雌阿寒岳【真冬の感動】
- GPS
- 04:37
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 828m
- 下り
- 829m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特別ありません この日は踏み固められたトレースがあり、スノーシューは不要でした。アイゼン、ポール、ピッケルは必要でしょう |
その他周辺情報 | 野中温泉別館 日帰り入浴350円/10:00〜20:00 |
写真
感想
「どうして山に登るの?」そんな質問をされた方はきっと多いと思いますが、私なら迷わずに「無限大の感動があるから」と答えています。しかし山をやらない方にはピンと来ないようですね(苦笑)
さて、そんな感動をこの日の雌阿寒岳は用意してくれました。天気予報では登山指数A。珍しく風が弱い・・・
密かに期待しながら未だ暗い道を雌阿寒岳に向かい走行していくと徐々に明るくなり始め、雌阿寒岳と阿寒富士が見えた時には思わず歓声を上げてしまいました。
しかし大変厳しい寒さで、途中の足寄町の芽登を通過した時には−26℃まで下がっていました。でもこんな冷え込んだ時こそベストな日が多いんですね・・・
野中温泉の登山口から入山すると前情報の通りしっかりと踏み固められたトレースが続いていました。私はツボ足のまま登り、樹林帯から抜け出した辺りで広がる景色にとても感動しました。特に大雪山から日高山脈にかけて距離感が近く感じ、そして細かく見えました。
ハイマツ帯をトラバースして大沢を渡ると本格的な登りが始まります。アイゼンを装着して眼下の真っ白なオンネトーを眺めながら高度を気持ちよく上げて行くと、本格的なカメラを手にした男性が下山してきました。半ば強引に私のコーヒーを飲んでもらいながら素晴らしい景色の中、この日の感動を共に歓びました。
9合目まで登ると初めて火口の縁に出ます。凄い轟音で噴き出す噴気ガスは活火山らしく、私の大好きな光景です。そして火口に沿って少しだけ頑張ると雌阿寒岳頂上。この時南の方角にキラキラと輝く太平洋が目に飛び込んだとき、最大の感動が訪れました。
360度どこを見回しても絵葉書のような風景。ただ噴気ガスの流れる方向で雄阿寒岳と知床方向だけははっきりと確認出来ませんでした。
それでも剣ヶ峰からも噴き出す噴気ガスや真っ白に広がる阿寒湖、再び南に目を移すと遥か水平線までキラキラと輝く太平洋・・・
紺碧の空の下、また忘れられない素晴らしい思い出が加わりました。
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