2017-01-03 厳冬期 硫黄岳〜赤岳 縦走 殺す気か!?
- GPS
- 14:01
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 1,573m
コースタイム
- 山行
- 14:02
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:02
3:24 美濃戸山荘
4:22 堰堤広場
5:35 赤岳鉱泉
6:17 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐
6:21 ジョウゴ沢
8:37 赤岩の頭
9:17 硫黄岳
9:48 硫黄岳山荘
10:22 台座ノ頭
11:38 横岳(奥ノ院)
11:45 無名峰
11:55 横岳(三叉峰)
12:24 石尊峰
12:32 鉾岳
12:37 日ノ岳
12:45 二十三夜峰
13:04 地蔵の頭
13:06 赤岳天望荘
14:08 赤岳頂上山荘
14:28 赤岳
14:33 竜頭峰
14:36 真教寺尾根分岐
14:47 文三郎尾根分岐
15:33 行者小屋
16:18 中ノ行者小屋跡
17:18 やまのこ村
天候 | ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回はトレースあり、鎖も一部出ていました。 ただし、ルート自体、非常に分かりづらい。 ただの一般ルートの稜線歩きだと思っていくと、恐ろしい目に遇います。 初級バリエーション並みの様相ですので、ご注意下さい。 |
写真
感想
前シーズンの縦走敗退のリベンジ。
今回は、ロープやハーネス、スリング、カラビナも装備して。
だけど、風が強く、午前中は吹雪くかもしれないという予報。
北沢を歩き始めてすぐ、足がふらつき、軽いめまい、吐き気…。
インフルエンザ後、山に行っておらず、久し振りの山行なので、体がついてこられないみたい。
どこにも登らず、南沢からこのまま下山という、華麗なバナナシュートをキメてやろうか…。
赤岳鉱泉に着いて、休みながらゆっくり考える。
体調は持ち直した。
計画は非公開だし、最初からそういう計画だった事にして、硫黄岳だけ登ろうと決める。
(計画が自動的に公開されてしまった事に気付いていない。。。)
途中、上は吹雪いているという人や、登頂を諦めて下山する人達とすれ違う。
でも、硫黄岳だけでも踏んでおきたい…。
稜線に出る前に、重ね着し、装備も整えて、山頂へ。
あれ…?風が弱い…?
硫黄岳でこんなに風が無いんだったら、逆に縦走のチャンスなんじゃ…。
行くと決める。
真っ白な視界の中、コンパスを合わせ、ケルンを頼りに下り始める。
すると向こうから人影が。赤岳から縦走してきたとの事!!
『視界があるから行けますよ。』の一言が、とても心強い。
当然、トレースもあるという事。
天候的には、前回よりもだいぶ厳しいけれど、ルート状況的には、だいぶヌルい(^^;
敗退を強いられた因縁の場所にも、鎖が見えている。
それでも、練習の為にロープを使ってみる。
一人で始点と終点を行ったり来たり。
うわー、時間が掛かる…。
二度、ロープを使ったが、これを続けていたら日が暮れてしまう…。
諦めて、その後は普通に歩く事に。
冬季の硫黄岳から赤岳の間は、まるで初級バリエーションルートといった様相。
氷の張り付いた岩場を登ったり、30mロープじゃ全然足りない長さの斜面のトラバースがあったり…。
ルート自体、非常に分かりづらい。
何度も、ルートと違う所を降りかけました。
保温ボトルの紅茶を飲みきった。
アクエリアスは、カチンコチンに凍ってる。
ヤバイ…。
横岳に向かっている最中、ピークの上に山小屋が見えた。
見間違いかと思って良く見たが、やはり山小屋。
建物が3つある、しっかりした山小屋だ。
あそこで、少し休もう…。
だけど、なかなか辿り着かない。
その場所には、何もありませんでした…。
あの大きなピークすら無い…。
えっ…、俺、おかしくなりかけてる…?
内心、おののきながら、雪を食べつつ、なんとか、横岳に登頂。
横岳から、赤岳へも、やはりルートは厳しい。
赤岳展望荘は、営業していたらしいが、ドアが固くて開かなかったので、やっていないのだと思ってしまった。
飲み物が買えたのに…。
赤岳手前から、また風が強くなってきた。
八甲田山の兵隊さんが居たが、これは幻覚ではなく、コスプレだった。
紛らわしいわっ!!o(`^´*)
赤岳まで辿り着き、ホット一安心。。。
あとは文三郎尾根で行者小屋へ。
途中、今月末に行く予定の赤岳主稜を見ると、50mはありそうなダブルロープが2本、チョックストーンまで垂れ下がっている。
人影は見えない。ヤッホーしても、返事が無い…。
え…、まさかの残置…?
ちょっと怖い想像もしてしまったけど、上で結んであるって事は、登れたんだよね…?
何だろう、謎でした。
行者小屋で、さっきの兵隊と、後から来たスポーティーなお兄さんと雑談して、下山。
14時間も掛かるとは…( ̄∇ ̄*)ゞ
長い…。そして、感想も長い。
翌日、bicycleさんからメール。
当日、bicycleさんも現地に居たらしい。計画を見て驚いたとの事…。
ぎゃあー!! 14時には下山の計画が公開されてるし!!o(T□T)o
行程時間みると、やっぱりインフルの後遺症があるみたいだね。
地蔵でリタイアしないでよく赤岳まで登ったよ
まあ、時にはこんな山行もいいでしょう
山行計画見ました。
勝手に公開されてしまうの何とかならないかねえ〜
選択型にすればいいのにね。
お疲れさま〜
体力がだいぶ落ちちゃってます(ToT)
赤岳鉱泉まで2時間半も掛かるとは…。
脚も萎えちゃったかなぁ…。
でも、今回はゆっくりだったおかげで、脚の疲れはありませんでした。
地蔵尾根は、なんか怖かったのでスルーしました( ̄∇ ̄*)ゞ
計画、見られちゃってましたかー(^o^;)
寝坊して行かなかった時とか、超恥ずかしいんですよね…。
ほんと、なんとかして欲しいです。。。
病み上がりで、かなりのロングコースを計画されていたんですね〜(〃▽〃)
さすがです。
一枚目の写真、だいぶダンディじゃないですか。女子力高いsoyanoさんかと思いきや!
いいな、いいなー♪
このコース、メジャーではあるけど厳冬期に1度歩いてみたいです。
やはり夏と同じようにはいきませんね^^
小屋の幻覚が怖すぎるんですけど・・何なんですか?汗
キレイに決まったオチまでありがとうございました。笑
無雪期は日帰りピストン出来ちゃう稜線なのに、冬は大変ですね(*^^*)
ぜひぜひ、一度行ってみてください。
でも、ヤバイですよ♪
当たり前ですが、雪の量や、トレースがあるかないか、鎖が出ているか出ていないかで、難易度が全く別物に変わってしまいます。
逆回りの方が難易度が下がるみたいですよ。
あれ、やっぱり幻覚なのかなぁー…。
自分でも怖かったです。
体調不良と脱水症状の影響かなあ…?
ガスってたから、蜃気楼的な感じで赤岳展望荘が見えたとか?┐('〜`;)┌
位置的には、横岳展望荘って感じだけど(;´∀`)
2017年は、ダンディー路線でいこうと思います(ウソウソ)
まさか、同じ日に歩いてるとは(笑)
計画を先に見ておけば、連絡できたんですが、下山してから計画に気付きましたよ〰
僕は行者小屋でのんびりおでんを食べて、赤岳鉱泉で暖まってのバナナシュート下山だったので、あの真っ暗なガスがかかってる稜線を独りで歩いていたとはびっくりです!
計画倒れといえば、霞沢岳が倒れたままなので、ご一緒にどーっすか??
僕もまさか、bicycleさんが来てるとは思いませんでしたよー。
主稜の偵察?
真っ暗だったせいで、天候がよく分からなかったんだよねー…_(^^;)ゞ
行ってみたら、行けちゃった♪( ̄∇ ̄*)ゞ
霞沢岳かぁー…。
行けるとしたら、3月の2周目以降かなー。
直前で返事でも大丈夫?
本年もよろしくお願いいたします。
袈裟丸の時も今回の南八ヶ岳縦走もキッチリ再挑戦して踏破、流石です。
幻の横岳展望荘や開かずの赤岳展望荘、垂れ下がったロープ・・・
壮絶ななかにも何だかドキドキワクワクするものが感じられます。
自分も3日は北八ヶ岳でユルユルしてましたー(;^ω^)
こちらこそ、今年もよろしくお願いします!!
リベンジ成功?ですー(^^;
でも、去年と同じ状況だったら、横岳通過出来たかどうか…。
jaianさんも八ヶ岳に居たなんて!?
なんだー、連絡すれば良かったですね♪
あ…、お邪魔かな?(*≧∀≦*)
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