豊似岳、オキシマップ
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 967m
- 下り
- 959m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:30
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
鳧舞・浜荻伏・様似といった小さな町・集落が連なる日高路を南下する。道内では比較的温暖で雪が少ないこの地域は、アイヌの時代から人の生活の場であり交流の場でもあった。今では、見捨てられ、月日が経過するのに身を任せて朽ち果てていく日高本線が国道脇に横たわっている。
今日は日高山脈最南端の二つのピークを目指す。えりも町役場で車止めゲートのカギを借り、肉牛牧場跡地の牧舎まで車で入りそこに車を止める。雪は思った通り少ない。スキーも、かんじきも置いてツボ足で歩き始める。
尾根を登り切ると左右に小さい雪庇が張り出した細い稜線にでる。足首から脛くらいまで潜りながらズボズボと進み、1066ピークに着くと、極南日高の白い山並みが目に飛び込んできた。ひときわ目立つのは楽古岳だろう。左手には襟裳岬のとんがりが目を引く。
豊似岳を過ぎ、柔らかくなってきた雪に時折膝まで潜りながら、オキシマップに着く。藪しかないピークだが、豊似岳のつり尾根がよく見渡せた。
牧場に下る斜面は雪少なく、地面が露出している。どこかのHPでここにはアースハンモックがあるとの記述があったのを思い出した。確かに小さなマウンドが点在しているが、これは融解期に過飽和になった季節凍土が流れて、岩に乗りあげてできた小地形だろう。驚いた鹿の大群が逃げていった。役場で聞いたところ、明日の日曜日には鹿撃ちが入るようだ。
最後は牧場跡地の柵を超えて、鹿の足跡が錯綜する砂利道をトボトボ歩いて車まで。たまにはスキーを使わない山行もいいもんです。この山域、3月の悪雪スキー山行の代わりにいいかも。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する