また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1197507
全員に公開
ハイキング
蔵王・面白山・船形山

蔵王山(レストハウス〜刈田岳〜熊野岳〜避難小屋〜レストハウス)【宮城県、山形県】

2017年07月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:01
距離
5.7km
登り
165m
下り
168m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:29
休憩
0:29
合計
1:58
8:22
8:29
16
8:45
8:45
8
8:53
8:53
9
9:02
9:04
16
9:20
9:21
1
9:22
9:22
6
9:28
9:33
3
9:36
9:36
8
9:44
9:44
20
10:18
ゴール地点
● コースタイム
刈田岳駐車場 817 ― 蔵王レストハウス 818 ― 刈田岳 823/828 ― 蔵王レストハウス前遊歩道 832 ― 刈田岳頂上リフト分岐 836 ― 馬の背分岐 854 ― 熊野岳、蔵王山神社 904/919 ― 熊野岳山頂 920 ― 熊野岳避難小屋 929 ― 馬の背分岐 936 ―刈田岳山頂リフト分岐 952 ― 蔵王レストハウス 1007/1015 ― 刈田岳駐車場 1017

● 行動時間 2:00

天候 濃霧、小雨
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
● 今回の移動
(宿泊先) = (蔵王レストハウス) ― 刈田岳 ― 熊野岳 ― 熊野岳避難小屋 ― (蔵王レストハウス) = (宿泊先)

●登山口へのアクセス
○刈田岳駐車場(蔵王レストハウス)
・宿泊先から、東北中央自動車道〜県道12号線(蔵王エコーライン)〜蔵王ハイラインと経由して行った。所要約1時間強
・蔵王エコーラインから分岐する蔵王ハイラインは有料道で往復利用料金は540円。駐車場は複数あり十分な収容力がありそうだった。当然ながら、登山者だけではなく、観光客の利用も多い

コース状況/
危険箇所等
○蔵王レストハウス〜刈田岳
・一般歩道として舗装等がなされている。ゆっくりと石段を上れば到着する

○蔵王レストハウス〜山頂リフト乗り場への分岐
・歩道区分がなされており、道迷いの可能性は低い

○山頂リフト乗り場への分岐〜馬の背分岐
・地肌の道だが、標柱が一定間隔で建植されており、それを拠り所に歩けば迷いにくい

○馬の背分岐〜熊野岳
・火山らしい赤黒い岩礫の一帯もあるが、概ね踏み跡が明瞭

○熊野岳〜熊野岳避難小屋
・緩い背上を行く。ここも標柱を頼りに進めば迷いにくい
・途中に白山大権現の文字が読み取れる碑がある

○熊野岳避難小屋〜馬の背分岐
・岩礫の一帯を下降すると、馬の背に着く

その他周辺情報 ●買う、食べる
○蔵王レストハウスにはレストランもあるし、自販機等もあるので飲料の買い物は出来る

●日帰り温泉
○蔵王温泉
・沿線ではないが、ロープウェー登山口となる蔵王温泉には日帰り温泉設備を始め、有名な露店風呂施設などがある。その中で、今回は日帰り施設「湯の花茶屋 新左衛門の湯」を利用。大人700円。レストラン等も併設されている

濃霧の中ですが、出発します【刈田岳駐車場にて】
2017年07月16日 08:17撮影 by  ,
7/16 8:17
濃霧の中ですが、出発します【刈田岳駐車場にて】
レストハウスを抜けて遊歩道へ。そのまま刈田岳山頂へ。そこには刈田嶺神社があります【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:23撮影 by  ,
1
7/16 8:23
レストハウスを抜けて遊歩道へ。そのまま刈田岳山頂へ。そこには刈田嶺神社があります【刈田岳山頂にて】
辺りには多数のケルン。このような濃霧の中で見ると、賽の河原の光景かとも思ってしまいます【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:23撮影 by  ,
7/16 8:23
辺りには多数のケルン。このような濃霧の中で見ると、賽の河原の光景かとも思ってしまいます【刈田岳山頂にて】
伊達政宗公の名前のある標柱です【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:25撮影 by  ,
7/16 8:25
伊達政宗公の名前のある標柱です【刈田岳山頂にて】
御釜の側に目を向けますが、当然ながら真っ白です【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:26撮影 by  ,
7/16 8:26
御釜の側に目を向けますが、当然ながら真っ白です【刈田岳山頂にて】
再度刈田嶺神社に戻り、お参りをします【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:27撮影 by  ,
7/16 8:27
再度刈田嶺神社に戻り、お参りをします【刈田岳山頂にて】
神社の額【刈田岳山頂にて】
2017年07月16日 08:28撮影 by  ,
7/16 8:28
神社の額【刈田岳山頂にて】
折り返してそのまま熊野岳方面へ。ここで曲がるとリフト乗り場。ここまでは人が多いがこの先は…【リフト乗り場分岐前にて】
2017年07月16日 08:36撮影 by  ,
7/16 8:36
折り返してそのまま熊野岳方面へ。ここで曲がるとリフト乗り場。ここまでは人が多いがこの先は…【リフト乗り場分岐前にて】
こんな感じで、ひと気もなければ道もはっきりとはしない【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
2017年07月16日 08:38撮影 by  ,
7/16 8:38
こんな感じで、ひと気もなければ道もはっきりとはしない【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
火山活動向けの避難看板が生々しい。昨年一時期ランクが引き上げられたことや御嶽事故が契機なのでしょうか【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
2017年07月16日 08:42撮影 by  ,
7/16 8:42
火山活動向けの避難看板が生々しい。昨年一時期ランクが引き上げられたことや御嶽事故が契機なのでしょうか【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
火山らしい噴石でしょうか【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
2017年07月16日 08:48撮影 by  ,
7/16 8:48
火山らしい噴石でしょうか【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
マルバシモツケ。こればかりが目につきました【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
2017年07月16日 08:51撮影 by  ,
7/16 8:51
マルバシモツケ。こればかりが目につきました【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
なんとなく、道幅が狭くなったように思います【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
2017年07月16日 08:52撮影 by  ,
7/16 8:52
なんとなく、道幅が狭くなったように思います【リフト乗り場分岐〜馬の背分岐】
馬の背分岐に到着しました【馬の背分岐にて】
2017年07月16日 08:54撮影 by  ,
7/16 8:54
馬の背分岐に到着しました【馬の背分岐にて】
ハクサンチドリ【馬の背分岐〜熊野岳】
2017年07月16日 08:56撮影 by  ,
7/16 8:56
ハクサンチドリ【馬の背分岐〜熊野岳】
火山らしい岩礫が目立ちます【馬の背分岐〜熊野岳】
2017年07月16日 08:58撮影 by  ,
7/16 8:58
火山らしい岩礫が目立ちます【馬の背分岐〜熊野岳】
山頂の蔵王山神社に到着【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:03撮影 by  ,
7/16 9:03
山頂の蔵王山神社に到着【熊野岳山頂にて】
神社の標示【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:09撮影 by  ,
1
7/16 9:09
神社の標示【熊野岳山頂にて】
神社でお詣りします【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:09撮影 by  ,
7/16 9:09
神社でお詣りします【熊野岳山頂にて】
小屋の中。すでに居合わせた方々は出発してしまいました。後は風の音だけ【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:13撮影 by  ,
7/16 9:13
小屋の中。すでに居合わせた方々は出発してしまいました。後は風の音だけ【熊野岳山頂にて】
山頂標識を探すと、その先にありました。自分撮りの際には、避難小屋に居合わせた方が、標示まで撮りに来て下さいました【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:20撮影 by  ,
7/16 9:20
山頂標識を探すと、その先にありました。自分撮りの際には、避難小屋に居合わせた方が、標示まで撮りに来て下さいました【熊野岳山頂にて】
分岐の標識。ただし、熊野岳避難小屋に向かう道もよくわかりません【熊野岳山頂にて】
2017年07月16日 09:21撮影 by  ,
7/16 9:21
分岐の標識。ただし、熊野岳避難小屋に向かう道もよくわかりません【熊野岳山頂にて】
途中に白山大権現と書かれた石標がありました【熊野岳山頂〜熊野岳避難小屋】
2017年07月16日 09:26撮影 by  ,
7/16 9:26
途中に白山大権現と書かれた石標がありました【熊野岳山頂〜熊野岳避難小屋】
熊野岳避難小屋の前にはかつての小屋跡でしょうか、屋根の抜けた石組みがあります【熊野岳避難小屋にて】
2017年07月16日 09:27撮影 by  ,
7/16 9:27
熊野岳避難小屋の前にはかつての小屋跡でしょうか、屋根の抜けた石組みがあります【熊野岳避難小屋にて】
これは旧制仙台二中遭難碑【熊野岳避難小屋にて】
2017年07月16日 09:27撮影 by  ,
7/16 9:27
これは旧制仙台二中遭難碑【熊野岳避難小屋にて】
避難小屋前は「熊野十字路」【熊野岳避難小屋にて】
2017年07月16日 09:27撮影 by  ,
7/16 9:27
避難小屋前は「熊野十字路」【熊野岳避難小屋にて】
再度、トーチカのような石組み。ヨーロッパの古代遺跡のようだ【熊野岳避難小屋にて】
2017年07月16日 09:28撮影 by  ,
7/16 9:28
再度、トーチカのような石組み。ヨーロッパの古代遺跡のようだ【熊野岳避難小屋にて】
避難小屋は火山仕様【熊野岳避難小屋にて】
2017年07月16日 09:29撮影 by  ,
7/16 9:29
避難小屋は火山仕様【熊野岳避難小屋にて】
なんだかかわいいケルン【熊野岳避難小屋〜馬の背分岐】
2017年07月16日 09:34撮影 by  ,
7/16 9:34
なんだかかわいいケルン【熊野岳避難小屋〜馬の背分岐】
馬の背十字路に戻ってきました【馬の背分岐にて】
2017年07月16日 09:36撮影 by  ,
7/16 9:36
馬の背十字路に戻ってきました【馬の背分岐にて】
先を見ても、視界は利かず【馬の背分岐にて】
2017年07月16日 09:36撮影 by  ,
7/16 9:36
先を見ても、視界は利かず【馬の背分岐にて】
イワオトギリ【馬の背分岐〜リフト乗り場分岐】
2017年07月16日 09:46撮影 by  ,
7/16 9:46
イワオトギリ【馬の背分岐〜リフト乗り場分岐】
リフト乗り場分岐に戻ってきました(振り返って撮影)【リフト乗り場分岐にて】
2017年07月16日 09:53撮影 by  ,
7/16 9:53
リフト乗り場分岐に戻ってきました(振り返って撮影)【リフト乗り場分岐にて】
コマクサです。教えて下さった方のおかげで会うことが出来ました【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
2017年07月16日 09:55撮影 by  ,
3
7/16 9:55
コマクサです。教えて下さった方のおかげで会うことが出来ました【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
もう一枚【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
2017年07月16日 09:56撮影 by  ,
1
7/16 9:56
もう一枚【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
更にもう一枚。これは別の株。付近には合計3株ありました【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
2017年07月16日 09:58撮影 by  ,
1
7/16 9:58
更にもう一枚。これは別の株。付近には合計3株ありました【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
キクの仲間でしょうか【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
2017年07月16日 10:03撮影 by  ,
7/16 10:03
キクの仲間でしょうか【リフト乗り場分岐〜レストハウス】
こんな感じで熊野岳が見えたはずなんだな【レストハウスにて】
2017年07月16日 10:16撮影 by  ,
7/16 10:16
こんな感じで熊野岳が見えたはずなんだな【レストハウスにて】
建物自体は工事中だが、中は利用できます【レストハウスにて】
2017年07月16日 10:17撮影 by  ,
7/16 10:17
建物自体は工事中だが、中は利用できます【レストハウスにて】
出来てから間もないのか、中もきれいでした【蔵王温泉「湯の花茶屋 新左衛門の湯」にて】
2017年07月16日 11:37撮影 by  ,
7/16 11:37
出来てから間もないのか、中もきれいでした【蔵王温泉「湯の花茶屋 新左衛門の湯」にて】
見上げるも、山頂部は雲の中【蔵王温泉にて】
2017年07月16日 11:38撮影 by  ,
7/16 11:38
見上げるも、山頂部は雲の中【蔵王温泉にて】

感想

 昨日とは打って変わって、“天気予報通り”の空模様。
 蔵王山も山頂部が雲に覆われている。それでも、蔵王は遠望がなくても、お釜が見えさえすれば、との思いで、こちらも予定通りに蔵王に向かう。
 残念なことにも、蔵王の山頂部を覆うガスは、遠望どころか近景も奪うほど。視界はせいぜい100mといったところ。
 刈田岳の刈田嶺神社にお参りしてから山頂標識へ。あまりの濃霧に、これすら手探りで探すような状態。駐車場からの直登でご夫婦が来られたが、熊野岳には行かずに帰ることにしたとのこと。確かにお釜すら見えない馬の背をせっせと歩くのもいかがなものか。
 当方としては、昨年のように、火山規制が突如出てしまうと、来ること辞退できなくなるかもしれないという懸念も感じているので、火山の場合は来た限りは登っておきたい。
 レストハウスやリフト乗り場分岐を過ぎると、人影はまばらになった。風も強くなり、めがねのレンズも左側だけが曇ってしまう。昔何度か同じような経験をしたなぁと、後方羊蹄山や焼岳のことを思い出す。
 踏み跡と標柱だけを頼りにとぼとぼと歩く。
 馬の背分岐からは熊野岳への直登を目指すが、山の姿は全く見えない。それどころか2本前の標柱すら見えない。この辺りでは視界は20m程度だろうか。
 やっと到着した熊野岳の蔵王山神社の避難小屋では2組が休憩中。山頂標柱での写真をお願いしたが、それも慎重に探さなければいけないくらい。雨脚が強くないのがまだ救いだ。
 しばらくのうちに2組とも出発してしまい、風の鳴る音だけに包まれた避難小屋には暖を感じるものは何もない。
 熊野岳の避難小屋を目指して頂稜線上を進む。先ほどと同様の視界、暫く進むと地図上にある記念碑マークの場所にある白山大権現と刻まれた石碑。その先には、廃墟と化したかつての避難小屋跡と思われる石組み、そしてその先には避難小屋があった。こちらは無人のようだった。
 帰りの道すがらで、「コケモモを見ましたか?」と尋ねられた。見ていないと答えつつも、あったのかなぁ、と残念になる。
 リフト分岐の手前で、ふと見ると花に見入る3人衆。よく見ると、貴重なコケモモを撮しているところ。便乗させてもらった。頭に残っていただけに、よもや、の気分であった。
 天気には最後まで恵まれることはなかったが、コケモモの花を見ることが出来たことに感謝、の山行きであった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2307人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら