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Yamareco

記録ID: 1046416
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積雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

天城山 万二郎岳万三郎岳

2017年01月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:05
距離
10.3km
登り
856m
下り
844m

コースタイム

09:00 天城高原登山者専用駐車場⇒ 09:20 四辻分岐⇒ 
09:40 崩壊地横断⇒ 10:10 万二郎岳⇒ 10:30 馬の背⇒
10:55 石楠立(はなだて)⇒ 11:35 万三郎岳⇒ 
11:40 万三郎岳下分岐⇒ 11:50 片瀬峠⇒ 
12:00 小岳 12:40⇒ 12:55 片瀬峠⇒ 
13:10 万三郎岳下分岐⇒ 13:15 万三郎岳⇒ 
13:35 石楠立(はなだて)⇒ 13:55 馬の背⇒ 
14:15 万二郎岳⇒ 14:30 崩壊地横断⇒
14:50 四辻分岐⇒ 15:05 天城高原登山者専用駐車場
天候 晴れ 風強
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊豆スカイライン天城高原より静岡県道111号線に入り天城高原別荘地を通過、天城高原ゴルフクラブハウス手前の登山者専用駐車場に車を置きました。
車道は除雪されてノーマルタイヤでも支障が有りませんでした。
駐車場内のトイレは冬季閉鎖されていました。
コース状況/
危険箇所等
 駐車場でスパッツとアイゼンを装着して登山口から登り始めました。
 登山口より積雪があり寒気が入り風が強く吹いて体感気温はかなり低く「寒い」と言う感じでした。
  万二郎岳付近に近づくと風が直接当たりフードを被らないと顔が寒さで痛く「馬の背」までは厳しい行程でした。
 万三郎岳に近づくにつ積雪は多くなり風も容赦なく当たるようになりました。
 万三郎岳山頂付近は風が強く昼食を採るには寒すぎるのでもう少し先の小岳まで足を延ばすことにしました。
 小岳までは雪が乾燥していてさらさらのパウダー状で歩きやすく気持ち良い歩行になりました。
 昼食時は寒さのため手がかじかみ動作も鈍くなり早々に切り上げ万三郎岳に戻る事にしました。
 積雪が多いいので万三郎岳からは巻道は危険が伴うので往路で利用した稜線を戻り天城高原駐車場に向かいました。
天城高原登山者専用駐車場
2017年01月14日 09:00撮影 by  DSC-WX200, SONY
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天城高原登山者専用駐車場
天城山縦走路起終点
登山口から積雪がありました。
アイゼンを装着した方が安全に歩行できます。
2017年01月14日 09:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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天城山縦走路起終点
登山口から積雪がありました。
アイゼンを装着した方が安全に歩行できます。
登山口を少し進んだ歩道
融けた雪が凍ってばりばりでした。
2017年01月14日 09:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
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登山口を少し進んだ歩道
融けた雪が凍ってばりばりでした。
四辻分岐
万二郎方面に向かいました。
2017年01月14日 09:17撮影 by  DSC-WX200, SONY
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四辻分岐
万二郎方面に向かいました。
歩道横の涸沢
登り詰めると崩壊地に至ります。
2017年01月14日 09:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
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歩道横の涸沢
登り詰めると崩壊地に至ります。
崩壊地上部を望む。
2017年01月14日 09:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
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崩壊地上部を望む。
崩壊地横断
2017年01月14日 10:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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崩壊地横断
円錐形の火山大室山と相模灘を望む。
海に流れ出した溶岩台地は現在は伊豆高原となりたくさんの住居が立ち並び自然を生かした街になっています。
2017年01月14日 10:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
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円錐形の火山大室山と相模灘を望む。
海に流れ出した溶岩台地は現在は伊豆高原となりたくさんの住居が立ち並び自然を生かした街になっています。
アンテナ施設が見える遠笠山
沖に見える伊豆大島。
2017年01月14日 10:04撮影 by  DSC-WX200, SONY
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アンテナ施設が見える遠笠山
沖に見える伊豆大島。
万二郎山頂 標高1299m
2017年01月14日 10:08撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万二郎山頂 標高1299m
凍てつく樹床
2017年01月14日 10:11撮影 by  DSC-WX200, SONY
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凍てつく樹床
万二郎山頂を少し下がった岩場から馬の背方面
1325mピークの奥に万三郎岳さらに奥は小岳(戸塚山)
2017年01月14日 10:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万二郎山頂を少し下がった岩場から馬の背方面
1325mピークの奥に万三郎岳さらに奥は小岳(戸塚山)
三筋山の稜線には風力発電の風車が回っていました。
大事な山の自然を壊す人工物は国立公園の伊豆には不向きです。
2017年01月14日 10:19撮影 by  DSC-WX200, SONY
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三筋山の稜線には風力発電の風車が回っていました。
大事な山の自然を壊す人工物は国立公園の伊豆には不向きです。
風が強く当たり積雪も増してきました。
2017年01月14日 10:21撮影 by  DSC-WX200, SONY
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風が強く当たり積雪も増してきました。
岩場に架かるハシゴ
2017年01月14日 10:27撮影 by  DSC-WX200, SONY
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岩場に架かるハシゴ
岩場から万二郎岳を振り返る。
2017年01月14日 10:28撮影 by  DSC-WX200, SONY
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岩場から万二郎岳を振り返る。
馬の背標示板
麓の中伊豆方面から見ると馬の背中のように見える鞍部。
2017年01月14日 10:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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馬の背標示板
麓の中伊豆方面から見ると馬の背中のように見える鞍部。
氷が付着したアセビ
2017年01月14日 10:29撮影 by  DSC-WX200, SONY
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氷が付着したアセビ
馬の背付近から崩壊地とゴルフコース
2017年01月14日 10:30撮影 by  DSC-WX200, SONY
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馬の背付近から崩壊地とゴルフコース
アセビのトンネル
アセビは「馬酔木」馬が食べると酔ったようにふらつき状態になるそうです。
毒性があり日本鹿も食べないので分布が広がって行きそうです。
2017年01月14日 10:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
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アセビのトンネル
アセビは「馬酔木」馬が食べると酔ったようにふらつき状態になるそうです。
毒性があり日本鹿も食べないので分布が広がって行きそうです。
万三郎岳に近づいて来ました。
2017年01月14日 10:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳に近づいて来ました。
積雪の岩場に架かるハシゴを下がりました。
2017年01月14日 10:50撮影 by  DSC-WX200, SONY
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積雪の岩場に架かるハシゴを下がりました。
短いハシゴが三個架かっていました。
2017年01月14日 10:51撮影 by  DSC-WX200, SONY
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短いハシゴが三個架かっていました。
石楠立(はなだて)
2017年01月14日 10:54撮影 by  DSC-WX200, SONY
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石楠立(はなだて)
稜線の歩道
2017年01月14日 10:59撮影 by  DSC-WX200, SONY
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稜線の歩道
万三郎岳山頂付近では一番と言えた古代木のブナでした。
2017年01月14日 11:13撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳山頂付近では一番と言えた古代木のブナでした。
立ち並ぶブナの大木
2017年01月14日 11:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
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立ち並ぶブナの大木
立ち並ぶブナの枝ぶり
2017年01月14日 11:14撮影 by  DSC-WX200, SONY
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立ち並ぶブナの枝ぶり
万三郎岳直下付近まで登って来ました。
2017年01月14日 11:22撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳直下付近まで登って来ました。
のどかなな気分で登る歩道
2017年01月14日 11:25撮影 by  DSC-WX200, SONY
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のどかなな気分で登る歩道
枝に付いた氷が落下した歩道。
陽が差し込み温度が上ると枝から落ちるのでその時の通過には頭を保護する帽子かヘルメットが必要です。
2017年01月14日 11:26撮影 by  DSC-WX200, SONY
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枝に付いた氷が落下した歩道。
陽が差し込み温度が上ると枝から落ちるのでその時の通過には頭を保護する帽子かヘルメットが必要です。
伊東市方面
2017年01月14日 11:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
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伊東市方面
珍しく誰もいなかった万三郎岳山頂 標高1405.3m
2017年01月14日 11:32撮影 by  DSC-WX200, SONY
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珍しく誰もいなかった万三郎岳山頂 標高1405.3m
万三郎岳下分岐標示板
2017年01月14日 11:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳下分岐標示板
ふかふかな雪に変わりました。
2017年01月14日 11:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ふかふかな雪に変わりました。
ブナとヒメシャラの若い混合林
2017年01月14日 11:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
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ブナとヒメシャラの若い混合林
風が強いが気持ち良い歩行が出来ました。
2017年01月14日 11:43撮影 by  DSC-WX200, SONY
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風が強いが気持ち良い歩行が出来ました。
片瀬峠の標示板
2017年01月14日 11:49撮影 by  DSC-WX200, SONY
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片瀬峠の標示板
万三郎岳方面を振り返る。
2017年01月14日 11:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳方面を振り返る。
小岳付近の小ぶりなブナの密林
2017年01月14日 11:56撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小岳付近の小ぶりなブナの密林
小岳(戸塚山)標高1360m
東海岸地域の人達は戸塚山と呼んでいるようです。
2017年01月14日 11:57撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小岳(戸塚山)標高1360m
東海岸地域の人達は戸塚山と呼んでいるようです。
小岳から少し戸塚峠方面に下がりました。
2017年01月14日 12:31撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小岳から少し戸塚峠方面に下がりました。
天城山の奇木「ヘビブナ」
2017年01月14日 12:33撮影 by  DSC-WX200, SONY
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天城山の奇木「ヘビブナ」
反対側より見た「ヘビブナ」
2017年01月14日 12:39撮影 by  DSC-WX200, SONY
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反対側より見た「ヘビブナ」
後ろから
2017年01月14日 12:40撮影 by  DSC-WX200, SONY
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後ろから
小岳へ戻ります。
2017年01月14日 12:42撮影 by  DSC-WX200, SONY
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小岳へ戻ります。
冷たいけれど気分は最高。
2017年01月14日 12:53撮影 by  DSC-WX200, SONY
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冷たいけれど気分は最高。
この森は新緑の春紅葉の秋来ても楽しめる天然林です。
2017年01月14日 13:01撮影 by  DSC-WX200, SONY
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この森は新緑の春紅葉の秋来ても楽しめる天然林です。
万三郎岳方面に戻っています。
2017年01月14日 13:02撮影 by  DSC-WX200, SONY
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万三郎岳方面に戻っています。
再びアセビのトンネルを通過しました。
2017年01月14日 13:46撮影 by  DSC-WX200, SONY
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再びアセビのトンネルを通過しました。
一番奥に見える小岳から万二郎岳中腹付近まで戻って来ました。
2017年01月14日 14:05撮影 by  DSC-WX200, SONY
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一番奥に見える小岳から万二郎岳中腹付近まで戻って来ました。
登り切ると万二郎岳。
白い風花が舞ってきました。
2017年01月14日 14:07撮影 by  DSC-WX200, SONY
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登り切ると万二郎岳。
白い風花が舞ってきました。
細かい雪が降って来ました。
2017年01月14日 14:38撮影 by  DSC-WX200, SONY
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細かい雪が降って来ました。
天城高原登山者専用駐車場に戻りました。
2017年01月14日 15:03撮影 by  DSC-WX200, SONY
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天城高原登山者専用駐車場に戻りました。

感想

 積雪時に天城高原に入るには車道が除雪されていないと車で駐車場まで上がるのは困難で、きれいな樹氷の森を見るのは中々上手くいきません。 天城山は温暖な地域の山なので寒波が入り太平洋側の八丈島より内を低気圧が通過しないと雪になりません。
 雪が積もってっても枝に着いた雪は太陽に照らされると落下して終い踏み跡などは消えてしまいます。
 天城山の雪は湿り気が多く特に春先の雪は重くブナの枝などはバキバキに折り弱っている老木を根こそぎひっくり返してしまいます。
 今回の雪質は乾燥していて小岳付近はパウダー状で初めての体験でした。
 天城山中で最低気温−8〜9°cは体験していますが、週末にかけて今季一番の寒波に伴う風が吹き体感気温はさらに低くなり行動中でも直に風が当たる顔は冷たく痛さを感じました。
 アイゼンを装着して行動したので傾斜面でも滑らず自由に歩け無雪期より歩き易い山行でした。
 脚の状態は良く間隔を空けずに山行を続けて行けば計画している夏山を楽しむ事が出来そうです。

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未入力 未入力 [日帰り]
万三郎
利用交通機関:
技術レベル
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体力レベル
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天城山 周回(万三郎岳&万二郎岳)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
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