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谷川一ノ倉沢南稜 (アルパインクライミング / 谷川・武尊)

情報量の目安:
この記録の訪問者数:1593



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日程:
2004年06月05日(土) [日帰り]
メンバー: 天候:
快晴。


コースタイム:[注]
   0400起床0440駐車場発〜0540南稜テラス0710〜
0900馬ノ背リッジ〜0940終了点〜(6ルンゼ)〜
1130南稜テラス〜1320駐車場着


コース状況/その他周辺情報:
   風呂は、湯桧曽公園の向かいにある「湯の陣」という温泉ホテルに行きました。
1,050-。対応はホテル的(車のキーを預けるなど)で少々煩雑であるが、
風呂は広くて快適でした。

写真:
一ノ倉南陵1
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一ノ倉南陵1
  
感想/記録:(by raityou)
    6/5(土)、谷川岳の一ノ倉沢南陵でクライミングしてきました。
メンバーは、雷鳥、はさP、タッキーの3名。
はさPとタッキーは初本ちゃん。自分も4年ぶりの本ちゃんである。

 前夜22時に北朝霞に集合。関越を一路水上へ。
途中運転を代わりながら、零時半位に一ノ倉沢出合に到着。
すでに駐車場はほとんど埋まり、林道の先にはテントが数張り。
出合にはとても新しいトイレが出来てました。太陽電池も使っている。
すぐにテントを張り、呑みもせず就寝。そりゃ本ちゃんだもんね。。

 翌朝4時起き。準備も順調に運び、4:40出合から出発。
雪渓は例年よりかなり少ない。
途中消えていて、秋に使う右岸の踏み跡をしばらく使う。
雪渓に戻り、次第に傾斜が強くなった所でテールリッジ末端に取り付く。
最初のIII級の岩場をノーザイルで登り、ブッシュ帯を過ぎるとスラブ帯。
ここでの滑落事故も多いが、今はザイルがフィックスしてある。
再びブッシュ帯を登り、テールリッジ上部、中央稜の取付きに到着。
今日は南陵の予定なので、取付きを紹介しながらバンドを左上。
南陵テラスはクライマーでいっぱい。5パーティーはいる。知り合いもいた。
下からも次々やってくる。やっぱり人気ルートは集中するな。

 しばらく順番を待って、いよいよ登攀開始。自分にとっても4年ぶりの本番。
1ピッチ目はフェースからチムニー。ホールドが丸くてちょっとやりにくい。
チムニーも出だしに若干の奮闘を要する。
全体的にビレイポイントはしっかりしているので安心は出来る。
 2ピッチ目はフェース。ライン取りができれば快適である。
後の2人をビレイしている時、右の鼻に違和感が・・・あの感じだ。はなぢ・・・。
昨日の疲れが残っているのか、久々の本ちゃんに興奮したのか。
はさPからティッシュをもらい詰め込む。見た目などかまってられない。
 3ピッチ目は草付きの踏み後なので2人に先に行ってもらう。
上は渋滞している様だ。
 4ピッチ目。以前は40mいっぱい登っていたピッチだが、
コールが聞こえなくなるので、今は20mでピッチを切っている。
ルートも明瞭なので、せっかくだからはさPにリードしてもらう。
 5ピッチ目はごちゃごちゃした所を登り、やや足場の不安定なポイントでビレイ。
 6ピッチ目は馬の背リッジと呼ばれている。
ちょっと微妙なホールドの上、高度感(露出感)が強くて楽しい。
広いビレイポイントに着けば、最終ピッチだ。
 最後の7ピッチ目は、ルート中最難(V級)の垂壁。
でも岩も乾いていてさほど困難は感じない。ここもまた楽しいピッチである。
乗っ越せば、懐かしい終了点。後の2人も引っ張り上げ、
彼らにとっての一ノ倉デビューを喜び合う。
しかし、出合に帰り着いてこそ成功と言える。
ここからは懸垂下降で取付きに降りなければならない。

 以前あった懸垂ポイントの手前に、新しいポイントが出来ていた。
支点もしっかりしている。
ここからは6ルンゼ内を2ピッチ懸垂し、元の南陵に戻って更に5ピッチ連続懸垂だ。
南陵テラスの少し手前に降り立ち、初めての1本を取る。
そしてバンドをトラバース、テールリッジを途中懸垂1本含めて下降。
雪渓を降りて踏み跡を進み、観光客でいっぱいの一ノ倉出合に帰着。握手を交わした。

 天気もどピーカン。大成功のクライミングであった。
テント脇でしばらくうたた寝。さてそれからどうするか。
出発前の予報では、日曜日が雨天との事。出合ではケータイも繋がらないので、
一旦土合付近までもどって天気予報を確認。どうやら日曜日は雨天の様だ。
たとえ小雨でも、あのつるっとしたスラブが濡れたら、とてもじゃないが動けない。
当初の目的は達成したので、良い気分のまま帰る事にした。


 今回は予定している北岳バットレスの訓練の意味合いもあった。
とは言っても紛れもなく本ちゃんクライミング。彼らには価値のある登攀だったろう。
自分にとっても、4年のブランクを取り戻す為に有意義なクライミングだった。
もちろん、この為に越沢などで訓練してきたからこそ成功したと言える。
それは、誰よりも2人が実感している事と思う。
北岳行く前に、どっかでもう1本くらいしなきゃな。。



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