羅臼岳 標高900mで敗退
- GPS
- 05:19
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 757m
- 下り
- 739m
コースタイム
9:50 標高900m付近 敗退
11:00 熊の湯
天候 | 快晴ただし強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取付きは知床大橋渡る→羅臼川右岸→砂防ダムで左岸へ渡渉→登山川右岸尾根へ取付く、がよさそう。 登山川左岸からは行けなくはないけどややリスク高め。 |
写真
感想
前日知床岳で同行者が膝を痛めてしまったため、単独行。
知床大橋をくぐり登山川左岸へ取り付き、すぐにスノーブリッジで右岸へ渡る。
両岸共に急傾斜であまり良くない。
急傾斜を登り切ると傾斜は落ち、その後は傾斜の緩いところを探して登る感じとなる。
ほどなくクライマーズレフトからきたトレースと合流。どこから上がってきたんやろか?
ここからしばらくこのトレースを追う。
上まで行ってたら案外楽勝?とか思ってるとそう甘くもなく、ほどなくなぜかトレースが引き返した…
しょうがないのでやっぱり自分で線を引く。
別になきゃないで、ない方が楽しいのだが
あるのに無視するのはそれはそれでなかなか勇気が要ったりする。
急傾斜の尾根に左側から取り付き、ジグを切って登り詰める。
斜面を選べば雪は柔らかく、クトーなしでもなんとかなる。
尾根に乗ってからは斜面が南東ということもあり雪の状態はよく、すいすい。
行く先に羅臼岳が見えてきたが、えらいことになってる。
山頂付近は強風のせいと思われる雪煙で覆われている。
風も強くなってきたがまだ行動できないほどではない。
標高800mを超え、知床峠に続くプラトーに出た。
この辺から風が強くなってきた。
比較的風を防げる場所に隠れ、ジャケットを着る。
しばらく進んでみたが、強風でまったく先へ進めなくなる。
もがいてみたが、同じ場所で風に押し流されてすっ転ぶだけ。
相変わらず羅臼は雪煙に包まれたまま。
こりゃずっとこれだと無理だ、と思いここで敗退決定。
クトーをつけたまま一段下の風がマシになるところまで這々の体で逃げ帰る。
あーすげぇ強風だったなぁ。
さすが知床の主稜線…。
ま、状況いい時にまた来るか。
とっとと滑走に入る。
主に往路を戻るが、南東面だが程良く柔らかく、強風で飛ばされてきたと思われる雪がたまった斜面もありなかなか快適滑
走できた。
傾斜が急になってからはやや樹林の密度が上がり、その後は木の間を縫うように標高を下げる。
最後の方は傾斜も落ち雪質も悪かったがまぁこなしながら降りる。
先行トレースはどこに降りてるんだろうと思い見に行くと、羅臼川を砂防ダムで渡って知床大橋の向こう側へ出ていた。
なるほどね。こっちの方が楽かも。
感想:知床の風はハンパない。
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