雪景色の京都・大文字火床からの絶景を堪能(SkyWalkingでGPSロギング)
- GPS
- 02:15
- 距離
- 3.5km
- 登り
- 304m
- 下り
- 304m
コースタイム
- 山行
- 1:19
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 2:10
天候 | 晴れ時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:京都市バス:銀閣寺道バス停 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山道は積雪10cmほどで危険箇所はなし。ただし、ところどころ凍結で滑りやすい箇所あり。 |
写真
装備
個人装備 |
iPhone7
SkyWalking(GPSアプリ)
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ネックウォーマー
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
保険証
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|
感想
朝起きて外を見ると、家々の屋根には前日に降った雪が積もって白く光り、空には青空が。京都市内の平地は雪が降っても積もることはあまりないので、雪景色の京都市街地を見るチャンスはなかなかありませんが、この日は絶好のチャンス。そこで京都市街地が一望でき、五山の送り火で有名な東山の大文字火床から、雪景色の京都市街地を見に行くことにしました。
銀閣寺道バス停でバスを降り、登山開始。いつものように登山用GPSロギングアプリの「SkyWalking」でGPSログを取得します。SkyWalkingはネットに接続できない山岳地帯でも使えるオフライン地図機能など、登山に必要な機能を持つアプリで、私が開発しています。iOS版のみの提供になりますが、iPhoneをお持ちの方はぜひ使ってみてください。機能制限版は無料で利用できます。アプリの詳細はSkyWalkingオフィシャルサイト( http://deepkick.com/skywalking/ )をご覧ください。このヤマレコの山行記録に使用しているGPXも、SkyWalkingで取得したGPSログをGPXに書き出して、アップロードしたものです。iPhoneのGPS機能は非常に優秀で、GPSの精度やポイント取得間隔など細かく設定することが可能です。
銀閣寺の脇道を進み、大文字火床へ向かう登山道を歩きます。山道に入ると雪が積もり、テンションが上がります。ただし持参したアイゼンの出番がない程度の積もり具合(10cmほどの積雪)でした。
銀閣寺から火床までは、片道30分ほどの緩やかな山道を歩きます。千人塚を抜け、今回は「大」の字の左下のはらいの部分から登っていきます。ほどなくして火床に到着。火床の石段を登っていきます。石段は凍っていてすべりやすいので、慎重に足を進めていきます。振り返ると、期待したとおり白く雪化粧した京都市街地が眼下に広がっていました。さらに高度を上げて、大の字の中心部へ。ここから眺める景色は絶景です。正面には先日登った京都盆地の西側に聳える愛宕山(標高924m)、そして西山の山々。京都盆地の北に目を向けると、北山の山々。ここからは京都市街地をグルリと山々が取り囲んでいる様子を一望できます。そして白く染まった比叡山。平安京の時代から、街の様子は変わっても、山々の風景はそれほど大きく変わっていないのではないか?1000年前に人々が見たのと同じ風景を今の自分は見ているのかも。この景色を見ていると、想像がどこまでもふくらんでいくようです。
温度計を見ると−5℃。風が吹くとさすがに寒い。大の字の一番てっぺんまで登り、雪の京都の景色を堪能した後、下山しました。雪の京都の景色を満喫した山行となりました。
====== SkyWalking について ======
私の個人プロジェクトで開発している登山用GPSロギングアプリで、iOS端末(iPhone, iPadですね)で利用できます。国土地理院防災アプリケーション審査委員会が公募した防災アプリとして高い評価を受け、平成28年度防災アプリ賞を受賞したアプリです。山岳地帯など、ネットに接続できない環境での道迷いを防止することを目的として開発を続けているアプリです。そのためのさまざまな機能を備えております。機能制限版は無料で利用できます。気に入っていただければ、有料版にアップデートすることもご検討ください。
SkyWalking オフィシャルサイト
http://deepkick.com/skywalking/
私は、SkyWalking を使ってGPSロギングを楽しんでおりますが、完璧な動作を保証しているアプリではありません。単なる道具ですので、壊れることもあれば、使い方や条件次第では、期待どおりに動かない可能性もあります。ご利用については自己の判断の下でお願いいたします。バッテリー切れを起こさないためにも、充電用のモバイルバッテリーは必ず持っていくようにしてください。ご質問やご意見などがありましたらこちらのコメント欄などで直接私までお知らせいただくか、オフィシャルサイトからお問い合わせください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する