念願の槍ヶ岳登頂。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 2,157m
- 下り
- 2,157m
コースタイム
8:40無料駐車場
8:50バスターミナル
9:20第四砂防堤防
9:35穂高平小屋
10:05奥穂高登山口
10:20白出沢
10:40ブドウ谷
11:30滝谷避難小屋
12:50槍平小屋
【6日】
4:40槍平小屋
5:00乗越端部
6:00宝の木
7:50飛騨乗越
8:00槍ヶ岳山荘(休憩)
8:40頂上
9:05頂上より山荘
10:10宝の木
11:40槍平小屋よりテント撤収下山開始。
12:15滝谷
13:35白出沢
14:15穂高平小屋
14:45バスターミナル
15:00駐車場
天候 | 5日 曇り後雨時々雷 6日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
すぐに41号に出ますので、それを左折し5キロほど走った所の下切町の信号を右折します。 あとはひたすら直進すれば平湯温泉、ここから20分ほどで新穂高温泉に着きます。 【一宮⇔高山】 高速料金 割引 1000円 【高山⇔一宮】 高速料金 平日割引 1850円 深山荘前の無料駐車場。 【日帰り温泉】 ひがくの湯 700円 剃刀 歯ブラシ付き。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道入り口ゲート横に、登山ポストあります。 【新穂高温泉ゲート→穂高平】 普通の林道歩きです。 左手に砂防堰堤があり河川敷工事中。 【穂高平→白出沢】 積雪もなく、ひたすら林道あるきに精を出す区間です。 新緑が美しい林道です。 【白出沢→滝谷避難小屋】 前回4月29日にはここから完全な冬道でしたが なんと夏道が使えます。 登山道脇に山野草がちらほらと咲き、目の保養になります。 日陰は凍結ヶ所が時々あり足元注意。 チビ谷とブドウ谷、他デブリを渡る場合、赤旗見失いかけたら 平行線上に夏道があります。 【滝谷避難小屋→槍平小屋】 積雪少々ありますが、アイゼン着けるほどではありません。 沢筋の川を渡る場合ルートファインディングが要ります。 石に付いたペンキの赤印は当てになりませんでした。 渡れるとこを渡る、そんな感じでしょうか。 とにかく、蒲田川沿いに行けば槍平小屋に出ます。 【槍平小屋→宝の木】 森林限界を超えたあたりをカールに沿って行けば右前方(大喰尾根端部)に でかい木があり1時間ほどで着きます。 【宝の木→飛騨乗越】 いやと言うほど、雪渓を登ります。 目印の竹竿は10ヶ所ほど倒れていたので、修復してきました。 早朝はアイゼン着けたほうが登りやすかったです。 【飛騨乗越→槍ヶ岳山荘】 テント場を過ぎれば目の前です。 【山荘→頂上】 6日の時点では数日前に積雪があり、念の為アイゼン着けました。 個人的にですが、鉄梯子は良いように見えますが、付け根に不安を 感じました。エポキシ樹脂注入必要あり。 鉄は錆びると膨脹して岩に食い込みますが、コンクリ補修箇所は酸性雨により 中性になり、もろくなります。 【頂上→大喰尾根経由 宝の木】 ハイマツがむき出しの箇所があり、歩きにくい為その際を下りました。 【宝の木→槍平小屋】 イメージとしては、右下に下りて行けば必ず槍平小屋に着きます。 迷ったら、笠が岳目指して降りればよいです。目視できればですが・・・ 【槍平小屋→新穂高林道入り口】 登山道は変化なしですが、 6日は平日なので穂高平より下部では工事のダンプが 走行していました。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
槍に来て本当に良かった、しかも天候にも恵まれて。
私にとって槍ヶ岳は4月29日以来2度目の挑戦になります。
前回は体力不足と登山経験の未熟さで大喰岳直下50M下で
敗退せざるを得ませんでした。
その失敗の経験を踏まえつつ、今回初日は槍平でテント泊と計画を決め
登頂に臨みました。
また前回はトレースなしの雪渓を、槍平から宝の木まで3時間近く掛かったの
ですが、現在の雪の状態ですと1時間程で行くことができました。
山の環境はもとより、登山道の状態でこれだけの違いがいかに出るかと
つくづく身をもって実感させられました。
これからの時期ですと、林道歩きはデブリ上以外は雪は少なく、
何と言っても白出沢より夏道が使える為、山野草を見ながらの登山が楽しめそうです。
槍平のテント場は貸切状態で快適に過ごせたと思います。
と言うのも前回は、宝の木の下で、風、雪崩を心配しつつ一睡もすることが
できませんでしたので。
5日の夜6時ごろより、雨が降りだし、そのうちに雷までもが・・・
気温の関係で、テント内で少々の結露が発生しましたが、贅沢は言えません。
百円ショップでマイクロファイバーハンドタオルが役に立ちました。
水は沢からのものを利用しました。清潔か否か分かりませんが沸騰させれば
問題ないと思います。
飛騨沢を登って乗越に着いた時の感動、頂上からの360度の展望は、
今こうして文書を作成している時も、思い出すとにやけずにはいられません。
槍の上で、『アルプス一万尺♪』を歌う気持ちが私にも分かる気がします。
体力に不安がある人は滝谷と槍平に避難小屋があるので、そこを利用すれば
かなり槍への道は近くなると思います。
北鎌尾根から槍もあります。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-137126.html
fukusanさん、コンバンワです。
2回目のチャレンジでの登頂おめでとうございます。
天候にも恵まれ、素晴らしい風景が広がっていましたね。これを見てしまうと歩いた苦労が吹っ飛んでしまいますね。
天気にも恵まれたようで素晴らしいですねー
この時期は登山者が少ないんですかね?
心行くまで景色を楽しめそうです。
山頂直下に行列もなさそうだし狙い目の季節かもしれませんね。
fukusanさん、こんにちは。
記録拝見させていただきました。
おかげさまで、槍ヶ岳に行きたい病が再発です。笑
行ける日が、待ち遠しいです。
お疲れさまでした!
ありがとうございます。
仰る通り、槍はすばらしい景色と感動を与えてくれました。
1度目の挑戦から約1カ月、どれほどこの時を待ち望んでいたことか・・嬉しさもひとしおです。
登頂の日、天候に恵まれたことは幸運でした。
登山者は、槍平まではカップルと5人組パーティーのみのすれ違い、槍平で幕営はわたしだけでした。
槍の穂先では、わたしと男性2人だけでしたので、確かに登山者は少なかったです。
穂先の渋滞もありませんでしたから。
上高地側よりは新穂高方面から登る方が、静かな山旅ができるかもしれませんね。
ぜひ槍行ってあげてください。
きっと槍もtayukayuさんを待っていてくれることでしょう。
天候に恵まれますこと、お祈りしています。
槍へのリベンジおめでとうございます。
私も同じルートで5月中旬に槍へ行きました。
途中までは眺望も少なく黙々と歩かなければいけませんが、
滝谷で見える北穂のドームでテンションが高まり、
それを飛騨沢までどのようにキープできるかが鍵でした。
それにしても飛騨沢は登っても登ってもたどり着けず、とてもきつかったです。
そんな苦労で得た槍の姿は最高ですね、にやけてしまう気持ちは当然と思います。
ましてリベンジでは尚更ですね。
ルート上の雪もほとんど無くなってきているようですから
これからは歩き易くなりそうですね。
花を見ながら歩く事が出来るこれからもいいかもしれません。
ありがとうございます。
おかげ様でやっと槍に登頂することができました。
確かに槍平までは、ひたすら黙々と登り続けるのみですね。
いつも『無』の境地で登っているつもりですが、そこですれ違う方達との一瞬の会話が、わたしの場合一本の清涼剤とでもいいましょうか、疲れが癒され次への一歩が進みます。
個人的には冬山が一番好きですが、実にこれからの季節も見頃となりますね。
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