鬼ヶ城山(おにがじょうやま)1,482.5m【伊那山地】

2011年05月21日(土) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 6.2km
• 登り: 849m
• 下り: 850m

コースタイム

上氏乗(かみうじのり)===(林道)===7:30小松樽沢橋　

小松樽沢橋7:49 --- 8:05登山道(旧)入口 --(旧道)-- 8:30登山道(新)入口 --- 10丁鳥居8:32 --- 11丁祠8:37 --- 21丁8:50 --- 30丁9:05 --- 33丁祠9:08 --- 40丁9:24 --- 10:04山頂(50丁:鬼ヶ城本殿)10:28

山頂(50丁:鬼ヶ城本殿)10:28 ---(仮称:切石)10:37 --- 10:58展望地11:05 --- 登山道(新)入口 11:36--(林道)-- 小松樽沢橋12:03

・・・・毛無山へ　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

自動車利用:飯田ICから18km 30分
　　　　　　　:松川ICから23km 40分　

鉄道利用:JR飯田線 元善光寺駅下車 タクシー25分

駐車場:林道路肩に数台

※　今回は防獣用金網のゲート先に駐車したが、林道が延びているため10丁の登山道(新)入口まで車は入れます。
駐車台数は林道脇の数カ所に5台位。　

コース状況／危険箇所等

・買い物　喬木村に入るとコンビニが1軒しかないので注意。
・登山ポスト　無し
・トイレ　無し

・特に危険箇所はないが熊除け鈴は持参のこと。

・登山口からは1丁(約109m)毎に44個の丁石が山頂まで有り。

写真

5/21 14:54

林道入り口
上氏乗(かみうじのり)　バス停有り
目立たないので注意。

5/21 14:52

林道「大島氏乗線」幅員4.0m

5/21 7:28

7:30　小松樽沢橋 (EL.813m)

防獣用金網のゲートを開け林道を進みます。
今回は、1丁目から登るため、橋向に駐車しました。
10丁まで車で行けます。

5/21 12:05

猪・鹿・進入防止の為
「解放厳禁」
開けたら必ず閉めてください。

5/21 8:05

8:05　登山道(旧)入口　(EL.861m)

5/21 11:50

壱丁を標示した丁石(EL.859m)

山頂では50丁の標示がありました。

5/21 8:19

8:19 旧道を行く。(EL.893m)

花崗岩が風化したものを「マサ土」といいます。

5/21 8:21

8:21 旧道より。(EL.899m)

木々の間より頂上を確認。

5/21 8:32

8:32　10丁鳥居 (EL.934m)

5/21 8:32

8:32　10丁の標石

5/21 8:33

8:30　登山道(新)入口 (EL.944m)

5/21 8:35

入り口が分かりにくい為赤のリボンテープで標示。

5/21 8:37

8:37 　11丁標石と小さな祠。(EL.948m)

5/21 8:50

8:50　21丁 (EL.1,059m)
尾根を進んで行きます。

5/21 8:59

8:59(EL.1,157m) 26丁あたりより中央アルプスが確認できます。

5/21 9:05

9:05　30丁 (EL.1,179m)

5/21 9:08

9:08(EL.1,201m)　33丁の標石と小さな祠。

5/21 9:24

9:24(EL.1,329m)　40丁の標石
地面より出ていたので大きさを測定・
高さ0.65m

5/21 9:26

横、奥行き幅は0.185m

花崗岩の単位体積重量を2,300kgとすると
丁石の重量は51.1kgとなり、女性一人当たりの重量です。

5/21 9:35

40丁を過ぎると急坂になり迷いやすいので注意。

コースを赤のリボンテープで標示してきました。

5/21 10:04

10:04 山頂着(EL.1,481m)

50丁の標石

5/21 10:05

鬼ヶ城本殿

石垣に囲まれています。

5/21 10:06

鬼ヶ城本殿

5/21 10:27

山上、多田、桐生、宮脇、知久、木下一族の名前が。
文政12年巳丑歳2月24日
願主　多田新左衛門成房

5/21 10:06

鬼ヶ城本殿外観

5/21 10:08

4等三角点有り。頂上は案外広い。

標高　: 1482.5m

5/21 10:10

頂上から東側の「氏乗山」が展望できます。

5/21 10:13

木々に囲まれ展望は期待できませんが、頂上での記念写真。
焚き火を囲んでの丸太の席が有り。

5/21 10:17

皆様の写真を真似てみました。
MATSUさんの行動食を見習いゼリー状飲料でのカロリー補給。
飲食後10:28下山開始。

5/21 10:37

10:37 (仮称:切石)(EL.1,439m)

5/21 11:05

11:05　展望地(EL.1,303m)
山の向こうは天龍川。
集落は喬木村大島。

5/21 10:59

小生の実家が見えます。

5/21 11:36

11:36　登山道(新)入口 着(EL.935m)
帰路は林道を歩き駐車地点へ。
普通車5台位駐車できます。

5/21 11:42

11:42(EL.914m)　林道より振り返ると登った「鬼ヶ城山」が見えます。

5/21 12:02

12:03　出発点「小松樽沢橋」着(EL.813m)

撮影機器：

PowerShot A1100 IS CANON

感想

JJ0JVL

　初めての登頂です。
　気温が30℃超える真夏日の中、伊那谷100名山の一つである鬼ヶ城山(1,482.5m)、毛無山(1129.8m)に登頂しました。2つの山はそれぞれ独立峰ですので山行記録は別々とします。

　登山のため訪れる人も少ないためか案内板も無い状態で、登山道も入口がよく分からず地図に頼るしかなく、また登山道も不明確なところがあるため、赤のリボンテープでマーキングの作業も実施した山行でした。
　特に山頂〜40丁の下りは急坂で尾根を間違えやすいため注意が必要です。

　鬼ヶ城沢川からの登山口からは1丁(約109m)毎に44個の丁石が山頂まで有り、頂上は樹木により展望はあまり期待できませんが、1540年(天文9年)に建立とされる鬼ヶ城本殿が見所です。

　登山道、山頂共に展望がよくありませんが、このような山は、風の音、野鳥・鹿等の声、地面・樹木からの気が感じられます。