黒姫山ー七ッ池シュートを滑る

2017年03月25日(土) [日帰り]

• GPS: 08:41
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,064m
• 下り: 1,060m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:19
• 休憩: 2:21
• 合計: 8:40

7:10 大橋登山口
7:54 7:54 新道登山道入口
8:39 8:39 新道分岐
10:16 10:29 姫見分
10:57 11:00 しらたま平
11:38 11:38 峰ノ大池分岐
11:50 13:04 黒姫山
13:11 13:32 七ッ池
13:36 13:36 峰ノ大池
14:22 14:49 姫見分
15:21 15:22 新道分岐
15:37 15:39 新道登山道入口
15:50 大橋登山口

・天気は良かったがずっと氷点下だった。
・出だしはさらさら雪だがしばらくするとちょっと固くなった。
・七ッ池シュートは少々重めの雪だったが快適。下の方は新雪が薄かった。
・1600mくらいまでは快適なツリーランを楽しめたがそれ以下は重雪。
・火口原から外輪山に乗り上げずに迂回して佐渡山南面の沢（深雪らしい）を滑るコースも取れる。

天候

晴れ一時曇り（ガス）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・上信越道信濃町IC〜県道36号：戸隠キャンプ場方面へ向かう
・信濃町と長野市の境界にある戸隠大橋（小さい橋）脇の除雪帯に10台ほど駐車可能
・朝方、道路は凍結していたが帰りには溶けていた。
・この日は7時前で一番乗り。その後満車になったらしい。

コース状況／危険箇所等

全般的に危険個所はないと思うが、外輪山に乗り上げる尾根はひろいので視界が悪いと道迷いに注意がいると思う。外輪山は南側に雪庇があったり急傾斜なのでこれも視界が悪い時は要注意。

出だしは林道を進む。1，2日前と思しきトレースはあったが10cm新雪がかぶっていて板〜踝くらいのまで沈む程度。林道を離れ外輪山に向かうといつの間にかトレースが消えており、時折ブーツラッセルとなった。尾根は広く視界が悪いと迷いそうだ。

外輪山は稜線が波打っており歩きにくかった。地形というよりは雪が所々風で飛ばされてできたのではないかと思う。ポコもところどころあり、本当は巻いて行きたかったのだが、ガスって視界がきかず、火口原側（新潟側）は木が密集、長野側は所々雪庇があったのでしかたなく稜線上の大波小波越えて歩く。時折膝ラッセルがあったりで外輪山はかなり疲労した。

外輪山を進み大池分岐のコルから山頂を目指すがそこそこ急登。ここも稜線上は凸凹していそうだったのでトラバース気味に進んで最後で乗り上げた。ウサギの足跡に従う。

山頂標識は見当たらないのでGPSで確認。
七ッ池シュートは山頂の藪を少し下りると現れる。時間帯なのか季節なのかすでにパウダーではなかったが上部は深雪、真ん中は重雪、下部は薄雪で下が硬かった。ここを滑れただけでこの日の成果だが、御巣鷹山を登り返して滑れば120点。
七ッ池から外輪山に乗り上げたコル（距離約1kmで標高差約100m）に登り返さず、佐渡山の方へ下って麓の南面の沢（深雪らしい）を滑ることも考えていたが、帰りの時間が気になったので次回に。

その他周辺情報

・戸隠蕎麦を食べようと思ったが16時閉店の店が多く、何軒か後に「山口屋」
・蕎麦屋は戸隠大橋より３〜５kmくらい長野方面にある。
・日帰り温泉は見当たらなかった。

写真

3/25 7:13

さあて出発。いい天気だ。昨日は雪が降ったようだな。

3/25 7:22

ミラーで自撮り。EOCは何かのサインか落書きか？

3/25 7:29

ムム、山頂方向に雲が。

3/25 7:51

乙妻との分岐

3/25 8:25

いや〜、いいなぁ。

3/25 8:41

黒姫の登山道。佐渡山への分岐あたり。

3/25 8:48

ブナの奥にダケカンバ

3/25 8:54

ブナの巨木

3/25 8:54

ダケカンバの巨木

3/25 9:00

外輪山に乗り上げるまでは赤や青のリボンがある。間隔は結構空いているが。

3/25 9:01

標高1550m付近で初めて山の住人の足跡を見る。山には食料が豊富なのだろう。

3/25 9:57

途中からトレースがなくなり一人旅。

3/25 10:07

外輪山の稜線が見えてきた。それにしてもいい景色だ。

3/25 10:12

稜線に乗り上げる直前で突然1，2日前のトレースが現れ、また消えた。

3/25 10:19

モンスターになるほどは降らなかったようだ。

3/25 10:24

外輪山に乗り上げると妙高と火打が。

3/25 10:24

妙高アップ。

3/25 10:36

外輪山に乗り上げて10分くらいするとガスってきた。

3/25 11:04

稜線は波打っている。地形というよりは雪が風で飛ばされたようだ。これは序の口。もっと間隔の狭いところが多い。

3/25 11:16

霧氷が見れた。

3/25 11:44

山頂直下で振り返る。人の声が聞こえる。

3/25 12:00

焼山、火打、妙高ともに頭だけ。

3/25 12:01

ストックを立てて山頂標識

3/25 12:03

ガスが晴れ始めたら雲海

3/25 12:03

スキー場らしきものが見える。志賀高原なのか？

3/25 12:04

北側のこの山塊は？

3/25 12:04

根子岳〜四阿山。昔の火口がよくわかる。

3/25 12:07

アップ。奥に噴煙（水蒸気？）を上げる浅間山。

3/25 12:05

焼山が頭を出した。火打は雲の中。

3/25 12:05

焼山アップ。先週はあの麓を歩いた。

3/25 12:08

山頂からの雲海。

3/25 12:22

火打が顔出した。先週は頂上を踏めなかったが今度こそ。

3/25 12:23

雲間の飯綱山。

3/25 12:37

昼は菓子パンとホットミルクコーヒー。カキ氷も。

3/25 12:41

雲がとれはじめた。

3/25 12:51

山頂付近の少しの藪を抜けると七ッ池シュートにでる。

3/25 13:09

腰まで埋まったり（感じがしただけで実際はそんなに深くないと思う）、浮いたりで一気に半分まで。

3/25 13:14

うぉ〜、ここは楽しい。標高差約200mの滑り台。

3/25 13:27

火口原にある御巣鷹山（小黒姫）。上りって滑って1時間強というところか。行けばよかったな。

3/25 13:27

火口原から見る外輪山。

3/25 13:27

右奥のコルで（約1km）上りとレースと合流する。

3/25 13:35

さらば七ツ池シュート。また来るぜいっ！

3/25 13:36

このバーンをパスしたのはもったいなかった。

3/25 14:14

焼山、火打。こっち側が笹が峰牧場か。

3/25 14:14

アップ

3/25 14:19

上りトレースとの合流地点からの焼山、火打、妙高。

3/25 14:19

焼山

3/25 14:19

枝を透かして火打

3/25 14:19

こっちは枝が多すぎ＞妙高

3/25 14:20

雨飾山も見えた。

3/25 14:20

高妻と乙妻（右）真ん中の尾根は歩けそうだな。

3/25 14:20

名前はわからないがいい姿をしている山。

3/25 14:21

奥に見えるは白馬？山頂の形がそのような気がする。

3/25 14:21

飯綱山もクッキリと。

3/25 14:22

上りトレースに合流。どこから降りてもたどり着きそうだが来た道をひき返す。

3/25 14:22

猿の腰掛？

3/25 14:25

高妻＆乙妻の復習

3/25 14:49

さて、戻るとするか。

3/25 14:54

少々重雪だがツリーラン最高！

3/25 14:56

ツリーランが楽しめたのはこの辺り（1700m）まで。

3/25 15:06

佐渡山もオイシそうな斜面があるなぁ。

3/25 15:22

尾根を外れる。大滝山の悪夢が頭をよぎったが地形が複雑ではないので大丈夫。

3/25 15:42

苦もなく上りトレースに合流。あとは林道ジェットコースター。

3/25 16:00

今日も無事でありがとうございました。

3/25 17:22

信濃町ICからの黒姫山。

撮影機器：

サイバーショット DSC-W630 SONY

α100 DSLR-A100 SONY

感想

レッズ

先週敗退した火打をリベンジしようかとも思ったが（リベンジというより北面台地をもう一度歩きたかった）、眺めるのも一興とばかり黒姫山を目指した。1月の根子岳帰りに眺めた飯綱山とともに興味をそそられた山でもある。

外輪山は難儀したが、七ッ池シュートは気持ちいいことこの上ない。また行きたくなるところだ。御巣鷹山の斜面は後ろ髪をひかれながらもパスしたが美味しいものは残しておこう。

今回、佐渡山というBCに良さげな山を知ったので今度はこちらに挑戦してみようと思う。南側の沢が魅力的だ。4月半ばまで山はお休みなので来シーズンだな。

コメント

hellbent

やっぱメジャールートですネ。
redsさん、こんちわ。
2週続けてのメジャー、お疲れ様でした。今回もなかなか楽しそうで何よりです。
黒姫山はまだ行ったことがないので、参考になります。
ワタシ、今日もマイナーでしたが凹まされましたわ。

レッズ

Re: やっぱメジャールートですネ。
リベンジするために2週続けて火打へ行こうかと思いましたが黒姫にしました。ヤマレコで七ッ池シュートを知ってぜひ滑りたいと。
おお、またマイナーなマニアック（笑）山行でしたか。独自のルートを開拓する姿勢には脱帽です。

クマ

合言葉
黒姫は裏切らない！
ボクも東斜面で、スキー人生最高を味わいました。
また来たい場所ですね。
クマ

レッズ

Re: 合言葉
kuma-sanの行かれた東斜面はリフトが使えるのでハイクアップの時間が短縮できて雪が腐る前にパウダーが食えますね。合言葉を忘れずに来シーズンはそっちに挑戦してみます。