弾丸北海道でオプタテシケ山の大噴火口西尾根散策
- GPS
- 08:38
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 916m
- 下り
- 916m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 9時間 17時下山〜19時旭川空港〜23時羽田〜帰宅 標高範囲 600m〜1300m 気温 ―9度 帰り0度 山で会った人 車3台 森林限界 1200m 積雪の様子 新雪30センチ 日帰り温泉 四季 Black Diamond/justice/fatski 175cm/137mm/110mm/120mm |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO203
弾丸北海道でオプタテシケの大噴火口まで散策
晴れ予報で山が見える。ちょっと雲もかかるが。さっさとホテルで朝飯バイキングして、8時にはスタート。とすでに車3台。いずれも単独の様相で本州ナンバーもある。昨日の私のトレース一層充実して、昨日の3時間が今日は2時間少しで到達。そのまま沿って登るとまもなく彼ら、美瑛富士方面に。私予定した平行移動して、オプタテシケへ。
さて今日はどうなるかと思いながら歩いたよ。1250m辺りに出たけれど、トラバース水無川横断はもう少し低い方がいいと思って、徐々に高度下げて、1100mくらいで渡る。そこまで2時間。まあそんなもんだね、たっぷり時間がかかる。ブーツ中ほどの快感ラッセル。
そこ過ぎて、まもなく、オプタテシケ西尾根に出るかと思ったが、小さい沢が2本入り込んでいる。その直前になんと、上のベベツ岳辺りからの滑降トレースが一本ある。こんなとこ滑ってどこに出ると思ったが、まさか美瑛富士コルからベベツに出て、そこから滑り込むなんてマニアックなスキーする人みたい。下は原生密林と、平地林道なのだが、知っていれば行けるのかも。
山は雲がかかっているけど、全般的に晴れ。天気もいいし、下界は見えるということは、泊まったホテルも見える。のこのこ歩いていくよ。
2本の沢の横断も厄介で、どうにか過ぎると、リミット14時として、西尾根に出られるか。オプタテの登行の意欲は減退。今度は徐々に高度上げながら、しかし1200m辺りで森林限界で、そこに割と急傾斜の西尾根斜面が出てきて、一昨日の新雪20センチはいい感じなのだが、こんな南極斜面のようなとこに一人とは、置き去り少年のようで少々心細くもあり。
ついに最後には、向こうの一本シラビソ目指して延々進んで、そこが標高1350m辺りの西尾根で、覗き込んで噴火口見えるし、日も当たって、どうにか満足したかな。こんな尾根登って頂上に行こうなんて、気力でないよ。
出発して6時間。戻るよ。最初の内は下りでいい感じだったが、途中の登り返しからだらだら登りになって、こんなルート取りしたかと、ほんの数時間前のことも記憶からぼーっと抜けて、何だか気分は危ねえよ。でも晴れているからどうにか。下りだというのに、1時間も登り返して、でも16時半ころまでに、昨日の分岐に出ればそこから30分で下れると思いながら、およそその通りに。
美瑛富士組の下りトレースが合流してきて、それは昨日の私と一緒に下っているし、大いに安心。どうにか17時下山。下りも3時間かかっているよ。
何のためのオプタテシケ噴火口の西尾根だったか、行ってみたかったら。もしかして下の林道からいきなり突き上げた方が早かったのかも。前に水無川林道下部を歩いたことあったが、あんな原生の真っただ中登れるのかと疑問に思った。
今日は数時間晴れたから、雪表面少し硬くなっていた。ま事故もなくいいっか。
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