笛吹川東沢、清兵衛沢アイスクライミング

2017年01月22日(日) [日帰り]

• GPS: 09:53
• 距離: 11.0km
• 登り: 1,057m
• 下り: 1,053m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:51
• 休憩: 0:46
• 合計: 9:37

7:40 西沢渓谷駐車場
7:41 7:41 西沢渓谷入口バス停
7:55 7:55 ねとりインフォメーション
8:01 8:01 徳ちゃん新道登山口
8:08 8:10 二俣吊橋
8:18 8:27 鶏冠谷出合
15:53 15:53 鶏冠谷出合
16:18 16:19 二俣吊橋
16:25 16:31 徳ちゃん新道登山口
16:32 16:32 近丸新道登山口
16:38 16:38 ねとりインフォメーション
16:47 16:57 西沢渓谷駐車場
16:58 16:58 西沢渓谷入口バス停
16:59 17:17 道の駅みとみ
17:17 ゴール地点

天候

晴れ！気持ちよく。途中、雲がでて風が強く吹くシーンもあったけど、一瞬ですみ、全体的には苦労のない天候でした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5時くらいに都内出発。行きも帰りもノー渋滞で、2時間弱で西沢渓谷駐車場へ。

コース状況／危険箇所等

アプローチルートは、東沢への分岐後も特に問題なし。
事前に徒渉箇所は靴脱ぐことになるかも？と恐れていましたが、無事に凍って雪が乗ってました。踏み抜いて沢へズボ！が怖く、そーっとそーっと歩きましたけども。
東沢へのへつり的な道は登りはノーアイゼン。下りはアイゼンのままで。細く、片側が切れ落ちていてやっかいなのですが、6割方の場所でロープや針金などの（実際に荷重に耐えられるかはともかく）安心を与えてくれるようなフィックスがあり、心理的にたいへん助かりましたw。

写真

1/22 7:40

7時過ぎに駐車場到着。準備して、7時半過ぎに出発。

1/22 7:43

道路には雪はない。

1/22 7:57

西沢渓谷の方に進む。

1/22 8:10

西沢渓谷の大きな看板のところで右へ。河原へ降ります。

1/22 8:12

沢の河原歩き。

1/22 8:16

いつもはもっと先の鶏冠分岐のとこで徒渉だけどなー、とリーダーが言うも、踏み跡を追って川の反対に渡ってみた。しかしこれはやはり間違いなのでしたw

1/22 8:25

結局、2〜3分程度進んだら川にぶつかってしまい進退窮まり。戻って、やはり結局鶏冠分岐のところで渡りなおすのでした。

1/22 8:33

1/22 8:33

で、沢の右側（左岸）をへつる道を進む。ここから登る傾向。

1/22 8:39

トラロープがかかった急傾斜下り。非常に不安なロープだがロープに全体重を掛けるしかない。

1/22 8:56

で、清兵衛沢の入り口。

1/22 9:20

装備装着。

1/22 9:34

滝、ちゃんと凍ってる？登れるかなー？な状態。ま、今日はせっかくなので進む。

1/22 9:34

リーダーがまだ準備中につきわたくしが先に取り付きまで進んだけど、ズボズボだったり落ち葉下に氷だったり、やっかいだった。

1/22 9:35

リーダーを待つ間、暇なので、証拠の自撮り。

1/22 9:37

リーダーやってきた。

1/22 9:51

さっそくクライミング。最初は、斜度が弱いので、ダブルロープを保険的に1本だけ使って、リーダーがリード。

1/22 10:34

2ピッチ目は氷が薄く、右側の岩側を登る。

1/22 10:54

次のピッチ、まだ斜度は緩い。

1/22 11:00

私は経験が少ないので、スクリュー打つのにもガン見。

1/22 11:08

つか、結局ここは氷が薄くてスクリュー入らず、ピック的な確保ギアを使って心ばかしの確保。これは何というギアなのか。

1/22 12:08

3ピッチ目は、途中からロープ解除してコンテ的に登った。その後4ピッチ目。

1/22 12:08

ひゃうー。立ってるね。わたくしは怖い。

1/22 12:08

ここまで保険のロープ1本だったけど、ここはわたくしが「落ちる可能性あるので、まじやばいす」と主張し、ロープ2本にしてもらった。

1/22 12:14

甘い氷。

1/22 12:15

細かく支点を作りながらのぼるリーダー。

1/22 12:18

ちなみにこちらは、ワタクシがそのビレイのために初めて一人でスクリューで作った支点。氷が薄く、タイオフしてます。

1/22 12:22

いやん、怖そう！

1/22 12:31

この上のバーチカルがまじやばかった。リーダーも躊躇するような甘い氷。それをバーチカル初のワタクシがのぼることになるとわ。

1/22 13:34

抜けたら、氷は終わり。清兵衛沢の氷、いちおう上までのぼりきったった！こっちは、上に抜けるとしたら、の右側の沢。

1/22 13:34

こっちは岩の立った左側の沢。

1/22 13:46

さ、懸垂でおりましょ、てことで。

1/22 14:27

懸垂2ピッチ目待つ間、のぼったところを別の角度から。

1/22 15:07

懸垂3ピッチ目から、ロープを1本にしてしまった。失敗。登るの4ピッチ、懸垂も4ピッチ。50m×2本でちゃんと懸垂したら3ピッチ懸垂で済んだのにね。

1/22 15:38

下り登山路も、へつりで怖い。

1/22 15:42

行きもきつかったこの箇所。ま、登りのが（下山路だけど）楽でした。

1/22 16:09

無事に徒渉も終え、装備解除。

1/22 16:10

ちなみに、今日もわたくしはVBLをしてたけど、弱いニトリルは気づいたら破れてた。

1/22 16:17

入り口到着。ちなみにここから右に向かうと東沢です。

1/22 16:19

鶏冠尾根くっきり。確かに鶏冠っぽい。

1/22 16:24

行きに気づかなかった看板。雪が溶けて、こんなんあったんやー、的な。

1/22 16:45

16:45ゴール到着。日が長くなってよかった。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

感想

hnhn

凍傷の足をかかえながら、奥秩父へアイスクライミング。
わたくしの体調と天候を考慮いただきながらも、元気元気！なわたくしは「是非行きましょう」と。奥秩父、笛吹川東沢、という行き先も、わたくしは当初まったく知りませんでしたが、ああ、西沢渓谷の付近なのね。いろいろ調べて臨みました。
乙女の滝が有名らしいですが、けっこうアプローチに時間がかかる。調べていくうち、手前でもけっこうアイス練習はできそうってことで、ま、行ってみてから考えましょう、ということにし、今回は「清兵衛沢」に臨むことになりました。
沢の入り口からみた感じ、決して良い状態の滝ではなかったけど、取り合えず入ってみましょう、ということになりました。
我々が装備を準備している途中、少し後からきたパーティから「乙女の状態とか情報あります？」ときかれました。残念ながら存じ上げないのでその旨伝えましたが、少し休憩の後、奥まで入られたようだから、乙女に行ったのかしら・・・。4名くらいでしたが…。時間かかったでしょうがどうだったでしょうかね。我々が下山後もまだ降りてこられませんでした。

さて我々は。
今回、4ピッチの行程となりました。前半は念のためのロープ、て感じでダブルロープ1本だけ使用。途中、緩いところはロープ解いて束ねて行ったくらい。ただ、最終4ピッチ目だけは、しょっぱかったー！！バーチカル気味なうえ、氷が緩く。わたくしはほんとに経験ないのに、アイゼンの1本爪に祈りを込めながら立つ感じ。それでも足がきかず、腕パンプ。途中、「落ちてロープにぶらさがったらどういうことになるだろうか」ということを（一瞬で）本気で考え、5分の1引き上げシステムのことなどをシミュレーションしたものの（一瞬ね）、その方が無駄に時間がかかることに、弱い心を立て直し思いを引き締め、なんとかかんとか登ったのでした。めちゃ怖かった！やー、フォローなのにね。アイス、まだ全然慣れませんわ。
人工アイス壁1回しか経験ない人間が、いきなり来ちゃいけないすね。もう少しトップロープで練習します。はい。

コメント

hagakure

ようこそ東沢へ！
前日、乙女ノ滝を偵察に行った者です。
清兵衛沢から先にも沢山楽しい場所があります。
是非、また来てください。
乙女ノ滝も登れますよ。

hnhn

Re: ようこそ東沢へ！
そうですね、ぜひ奥まで行ってみたいと思いましたｗｗ。
今シーズン中に行けるかな・・・？