比婆山連山〜吾妻山縦走(残雪)
- GPS
- 29:33
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,450m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 4:59
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 5:52
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
吾妻山への直登は、凍っているとかなり怖かったです。 |
その他周辺情報 | 県民の森で入浴できます(モンベル会員は500円→400円、タオル付き) |
写真
感想
登山教室、今期最後の山行が終わりました。1日目は六ノ原から毛無山、烏帽子山を通って大膳原へ。2日目は吾妻山まで往復し、烏帽子山の稜線まで登り返して御陵、池の段から六ノ原へ。雪山テント泊装備でショベルなどに加え、アイゼン・ワカン両方持参だったので歩荷も17kgになりました。
天気予報は微妙だったものの、2日間ともほぼ晴れてくれて、素晴らしい山行となりました。積雪期とは違う残雪の雪質も、勉強になります。朝の早い時間は固く締まっていて歩きやすいのに、ちょっと日が高くなってくるとゆるんで、ズボッとハマりやすくなる。吹雪の大山で経験した雪質とはまた大違いです。1日目、今回もしばらくはつぼ足で歩き、出雲峠でワカンを装着しました。つぼ足でも結構歩けるものなのだなーと実感。以前は、どの程度の雪でワカンやアイゼンを着けるものかよく分からなかったのですが、だんだんと感覚的につかめてきた気がします。
2日目の吾妻山への直登が、何よりも緊張しました。もともと夏道はジグザグに切ってある山ですし、実際に登り始めるとすごい斜度に感じます。そして朝6時から登り始めたので雪はガチガチ。つま先を蹴り込んでも全然ささらないので、靴のサイドエッジを蹴り込むキックステップを教わりながら、先輩方が一歩一歩見ていてくれていました。一歩踏み外せば一気に下まで滑落という状況だったので、見てくれている先輩方も気が気じゃ無かったと思います。集中力を上まで保つのも大変。マンツーマンでついてもらえる環境が本当にありがたかった。結局、アイゼンを着けずに頂上まで登ることができましたが、後ろは振り返ることができないくらいの高度感でした。でも、登り切ったときの爽快感は大きかったです。
山登りをする人たちは体力なんて皆そこそこあって当然で、そこから先は技術と知識が本当に大事になってくるなぁと実感しました。雪山では特にそれを感じます。自然への恐れを抱かない人を見るととても危なっかしく感じるし、自分も以前はそうだったかもしれないなと振り返ったりもします。
痛ましい雪崩の大事故のニュースは全然他人事には思えず、いろいろと考え込んでしまいました。合掌。
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