また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1153723
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中国山地西部

阿佐山と石見冠山をウルトラライト山行!

2017年05月27日(土) 〜 2017年05月28日(日)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
17:16
距離
59.6km
登り
2,362m
下り
2,897m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:40
休憩
0:24
合計
9:04
9:41
194
芸北支所
12:55
13:13
29
13:42
13:46
58
14:44
14:44
22
15:06
15:06
29
15:35
15:37
188
18:45
宿泊地
2日目
山行
7:54
休憩
0:20
合計
8:14
4:12
138
宿泊地
6:30
6:36
91
8:07
8:07
5
8:12
8:12
3
8:15
8:27
56
9:23
9:25
181
12:26
因原駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
☆阿佐山系
来尾峠〜天狗石山 快適な道です
天狗石山〜三ツ石山 多少藪っぽいです
三ツ石山〜阿佐山(南峰) 問題ありません
阿佐山(北峰)〜瑞穂ハイランドスキー場 道は無しでスキー場を強引に歩きます(かなり藪っぽいところあり)

☆石見冠山
野原谷登山口〜石見冠山 急登ですが道ははっきり
野原谷登山口〜キャンプ場 お勧め出来ません(藪化、沢沿いの道は一部消失)

バスを乗り継いで芸北支所というところにやってきました
ここで腹ごしらえしてから出発
2017年05月27日 09:43撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 9:43
バスを乗り継いで芸北支所というところにやってきました
ここで腹ごしらえしてから出発
のどかな田園風景を来尾峠へ向かいます
2017年05月27日 10:22撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 10:22
のどかな田園風景を来尾峠へ向かいます
中尾冠山が見えてきました
2017年05月27日 11:06撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 11:06
中尾冠山が見えてきました
なんと牛が才乙の町の中で放牧されていました
2017年05月27日 11:19撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/27 11:19
なんと牛が才乙の町の中で放牧されていました
来尾峠に到着
数台なら車を止めるスベ−スもあるようです
2017年05月27日 11:57撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 11:57
来尾峠に到着
数台なら車を止めるスベ−スもあるようです
天狗石山へ登っていきます
2017年05月27日 12:04撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 12:04
天狗石山へ登っていきます
尾根に出て天狗石山が見えました
このあたりは気持ちの良い草原風のところ
2017年05月27日 12:33撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 12:33
尾根に出て天狗石山が見えました
このあたりは気持ちの良い草原風のところ
レンゲつつじでしょうか
2017年05月27日 12:34撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 12:34
レンゲつつじでしょうか
こちらはムラサキヤマつつじ?
2017年05月27日 12:36撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 12:36
こちらはムラサキヤマつつじ?
この標識の先を行ってみましたが道がなくなりかけていました
2017年05月27日 12:57撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 12:57
この標識の先を行ってみましたが道がなくなりかけていました
天狗石山の三角点
2017年05月27日 12:58撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 12:58
天狗石山の三角点
天狗石山山頂
2017年05月27日 12:59撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 12:59
天狗石山山頂
山頂部よりは一角だけ展望があります
でも、何処がどの山かわからん^^;
2017年05月27日 13:00撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 13:00
山頂部よりは一角だけ展望があります
でも、何処がどの山かわからん^^;
この後、三ツ石山へ向かいますが少し薮っぽい道でした
2017年05月27日 13:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 13:21
この後、三ツ石山へ向かいますが少し薮っぽい道でした
一旦林道に出ます
2017年05月27日 13:24撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 13:24
一旦林道に出ます
林道を進みます
2017年05月27日 13:24撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 13:24
林道を進みます
ここは左に行ってみました
(標識なし)
2017年05月27日 13:27撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 13:27
ここは左に行ってみました
(標識なし)
三ツ石山の標識が出てほっとしました
2017年05月27日 13:33撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 13:33
三ツ石山の標識が出てほっとしました
三ツ石山に向かいます
少し心許ない道です
2017年05月27日 13:33撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 13:33
三ツ石山に向かいます
少し心許ない道です
え!ここが三ツ石山山頂?
展望、ピーク感とも無し
2017年05月27日 13:45撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 13:45
え!ここが三ツ石山山頂?
展望、ピーク感とも無し
さて、いよいよ阿佐山へ向かいます
2017年05月27日 13:59撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 13:59
さて、いよいよ阿佐山へ向かいます
瑞穂ハイランドスキ−場に出ました
ここは阿佐山北峰となります
2017年05月27日 14:45撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 14:45
瑞穂ハイランドスキ−場に出ました
ここは阿佐山北峰となります
北峰より最高点の阿佐山南峰に向かいます
2017年05月27日 14:50撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 14:50
北峰より最高点の阿佐山南峰に向かいます
ゲレンデ脇より尾根筋に入ります
なぜか登山道とMTB道がありました
どう見てもMTB道の方が歩きやすいのでこちらを歩きました
2017年05月27日 14:51撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 14:51
ゲレンデ脇より尾根筋に入ります
なぜか登山道とMTB道がありました
どう見てもMTB道の方が歩きやすいのでこちらを歩きました
阿佐山南峰の避難小屋
一階の入口はしまっていました(冬期小屋?)
2017年05月27日 15:08撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 15:08
阿佐山南峰の避難小屋
一階の入口はしまっていました(冬期小屋?)
ここが阿佐山山頂なの?
展望ないな−
2017年05月27日 15:09撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 15:09
ここが阿佐山山頂なの?
展望ないな−
山頂部はこんな感じ
2017年05月27日 15:09撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 15:09
山頂部はこんな感じ
再び阿佐山北峰に戻って展望を楽しむことにしました
2017年05月27日 15:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 15:28
再び阿佐山北峰に戻って展望を楽しむことにしました
山々がつらなりますがやはり何処が何処かわかりません(笑)
2017年05月27日 15:28撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
3
5/27 15:28
山々がつらなりますがやはり何処が何処かわかりません(笑)
このあたりが阿佐山の最高点でしょうか
2017年05月27日 15:36撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 15:36
このあたりが阿佐山の最高点でしょうか
さて、スキ−場を強引に下ることにします
2017年05月27日 15:42撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 15:42
さて、スキ−場を強引に下ることにします
最初はところ気持ちのよい道(じゃないね)をずんずん下っていきます
2017年05月27日 15:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 15:48
最初はところ気持ちのよい道(じゃないね)をずんずん下っていきます
怪しい感じになってきました
2017年05月27日 15:53撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 15:53
怪しい感じになってきました
うひょ―、ここを下るのか!
2017年05月27日 15:59撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 15:59
うひょ―、ここを下るのか!
ぼうぼうのゲレンデを草に埋もれながらやっと下りました
2017年05月27日 16:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/27 16:26
ぼうぼうのゲレンデを草に埋もれながらやっと下りました
虫に追いかけながら、やっと瑞穂ハイランドスキ−場に到着しました
2017年05月27日 16:52撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/27 16:52
虫に追いかけながら、やっと瑞穂ハイランドスキ−場に到着しました
原山トンネル
このトンネルを出たところの少し先でツェルトを張りました
2017年05月27日 18:24撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/27 18:24
原山トンネル
このトンネルを出たところの少し先でツェルトを張りました
ツェルトはやっぱり結露がひどい
あまり眠れなかったので夜明け前に歩き出します
2017年05月28日 04:17撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/28 4:17
ツェルトはやっぱり結露がひどい
あまり眠れなかったので夜明け前に歩き出します
夜が明けだしました
2017年05月28日 04:59撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
3
5/28 4:59
夜が明けだしました
やっと冠山の標識か出てきました
2017年05月28日 06:00撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 6:00
やっと冠山の標識か出てきました
標識が倒れていてどちらに行くのかわかりません
ここは分岐を左に行きました
2017年05月28日 06:22撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 6:22
標識が倒れていてどちらに行くのかわかりません
ここは分岐を左に行きました
ここは右に上がっていきます
2017年05月28日 06:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 6:25
ここは右に上がっていきます
野原谷登山口入口に到着しました
ここから石見冠山に登ります
2017年05月28日 06:32撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 6:32
野原谷登山口入口に到着しました
ここから石見冠山に登ります
ゆりでしょうか
2017年05月28日 06:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
3
5/28 6:44
ゆりでしょうか
最初は平たんな道を続きます
2017年05月28日 06:44撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 6:44
最初は平たんな道を続きます
やがて沢沿いに登っていきます
2017年05月28日 06:55撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 6:55
やがて沢沿いに登っていきます
シダ!シダ!シダ!
2017年05月28日 07:02撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 7:02
シダ!シダ!シダ!
沢をつめて、尾根筋に登ってきました
2017年05月28日 07:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 7:21
沢をつめて、尾根筋に登ってきました
尾根筋の急登を進みます
2017年05月28日 07:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 7:25
尾根筋の急登を進みます
瑞穂町からの登山道と合流しました
山頂はもうすぐ
2017年05月28日 08:01撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 8:01
瑞穂町からの登山道と合流しました
山頂はもうすぐ
石見冠山山頂よりは素晴らしい展望です
2017年05月28日 08:11撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5
5/28 8:11
石見冠山山頂よりは素晴らしい展望です
邑南町を見下ろします
その先には阿佐山を見えました
2017年05月28日 08:14撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 8:14
邑南町を見下ろします
その先には阿佐山を見えました
阿佐山三角点峰に戻ります
2017年05月28日 08:19撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 8:19
阿佐山三角点峰に戻ります
ここが阿佐山三角点峰
こちらも展望がいいです
2017年05月28日 08:19撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 8:19
ここが阿佐山三角点峰
こちらも展望がいいです
三角点峰からの展望
相変わらず、どこの山かわかりません(笑)
2017年05月28日 08:20撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 8:20
三角点峰からの展望
相変わらず、どこの山かわかりません(笑)
野原谷登山口に戻って、キャンプ場への道を進む事にしました
2017年05月28日 09:27撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 9:27
野原谷登山口に戻って、キャンプ場への道を進む事にしました
林道よりキャンプ場への道を進みます
最初ははっきりした道でした…
2017年05月28日 09:29撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 9:29
林道よりキャンプ場への道を進みます
最初ははっきりした道でした…
すぐに廃屋に着きました
道は廃屋跡を進みますがすでに怪しい感じ
2017年05月28日 09:31撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 9:31
すぐに廃屋に着きました
道は廃屋跡を進みますがすでに怪しい感じ
薮の中に突入していく結果に…
2017年05月28日 09:32撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 9:32
薮の中に突入していく結果に…
薮からの脱出を果たしましたが、道は歩かれていません
2017年05月28日 09:32撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 9:32
薮からの脱出を果たしましたが、道は歩かれていません
この橋を渡ってきました
2017年05月28日 09:35撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 9:35
この橋を渡ってきました
道がもはやわからない箇所もしばしば
赤テ−プとかを追いながら下ります
2017年05月28日 09:36撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 9:36
道がもはやわからない箇所もしばしば
赤テ−プとかを追いながら下ります
うひょ―、この橋は渡るのが怖い
2017年05月28日 09:49撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 9:49
うひょ―、この橋は渡るのが怖い
一旦、林道に出てあまりの歩きやすさにこの橋を渡ってしまいました
正しい道はこの橋の手前を再び沢沿いへ進みます
2017年05月28日 10:01撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:01
一旦、林道に出てあまりの歩きやすさにこの橋を渡ってしまいました
正しい道はこの橋の手前を再び沢沿いへ進みます
相変わらず道はしっかりしません
2017年05月28日 10:04撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:04
相変わらず道はしっかりしません
こんな感じで心許ない限りの道です
2017年05月28日 10:09撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:09
こんな感じで心許ない限りの道です
少しは道も増しになってきましたが…
2017年05月28日 10:18撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:18
少しは道も増しになってきましたが…
沢の水は冷たくてきもち良いですが
2017年05月28日 10:20撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:20
沢の水は冷たくてきもち良いですが
丸淵と書いてありました
2017年05月28日 10:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:21
丸淵と書いてありました
こんなところ、足を滑らせて落ちたら洒落になりません
2017年05月28日 10:21撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 10:21
こんなところ、足を滑らせて落ちたら洒落になりません
こんな標識よりも草刈してください
2017年05月28日 10:25撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
2
5/28 10:25
こんな標識よりも草刈してください
この橋をわたりますが、少々怖い
2017年05月28日 10:26撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 10:26
この橋をわたりますが、少々怖い
やっと道がはっきりしてきました
2017年05月28日 10:27撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:27
やっと道がはっきりしてきました
キャンプ場に到着しました
2017年05月28日 10:29撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:29
キャンプ場に到着しました
キャンプ場への道は深篠川遊歩道というのですか?
遊歩道とは程遠い悪路でした…
2017年05月28日 10:31撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
1
5/28 10:31
キャンプ場への道は深篠川遊歩道というのですか?
遊歩道とは程遠い悪路でした…
時間に余裕があったので断魚渓を散策
2017年05月28日 10:39撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:39
時間に余裕があったので断魚渓を散策
断魚渓の千畳敷を歩きます
2017年05月28日 10:46撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5
5/28 10:46
断魚渓の千畳敷を歩きます
断魚渓の千畳敷です
2017年05月28日 10:48撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
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5/28 10:48
断魚渓の千畳敷です
断魚渓の断崖
なかなか、幽玄な渓谷でした
2017年05月28日 10:57撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 10:57
断魚渓の断崖
なかなか、幽玄な渓谷でした
魚断トンネルを通ってあとは因原駅へ
2017年05月28日 11:11撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
5/28 11:11
魚断トンネルを通ってあとは因原駅へ
因原駅に到着
2日間歩ききりました
(この後、おまけの歩きがあります^^;)
2017年05月28日 12:27撮影 by  DMC-FX550, Panasonic
3
5/28 12:27
因原駅に到着
2日間歩ききりました
(この後、おまけの歩きがあります^^;)

感想

GWに185キロのウルトラウォーキングで三瓶山山麓から蒜山山麓まで歩いた。
実はその時に続きの山行をある程度考えていた。
それが、今回の阿佐山から石見冠山の山行である。出発は前回の起点であるJR三江線の竹駅と思ったが、バスの関係で広島北部の臥龍山の近くとなった。

バスを乗り継いで、北広島町の芸北支所に着く。
と言っても「何処やねん」との突っ込みがあると思う。自分もこの山行まで知らなかった(笑)。
ところで、今回の山旅の目的は3つ。買ったばかりのエアーマットのお試しとウルトラライト山行の実践とお約束の赤線繋ぎ(爆)。
で、ウルトラライト山行とは何かと言うと、ディパック程度のリュックでテント山行が出来るかという事。
従って、リュックの中に、エアーマット、3シーズンシェラフ、そしてツェルトをぎゅうぎゅうに押し込めた。当然、コッヘルやガスカートリッジの余地はない。だから、リュックの余地にパンとおにぎりがこれ又、ぎゅうぎゅう。

芸北支所でバスを降りるとJAのお店発見(^ ^)
食料計画に一抹の不安を感じていたので早速カップラーメンを食す。ずるずる食べていると芸北支所まで乗せて貰ったバスの運転手が、自分の車で山の近くまで乗せてくれると言ってくれる。田舎の人は本当に親切だ。でも、そうすると赤線が切れるのでゴメンなさいm(._.)m

芸北支所より、来尾峠に向かう。約9キロの車道歩き。途中でサイオトという不思議な地名の集落を歩く。サイオトって?と思ったら才乙という字らしい。でも普通読めないね。此処では、牛が放し飼い状態でちょっとびっくり。サイオトの集落を過ぎると来尾峠はすぐ先。少し歩くと来尾峠到着。
此処から登山道となる。道ははっきりしていて安心。やがて稜線にでると天狗石山が見える。躑躅等の低木中心となり、展望が良い。期待して天狗石山に向かう。
天狗石山には展望台があるがその横の露石の方が展望が良い。だが、悲しいかな何処がどの山が殆ど分からない。
天狗石山より三ツ石山へ向かう。起伏があまり無く稜線漫歩を期待したが、木々が生い茂って展望皆無。むしろ少々藪っぽい。
途中で林道に出る。此処あたりが標識も無く、わかりにくい。林道から三ツ石山への登山道に入るが藪っぽい感じは同じ。程なく、三ツ石山に着くが展望皆無。
三ツ石山よりは阿佐山に向かう。多少道は良くなって来た。少し登りがきつくなったところが阿佐山(北峰)。瑞穂ハイランドスキー場の上部でもある。此処から、阿佐山の最高点の南峰に向かう。道はスキー場の上部から稜線沿いを進むがMTB道と登山道に分かれる!どうみてもMTB道の歩きやすい。MTBが通る感じもないので、ここを歩かせてもらった。南峰との鞍部付近でMTB道は下へと分岐した。
最後のひと登りで阿佐山(南峰)に到着。着いてがっかり。展望は全くない。さっさと写真を撮って、北峰に戻り展望を楽しむことにした。
北峰の展望台より、中国山地の山々を楽しむ。山々がつらなり山深さを感じるが残念ながらどこがどこの山かがわからない(笑)。
さて、阿佐山(北峰)よりはスキ−場を下ることにする。記録を調べたが歩かれたものはなかった。スキ−場なので大丈夫だろうと軽い気持ちで下りだす。
最初は特に問題もなく、スキ−場をずんずん下る。ところが一応国土地理院の破線道に沿って下りだすが、ゲレンデ一本過ぎたあたりから怪しくなってきた。下草がだんだん多くなってきた。更に低木も少し出てきて足元がほとんど見えない。しかもバラ科の木もありとげが痛い。更に虫がまとわりつく。でももはやどうすることもできず耐えつつ下って行った。
やっと、道らしきところに出たが恐ろしいほどの虫にまとわりつかれていた。休憩することもままならず、逃げるよう走って瑞穂ハイランドスキ−場入口に到着。やっと虫からも解放された。
さぁ、今日は何処でツェルトを張ろうか。最初はスキ−場と考えていたが、まだ日没まで2時間以上もあり、邑南町に向けて先を進む事にした。夜遅くまで歩ると邑南町のス−パ−に到着でき明日の食料とかを調達できるのが。日記で書いたように「夜は歩いてはいけないらしい…」がトラウマになり、日没前にツェルトを張りたい。
ところが『はう!ペグが刺さらないとツェルトが自立しない』そんな事に今更気がついた。
『何処かに広場みたいなところはないか?』目を皿のようにして舗装道路を歩く。原山トンネルに入る。此処を過ぎると邑南町の市街地が近くなり、今度は不審者として通報されそう‥
幸いにトンネルを過ぎて少し先に良さげな空き地を発見。此処にツェルトを張る事にした。エアーマットを膨らましておやすみzzz。寝心地はなかなか快適だつた。

ところが夜中に目が覚めた。ツェルトの結露が酷い。それにツェルトが狭くなっている。タオルで結露を拭くがしばらくするとまた結露。そんな状態ではゆっくり出来ず夜明け前にツェルト撤収。外に出てツェルトが狭くなった理由がわかった。サイドのペグが外れていた。やっぱり、ウルトラライト山行をしようしてもツェルトはダメだ。

少し歩き出すと徐々に夜が明け出した。邑南町の市街地を抜けて石見冠山に向かう。
石見冠山の近くまで来ると標識が出て来た。やがて野原谷登山口に到着。登山道は結構しっかりしている。歩く人がそんなに多いと思えないので地元の人の維持のおかげだと思う。
登山道は最初はほぼ平坦な道が続くが、沢沿いになると傾斜がきつくなる。沢と言っても水量が多いわけでなく、しっとりした感じ。おかげでシダが蔓延っている。
沢沿いを登り詰めると稜線に出る。此処からまた厳しい登り。一歩一歩登って瑞穂町からの登山道と合流。此処から山頂部迄は後少しだった。
山頂は先ず三角点峰。此処には立派な標識があるが、最高点はもう少し先なので更に進む。最高点を踏んでから三角点峰に戻り展望を楽しむ。
眼下には邑南町が広がる。昨日登った阿佐山も見える。唯、それ以外の山はイマイチ分からない(笑)。
下山は来た道を戻り野原谷登山口に弾丸のように降りて行った。
野原谷登山口よりはキャンプ場に下る事にした。歩かれている記録がないので少し不安。
林道を少し進むと左への分岐の道。思ったより立派な道で安心。でも安心は30mも続かなかった(涙)。廃屋が出てくると道はとたんに怪しくなった。そして、藪化となる。それでも頑張って歩くと標識が出て来て道が正しい事はわかる。
藪は多少はマシになったりするものの、極めて不明瞭。橋を渡り沢沿いを歩く所もあるが、道というより赤テープを拾って歩いている感じ。
それにくわえて大嫌いな蜘蛛の巣がいっぱい!
苔むした橋をこわごわ渡ると林道に出た。『やれやれ』と思い林道を歩いていたがどうも違う感じ。ガーミンで確認したらやっぱり道を間違えていた。
戻って再び怪しい道を歩く。なんとか淵とかの標識が多く、どうも遊歩道として整備されたようだが、『それより草刈りしてくれ〜』。
ようやく、キャンプ場が見えた時は本当にホッとした。キャンプ場入り口には深篠川遊歩道と書いてあった。やっぱり遊歩道だったんだ(苦笑)。

後は因原駅に向かって歩くだけだが、時間に余裕があったので、近くの断魚渓を見学。千畳敷とかはなかなか見応えがあった。
その後は、国道をテクテク歩いて因原駅に到着。
実は因原駅からはもう一つおまけの歩きがあったのだが、それは後日アップ。




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