小旭岳・旭岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,438m
コースタイム
天候 | 快晴 / 標高1800m辺りより上は風強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
計画では凡忠別岳を登る予定だった。凡忠別岳は大雪山の稜線に囲まれた真ん中にある超広い尾根を持つ標高1821mの山。夏道は無く積雪期に登るのが普通だと思う。
2014年5月に今回と逆ルート?で登ろうとしたときは取り付きの沢が渡れずあきらめてしまった。(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-446721.html)
厳冬期だったら完全に沢も埋まっているだろうと予想してこの時期に来てみたけど、結果全く埋まっておらず前回と同じく沢を渡ることが出来なかった。沢に入る用の渡渉道具?も持ってきていなかったため、今回も前回とほぼ同じ地点で撤退となった。
まあ結果的には沢は渡れたのだけど、一つ目の沢がかなり上流方向まで戻らないと渡れなかったため面倒になってしまったというのが正確なところ。(二つの沢を渡る必要があり)
という訳で、凡忠別岳はスパッとあきらめて小旭岳経由で旭岳へ登って滑ってみることとした。
スタートは旭岳ロープウェイの山麓駅。手元の温度計でマイナス15度と寒い朝だった。朝方は雲が多め、その後は雲一つない快晴の空となった。
まずは凡忠別岳の取り付きまで旭岳の裾野をひたすら進む。ラッセルはヒザぐらいと結構深くてしんどかった。
凡忠別岳を諦めたあとは小旭岳へ向けて登る。小旭岳の山頂付近まで登ってようやくラッセルから解放。その後、旭岳山頂まではクラスト斜面。快晴の空で360度のパノラマ風景を見ながらの登りだった。あまりにも素晴らしい景色で何度も立ち止まって景色を見ていたので、なかなか前に進めなかった。
標高1800mを越えた辺りから風が出てくる。強風なうえにかなり冷たい風で超寒かった。旭岳山頂では写真を数枚写しただけですぐに下りた。
少し下ったところでシールを外す。右ブーツの滑降モードへ切り替え部分が凍り付いてしまい歩行モードで滑ることとなってしまった。いつもはストックで叩くか蹴りを入れれば切り替わるのに、この日はどうやっても無理だった。滑りにくかった。
姿見まで下りるとスキーヤーがたくさん見えて賑やかな雰囲気だった。最後はスキーコースを滑った。
凡忠別岳にも行けず滑りもイマイチ楽しめなかったけど、それ以外は快晴の空で素晴らしい雪山ハイキング?を満喫することが出来た。凡忠別岳は無難?に忠別岳から縦走してみることにしようかな…。
コメント
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お疲れ様です。
僕も同じルートで凡忠別岳の西側の尾根を歩いてみたいと思っていました。
尾根の西端から取り付くために苦労した事がログから伺えます。
1本目渡ってそのまま真東に行って2本目渡って、
そこから沢沿いに南に行って3本目を渡ってようやく尾根取り付きという具合ですね。
忠別岳から歩いてくれば山頂は踏めそうですが、
やっぱりあの尾根を歩いて凡忠別岳に立つ、というのが楽しそうですよね。
pakuminさん
こんにちは。
そうなんです。アプローチも長いし滑りを楽しめるような山ではないですが、あの尾根を歩いてみたいんですよね。あそこを歩きながら大雪山の山々を眺めてみたいと思っています。
沢の渡渉については、少し努力すれば渡れそうな場所はいくつかあったので、ちょっと根性が足りなかったかなと後悔しています。pakuminさんだったら余裕で渡れると思いますよ。
はじめまして.
冬ならではのルートですね.私は春先にこの辺りを何度か滑りましたが,この時期にこんな素晴らしい天気の山行羨ましい限りです.
zepsさん
はじめまして。こんにちは。
この日は山へ行く予定ではなかったのですが快晴の予報だったので急遽予定を変更しました。無理をして出かけて良かったです。
大雪山の雄大な景色は何度見てもいいですね。心が洗われました。
こんにちは、今から15年くらい前にスキーで同じコースを登り小旭岳の手前で引き返しましたが、先行グループは、忠別岳のほうに向かっていきました、
このコースから見る景色は、とても好きです。
最近は、山スキーと撮影が共存できないので、行けていません。
レコにより、記憶が蘇りました。ありがとうございます。
こんにちは
夜の素晴らしい写真にいつも感動しています!
普段なかなか見ることが出来ない場所から見る大雪山の風景もいいもんですよね。
特に冬は寒いし荷物も増えるしで、撮影を優先するかスキーを優先するか難しいところですね。山からの帰宅後自分で写した写真を見ていつもがっかりしているので、写真のうまい方は尊敬します。
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