鬼のような飯能アルプス

2017年01月21日(土) [日帰り]

• GPS: 06:11
• 距離: 18.5km
• 登り: 1,123m
• 下り: 1,193m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:11

9:01 吾野駅
9:33 9:33 前坂
9:42 9:42 林道交差
10:03 10:08 大高山
11:06 11:16 天覚山
11:36 11:36 東峠
12:19 12:19 釜戸山分岐
12:37 12:37 久須美坂
12:59 13:00 久須美ケルン
13:17 13:18 飯能アルプス永田入口
14:01 14:16 多峯主山
14:41 14:44 天覧山
14:48 14:48 天覧山中段
15:12 15:12 飯能駅
15:12 ゴール地点

08:51着(遅れ)　吾野駅　09:01スタート
↓0:32(標準0:45)
09:33　前坂
↓0:30(0:45)
10:03　大高山　10:08
↓0:58(1:10)
11:06　天覚山　11:16
↓0:20(0:25)
11:36　東峠
↓　　　　　　12:19　釜戸山分岐
↓1:01(1:15)
12:37　久須美坂
↓　　　　　　12:59　久須美ケルン　13:00
↓0:39(0:45)
13:17　永田　13:18
↓0:43(0:45)
14:01　多峯主山　14:16
↓0:25(0:30)
14:41　天覧山　14:44
↓0:28(0:30)
15:12　飯能駅

天候

晴れ　風強め

アクセス

利用交通機関：

電車

起点：吾野駅
終点：飯能駅

コース状況／危険箇所等

大高山が確か8つ目のピーク、天覚山が14個目のピーク、合計20以上のピーク越え。越えても越えてもやって来るアップダウン、まるで賽の河原の鬼のような仕打ちに、もう勘弁して、許してください、ここに来た自分が悪うございました、と言いたくなった。

写真

1/21 8:56

吾野駅スタート

1/21 9:02

湧水の方へ行きます

1/21 9:03

この背の低いトンネルを身を屈めて通る

1/21 9:05

登山道入口

1/21 9:17

こんな感じの道。前半は急登気味、中盤はトラバース、終盤はやや登り。

1/21 9:33

前坂に到着。いよいよ地獄の始まり

1/21 9:35

左が巻道。右へ行くと2番目のピーク。楽そうなので登ってみたが頂上から大きく左折して下るので巻道の方が速かったかも

1/21 9:42

舗装路に出てすぐ対面が登山道

1/21 9:49

多分4(?)番目ピークへの登りの

1/21 9:54

左に巻道があるがどんどん逸れて行ってしまうので前の写真に戻る

1/21 9:54

う〜ん、何で撮ったのか忘れたが、次の写真が巻道なので

1/21 9:54

こっちへ行くなという意味だったろうか？

1/21 9:56

岩場の上が7番目のピーク

1/21 9:59

そして木の根っこを登り8番目のピークが

1/21 10:03

大高山だった

1/21 10:04

大岳山と御前山。その間に薄く富士山

1/21 10:17

大岩。左に巻けという指示があるが岩を越えてみた。特に問題ないようだった

1/21 10:23

迷い所。右にピークあり。行くと先に踏み跡はあるがGPSで逸れているので戻って左の下り道へ。丁度ハイカーが登って来たのでこっちで合っていると教えてもらう

1/21 10:48

410m地点

1/21 11:06

天覚山に到着

1/21 11:07

大山とか塔ノ岳の方向

1/21 11:07

大岳山と御前山

1/21 11:07

大持・小持山と武甲山

1/21 11:10

スカイツリーもバッチリ見える

1/21 11:08

東峠へ向かう。ここから多峯主山までは未体験ゾーン

1/21 11:30

70号鉄塔の所を右折して下ると

1/21 11:34

舗装路に出るので少し行くと

1/21 11:36

東峠に着く。ここから

1/21 11:42

登山道へ復帰するのだがいきなり急登。舗装路から帰りたい気分。この後両脚が攣って停止。すぐに芍薬甘草湯を飲んで回復

1/21 11:50

58号だっけ

1/21 12:06

ゴルフ場を眺めながら進む

1/21 12:19

釜戸山分岐部

1/21 12:28

何で撮ったか忘れた

1/21 12:35

あれ？行き止まりだ。左は通せん棒してあるし、と思ったら丸太の右に道あり

1/21 12:37

久須美坂

1/21 12:44

この祠の手前辺りから再び脚が攣る。2回目の芍薬甘草湯イン

1/21 12:59

久須美ケルンってこれか

1/21 13:00

山道方面へ進む

1/21 13:10

もう登りは堪忍してほしい

1/21 13:10

左に住宅街が見える。あっちへ逃げたい

1/21 13:15

この階段を下りると舗装路であって欲しい。この辺りではもう悲壮感すら漂っている

1/21 13:18

舗装路に出て右へ。このまま下ってバス停の永田会館からバスに乗ってしまおうかとも考えた

1/21 13:22

しかし、登山道入口に来たら身体が勝手に入ってしまう

1/21 13:22

この山にも熊が！熊の影響で登山道が閉鎖になるケースが最近出て来ているが、いかがなものかと思う。廃道になってしまうし、何より熊の生息地域を拡大させてしまうのではないか？

1/21 13:27

落葉に埋もれる道から

1/21 13:31

あの上まで登るのか〜。もうやる気を失っている。くそ〜っ何でこんな目に遭わなきゃいけないのかー！、と登山しているのに本末転倒な事を考えている

1/21 13:36

今度は急坂下り。さらにアップダウンを繰り返し

1/21 13:56

やっと知っている道に出た

1/21 14:02

多峯主山到着

1/21 14:02

関八州見晴台〜越上山か

1/21 14:02

大持山〜武甲山

1/21 14:02

蕎麦粒山〜三つドッケ

1/21 14:03

丹沢方向

1/21 14:03

大岳山〜御前山

1/21 14:13

薄く富士山

1/21 14:13

富士山アップ。薄いけど

1/21 14:13

都心方面

1/21 14:24

もう坂には関わりたくないので、見返り坂を避けて天覧山へ

1/21 14:41

手前に階段があったけど天覧山までやっと来た

1/21 14:43

富士山で締め

撮影機器：

ARROWS NX F-01F FCNT

装備

個人装備

防寒着 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 折畳み傘 トイレットペーパー ポケットティシュー 新聞紙

感想

atomheart

　以前大高山〜天覚山までは経験していたが、今日は未踏の天覚山〜多峯主山を含め飯能アルプスを踏破してみた。このコースには鬼がいるのか。下るだけ下らせておいてまた上れ、上るだけ上らせておいてまた下れと言う。この繰り返しが続く、20回以上も。まるで賽の河原で折角積み上げた石を蹴飛ばして行く鬼のようだ。まあ、飯能河原は近いけど(笑)。最後の方は何でこんなとこ登らなきゃいけないんだ！ふざけんなよ、またかよ！と湧いてくる怒りが徐々に、もう許して・勘弁してという絶望へと変化していった。登山をしに来ているのに全く本末転倒な話である。永田から多峯主山までは単なる上りだけだろうと思っていたのに、そうは許してくれない。登って下って究極は川沿いまで下らされ、また山頂へ向けて登らされる。もうヘロヘロだった。それでも完歩できたのはここで途中で途切れるともう一度来なくてはいけないからで、裏返せばもう来ない・来たくないという本能だったんだろう。
　同じくらいの山行距離・山行時間で比べると、自分的には名郷〜武川岳〜大持山〜ウノタワ〜名郷や東日原〜鷹ノ巣山〜六ツ石山〜奥多摩湖と同じ位だが、これらの山行を辛いと思った事はない。山行距離は同じで累積標高は倍くらい違うのに山行時間は変わらないというのはどういう事なのか？
　今日は夏場と同じ位の水分を消費したし、何より、山行中に芍薬甘草湯のお世話になる事もよくあるのだが、2回服用したのは初めてであった。帰宅してからの筋肉痛は普段より著しくて明日・明後日にかけてどんだけ痛みが出るのか不安である(年寄りは2〜3日後にひどくなる)。
　良かった事は眺望が良かった事か。スカイツリーは写真で撮ってもよく分からないのだが本日はちゃんと映っていた。富士山は薄いけどギリギリ見えた。午後に登った山頂で富士山が見えたのはあまり経験したことがないので、それは満足だったが、それにしても恐るべし飯能アルプス。






本日の総歩数(door to door)　28,584歩
総歩行距離　20.5km
活動量　24.7EX
消費カロリー　1,048kcal