記録ID: 1040333
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ハイキング
近畿
東海道「石部宿〜草津宿」
2017年01月05日(木) [日帰り]
gmt66
その他2人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:14
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 19m
- 下り
- 43m
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日帰り
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 4:15
行程 13.2�辧� 行動時間 3：17。 停止時間 0：57。 計 4：14。
移動平均速 4.0��/h。 平均速 3.1km/h 。
移動平均速 4.0��/h。 平均速 3.1km/h 。
| 天候 | 晴れ時々曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
（復路）JR琵琶湖線 草津駅。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ほぼ全区間、車道歩きとなりますので、通行車両には十分注意して下さい。 |
写真
JR草津線 石部駅前です。本日は、ここからスタートして、東海道の「石部宿〜草津宿」間を歩きます。
突き当たりの、左右の通りが、東海道です。左手は、水口宿へ。右手は、草津宿方向です。
この公園は、石部町の100周年を記念する、「東海道石部宿 松並木再現事業」として、造られました。
東海道の古道と、新道「五軒茶屋道」の分岐まで、歩いてきました。
明治時代になって、復元された「古道」は、直進です。江戸時代に、迂回路として新設された「新道・五軒茶屋道」は、宮川に架かる五軒茶屋橋を渡って、左折です。
1/5 10:59
明治時代になって、復元された「古道」は、直進です。江戸時代に、迂回路として新設された「新道・五軒茶屋道」は、宮川に架かる五軒茶屋橋を渡って、左折です。
上には、国道1号線のバイパス道路が見えます。古道は、左折して、宮川を渡って行きます。ここで、古道歩きをやめて、分岐まで引き返します。
1/5 11:01
上には、国道1号線のバイパス道路が見えます。古道は、左折して、宮川を渡って行きます。ここで、古道歩きをやめて、分岐まで引き返します。
宮川に架かる、「五軒茶屋橋」を渡って、「新道・五軒茶屋道」を歩きます。
道なりに、右折しました。この様な風景で、東海道を歩いている感じが、しません。
数軒ですが、民家がありました。新道開設時に、石部宿から移転し、開店した五軒の茶屋は、どこにあったのでしょうか？ 気づきませんでした。
1/5 11:13
数軒ですが、民家がありました。新道開設時に、石部宿から移転し、開店した五軒の茶屋は、どこにあったのでしょうか？ 気づきませんでした。
この分岐は、直進です。この分岐を越えると、湖南市から栗東市に、入ります。
正面に、名神高速道路の見えるこの分岐は右折して、名神のガードをくぐります。
正面の山は、近江富士・三上山です。名神高速道路を走っていても、看板と一緒に見えます。
交差点の北西角に建つ、木製灯籠に「伊勢落」集落の案内が見えます。この交差点が、東海道の「古道」と「新道」の、再合流点です。
古道を歩いています。東に真っすぐに伸びていました。左手（北側）は、JR草津線が並行して、その向こう側には、野洲川が流れています。ここで、折り返します。
1/5 11:35
古道を歩いています。東に真っすぐに伸びていました。左手（北側）は、JR草津線が並行して、その向こう側には、野洲川が流れています。ここで、折り返します。
この地域は、栗東市になるまでは、栗太郡栗東町でした。その「栗太」を冠にした観光地、「栗太八景」が選定されていました。
カーブを曲がると、「旧和中散本舗・大角氏庭園」は、もうすぐです。
地蔵堂から出てくると、続いて福正寺がありました。石造多層塔があるとの事、見に行きます。
本舗の大きな建物の奥には、庭園もあります。前もって予約して置けば、見学することも出来ます。
本家「ぜさい」の看板が掛かる、道中薬、腹薬「和中散」の発売本舗です。現在では、製造されていませし、発売もされていません。
「和中散本舗」を振り返って見ています。広い間口の、大きな店舗です。
街道を挟んだ北側には、大角家住宅隠居所がありましたが、板塀で囲まれていて、カットが決まらず、写真に撮っていません！
「旧和中散本舗」から少し歩くと、六地蔵の交差点に、出て来ました。
十字路交差点に、各方向一基づつの信号灯です。珍しいので撮りました。
これも、大きな商家です。道端に、「手原醤油」顕彰碑が建っていました。醤油醸造元の様です。
稲荷神社前に、やって来ました。様々な案内碑が、建てられています。
右手から、横断歩道を渡って来ました。左手の奥は、JR草津線の手原駅です。
街道上を、東経136度子午線が横切っていました。東経135度線は、明石市内を横切っています。1度違いです。
川辺集落に、入って来ました。川辺・川邊姓の民家がたくさんありました。
堤の向こう側には、金勝川（こんぜがわ）が流れていました。その更に向こう側には、「目川池（めかわいけ）」がありますが、堤に邪魔されて見る事が、出来ませんでした。
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1/5 13:24
堤の向こう側には、金勝川（こんぜがわ）が流れていました。その更に向こう側には、「目川池（めかわいけ）」がありますが、堤に邪魔されて見る事が、出来ませんでした。
交差点には、帝産バスの「坊袋（ぼうぶくろ）」バス停がありました。
東海道の「一里塚」は、街道の両側に設けられていたと書かれています。一里塚が街道の左右に、一対で造られていたという事を、この「立て札」で初めて知りました。「本日一番の、大収穫です！」
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1/5 13:50
東海道の「一里塚」は、街道の両側に設けられていたと書かれています。一里塚が街道の左右に、一対で造られていたという事を、この「立て札」で初めて知りました。「本日一番の、大収穫です！」
この「立て札」にも、詳しく説明されています。読んでみるものですね！
「田楽発祥の地」の碑が、建っていました。田楽茶屋「元伊勢屋跡」です。
田楽茶屋の三軒目、「京伊勢屋跡」です。いずれの田楽茶屋も、現在営業されていないのが、残念です。
酒店の前を、通ります。引き寄せられそうになりますが、我慢我慢です！
従来は、ここから左手の旧草津川堤防に登って行ったようです。現在は、国道1号線の旧草津川トンネル撤去工事の為に、通行止めになっています。迂回路を歩いて、西に向かいます。
1/5 14:14
従来は、ここから左手の旧草津川堤防に登って行ったようです。現在は、国道1号線の旧草津川トンネル撤去工事の為に、通行止めになっています。迂回路を歩いて、西に向かいます。
ありがたいことです！ 工事による通行止めの、迂回路が掲示されていました。
陸橋に登って来ました。旧草津川堤防の下を、くぐっていた国道1号線の隧道跡です。右半分は、開削されて堤防もなくなっていました。
草津の町を南北に隔てていた、天井川の大きな壁がなくなると、スッキリした感じがします。
陸橋を降りて、少し西に歩きます。この分岐で左折して、旧草津川の堤防に登ります。案内標識はありません。角に、山田整骨院の看板が出ていました。
1/5 14:22
陸橋を降りて、少し西に歩きます。この分岐で左折して、旧草津川の堤防に登ります。案内標識はありません。角に、山田整骨院の看板が出ていました。
旧草津川堤防の、上流方面です。築山が造られています。緑地か公園に、なるのでしょうか？
旧草津川堤防の上を、北から南に横断しました。左手には、「火袋付き道標」。右手には、新しく建て直されたされた地蔵堂が見えます。
東海道の、旧草津川左岸の堤防上に建つ、「火袋付き石造道標」です。
道標の上流側（東側）から、下流側を見ています。この道標は、街道を挟んだ右手（北側）に、建てられていたようです。
旧草津川堤防の左岸から、草津宿の「追分道標」目指して、下って行きます。
突き当りに、T字型の交差点が見えて来ました。北東角に、「追分道標」の建つ、東海道と中仙道の分岐点（合流点）です。
分岐点（合流点）に出て来ました。右手を見ると、追分道標と、旧草津川をくぐるトンネルが見えます。
草津川隧道（トンネル）の由来です。隧道の開通によって、中仙道方面へ行くには、従来の「堤防へ登り、更に河原に降りて、徒歩で草津川を渡る」といった事が無くなり、大変便利になりました。
1/5 14:36
草津川隧道（トンネル）の由来です。隧道の開通によって、中仙道方面へ行くには、従来の「堤防へ登り、更に河原に降りて、徒歩で草津川を渡る」といった事が無くなり、大変便利になりました。
東海道と中仙道の分岐点の、「追分道標」です。「右、東海道 いせみち」。
草津川をくぐる隧道が出来るまでは、高札場と延命地蔵横の階段付近から、草津川の堤防に登り、更に河原に降りて、渡っていたようです。
東海道と、中山道の分岐点（合流点）の南東角にある、草津市民センター前です。市民センター前には、案内板、ポスト、歌碑等、たくさんの掲示物や展示物があります。
1/5 14:39
東海道と、中山道の分岐点（合流点）の南東角にある、草津市民センター前です。市民センター前には、案内板、ポスト、歌碑等、たくさんの掲示物や展示物があります。
黒色の「書状集箱」が、設置されていました。郵便創業時のポスト型を模しています。このポストは、他の赤いポストと同様に、回収が行われています。
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1/5 14:39
黒色の「書状集箱」が、設置されていました。郵便創業時のポスト型を模しています。このポストは、他の赤いポストと同様に、回収が行われています。
草津市民センター前から「草津宿本陣跡」は、斜め前方に見えています。
旧草津川の隧道を南から北へくぐり、中仙道の一部を歩いて、JR草津駅に向かいます。
隧道を出た、旧草津川堤防北側の様子です。隧道西側の堤防が開削されて、無くなっていました。そこに歩道橋が架けられて、昇降用のエレベーターが設置されていました。
1/5 14:47
隧道を出た、旧草津川堤防北側の様子です。隧道西側の堤防が開削されて、無くなっていました。そこに歩道橋が架けられて、昇降用のエレベーターが設置されていました。
隧道を北側に出ると、中仙道は、二つのアーケード街の中を通って行きます。その中に、中仙道の案内板が、建てられていました。
駅前の交差点に出て来ました。ここで左折して、JR草津駅に向かいます。
感想
東海道「石部宿〜草津宿」間を、歩いてきました。国道1号線付近の、旧草津川堤防上を歩く区間が、旧草津川の付け替えによる廃川と、緑地化工事に依って、大きく変貌しています。工事が始まる前に、歩けなかったのが、残念です。また、野洲川の流域沿いに歩く東海道は、「松尾の渡し」、「横田の渡し」等、野洲川の影響を大きく受けていますが、この区間にもありました。石部宿の「西縄手」を出て、西側にある次の「伊勢落」集落に向う時、南側から丘陵地の小山が突出しており、山裾の野洲川沿いに東海道（古道）が造られましたが、川が氾濫し通れなくなりました。そこで遠回りになりますが、前記の丘陵地を南に迂回して、「伊勢落」集落に向う道（新道・五軒茶屋道）が、造られました。尚、古道は明治時代になって整備、復元されました。、本日は、江戸時代に利用された「新道・五軒茶屋道」を歩いてみました。何気なく歩いている道も、強大な自然の力に対応しながら造られている事を、学びました。
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