厳冬期銚子ヶ峰(神鳩ノ宮避難小屋まで)
- GPS
- 10:07
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 974m
- 下り
- 978m
コースタイム
天候 | 快晴☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪もしてあり、5台ぐらいは駐車可能。 トイレも使えます。 野伏ヶ岳や、薙刀山方面へ行く場合は、もう少し先の橋のたもとに数台駐車可能。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場までのアプローチは真冬の道でしたが、帰りは殆ど雪は融けていました。 登山口までの林道は劣悪なデブリでいっぱい。 足を滑らせると川までダイブ。非常に危険です。 |
その他周辺情報 | 満天の湯。 大人800円。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
厳冬期の石徹白周辺の山を詮索し、銚子ヶ峰へ行くことにした。
この時期、登山口までの林道は除雪されていないので、白山中居神社から長い距離を歩くことになる。
神社を後にして林道へ進むと、全くノートレース。
足跡は獣だけで楽しめそうだ。
すぐに対岸に鹿の群れがいた。川の中州にもいる。全部で10頭ほどいた。
林道を進んでいくと至る所にデブリがある。先日の大雪の仕業である。
中でもマジか〜と思ったところがいくつもあり、デブリが完全に道を塞いでいたので、慎重なトラバースを強いられた。
ちょっとでも滑ったらアウトで川へ真っ逆さま。まさかのためにウィペットを持つ手に力が入る。
デブリごと崩落してもアウトなので、そーっと進んだ。
こんなところが数カ所あったため、登山口までラッセルはなかったものの時間が掛かってしまった。
登山口で一息付き、始めの取り付き斜面を見ると夏道の石畳や階段がどこだったか全く分からないような積雪量。
なので、適当にジグを切って登って行く。
急斜が終わるとドーンと大杉。何時見てもでかい。
ここからも夏道は気にせず、尾根伝いに登って行く。
全く人が入っていない道を気分良く登って行くが、尾根をいくつか渡りながらアップダウンがあるので、小さなポコは全て巻き巻き。
天気は最高だ。雲一つなく、周りの山が良く見える。ただこれが帰りの林道をダメにしそうだ。
段々と真っ白に覆われた目的地の銚子ヶ峰が近づいてきたが、神鳩ノ宮避難小屋まで来たところで、銚子ヶ峰ピークまで往復で後2時間は掛かりそうだ。
下山の林道がボブスレーとは行かない感じであったので、ここからの往復の時間と下山の時間を考えると潔くここを最終地点とした。
目の前には山頂が見えるが、残念ながらそれを眺めながら腹ごしらえをする。
風もなく春のような陽気。アウターを脱ぎ、手袋外しても問題なかった。
これが厳冬期か?と思うような最高の条件でしたが、のんびり展望を楽しんで滑走に移る。
トレースを確認しながら、好きなところを滑って行く。
あっという間に大杉が見えてきた。
ここから登山口まではどこでも滑れそうなので、真っ直ぐ滑り降りた。
一息付いてここからがまだ長い。
予想通り雪は重く、林道も緩やかなので全く滑らない。
帰りはシールを付けなかったが、ほとんど歩き。
行きにあった凶悪なデブリ斜面を慎重にやり過ごして駐車地に戻った。
本日の核心部は林道デブリのトラバースで、最後に油断して川へ落ちたらどうしようとヒヤヒヤであった。
無事帰還。
ピークまで頑張って行って、帰りに少しぐらいのヘッデン歩きだったら、もう少し無理してもよかったかもしれなかったが、後の祭り。
帰ってきて、今シーズンこのルートに最初に踏み入れた記録ではないかと思う。
次こそはピークまで。
コメント
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お一人でお疲れ様でした。もしよければ教えてください。板はスーパーファットてやつでしたか?
私は昨日は猫岳。快晴無風でした。
ご訪問ありがとうございます。
スーパーファットなる夢みたいな素晴らしい板など持ち合わせておりません。(笑)
何年も使っているBDのリバート172cm(121-95-109)といったツアータイプです。
この日のコンディションでしたらスーパーファットでは多分お荷物だったと思います。
どこかでお会いできるといいですね。
では。
あの林道は本当に滑らなくて、行きも帰りも大変ですね。僕もそうでした。相当しっかりトレースつけないと往復シール歩行ですね・・・残雪期ならもう少し楽だと思いますが、厳しいルートです。昨年の同時期、やはり側面雪崩で林道がズタズタだったのも恐怖でした。特に願教寺谷は絶壁トラバースがありました・・・
先生の記録拝見してます。
アップダウンが多く、私以上の大変なルートですよね。
しかし、白山中居神社からの林道が長すぎる。(笑)
登りも下りも滑らずですから。
でもまったく人が入った形跡がなかったものですから、終始貸し切りの独占した気分で楽しかったです。
最近体力の低下が気になり、ピークまで辿り着くには距離が長いと歩き出しを早くするか、下山時にヘッデン点ける覚悟で歩くかどちらかにしなければと思うこのごろです・・・
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