刈田岳・すみかわからSKIMO

2017年01月10日(火) [日帰り]

• GPS: 03:33
• 距離: 17.5km
• 登り: 676m
• 下り: 665m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:33

7:32 スタート地点
8:07 8:07 聖山平
8:34 8:34 大黒天登山口
9:04 9:04 刈田峠路側帯駐車場
9:08 9:08 刈田峠登山口
9:36 9:36 刈田岳
9:41 9:41 蔵王レストハウス内避難小屋
9:47 9:55 刈田岳
9:57 9:59 蔵王レストハウス内避難小屋
10:19 10:21 刈田峠登山口
10:34 10:35 大黒天登山口
11:05 ゴール地点

天候

快晴強風

コース状況／危険箇所等

ゲレンデの雪は1/10現在、あとみゲレンデ80cm、すみかわゲレンデ65cm。
小雪だった一昨年の年末くらいの状況です。
ゲレンデには、こまかなブッシュが見られますし、ショートカットはまだまだ雪が足りていない感じです。

その他周辺情報

遠刈田の熱い湯が苦手なら、川崎町の青根温泉へどうぞ。
すみかわから15km弱。
町営の「じゃっぽの湯・310円」や「とだ家・500円」などがおすすめです。

写真

本日は、山岳スキーレース用のセットで。
ヨーロッパでは大人気のスポーツで、日本国内でも注目を浴びるようになってきました。
最近では、SKIMO(スキーモ)と呼ばれています。
私の道具で片足2,225gと、ゲレンデスキーの板のみの重さ並
　スキー　　　　790g
　ビンディング　175g
　ブーツ　　　1,260g

朝日とゲレンデ
風は強いけれど、気持ちいい景色です。

あとみゲレンデ
もう少しで積雪1m。
まだまだ起伏がはっきりと目立ち、テクニカルな印象です。

きたきたきたー
今朝は、高速道路から不忘山も屏風岳も水引入道も馬ノ神岳も後烏帽子岳もキレイに見えていましたが、刈田岳はまだ雲がとれず。

銀色の遙かな道

今日も元気、高床式

本日の大黒天
バスは来ません…
12/31に比べてだいぶたまりました。
アスファルトもすっかり隠れています。

予想通りの展望
風の感じや空の気配から、刈田岳の雲もとれるだろうと思っていましたが、どんぴしゃりです。
ステキだ。

樹氷もこれから、これから。
まだまだシーズン続きますので、じっくり成長してね。

刈田岳の避難小屋が見えてきました。
エコーラインは、圧雪路面でスキーランニングも快調です。

井戸沢
帰りは井戸沢を滑ろうかと思いましたが、風と積雪量とで諦めました。
行けないことはなかったのですが、ドロップポイントまで石が飛び出しているところもあり、板を大事に思ってのことです。

樹氷原
明日以降、寒波到来で成長も進むでしょう。
風も雪も適度に欲しいですし、とにかく気温が高いのは勘弁してね。

肉眼だとはっきり見えていましたが、奥に朝日連峰です。
祝瓶山は同定できず…残念!

一時停止
守ります。

南蔵王縦走路
風がなければ、こちらに行くのもありでした。
もっと樹氷が成長したら、もふもふの雪が積もる樹氷原に飛び込みたいですね。

料金所
スキーは無料で通過できます。

山形県もキレイだ!!

刈田嶺神社
近いようでいて、遠い。
エコーラインとハイライン経由は遠回りなのです。

エビ発達中

春までバスは来ない
山頂レストハウス。

刈田嶺神社
グリーンシーズンは、いとも簡単に来ることができる、見ることができる景色。
それだけに、厳冬期に訪れることの価値は高いと思うのです。

山頂での儀式
スキーブーツであろうと、ちゃんと飛びます。

ビーーーーっとはがします。
山岳スキーレースを象徴するシーンのひとつ。
スキーの滑走面に貼り付けたクライミングスキン(シール)という滑り止めを立ったまま、スキーを履いたままはがします。
これがまたかっこいいのです。

あっという間に観光ツアーコースとあとみゲレンデの合流点

リフト絶賛稼働中
ほとんどスノーボードでした…
スキーヤーも遊びにきてね。

あとみゲレンデトップからの景色
さ、ドロップインだ!!

感想

cafemonte

北へ行くか、南へ行くか…
このところクロスカントリースキーばかりだったので、そろそろSKIMOのトレーニングもしないと…
とはいえ、雪のあるところ探さないといけないし。

北なら網張温泉スキー場から三石山をテレマークでという計画でしたが、あいにく雫石近辺は風が相当強いよう。
実際どうだったかは分かりませんが、スキー場のデータを見る限り曇りだったようです。

10日ぶりに訪れた刈田岳。
その時より、確かに雪の量は増えています。
2倍くらいは増えていると思いますので、スキー場としてはホッとしたところでしょう。
無事に全コースオープンできていますし、ベースの標高が高いのも手伝って、雪質もなかなかです。

センターハウスから出発で、やはり前回同様観光ツアーコースを登ります。
ステップソールに比べると、クライミングスキンのほうが明らかによく登ります。
当たり前ですが…
トレーニングと言いつつ、結構写真を撮りながら、立ち止まりながら、景色を眺めながら登っていましたので、2時間20分ほど費やして刈田嶺神社に到着。
残念ながら御釜は見えませんでしたし、熊野岳方面も雲の中。
それでも南蔵王方面がとても、とても美しく見えましたし、朝日連峰や船形連峰の展望にも恵まれて幸せな気分で滑走できました。

今シーズンに入ってから、初めてかかとを固定するスキー用具をチョイスしました。
雪が少なかったこともあり、なかなかシーズンインできずにいた道具たちもやっと出番です。
柔らかいブーツばかり履いていたので、久しぶりのプラブーツに足もびっくりしたような、しないような…