記録ID: 1094013
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山滑走
増毛・樺戸
増毛山道オートルート(浜益御殿〜天狗岳)
2017年03月25日(土) 〜
2017年03月26日(日)
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,760m
- 下り
- 1,688m
コースタイム
3/25:幌(9:00)→南西尾根→浜益御殿(14:30〜15:00)→北斜面滑降→千代志別川源頭Co870イグルー泊C1(15:15)イグルー建設(15:30〜16:30)
3/26:C1発(6:30)→稜線北上→雄冬山(8:15〜8:40)→北斜面滑降→天狗岳(11:50〜12:40)→北東斜面滑降→大別刈川→国道231号(14:30)
3/26:C1発(6:30)→稜線北上→雄冬山(8:15〜8:40)→北斜面滑降→天狗岳(11:50〜12:40)→北東斜面滑降→大別刈川→国道231号(14:30)
天候 | 3/25 雪のち晴れ 浜益御殿4℃ 3/26 曇り時々晴れ 朝ー5℃ 天狗岳3℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
江戸時代安政4年に増毛〜浜益間に開削された「増毛山道」。最近北海道の歴史遺産の1つとして復元されたと聞く。その古の山道沿いを積雪期スキーで斜面から斜面へと繋ぐ「オートルート」開拓を試みた。
1日目は幌稲荷神社から緩く広大な尾根を経て浜益御殿へ。北斜面を滑降し、千代志別川源頭にイグルーを建設。晩は無風快晴で日本海を望む焚火を愉しんだ。
2日目稜線を北上する。雄冬山直下ではホワイトアウト。カメの歩みで最高点を越える。その後の北斜面滑降はこのルートのクライマックス。標高差600mの斜面は前日前々日の降雪で見事な深雪パウダー斜面と化していた。思い思いのシュプールでマルヒラ川のCo650付近まで。沢筋からは同コンタで稜線へトラバース。まばらな針葉樹林帯を越えて天狗山の南東側へ回り込む。眼下に古の交通の要所「武好駅逓」の存在した平坦地を見る。
〜そして、いまだに文明的な交通網から取残された、静かというよりは寧ろ寂しい其の山路と、しっくり調和した昔造りの駅逓の建物は、駄馬の背をかりて、駅逓から駅逓へと泊まっていった北海道の昔の風習などを、おのづから想い出させる。〜伊藤秀五郎氏「北の山」
この旧武好駅逓の裏手に広がる斜面を一気に登り詰めると天狗山頂上。ちょうど単独で大別刈川沿いに登ってきたシェイクと合流する。3人で握手。天狗岳は北東斜面の緩斜面の木立の中を滑る。雪も次第に腐ってきた。シェイクの登りのトレースに導かれて国道に出る。
積雪期浜益から増毛まで充実の1本。
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好ましい山行ですね、特にイグルー夕陽焚火が。早速真似するパーティーが現れると思う。
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