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Yamareco

記録ID: 1038189
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雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

お正月絶景登山!〜笹山(黒河内岳)〜

2017年01月02日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.1km
登り
1,937m
下り
1,948m

コースタイム

日帰り
山行
9:04
休憩
2:32
合計
11:36
3:05
10
3:15
3:15
29
奈良田湖 吊り橋
3:44
3:44
76
送水管上
5:00
5:04
73
6:17
6:17
31
2100肩
6:48
6:48
17
7:05
7:21
44
2330
8:05
8:12
44
2556
10:40
10:40
21
2556
11:01
11:59
9
2330
12:08
12:08
117
14:05
14:05
23
送水管上
14:28
14:30
11
奈良田湖 吊り橋
14:41
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田の里Pが開放されていたため、駐車させてもらいました。
コース状況/
危険箇所等
年末年始で人が入り、雪もしばらく降っていないため、トレース明瞭、踏み抜きも南峰の山頂直下一部のみで、思いのほか楽して登ることができました(先人に感謝)。危険個所は下山時の2200m付近、急斜面に凍結が多数あり注意が必要です。
奈良田の里Pが開放されていたためここに駐車させてもらいます。車は自分含め3台+テント1張、お正月休みだけど意外と少ない。
奈良田の里Pが開放されていたためここに駐車させてもらいます。車は自分含め3台+テント1張、お正月休みだけど意外と少ない。
今日の計画表。
てくてく歩いて吊り橋。さぁ行ってきます!
てくてく歩いて吊り橋。さぁ行ってきます!
登山口まで真っ暗な道を歩いていると、いきなり落とし穴が!直径60センチほどで、人ひとりがちょうど落っこちるサイズ感。新年早々奈良田トラップに引っかかるところだった。。
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登山口まで真っ暗な道を歩いていると、いきなり落とし穴が!直径60センチほどで、人ひとりがちょうど落っこちるサイズ感。新年早々奈良田トラップに引っかかるところだった。。
※帰りに撮った写真です。。行かれる方ご注意を。
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※帰りに撮った写真です。。行かれる方ご注意を。
登山口に着きました。
登山口に着きました。
送水管の施設までは鉄パイプの柵があります。植林の杉林の急登です(真っ暗ですが)
送水管の施設までは鉄パイプの柵があります。植林の杉林の急登です(真っ暗ですが)
送水管の施設を過ぎると本格的な登山道に入ります。当たり前ですが真っ暗です。。
送水管の施設を過ぎると本格的な登山道に入ります。当たり前ですが真っ暗です。。
尾根上を歩く分かりやすいコースですが、広い尾根では踏み跡も分散しているので適当に上がっていきます。時折現れる赤テープ・赤リボンを見つけるとホッとします。
尾根上を歩く分かりやすいコースですが、広い尾根では踏み跡も分散しているので適当に上がっていきます。時折現れる赤テープ・赤リボンを見つけるとホッとします。
水場入り口の手前にいきなり幕が張ってありビックリしました。今日は誰とも会わなかったので、下山する方だと思います。
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水場入り口の手前にいきなり幕が張ってありビックリしました。今日は誰とも会わなかったので、下山する方だと思います。
水場入り口に着きました。ここまで2時間真っ暗な道をひたすら登ってきましたが、まだあと1000m以上登ります。
水場入り口に着きました。ここまで2時間真っ暗な道をひたすら登ってきましたが、まだあと1000m以上登ります。
2000m位から雪がチラホラと。写真は2100m付近です。
2000m位から雪がチラホラと。写真は2100m付近です。
雪が少ないのは分かっていたので今日は冬靴を背中に背負い、アプローチ用シューズ(ゴアテックスのトレランシューズ)で登ってきましたが、滑り止めを付けているのでそのまま歩きます。
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雪が少ないのは分かっていたので今日は冬靴を背中に背負い、アプローチ用シューズ(ゴアテックスのトレランシューズ)で登ってきましたが、滑り止めを付けているのでそのまま歩きます。
6:32AM 東の空がだんだん明るくなってきました。
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6:32AM 東の空がだんだん明るくなってきました。
白峰南嶺の尾根と右には尖がった北岳も見えてきました。
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白峰南嶺の尾根と右には尖がった北岳も見えてきました。
6:40AM ようやく消灯。長い闇が終わりました。
6:40AM ようやく消灯。長い闇が終わりました。
2256通過。
このあたりはすこし荒れています。
このあたりはすこし荒れています。
2330で滑り止めチェンジ。左の簡易的なものから右のチェーンスパイクに交換。結局今日は最後までアプローチシューズで歩けてしまい、冬靴+ピッケル+アイゼンは背中の重しでした。。
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2330で滑り止めチェンジ。左の簡易的なものから右のチェーンスパイクに交換。結局今日は最後までアプローチシューズで歩けてしまい、冬靴+ピッケル+アイゼンは背中の重しでした。。
急登をガシガシ登っていきます。
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急登をガシガシ登っていきます。
8時になったのでラヂオの時間。もちろん箱根駅伝です。
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8時になったのでラヂオの時間。もちろん箱根駅伝です。
荒川岳が見えてきました!テンション↑↑↑
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荒川岳が見えてきました!テンション↑↑↑
2556からは笊、小笊も!ヤッホー!!
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2556からは笊、小笊も!ヤッホー!!
同じく2556、どなたかが整地した跡が。ここでのテン泊は楽しいでしょうね。
同じく2556、どなたかが整地した跡が。ここでのテン泊は楽しいでしょうね。
あそこが南峰かな??もう少し!
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あそこが南峰かな??もう少し!
最後の急登!ズボズボうまる!
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最後の急登!ズボズボうまる!
数日前にSNSで仲良くさせてもらってる方が登っているので、この踏み抜きは〇〇さんがハマった跡かな〜、、なんて考えると苦しくも楽しいwww
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数日前にSNSで仲良くさせてもらってる方が登っているので、この踏み抜きは〇〇さんがハマった跡かな〜、、なんて考えると苦しくも楽しいwww
振り返ると富士山。まさにこの時間帯に滑落されたかたの救助活動をしていた様です。美しく恐ろしい山です。
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振り返ると富士山。まさにこの時間帯に滑落されたかたの救助活動をしていた様です。美しく恐ろしい山です。
もうちょいだー!
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もうちょいだー!
到着!南峰!広々した山頂です。
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到着!南峰!広々した山頂です。
山頂からは、白河内岳、大籠岳、広河内岳、農鳥岳、北岳の展望
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山頂からは、白河内岳、大籠岳、広河内岳、農鳥岳、北岳の展望
ズーム。
さぁ北峰を目指します!山頂はもうすぐそこ、標柱も見えています。
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さぁ北峰を目指します!山頂はもうすぐそこ、標柱も見えています。
最後の登り!
笹山北峰、到着!荒川岳、蝙蝠岳、塩見岳!素晴らしい!
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笹山北峰、到着!荒川岳、蝙蝠岳、塩見岳!素晴らしい!
塩見ズーム!
蝙蝠ズーム!
荒川ズーム!
振り返ると南峰と富士山。
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振り返ると南峰と富士山。
約7か月ぶりの笹山北峰です。
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約7か月ぶりの笹山北峰です。
※去年の5月に来た時の写真。残雪の塩見&蝙蝠
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※去年の5月に来た時の写真。残雪の塩見&蝙蝠
北岳まで続く長い尾根。
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北岳まで続く長い尾根。
鳳凰三山!オベリスクも見える。
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鳳凰三山!オベリスクも見える。
笊ヶ岳まで続く長い尾根。ここは未踏だからいつか歩きたいな。
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笊ヶ岳まで続く長い尾根。ここは未踏だからいつか歩きたいな。
ずっと先には中央アルプスと、御嶽?乗鞍かな?
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ずっと先には中央アルプスと、御嶽?乗鞍かな?
自撮!(笑)
景色が素晴らしすぎて1時間も滞在してしまいました。
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景色が素晴らしすぎて1時間も滞在してしまいました。
温度計壊れてる?なぜか0℃以上ありますが、体感では-5度くらいかな。
温度計壊れてる?なぜか0℃以上ありますが、体感では-5度くらいかな。
名残惜しいですが下山します。。また来るよー!!!
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名残惜しいですが下山します。。また来るよー!!!
帰りはひたすら下ります。
帰りはひたすら下ります。
進行方向に常に富士山。
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進行方向に常に富士山。
どんどん下ります。
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どんどん下ります。
2330で昼ご飯。カップヌードルと・・・
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2330で昼ご飯。カップヌードルと・・・
酉年だから鶏しばく。
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酉年だから鶏しばく。
2200m付近では凍結した急斜面があり、滑ったらそのまま左手のガレに落ちそう。。この辺りが唯一の核心部。
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2200m付近では凍結した急斜面があり、滑ったらそのまま左手のガレに落ちそう。。この辺りが唯一の核心部。
やがて雪は消えました。
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やがて雪は消えました。
葉が全て落ちているので夏と違って明るいな〜。
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葉が全て落ちているので夏と違って明るいな〜。
白峰南嶺もこのあたりで見納め。
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白峰南嶺もこのあたりで見納め。
木の合間から奈良田の集落が見えてきました。
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木の合間から奈良田の集落が見えてきました。
送水管上の施設まで下ってきました。
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送水管上の施設まで下ってきました。
植林帯に入ればあと少し。
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植林帯に入ればあと少し。
げっざーん。
水がキレイです。
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水がキレイです。
吊り橋を渡ります。
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吊り橋を渡ります。
てくてく。てくてく。
てくてく。てくてく。
到着。お疲れヤマでしたー♪
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到着。お疲れヤマでしたー♪
町営の温泉が正月休みのため、白根館で入浴。
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町営の温泉が正月休みのため、白根館で入浴。
帰り道、月と金星がランデブー。仲良しでいいですね。
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帰り道、月と金星がランデブー。仲良しでいいですね。

感想

当初、南アルプスの茶臼岳・上河内岳に行く予定でしたが、年末に畑薙手前でまさかの土砂崩れ。。道路は復旧したものの夜間通行止規制が続いていたため。転進してダイレクト尾根からの黒河内岳に登ることにしました。
草木も眠る午前三時から登り始めたため、3時間半もの間、延々と続く肝試しのように、ひたすら闇夜の急登をビビりまくりながら登りました。ナイトハイクは何度やっても怖いし、慣れないですね(またやるんでしょうけど)。
予報では雲が多めでしたが、天気はほぼ快晴、風もさほど無く、苦労して登った甲斐もあり、笹山北峰からは超絶景の南アルプスと遠くは中ア、北アまで丸見えでした!山頂では約1時間、何もせずただひたすら景色を眺めていました。
マイナーな山だけあって正月の好天にもかかわらず、誰一人とも会うことも無く静かな山歩きが楽しめました。今年も安全に山を楽しみたいです!


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