高見山 寒波到来で寒さに降参です。
- GPS
- 06:07
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,020m
- 下り
- 1,021m
コースタイム
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 6:06
759-805 高見杉
831杉谷平野分岐
925-57 高見山
1041-1122 大峠
1152 小峠
1210 杉谷平野分岐
1236-44 高見杉
1320 たかすみ温泉
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 出552 着648 水分消費50ml ケストレル48 シェルパ |
---|
感想
今週末は漸くの寒波が到来する・・・
そんな訳であまり天気はよさそうではないけれど
雪と霧氷を求めて今回は「高見山」に来た。
数えてみるともうこの山に今までに15回も登っていた。
「ならば今日で16回目の高見山か・・・」そんなことを考えながら
「たかすみ温泉」の駐車場で歩く準備を終えて歩き始めようとすると
どこかから私の名前を呼ぶ声がした・・・
声の主は、ぽおさんとkote2さんだった。(*’▽’)
少しだけ話をしてから私だけ先にスタートさせてもらった。
まあ、健脚な2人なので「高見杉」までには追いつかれるだろうが・・・
歩き始めた登山道の積雪状況と言えば、思っていたほどでもなくて
「高見杉」からはチェーンスパイクを履いて歩いた。
そして山頂までもその装備で登ることができた。
健脚な2人がそのうちに追いついて追い越して行くだろうと
少しばかり意識を後方に持ちながら歩き続けた。
やがて、高度が上がる連れ積雪は吹き溜まりでは膝近くまでもある箇所もあり
それに伴って吹き付ける風もどんどん冷たくなってきた。
空はと言えばわかっていたことだが終始曇り空・・・
晴れてくれそうな気配なんて一つもない。(*´Д`)
山頂が近づくにつれて風はやがて暴風となり、私に容赦なく襲いかかってきた。
霧氷の破片が顔に当たりその痛みと手足の指先が冷え切って
やがて感覚がなくなってきた。そして、思わず顔をしかめながら歩き続けた。
山頂の手前では比較的大きな霧氷を見つけて
それをカメラに写そうとしても操作する手が寒さで上手く動かすことはできなかった。
苛立たしくて、早くこの耐え難い寒さから逃れたい気持ちとなって
最後は足早に山頂下の避難小屋へと飛び込んだ。
避難小屋の中は暖かいとまでは言えないが
先ほどまでの耐え難い寒さから比べたらまるでそこは天国だった。(^.^)
登山者が多い時には満員電車になってしまうけれども。(*^^*)
健脚な2人がまだ、追いついて来ないので不思議に思いながら
避難小屋の中でザックを降ろして少しばかり休んだ。
外の様子を観察したり、少しばかり外に出て写真撮ったりしていると
やがて、寒さに震えながら2人は姿を現した。
そして2人と少しばかりの話をしてから
私だけはこの山頂から「大峠」に下ることにした。
「そこでゆっくりとお昼ご飯を食べよう・・・」
7ー8組の登山者とすれ違っては山頂の様子を尋ねられたりして
雪景色を眺めながら下ること40分で「大峠」に到着した。
そして、そこで適当な場所に腰を下ろして昼食を始めることにした。
今日は簡単な食事の方がいいと思って
チーズやカルパスをつまみながらパンを食べることにした。
それと、温かいコーヒーだ。(*^^*)
このためにバーナーのセットを今日は担いできた。
お湯を作るのに水からだと時間がかかるので
あらかじめ沸騰したお湯を山専ボトルに詰めておいた。
これをコッヘルに移してバーナーで再沸騰を試みた。
だか、そこは風が吹き付ける場所で時折、強風が吹いてきてそのためなのか?
まず、バーナーの点火に手こずった。((+_+))
そうして漸く点火したバーナーでも寒さか?風の影響か?わからないが
再沸騰するまでに10分も時間がかかってしまった。(*´Д`)
食事を始めるも寒さで凍える手を使っての
チーズやカルパスの包装紙を剥がす行為が面倒になってきた。
体は動かさずに口だけ動く行為をしていると
そのうちに身体が冷えてきたみたいで足元からブルブルと震えだし始めた。
「このままではダメだ!歩いて身体を暖めないといけない」と判断して
食事は途中で切り上げて慌ただしく荷物をザックに詰めて下山を始めた。
だが、凍える手ではその作業にも思わず時間がかかった。( ゜Д゜)
その後は「大峠」から「小峠」までの登山道を歩くつもりがずっと舗装道を歩いて下った。
以前には登山道を歩いた記憶があるのにどうも思い出せなかった。(>_<)
しかし、無事に「小峠」には辿り着いて
そこから「たかすみ温泉」まで下山することができた。
今日の感想は「寒かった」の一言に尽きるが
年に一度はこんな体験をすることは非日常的で楽しいものだ。(*^_^*)
今回は特に冬の登山での「山メシ」を考えるいい機会となった。
今後の要検討課題である。(*^^*)
orisさん
さっそく下見、ありがとうございます!
しかも、どえらい寒い日に。。
それでもまさかの温かい出合いがあったのですね!
そうそう、この周回ルートが希望なんです。
私が初めて高見山に登ったときは逆周回でドカ雪でした。
しかし相当寒かったみたいですね。。
この日は金剛山もマイナス7℃でかなり寒かったです。
キバラーさん
下見に行かせていただきました。
今回はあえて寒い時に突っ込んできました。
最悪の状況は想定できたのでよかったです。
それに、たまには極寒を体験するのも楽しいものです。(*^^*)
当日のルートに関してはとりあえずは山頂手前の稜線の霧氷狙いなので
山頂まで辿り着けたら下山ルートは周回でもOKですよ。
当日の皆さんの体調や気分、山の状況で判断しましょう。
おリスさん こんばんは〜
寒かったでしょうね、さぞかし・・・
金剛山でも寒かったのに
一週間前とは大違い。
暑いぐらいでしたからね。
わたしも大峠から小峠まで車道を歩きましたけど、大峠まで下りると道がわからなくなるんですよね。
上を歩きますから・・・
高見山の霧氷リベンジをしたいんですけど、霧氷のタイミング合うかな〜
こーやさん
この高見山は冬は風が強いに日はとても寒いです。
ですが、風がなければ冬でも半袖で登れるくらいに暑いです。(*^^*)
大峠から小峠まではずっと通行止めになっていて久しぶり歩いたので
ルートの記憶が曖昧で舗装路を歩く羽目になってしまいました。
ですが、下のナニワンさんのコメントでルートを思い出しました。(°▽°)
次に歩ける機会があれば登山ルートを歩きたいですね。
確か小峠より少し上のブナ林がすごくよかった記憶があります。
おリスさーん!昨日はお会いできてとっても嬉しかったです
寒さに降参なんて、どんでもない。。。あの状況でさらに距離を伸ばして歩くなんて(゚д゚)!
お疲れ様でした!ご無事の下山、嬉しいです♪
おリスさんに会えたという事は、今日の山行は約束されたようなモンだ!と、油断してました…。
まさか、極寒を味わいに来てたなんて(´;ω;`)
寒さと雪に弱いわたしは、まったく動けなくなってしまい…
1日たってもまだ、吹雪の恐ろしさに震えております
避難小屋でおリスさんの笑顔に再会できた時は、本当に安心しましたー。癒されたぁーーー
こんな私ですが、またどこかご一緒してくださいね
ぽぉさん
今回はあえての極寒の高見山狙いでした。
健脚なお二人だったのでそのうちに追い越されるかと思ってましたが
意外にぽぉさんは雪や寒さが苦手だったんですね。(*^^*)
山頂下の避難小屋で再会してぽぉさんは涙目でしたね。(≧∀≦)
暑さや寒さの耐性は体質ですのである程度は仕方ないですね。
私は寒さには強くて冬でも銭湯で水風呂に頭までも10分くらいは浸かれるんです。(°▽°)
逆に暑さには弱くて夏はクーラーがないとダメだし
夏の登山は暑さで意識が朦朧となります。(*^^*)
お互いに季節の大丈夫な春か秋にご一緒しましょう。
行きの車の中で「慎重派のおリスさんがいる山は間違いない!」という話をしていた矢先にまさかの遭遇でちょっとテンション上がってしまいました
(見た目にはわからんかもしれませんがw)
個人的には久々の猛吹雪にテンションMAXで楽しむことが出来たので「おリスさんがいる山に間違いはない」ジンクスは継続中であります
またいつかご一緒できる日を楽しみにしております
kote2 さん
そうですね。
慎重派の私ですが今回は寒い高見山にあえて登るという企画でした。
でも、年に1度くらいはあの寒さを体感したいですね。
今回はあれから一人で山頂から下って「大峠」で昼食にしたのですが
風が強く吹きつけてきて寒くてお昼の食事が大変でした。
寒い中での食事については考えるところがあり
それについてはヤマレコの日記に私なりにまとめて
近日中に公開するつもりなので時間があればぜひご覧ください。
ってこの場を借りて軽く宣伝させていただきます。(*’▽’)
おー(^^) 高見山も寒そうですね〜
関西圏での貴重な冬山シーズン(^^)しばらくは週末毎の天気予報とにらめっこが続きますよね〜
またどこやらの山(^^)お会いできましたらと。
期待しつつ。安心安全登山(^^)
てか、あの二人から登りを逃げ切り勝ちとは。スゴイですねぇ〜(*^^*)
アリさん
通常の条件ならあの二人には秒殺で追い抜かれているとは思うのですが
今回は寒さと雪とで追いつかれることなく山頂まで逃げ切ることができました。(^o^)
そうですね・・・
これから2−3月は週末ごとの天気で行先は
天気がよければ高見・明神・三峰狙いで、そうでなければ金剛山かな?
アリさんナオさんご夫妻には
また、そのうちに金剛山でお目にかかれるような気がします。
その節はまたよろしくです。(*^^*)
大峠の鳥居から階段を上がった少し上に 旧街道があります
取り付きが判りにくいので ???って思ったりしますけど
一度下った後の登りは きつかったでしょー
次回ルートミスする為のトレーニングでしょうかね??
海老の尻尾 けっこうでかくなってそうですが いかがでしたか?
私も シーズン一度は ここへ行きたいしね。
NANIWAN さん
NANIWANさんのコメントを読んで、
大峠から小峠までの登山ルートの記憶が蘇ってきました。
たしか、もう3年くらい通行止めになっていたんじゃないでしょうか?
帰宅後に「もしかして、3年くらい誰も歩かずに廃道になっているかも?」
って思ったので家に帰って調べてみると・・・
ここ最近でちゃんと歩いている人はおられました。(^o^)
エビの尻尾の大きさは今回は中程度でしたね。
ここはもっと大きく成長しますよね。
全員集合登山は楽しみにしております。
orisさん、おはようございます!
16回目の高見山、想像以上の極寒だったとは。。。
私には想像を絶する世界です!
ぽぉさん、kote2さんとの出逢い、嬉しいサプライズですね(*´▽`*)
でも、この寒さの中も待ちに待った楽しみ♪
今シーズン、初エビちゃんを心待ちしております
みねごんさん
その日はこんなコンディションの時には行きませんからご安心ください。
晴れた日を狙います。
ただし、最後の稜線は風が強く吹いたら半端なく寒い場所です。
ですが、山は行ってみていろんなコンディションがあります。
それを体験することによって、装備や服装や行動を考えるいい機会になり
どんなコンディションにも対応できるようになって安全登山につながります。
なので、極寒を体験するのもたまにはいいですよ。
今度、機会があれば寒さ対策の裏ワザも教えます。
それと、ご希望でしたら極寒ツアーも企画しますよ。
いつでもご参加ください。
orisさん、こんばんは〜
何時にない、大変寒さを感じるレコになりましたね。
ある意味関西圏の山の中で、ココ高見山が一番凍えたのかも・・・
冷たく一度感覚を失った指先に、血流が流れ出したときに走る激痛が、
癖になりませんでしたか?
しかし再沸騰に、10分もかかるなんて・・・
下山後は、たかすみ温泉でホッこりされたんでしょうか?
popoiさん
信じられない話ですが、山専ボトルのお湯を再沸騰するのに10分もかかりました。
強い風に吹きつけられるとバーナーも性能が相当に下がります。
それと、今回はバーナーの点火もなかなかできずにちょっとばかり焦りました。
それについては対策を考えてそのうちにヤマレコの日記で公開します。
時間があえばご覧くださいね。
寒いとカメラ操作がしにくいので苛立ちますね。
嘘みたいな話ですが分厚いグローブを装着したままで
コンデジの小さなボタンを押せるように自宅で練習しております。
ですが本番では、それほどうまくはできませんね。
実は「たかすみ温泉」から自宅まで1時間の距離なのです。
なので、16回も高見山に行っておきながら
いまだにそこの温泉には入ったことはありません。
高見山16回目ってすごいペースですね。
私は、レコ初期に一回行ったきりです。(それもたかすみからのピストン)
高見山からの下りは12本爪とのことですが、かなりツルツルでした?
雪山では、特に晴れ間で無風でない限りゆっくりと時間は取れないと思うので、
行動食が基本じゃないでしょうか?
全員登山楽しみにしています
mets さん
高見山の登山口までって自宅から車で1時間もあれば行けるんですよ。
近所なんで16回にもなりました。
まあ、冬場はここか、三峰か、明神か金剛山くらいしか行きませんので・・・
山頂からの下りは別にチェーンアイゼンでも大丈夫な感じでしたが
アイゼンを履いてみたかったので使っただけです。
そうですね・・・
metsさんのおっしゃる通り雪山ではゆっくりできないですね。
また、いろいろと教えてください。
まだ、買うかどうかですがLINEトークで他の2人とピッケルのことで相談しています。ゲットしたら使い方を教えてくださいね。それと滑落訓練をしましょうね。
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