして帰るのもアリやけど…せっかく来てんからどこか山頂には行きたい！
八経ヶ岳との中間あたりにある頂仙岳を目的地にすることにししました。
ここから頂仙岳目指して稜線を直登する。
もちろんトレースはありません。
写真ではわからんけど、そこそこの斜面なんですよ。
ここは一気に突っ切る！
日も当たってて風もあまりなく、ほんとに穏やかな山頂です。
小さい人だとまったく見られないかも…
来た道はしんどそうやったから、高崎横手側に行ってみようかな？
この斜面に倒木とブッシュが山ほどあります。
途中からテープはまったくなし。コンパスで方角を確認すると、北東に進んでる！？南に進まないといけないのになぜ？戻ることも考えたが、かなり厳しそうなので、方角と地形判断で進むことにする。
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戻ることも考えたが、かなり厳しそうなので、方角と地形判断で進むことにする。
南西方向に進むことを心がけて15分ほど格闘。主稜線と思われる場所に到着。方角的にほぼ間違いない。
ちょっと安心したが、やはり登山道に戻るまでは安心できません。
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主稜線と思われる場所に到着。方角的にほぼ間違いない。
ちょっと安心したが、やはり登山道に戻るまでは安心できません。
かなりほっとしましたよ〜。
「八経ヶ岳が見られへんかな？」なんて思いながらちょっと進んでみたが、時間的にここから進むと帰りが真っ暗になってしまう。ここは素直にあきらめて帰ることにしました。
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ここは素直にあきらめて帰ることにしました。
南西の斜面なので、太陽の光を浴びて気持ちがいい。
頂仙岳方面へのトレースはもちろん私のもののみでした。
この3日間で一番気持ちのいい滑走でした。
登山道を外れて木にぶつかって停止。めっちゃ気持ちいい♪
名残惜しいですが振り返りながら帰ります。
ちょっと行くととんでもない崩落。上から大小の岩が落ちてきている場所が数個所。
これがあるから上の登山道を通った方がいいねんな。
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上から大小の岩が落ちてきている場所が数個所。
これがあるから上の登山道を通った方がいいねんな。
これで駐車場まで一気に行きます！
稲村ヶ岳も大普賢岳もガスがかかっていました。
装備
| 個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
|
|---|
感想
夜半に実家から帰ってきて、ちょっと片づけをして就寝。
どこかに行きたいので一応5時に起床しました。
八経ヶ岳に行きたいと思ったのですが、今は天川川合からのアクセスとなるため、長距離となってしまいます。
武奈ヶ岳もいいかなぁなんて思いながら調べていると、気がつけば7時。とにかく天川川合まで行こうと慌てて準備して、8時に出発しました。
10時前に天川村役場に到着。
登山道のコンディションもわからないので、とりあえずは八経ヶ岳を目標に歩き始めました。
栃尾辻のコースタイムを見てみると2時間45分。ここを1時間45分くらいで歩けたらもしかしたら八経ヶ岳まで行けるかな？なんて考えながら歩いていました。
栃尾辻に到着したのが12時。2時間かかってしまいました。
これで八経ヶ岳はなし。あきらめました。
じゃあどうするの？考えながら歩きましたが、やっぱり来たからにはどこか頂上に行きたい。じゃあどこに？コースに頂仙岳があります。ただ、コースが頂上を迂回するようにとられていて、わたしも頂上には行ったことがありません。
ちょうどいい！ってことで、頂仙岳を目標に歩きます。
ナベの耳からはトレースのない斜面を登って行きます。稜線は結構な急斜面。正面を向いて歩くのが難しいので、横向きで登って行きました。
石楠花ブッシュを超えると山頂に到着。
あまり長時間滞在せず、写真を撮って、ちょっと食べてから下ることにしました。
来た道を戻るか？それとも高崎横手側に下りるか。
高崎横手側の稜線を見てみると、稜線の右側にテープが。ただ、かなりの急斜面で、倒木やブッシュだらけです。
トレッキングポールをかたずけて進みます。木がたくさん生えているので急斜面ですがそれほど危険はなく進めます。
ただ、倒木やブッシュがあるので、それを避けながら進んでいきました。
しばらく下りた場所で進んでいる方向をコンパスで確認すると…北東！？
「いやいや、そんなわけないでしょ」と独り言を言いながら何度確認しても北東。携帯のGPSソフトで確認してみると、思っていた方角とほぼ反対の方向に進んでいることがわかりました。
疑問に感じながらもどうするかしばらく検討。登り返すのはかなりきついですし、トレースがちゃんと見えるかどうかわからないので、方角と地形判断で進むことにしました。
しばらくブッシュと格闘しながら進んでいくと、主稜線と思われる場所に到着。方角を確認してみると間違いなさそう。
しばらく下っていくと、登山道が見えてきました。ほんとに安心しました。
登山道を下りながら、なんで思ってた方角と反対に進んでいたのか考えてみました。
恐らく、主稜線の右側からスタートし、稜線をトレースしているつもりで倒木やブッシュをかわしながら進んでいくうちに、稜線を超えて頂上を中心に反時計回りに進んでしまい、北東にあるちょっとした稜線に見える場所を稜線と勘違いして進んでしまっていたんだと思います。
最初は「遭難」という文字が頭を過りましたが、どうにか対処することができました。
今回ダメだった点は、今回の山行きが行き当たりばったりだったこと。
季節的に遭難=「死」になりかねないということをもうちょっと心に置いて計画すべきでした。
プチ遭難になってから良かったと思われる点は、早めに方角を確認したこと。
私は普段から結構方角を確認するタイプなので、それが良かったですね。
それから慌てず冷静に次の行動を考えることができたこと。
コースに復帰することを最重要に考えて、どう行動すればいいか考えることができたのはよかったです。
もう一つ反省点としては、普段必ず持って行く紙の地図を持って行っていなかったこと。これがあればもうちょっと正確に進行方向の確認ができたと思います。
反省点はありましたが、結果的には勉強にもなりましたし、いい山歩きになったと思います。
さすがに明日は家でのんびりしますわ。
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Hacchyさん、新年おめでとうございます。
私も頂仙岳に行ってみたいと前々から思ってはいるんですけど未だ未踏です。
天川川合からの栃尾辻経由のルートはどんな感じなんでしょうか？
私は行くとしても夏場の日の長い時期にですけど
yamaotocoさん、こんばんは。
私も初めて天川川合から登ったのですが、とにかく距離が長い！
特に急な場所があるわけでもなく、最初にある程度登ってしまえばあとは比較的なだらかに進めます
ただ、ナベの耳から頂仙岳までは結構な斜面でした。
多少でも雪があるからまだマシだったと思いますが、ブッシュもあるので厄介です。
夏場に行くと大変やと思いますよ〜
Hacchyさん あけましておめでとうございます。
ノントレースの雪道を歩くのは気持ちいいものですね。
プチ遭難？早めにルート修正ができてなによりでした。
頂仙岳は毎回スルーでまだ登ったことがありませんが、山頂の展望があまりよくないようですね。
wingletさん、あけましておめでとうございます。
ノントレースを歩くのはほんとに気持ちいいですよね！
雪を踏みしめる感触がほんとに何とも言えない気持ちよさです
プチ遭難ですが、とんでもない斜面で倒木と石楠花ブッシュに囲まれていたので、ほんとに遭難を意識しました。地図は持って行っていませんでしたが、シルバーコンパスを持って行っていたので助かりました
頂仙岳はもうちょっと眺望があれば…って感じです
ブッシュだらけなので夏場に行くと大変そうです。
Hacchyさんお正月はお帰りなさい〜
と思ってたら、もう戻られてたんですね。どんな移動を？？と驚いてしまいます(笑
ハードな下山でしたね。頭のなかの方向と地図がちがうと、なかなか修正ができないので、わたしなんかはしょっちゅう道間違えます〜
ご無事でなによりです。
fli-flaさん、あけましておめでとうございます〜
1日の夜に実家を出て、なんならそのまま奈良まで行ったろか！とも思ったのですが、さすがにしんどかったので、家で仮眠をとってから出かけました
大峯はすごく山深いところなので、道に迷ったり場所がわからなくなると、熊さんに出会うんちゃうか？と思ったりしてほんとに不安になります
その山深さがまた魅力の一つなのですが
やっぱり山に行くときはちゃんと準備せなあきませんね
Hacchyさん こんばんは
頂仙岳ピストンお疲れ様
あそこは皆さんトラバースしてますね、以前歩いたとき雪が多くクラストしててたいへんでした。
直登はシャクナゲブッシュが大変だそうで私も直登したことないです。
cicsさん、おはようございます。
ふつう頂仙岳はトラバースしますね。私も気にはなっていましたが、わざわざ山頂に行くことは今までありませんでした。
天川川合側から行くとまだ比較的楽かな？地形図で見ても高崎横手側の方が傾斜が急なようです
Hacchyさん、こんにちは。
年末年始、連登ですね。また、帰省の移動も含めてお疲れさまです！
っまぁ、自分の楽しみでやってることなので辛くはないのでしょうが…。
楽しみが、よりい〜っぱいの一年でありますように、。
DCTさん、おはようございます。
昨年に引き続き3連登です
実家への行きは今回もAll下道でしたが、帰りはさすがに高速で帰りました。
今年もよろしくお願いします！健康でいい山歩きができるといいですね
Hacchyさん、あけましておめでとうございます
頂仙岳、夏場でもブッシュでちょっと不明瞭ですもんね。
雪でノートレースやとなおさら
ご無事でなにより！
今年もよろしくお願いします
renmaruさん、あけましておめでとうございます。
頂仙岳はあまり人が通らないので、多分ルートは曖昧やろなぁとは思っていましたが、思った以上でした
天川川合側からはまだ稜線がわかりやすかったんですけど、高崎横手側は斜面が急で障害物が多かったので、知らない間に変な方向に行ってしまったようでした
とにかく正月から皆さんにご迷惑をおかけすることなく帰れたのでよかったです
こちらこそ、今年もよろしくお願いします
遅いご挨拶ですが、あけましておめでとうございます
うちは、完全に寝正月でしたが、Hacchyさんはいろいろなところに行かれていたんですね。
頂仙岳、無事に道に戻れてなによりでしたね。
コンパスって大事ですね。もちろん持っているだけでもダメですし、使うことができても、確認しないで進んでいたらダメですが。早くにミスに気付けて本当によかったです
kozacktさん、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします
昨年、今年と嫁さん子供と別行動だったので、比較的自由に山へ行くことができました。
やっぱりコンパスと地形図は大切ですね。特に初めての場所だと。
頂仙岳は登山道がないのにちょっと準備不足でした
やっぱりどこであろうと地形図は必要ですね
今年はどこかでご一緒させていただきたいです
Hacchyさん、こんばんは〜。
良く復帰できましたね、ほんと良かったです。以前そのコースは遭難者が出たようで・・・そのまま弥山川まで・・・と言う記事を見たことがあります。結構（相当？）焦ったでしょう？！私も経験あります、で、真剣に読図しようと思いました。南尾根と東尾根では勾配が全然違いますものね、ブッシュとガスのトラップでしょうか？お気を付けくださいね〜。
akirasさん、こんばんは。
最初方角を確認したときは「えっ？」って感じでしたよ。あくまで「念のための方角確認」のつもりだったのが、まったく思わぬ方角にすすんでいたので。
私は方角を間違えてから10分以内に気づくことができましたが、気づかずそのまま歩いていたら弥山川方面へ向かってますね…
急斜面のうえ、倒木やブッシュがすごいので、よけながら下るうちに方角が微妙にずれてしまっていたんでしょうね。
今回は地図ロイドの地形図をダウンロードしていたので何とかなりましたが、やはり地形図は持っておかないとだめですね
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