また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1055859
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

厳冬期 八ヶ岳キレット (権現岳〜赤岳)

2017年01月28日(土) 〜 2017年01月29日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:36
距離
21.6km
登り
2,263m
下り
2,150m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:43
休憩
0:57
合計
7:40
8:44
8:45
100
10:55
10:56
46
11:42
11:50
1
11:51
11:55
55
12:50
13:07
4
13:11
13:11
49
14:00
14:00
33
14:33
14:59
8
故芹澤君追悼標
15:07
15:07
43
2日目
山行
5:02
休憩
1:37
合計
6:39
7:16
34
7:50
7:59
49
キレット取り付き
8:48
8:52
30
天狗尾根ノ頭
9:22
9:40
1
9:41
9:48
1
9:49
10:07
2
10:09
10:12
13
10:25
10:26
3
10:29
10:31
40
11:11
11:29
26
11:55
11:56
43
12:39
12:54
4
12:58
12:58
54
13:52
13:53
2
13:55
ゴール地点
※1日目のGPSデータが、腕時計で初めて取ったらボロボロで精度悪すぎで手修正入っています。
天候 基本的に2日間とも良好でした。
1日目 晴れ 風弱 権現岳山頂-5度
2日目 晴れ 風15m程度 赤岳山頂-5度
過去天気図(気象庁) 2017年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
夏はメジャールートなので全般的に看板・鎖等の整備状況は良好。
権現岳〜キレット小屋のCT1:10は厳しい(トレースあっても2:00は見たい)
今回は1日目権現岳直下ハシゴ以降〜キレット小屋までトレースほぼ無し、自分が先頭でした。2日目はキレット小屋でお会いした方が先頭!
以下詳細で、印象的だった箇所を難易度A(易)〜C(難)+R(ラッセル)で記載。

■天女山登山口〜権現岳
トレースばっちりで歩きやすいです。前三ツ頭から風が強くなります。
・権現岳登頂への山頂直下のトラバース(A)

■権現岳〜旭岳
積雪は少なめ。稜線の風が当たりにくい箇所にはなんとなく足跡らしきものはあり。
最大のアトランションは数十段(61段?)のゲンジハシゴ…ではなく、その直下のトラバース。
ハシゴの上までトレースがあっても下にはない場合があるので注意(笑 - みんな見学だけっぽい)
・権現岳キレット方面への直下の鎖(A)
・その先のハシゴ数十段(A)
・ハシゴ下のトラバース(C - ハシゴ下が雪で埋まっててすぐトラバース)
・旭岳へ向かう稜線(A - 長野県側をずっと歩きます)

■旭岳〜キレットまで0.5kmの金属看板
特に危険箇所は無いですが、積雪によっては雪庇注意かも。長野県側を歩きます。
・旭岳からの稜線(A - 多少雪深い所あり)

■キレットまで0.5kmの金属看板〜ツルネ
急に雪深くなる。森林限界より少し下になるため。稜線をたどれば良いのだけなのだが、ここからスノーシューに切り替え。
・金属看板〜ツルネ(R - 普通に歩いたら腰まで埋もれた…)

■ツルネ〜キレット小屋
いまいち怪しい感じで歩いていたので時間がかっちゃいました。
夏道とは違う樹林帯へ突っ込んでます。
・ツルネ〜キレット小屋への道(A+R - 新雪 & 道わからん(樹林帯))

■キレット小屋〜赤岳取り付き
2日目。先頭交代で二番手で付いてかせて頂きました。
稜線への脱出は朝っぱらからスノーシューです。下手に小屋に降りないで稜線の樹林帯で幕営したほうがいいかもです…。また、この先強風なので装備の準備を入念に。
・キレット小屋から稜線への脱出(R)

■赤岳取り付き〜小天狗・大天狗
このルートのメインイベント(核心部)…だと思う。一番の急斜面。今回は氷化していてアックス打ち込んで進みました。満足度高いです。ただ、常時風が強いエリアなので、岩メイン。夏道のマーキングがバッチリ露出していました。
・取り付き〜小天狗への登り(B - ピッケル振るって登れる!!)

■小天狗・大天狗〜真教寺尾根分岐
基本ガレ場が続きます。景色は良好…つまり高度感があります。強風注意!
・ガレ場につき注意看板のハシゴ+その先のトラバース(B - 高度感強い+強風)
・小天狗を過ぎた先のハシゴとか岩場(A - 岩場ばっかで難易度感覚マヒ)
・真教寺尾根分岐の先(A - 直登+トラバース+強風が続きます)

■真教寺尾根分岐〜赤岳
あんまり記憶に無いんですよね…(シャリバテ&一眼の電池と低温の格闘してた)。。詳細は夏山と同じなので、他の方のレコをご参考に…。
・文三郎尾根ルートと交差する直前のトラバース(B - 最後が一番難しかった)

■赤岳〜地蔵尾根〜行者小屋
勿論バリバリトレース有り。気を抜かないことが一番重要だと思います。
・地蔵尾根〜行者小屋(A - リッジはやっぱり気を抜かないで…)

■(おまけ) 美濃戸山荘〜八ヶ岳山荘
スリップ&道迷い注意(C - 最後の最後で転んだし…)
その他周辺情報 温泉 : 「甲斐大泉温泉 パノラマの湯」820円 天女山登山口から車で5分程度
http://panoramanoyu.sakura.ne.jp/panorama.htm
温泉 : 「泉温泉健康センター」 820円。車10分。上と源泉同じらしい。
https://www.izumionsen.info/
食事 : 中村農場(鳥・卵で有名)
http://www.nakamuranojo.com/mise.html
https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19000151/
食事 : 一休(超大盛りで有名) ←今度行きたい
https://tabelog.com/yamanashi/A1902/A190201/19003059/
お馴染み権現岳への最速ルート・天女山登山口。この日は10台位。
2017年01月28日 08:01撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 8:01
お馴染み権現岳への最速ルート・天女山登山口。この日は10台位。
マイ荷物。20kg位でした。
2017年01月28日 08:02撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 8:02
マイ荷物。20kg位でした。
天の河原。ひたすら登る…。
2017年01月28日 08:43撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 8:43
天の河原。ひたすら登る…。
2000地点。ここから急登が始まります。
2017年01月28日 09:59撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 9:59
2000地点。ここから急登が始まります。
ここが(略)。テント重いっす。
2017年01月28日 10:25撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 10:25
ここが(略)。テント重いっす。
トレースはバッチリでした。このトレースもない場合は、2日で縦走なかなかキツそう…。
2017年01月28日 10:26撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 10:26
トレースはバッチリでした。このトレースもない場合は、2日で縦走なかなかキツそう…。
前三ツ頭より。晴れすぎ! 八ヶ岳ブルーです。
2017年01月28日 10:55撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 10:55
前三ツ頭より。晴れすぎ! 八ヶ岳ブルーです。
日本人の心。
2017年01月28日 10:56撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4
1/28 10:56
日本人の心。
この日は風が弱かったので、前三ツ頭の先にある樹林で装備&アイゼン装着。
2017年01月28日 11:14撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 11:14
この日は風が弱かったので、前三ツ頭の先にある樹林で装備&アイゼン装着。
三ツ頭。ついに権現岳が見えます。
2017年01月28日 11:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 11:52
三ツ頭。ついに権現岳が見えます。
登山中に後ろの稜線を振り返る。今年も雪が少ないです…。
2017年01月28日 12:26撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 12:26
登山中に後ろの稜線を振り返る。今年も雪が少ないです…。
権現岳直下の最後のトラバース。階段が出来ていました…。結局最後までストック…(危険度低)
2017年01月28日 12:33撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 12:33
権現岳直下の最後のトラバース。階段が出来ていました…。結局最後までストック…(危険度低)
権現岳登頂!
2017年01月28日 13:07撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 13:07
権現岳登頂!
キレット方面からの権現岳。
2017年01月28日 13:11撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 13:11
キレット方面からの権現岳。
ギボシ方面からの登山者発見! ザックのサイズを見てこれは自分と同じ縦走か!? となんとなく感じる。後にキレット小屋でお会いする事になります!
2017年01月28日 13:16撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 13:16
ギボシ方面からの登山者発見! ザックのサイズを見てこれは自分と同じ縦走か!? となんとなく感じる。後にキレット小屋でお会いする事になります!
ここからが本番、キレット方面へ!
噂のハシゴに向かってトレースバッチリ……残念半分嬉しさ半分が正直な感想。
2017年01月28日 13:16撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 13:16
ここからが本番、キレット方面へ!
噂のハシゴに向かってトレースバッチリ……残念半分嬉しさ半分が正直な感想。
そして数十段のハシゴへ(危険度低)。
2017年01月28日 13:20撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 13:20
そして数十段のハシゴへ(危険度低)。
最初の核心部。まずは鎖でハシゴまで15m位(危険度低)。ウォーミングアップです。
2017年01月28日 13:21撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 13:21
最初の核心部。まずは鎖でハシゴまで15m位(危険度低)。ウォーミングアップです。
ハシゴ見下ろすとこんな感じ。高度感はあるけど意外と斜度はありません(たぶん50度位)
2017年01月28日 13:21撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 13:21
ハシゴ見下ろすとこんな感じ。高度感はあるけど意外と斜度はありません(たぶん50度位)
その後キレット小屋でお会いする方がなんと自分のハシゴ下降の瞬間を撮影していた(笑)
2017年01月28日 13:26撮影 by  iPhone 6, Apple
1/28 13:26
その後キレット小屋でお会いする方がなんと自分のハシゴ下降の瞬間を撮影していた(笑)
ハシゴのを見上げた写真。ハシゴに掴まりながらの撮影です。下に足場はありません(ここ重要)
2017年01月28日 13:27撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 13:27
ハシゴのを見上げた写真。ハシゴに掴まりながらの撮影です。下に足場はありません(ここ重要)
ハシゴを降りてからの斜面のトラバース(危険度高)。ハシゴを降りた先に足場が無くて、即トラバースです。
2017年01月28日 13:32撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4
1/28 13:32
ハシゴを降りてからの斜面のトラバース(危険度高)。ハシゴを降りた先に足場が無くて、即トラバースです。
ハシゴ&トラバースの全景。
2017年01月28日 13:37撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 13:37
ハシゴ&トラバースの全景。
そして旭岳へ。基本稜線の長野県側を進みます(危険度低)。鎖は埋まっていますので、期待しないで普通にトラバースすれば問題なしです。
2017年01月28日 13:37撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 13:37
そして旭岳へ。基本稜線の長野県側を進みます(危険度低)。鎖は埋まっていますので、期待しないで普通にトラバースすれば問題なしです。
旭岳への稜線。トラバースの斜度も無いので危険度は低いです。なんとなくトレースっぽいのが見えるような…。。
2017年01月28日 13:44撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 13:44
旭岳への稜線。トラバースの斜度も無いので危険度は低いです。なんとなくトレースっぽいのが見えるような…。。
旭岳を超えると赤岳が姿を見せます!
2017年01月28日 14:01撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 14:01
旭岳を超えると赤岳が姿を見せます!
旭岳からの下りの稜線(危険度低)。北斜面だからか、ここから踏み抜きやすくなった気がします。今回は雪庇はほぼありませんでした。
2017年01月28日 14:01撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 14:01
旭岳からの下りの稜線(危険度低)。北斜面だからか、ここから踏み抜きやすくなった気がします。今回は雪庇はほぼありませんでした。
赤岳全景。本当にいい天気でした。
2017年01月28日 14:20撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 14:20
赤岳全景。本当にいい天気でした。
旭岳からの下り。途中から稜線を少しだけ外れて樹林帯を通りつつ、という感じで降りていきます。なんとなく分かると思いますが、視界不良時は注意が必要。
2017年01月28日 14:20撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 14:20
旭岳からの下り。途中から稜線を少しだけ外れて樹林帯を通りつつ、という感じで降りていきます。なんとなく分かると思いますが、視界不良時は注意が必要。
故芹澤君追悼碑(キレットまで0.5km地点金属看板)から眺めた、旭岳からの下りトレース写真(ここまで来たルート)
2017年01月28日 14:33撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 14:33
故芹澤君追悼碑(キレットまで0.5km地点金属看板)から眺めた、旭岳からの下りトレース写真(ここまで来たルート)
追悼碑からの稜線(〜キレット小屋まで)が、かなり雪深いです。ちょっと行ったら腰まで沈んだので即撤退。
2017年01月28日 14:33撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 14:33
追悼碑からの稜線(〜キレット小屋まで)が、かなり雪深いです。ちょっと行ったら腰まで沈んだので即撤退。
遂にスノーシュー装着! 新雪に沈んで脱出に10分以上かかったもんで。。。
2017年01月28日 14:59撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 14:59
遂にスノーシュー装着! 新雪に沈んで脱出に10分以上かかったもんで。。。
追悼碑〜ツルネ間。稜線なんですが、多少樹林帯っぽい所を通っていきます。スノーシューでも結構沈みます。
2017年01月28日 15:02撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 15:02
追悼碑〜ツルネ間。稜線なんですが、多少樹林帯っぽい所を通っていきます。スノーシューでも結構沈みます。
ツルネ分岐。スノーシューだと追悼碑から5分で着きます。
無いと10分埋まって20mしか進みませんでした…。
2017年01月28日 15:07撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:07
ツルネ分岐。スノーシューだと追悼碑から5分で着きます。
無いと10分埋まって20mしか進みませんでした…。
追悼碑〜ツルネ間のトレース全体写真(写真真ん中右あたりが看板)。看板から次の稜線までの途中が雪深いです。
2017年01月28日 15:07撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:07
追悼碑〜ツルネ間のトレース全体写真(写真真ん中右あたりが看板)。看板から次の稜線までの途中が雪深いです。
スノーシューで到着目処がついたので、ツルネ分岐で一眼でセルフタイマーで、と好き放題。そしてピンボケ……(Take6)。。こんな事やってるから時間かかるんだ…。。
2017年01月28日 15:11撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 15:11
スノーシューで到着目処がついたので、ツルネ分岐で一眼でセルフタイマーで、と好き放題。そしてピンボケ……(Take6)。。こんな事やってるから時間かかるんだ…。。
権現からツルネまでの全景。やっぱ縦走はいいなぁ。
2017年01月28日 15:14撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 15:14
権現からツルネまでの全景。やっぱ縦走はいいなぁ。
ツルネからキレット小屋へ向かいます。
2017年01月28日 15:14撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:14
ツルネからキレット小屋へ向かいます。
ツルネ〜キレット小屋間。スノーシュでこの位沈む箇所が時々あります。
2017年01月28日 15:18撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:18
ツルネ〜キレット小屋間。スノーシュでこの位沈む箇所が時々あります。
ツルネの次のピークから、阿弥陀-赤岳様。
この面からのデカイ冬の山容は何度見ても素晴らしい。
2017年01月28日 15:26撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 15:26
ツルネの次のピークから、阿弥陀-赤岳様。
この面からのデカイ冬の山容は何度見ても素晴らしい。
稜線からキレット小屋へのアプローチ…なんですが、ここで稜線を辿るのが難しくなり、樹林の中へ突入します(危険度低)。写真真ん中左位に登山道っぽい木の隙間から樹林に滑り込みます。
2017年01月28日 15:27撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 15:27
稜線からキレット小屋へのアプローチ…なんですが、ここで稜線を辿るのが難しくなり、樹林の中へ突入します(危険度低)。写真真ん中左位に登山道っぽい木の隙間から樹林に滑り込みます。
キレット小屋へ向けての稜線の全景(2日目に撮ったもの)
上のピークから、樹林帯の沢(丁度キレット小屋が見えない)位置に降りる必要があります。
2017年01月29日 07:25撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 7:25
キレット小屋へ向けての稜線の全景(2日目に撮ったもの)
上のピークから、樹林帯の沢(丁度キレット小屋が見えない)位置に降りる必要があります。
滑り込んで適当に歩いていくと、キレット小屋が見えます!
見えても無理に降りずにトラバースして、キレット小屋が真下に見えたあたりで一気に落ちると無理な斜度も無くいい感じでした(ずっとスノーシュー)
2017年01月28日 15:41撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 15:41
滑り込んで適当に歩いていくと、キレット小屋が見えます!
見えても無理に降りずにトラバースして、キレット小屋が真下に見えたあたりで一気に落ちると無理な斜度も無くいい感じでした(ずっとスノーシュー)
昼下りの飛行機雲。
2017年01月28日 15:46撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:46
昼下りの飛行機雲。
キレット小屋着きました!
小屋からも赤岳が見えます。
2017年01月28日 15:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/28 15:52
キレット小屋着きました!
小屋からも赤岳が見えます。
キレット小屋は冬季避難小屋では「ない」ので、テント必須です。完全にフェンスが閉じられていました。
2017年01月28日 15:54撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 15:54
キレット小屋は冬季避難小屋では「ない」ので、テント必須です。完全にフェンスが閉じられていました。
キレット小屋のテン場から夕暮れ時の富士山。
冬はテン場は使わない気がしますけど、景色がいいので一見です。
2017年01月28日 17:15撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/28 17:15
キレット小屋のテン場から夕暮れ時の富士山。
冬はテン場は使わない気がしますけど、景色がいいので一見です。
キレット小屋のテント。小屋裏のスペースに張りました。
自分が奥、手前がギボシ方面から来られた方のテント。一人じゃないのは心強い!
2017年01月28日 17:18撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/28 17:18
キレット小屋のテント。小屋裏のスペースに張りました。
自分が奥、手前がギボシ方面から来られた方のテント。一人じゃないのは心強い!
2日目スタート。
日の出です。テント撤収に2時間もかかった…。
2017年01月29日 07:04撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 7:04
2日目スタート。
日の出です。テント撤収に2時間もかかった…。
キレット小屋から稜線への脱出はスノーシューでないと無理。そういう意味でも稜線近くで幕営のがいいのかも。樹林なので風も防げそうだし。
2017年01月29日 07:08撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 7:08
キレット小屋から稜線への脱出はスノーシューでないと無理。そういう意味でも稜線近くで幕営のがいいのかも。樹林なので風も防げそうだし。
キレット小屋から登った稜線付近より。鞍部が少し開けていて視界良好です。
2017年01月29日 07:15撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
1/29 7:15
キレット小屋から登った稜線付近より。鞍部が少し開けていて視界良好です。
プチシュカブラ。
2017年01月29日 07:18撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 7:18
プチシュカブラ。
キレット小屋のテン場ご一緒した方。2日目は先頭切っていただけました! ありがとうございます。
2017年01月29日 07:20撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 7:20
キレット小屋のテン場ご一緒した方。2日目は先頭切っていただけました! ありがとうございます。
稜線に登った後、アイゼンに切り替えです。スノーシュー、2日間でトータルは1時間程度だけどお世話になりました!
2017年01月29日 07:42撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 7:42
稜線に登った後、アイゼンに切り替えです。スノーシュー、2日間でトータルは1時間程度だけどお世話になりました!
ここから赤岳に向けて一気に標高を上げていく核心部です。風で雪がふっとばされているのが、岩中心のミックスです。ここから山頂までずっと強風ゾーンなので装備もしっかりと。
2017年01月29日 07:59撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 7:59
ここから赤岳に向けて一気に標高を上げていく核心部です。風で雪がふっとばされているのが、岩中心のミックスです。ここから山頂までずっと強風ゾーンなので装備もしっかりと。
登ってます! 写真より斜度あるイメージなんだよなー。
2017年01月29日 08:07撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:07
登ってます! 写真より斜度あるイメージなんだよなー。
急登、視界的にはこんなイメージ。鎖が少し見えますが、基本アテにはなりませんでした。全コース通して一番の急登です(危険度中)。
2017年01月29日 08:14撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:14
急登、視界的にはこんなイメージ。鎖が少し見えますが、基本アテにはなりませんでした。全コース通して一番の急登です(危険度中)。
沢は結構幅が広くて、一応夏道?は見えますが、雪をついている所をアックスをぶっ刺しながら急登を気持ち良く登れます。登ってて一番楽しい所でした。
2017年01月29日 08:16撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:16
沢は結構幅が広くて、一応夏道?は見えますが、雪をついている所をアックスをぶっ刺しながら急登を気持ち良く登れます。登ってて一番楽しい所でした。
上から沢を見上げた所。登れば登るほど風が強くなっていく印象。ここからは赤岳山頂までずっと風と戦います。
2017年01月29日 08:31撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 8:31
上から沢を見上げた所。登れば登るほど風が強くなっていく印象。ここからは赤岳山頂までずっと風と戦います。
最初は急登は、登りきったら一度左にトラバース気味にシフトします。その後右に巻いていきます。
2017年01月29日 08:35撮影 by  ILCE-7M2, SONY
2
1/29 8:35
最初は急登は、登りきったら一度左にトラバース気味にシフトします。その後右に巻いていきます。
後ろには権現岳と来た稜線が広がります。
2017年01月29日 08:36撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
1/29 8:36
後ろには権現岳と来た稜線が広がります。
10分程度登ると暫定ピークに到達します。丁度鎖が見えている奥がはしごゾーンです。
2017年01月29日 08:44撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:44
10分程度登ると暫定ピークに到達します。丁度鎖が見えている奥がはしごゾーンです。
はしごの手前にある看板(危険度中)
2017年01月29日 08:46撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 8:46
はしごの手前にある看板(危険度中)
はしごと、その先のトラバース全景。
技術的な難しさというよりも高度感と風が問題。
2017年01月29日 08:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:52
はしごと、その先のトラバース全景。
技術的な難しさというよりも高度感と風が問題。
はしごと権現岳。高度感抜群!!
2017年01月29日 08:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
4
1/29 8:52
はしごと権現岳。高度感抜群!!
はしごを登りきると、小天狗・大天狗がお目見え! 天狗に向けてトレースがありました…すごい…。
2017年01月29日 08:47撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
1/29 8:47
はしごを登りきると、小天狗・大天狗がお目見え! 天狗に向けてトレースがありました…すごい…。
トラバースの先は雪が少しついた急登。ただ、ここまで来ていれば難易度的には…(危険度低?)。そろそろ感覚が麻痺してくる頃です。
2017年01月29日 08:47撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:47
トラバースの先は雪が少しついた急登。ただ、ここまで来ていれば難易度的には…(危険度低?)。そろそろ感覚が麻痺してくる頃です。
はしごの後はトラバースしつつ、左に巻いていきます(危険度低)
2017年01月29日 08:52撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 8:52
はしごの後はトラバースしつつ、左に巻いていきます(危険度低)
この写真の左外をぐるっと回り込んで、真ん中あたりへ行きます。斜面は通りません(たぶん)
2017年01月29日 08:56撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 8:56
この写真の左外をぐるっと回り込んで、真ん中あたりへ行きます。斜面は通りません(たぶん)
左に山頂が少し見えた!、右が竜頭峰かな?
ぐるっと回り込んでトラバースです。このあたりも含めてずっと風が強い。
2017年01月29日 09:06撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 9:06
左に山頂が少し見えた!、右が竜頭峰かな?
ぐるっと回り込んでトラバースです。このあたりも含めてずっと風が強い。
富士山はずっと望めてました。
2017年01月29日 09:16撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 9:16
富士山はずっと望めてました。
真教寺尾根、赤岳山頂、文三郎道の分岐。赤岳山頂の方へ向かいます。
2017年01月29日 09:25撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 9:25
真教寺尾根、赤岳山頂、文三郎道の分岐。赤岳山頂の方へ向かいます。
竜頭峰より、赤岳山頂への最後のアプローチ。
急登と最後にいやらしいトラバース(危険度B)がありました。
2017年01月29日 09:43撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 9:43
竜頭峰より、赤岳山頂への最後のアプローチ。
急登と最後にいやらしいトラバース(危険度B)がありました。
赤岳無事登頂! 1人と2人じゃ大違い! 大変お世話になりました!!
てか自分何故に付けてるヘッデン…。。
2017年01月29日 09:56撮影 by  iPhone 6, Apple
6
1/29 9:56
赤岳無事登頂! 1人と2人じゃ大違い! 大変お世話になりました!!
てか自分何故に付けてるヘッデン…。。
権現岳からの稜線。ずっと歩いてきたと思うと感慨深いです。
2017年01月29日 09:29撮影 by  ILCE-7M2, SONY
3
1/29 9:29
権現岳からの稜線。ずっと歩いてきたと思うと感慨深いです。
阿弥陀岳。いつもの景色です。
2017年01月29日 10:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 10:23
阿弥陀岳。いつもの景色です。
地蔵尾根を下山します。お祈り重要。
2017年01月29日 10:31撮影 by  iPhone 6, Apple
1/29 10:31
地蔵尾根を下山します。お祈り重要。
地蔵尾根。トレースバッチリ。リッジ含めて完全に階段になってました…(危険度A)
2017年01月29日 10:31撮影 by  iPhone 6, Apple
1/29 10:31
地蔵尾根。トレースバッチリ。リッジ含めて完全に階段になってました…(危険度A)
行者小屋より。
2日間通して本当に晴れに恵まれました。
2017年01月29日 11:23撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 11:23
行者小屋より。
2日間通して本当に晴れに恵まれました。
下山。最近はいつも車で赤岳山荘まで乗り入れるので、八ヶ岳山荘まで歩くのは何年ぶりか…。
2017年01月29日 13:54撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1/29 13:54
下山。最近はいつも車で赤岳山荘まで乗り入れるので、八ヶ岳山荘まで歩くのは何年ぶりか…。
帰りは途中までタクシーです。
お会いした方が別の登山口だったので、そこから更に天女山まで送っていただけました…。。
2017年01月29日 13:54撮影 by  ILCE-7M2, SONY
1
1/29 13:54
帰りは途中までタクシーです。
お会いした方が別の登山口だったので、そこから更に天女山まで送っていただけました…。。
中村農場で親子丼。
権現岳・天女山登山口からすぐのところです。ごちそうさまでした。
2017年01月29日 16:57撮影 by  iPhone 6, Apple
2
1/29 16:57
中村農場で親子丼。
権現岳・天女山登山口からすぐのところです。ごちそうさまでした。

装備

個人装備
ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え ザック アイゼン ピッケル スノーシュー スコップ 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS モバイルバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ シェラフカバー
備考 ・スノーシューに助けられました。テント背負ってると、この積雪量でも意外と腰までズボリ行ったり。わかんでもいいかもですけど先頭切るならキツイかと…。
・一眼α7II用のDCカプラー(CASE RELAY)のお陰で安定して写真撮影出来た…けど、途中でワイヤー破断して、天狗尾根ノ頭あたりから写真が一気に減ります…(T_T)

感想

数年前、厳冬期の八ヶ岳キレット超えるのはオレには無理だよなぁ、なんて誰かと話していた記憶があるのですが、遂に挑戦する時が来た、ってか、むしろそろそろ行ってないのは如何なものか、と。

そもそも、週末はのんびり硫黄岳(泊まり)の予定が消えてしまい、せっかくなのでと、テント担いで行ける所、ってんで真っ先に思いついたのが八ヶ岳キレット縦走。
そんなんで決断即実行!!!

1日目は、権現岳直下のハシゴまでトレースがあり、あー、トレースあるなぁ、と残念半分嬉しさ半分が、ハシゴを降りた先のトラバースを見て、そこの危険度よりもトレースゼロな事に肝を冷やして、嬉しさ半分残念(略)。
ちなみに、ハシゴ下のトラバースが全コース中一番危険なのではないか…。。イメージは、奥穂から某ダルム行く時に最初にある馬の背みたいな? とりあえず一発かまさんと、的な?

まぁ、結果ずっと天気も良好で、気持ちよくトレース付けられたのが良かったです。ただ、ソロ先頭は緊張しているのか時間経つのが遅かったのを、記録見て最初に思いました。あれ、これしかかかってないんだ、みたいな?

2日目、赤岳直下の直登はさすがのクオリティ。この岩場を厳冬期登るのはなかなか痺れる快感です。雪は薄いけど、ピッケルをアックスらしく振るえて満足! 高度感あり、景色も素晴らしい。そして登った先は人が沢山いる赤岳山頂。達成感も安心感も(笑) 抜群!

そして、キレット小屋でお会いして、2日目は先頭行って頂いた方、本当にありがとうございました!! なんと編笠山、ギボシ経由で登られたとの事。凄い。2日目は付いて行くだけです…。1日目も途中で稜線の後ろの方に人が見えて、結構心の支えになってたり…。

厳冬期のテント縦走となるとコンディションもあるのでそこまで気軽には行けないですが…某アルプスのような無駄なアプローチも無く(- -;)、そこそこ気軽に行けるルートなので、また是非来たいルートです!

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:6573人

コメント

お世話になりました!
この度はキレット小屋までの先行と翌日の同行ありがとうございました!
大変心強かったです!
またどこかの山でお会いしましょう!
2017/1/30 23:05
ありがとうございました!
こちらこそお疲れ様でした!
お会い出来て本当に良かったです。2日目は引っ張ってもらって助かりました。。
また人気の無い所で(笑)是非お会いしたいです!冬山は天候とか含めると意外と限られてるので。。
2017/1/31 18:28
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら