神ノ川水系 エビラ沢(下流部撤退)
コースタイム
エビラ沢F1(見学)-
F1・F2右岸高巻き径路-
エビラ沢床-
5m滝にて撤退-
高巻き径路にて下山-
エビラ沢橋=
青根/いやしの湯(入浴)=
本厚木(シロコロで〆)
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■入浴 青根/いやしの湯 http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/shisetsu/recreation/005796.html |
ファイル |
(更新時刻:2011/06/13 00:47)
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写真
感想
何だか最近は土曜から月曜が毎回天気悪い。
丹沢の有名な沢もあと残すところ10本切ったかな。
やはり若干遠い裏丹沢にその課題は残っている。
水量が気になるところではあるが
そんな中の一本、神ノ川(かんのがわ)支流のエビラ沢へ。
渋滞等で現地着が遅れ、時折ぱらつく降雨もあり
そしてやはり普段よりF1の水量は多めに見えるため
最後まで遡行するモチベーションは失せ
触りだけでも確認しておくか、というつもり。
エビラ沢の由来はさまざまある。
「箙(えびら)」戦国時代の武器種。
表丹沢の「ヤビツ峠」西丹沢の「信玄平」「犬越路」など
武田軍の北条攻めに由来する地名は多く残る。
否定的な見解も複数ある。
エビラの「エ」は「荏」(植物)であり
すなわち「荏平」であるとも。
僕なんかの世代では何となく幼少時代の記憶に残っている
怪獣「エビラ」(大きなエビそのものの怪獣)が即連想。
ゴジラ、モスラそしてエビラと南海の孤島で激闘していたヤツ。
閑話休題
エビラ沢F1、F2は古くからアブミの人工登攀の対象となってきた。
黒光りしたツルツルの側壁から浅そうなクラックをアンカー連打に導かれ
登ったもの。
僕なんぞは見学だけして、右岸トラロープの進入禁止表示を潜って
さっさと高巻き径路を登る。
古い袖平山の登山道入口でもある。
すぐに左手から支流の沢が2段10mほどの滝で注いでくる。
木の古い階段、ハシゴを交えて、右には怒涛の水音を発している
F1、F2を覗き込みながら高度を稼ぎ一旦平和なテラスへ。
ここで古い径路は尾根通しで袖平山方面へ行く径と
右側の山腹をトラバースする径とに分かれる。
後者を進めば更に、そのままトラバースを続けるレベル径と
右下の沢へ降りる径に分かれる。
沢方向へ降りると薄い沢状の土ザレを特に難儀することなく沢床着。
小滝を交えながらちょっとしたゴルジュ。
その中を2〜5m級の滝が連続している。
marinechanは「やっぱり私、水が好き!」と小さな釜にジャバジャバ浸かって
すごく楽しそう。
僕は必要以上に濡れたくない!ので極力へつるが
やはり今日は比較的水量が多いようで濡れを免れるのは難しい。
直登すれば水圧に耐えられそうにない3m滝で
「こっちにおいで〜」とばかり左岸のバンドが呼んでいる。
ついついお呼ばれにあってフラフラと登ってしまうと
またまた沢〜'sトリップにはまる。
5mくらいの壁にホールドとなりそうな木に手が届かない。
タスキ掛けしていた240cmスリングを木に投げ
巻きついた折り返しを何とかキャッチしてバックアップし、そこまで到達。
更に先にあるしっかりしていそうな大木にも手は届かず
木の根を掘り出し、微妙なバランスでへつって何とか大木キャッチ。
その先はクライムダウンじゃ降りられそうもないルンゼ。
ここでギブアップし、大木にロープを掛けラペリング。
その先の5m滝は水流少なければ直登もできそうだが
本日の水量では無理。
左の側壁も苔で覆われトラバースも微妙そうに見えたので
今日はここまで。
右岸から、どうやら寒くなってきた様子のmarinechanのところに戻り
「今日はもういいやね」と撤退報告。
少し下流部の植林尾根に上がり、上部のトラバース作業径路を使って下降した。
この辺の入浴なら青根の「いやしの湯」。
火曜が定休日なので今日はOK。
700円(3時間)だから結構ゆったりでき
風呂も座敷も広めなのでついつい眠りこけてしまった。
リクエストに応えて本厚木のシロコロで今日を締めくくる。
人気のシロコロは18時頃なのに僕らがどうやら最後だったようだ。
酔笑苑。お店には活気があってさすがに人気店。
車では来たくなかったな。
遡行ワンシーンです
http://www.youtube.com/watch?v=MyLRKS9-wkg
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