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Yamareco

記録ID: 121199
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

編笠山と権現岳 花の写真を撮りながらののんびり周回山小屋泊(大量のアブの攻撃には閉口)

2011年07月09日(土) 〜 2011年07月10日(日)
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myokoba その他1人
GPS
28:15
距離
10.9km
登り
1,453m
下り
1,448m

コースタイム

7月9日(土) 7:50観音平駐車場→8:45雲海展望台→9:10押手川分岐→
10:35-11:30編笠山山頂→12:15青年小屋着 昼食後夕方まではのんびりコーヒー&ケーキタイムと散策

7月10日(日) 6:30青年小屋発→8:30権現小屋→
9:20-9:30三ツ頭→10:15木戸口公園→
11:15ー11:25延命水分岐→11:35八ヶ岳神社分岐→
12:05観音平駐車場

高山植物や山の写真を撮りながらののんびりペースですので、あまり参考にならないと思います。

但し初日の編笠山山頂までは、大量のアブの攻撃のためまったくと言っていいほど休憩を取らなかったので、コースタイムより早い約2時間半で登ってしまいました。
天候 7月9日 晴れ 午後夕立
7月10日午前中 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
観音平駐車場に30台ほど。

私たちが着いた午前7時半頃には既に満車だったので、駐車場手前に路上駐車しました(その時点で路上駐車5台目位)。

下山時の10日(日)の午後12時半頃には路上駐車が延々50m以上となっていました。

駐車場には仮設トイレが二箇所あり、きれいでした。
コース状況/
危険箇所等
観音平〜編笠山〜青年小屋:特に危険な場所はありません。編笠山から青年小屋までの下りは最後は岩歩きで結構疲れます。

青年小屋〜権現岳:ギボシ手前に鎖場のトラバースがあります。ゆっくり行けばそんなに危険はありませんが、濡れている時などは慎重に!

権現岳〜三ツ頭〜観音平:特に危険個所はありません。

大量にアブが発生しており、標高2400m位まではアブ対策が必要です。顔を覆う防虫ネット、長袖、虫除けスプレーはしばらくは必須と思います。
(長袖以外になんの対策もしてなかったので、この記録をアップしている11日は体に十箇所近く噛まれたあとがあり、痒くて仕方がないです。

帰りの温泉は少し足を延ばし甲斐大泉のパノラマの湯で汗を流して来ました。
露天風呂からは富士山が見えるとのことでしたが、あいにく雲に隠れていて見えませんでした。でも良い温泉でしたよ!!
入浴料は一人700円です。
朝7時半頃で既に路上駐車状態の観音平
朝7時半頃で既に路上駐車状態の観音平
観音平登山口です。
観音平登山口です。
まずはキバナノヤマオダマキの登場
まずはキバナノヤマオダマキの登場
紅葉の時期はとてもきれいそうな広葉樹林帯を歩きます。
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紅葉の時期はとてもきれいそうな広葉樹林帯を歩きます。
サラサドウダン
雲海展望台の分岐
雲海展望台の分岐
雲海展望台分岐から見る雲海に浮かぶ富士山
雲海展望台分岐から見る雲海に浮かぶ富士山
とにかくアブの攻撃がすごかったです。
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とにかくアブの攻撃がすごかったです。
ギンリョウソウ
北八ヶ岳のような苔むした針葉樹林帯を歩きます。
北八ヶ岳のような苔むした針葉樹林帯を歩きます。
押手川分岐
マイヅルソウ
ゴゼンタチバナ
コケモモ
急登になってきたら梯子が現れました。
急登になってきたら梯子が現れました。
ツマトリソウ
樹林帯を抜けると編笠山山頂はもうすぐ。
樹林帯を抜けると編笠山山頂はもうすぐ。
タカネバラ
ミネウスユキソウ
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ミネウスユキソウ
岩が多くなってきました。
岩が多くなってきました。
ヨツバシオガマ
編笠山山頂到着。あいにく赤岳方面の山々や権現岳の山頂は雲の中。
編笠山山頂到着。あいにく赤岳方面の山々や権現岳の山頂は雲の中。
でも、富士山方面は山並みは見えないまでも青空が広がっています。
でも、富士山方面は山並みは見えないまでも青空が広がっています。
入笠山方面
ハクサンボウフウ(と思われる)
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ハクサンボウフウ(と思われる)
いかにも夏山といった感じの青空と雲
いかにも夏山といった感じの青空と雲
コイワカガミ
ウスバスミレ
バイカオウレン
編笠山頂から青い屋根の青年小屋を目指します。
編笠山頂から青い屋根の青年小屋を目指します。
途中でヒカリゴケを発見
途中でヒカリゴケを発見
小さい黄色い点々がヒカリゴケ
小さい黄色い点々がヒカリゴケ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
青年小屋に到着
青年小屋名物かき氷。一杯500円也
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青年小屋名物かき氷。一杯500円也
ミヤマキンポウゲ
ミヤマキンポウゲ
キバナノコマノツメ
キバナノコマノツメ
青年小屋から徒歩5分ほどの水場「乙女の水」。
冷たくてとても美味しいです。
青年小屋から徒歩5分ほどの水場「乙女の水」。
冷たくてとても美味しいです。
モミジカラマツ
モミジカラマツ作品風
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モミジカラマツ作品風
日本最軽量の野鳥「キクイタダキ」。その体重はなんと5gとか。。。
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日本最軽量の野鳥「キクイタダキ」。その体重はなんと5gとか。。。
青年小屋の夕食
青年小屋の朝食
よく10日の早朝のテント場
よく10日の早朝のテント場
青年小屋から見る雲海に浮かぶ富士山
青年小屋から見る雲海に浮かぶ富士山
同じく御岳、乗鞍方面
同じく御岳、乗鞍方面
ムカゴトラノオ
権現岳への上りから見る富士山と南アルプス。
左から富士山、鳳凰三山、北岳、甲斐駒が岳、仙丈ヶ岳。
権現岳への上りから見る富士山と南アルプス。
左から富士山、鳳凰三山、北岳、甲斐駒が岳、仙丈ヶ岳。
まずはのろしばを目指します。
まずはのろしばを目指します。
のろしば到着。
武田信玄がのろしを上げた場所だとか。。。
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のろしば到着。
武田信玄がのろしを上げた場所だとか。。。
コバイケイソウの蕾
コバイケイソウの蕾
ここからは権現岳までの高山植物たち。
まずはミヤマオダマキ
ここからは権現岳までの高山植物たち。
まずはミヤマオダマキ
イワベンケイ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
ツガザクラ
クロユリ
大変!!
富士山が噴火した!!(笑)
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大変!!
富士山が噴火した!!(笑)
イワヒゲ
広告に使えそうなショット
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広告に使えそうなショット
ミヤマシオガマ
ギボシとその先の権現岳への稜線
ギボシとその先の権現岳への稜線
クモマナズナ(と思われる)
クモマナズナ(と思われる)
やっと出会えたシコタンソウ
やっと出会えたシコタンソウ
ハクサンイチゲ
ギボシの鎖場。慎重に!!
ギボシの鎖場。慎重に!!
ミヤマキンバイ
ギボシを越えると権現岳までは気持ちの良い稜線歩き
ギボシを越えると権現岳までは気持ちの良い稜線歩き
ムシトリスミレ発見
ムシトリスミレ発見
遠くに北アルプスは槍ヶ岳方面が!!
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遠くに北アルプスは槍ヶ岳方面が!!
赤岳、中岳、阿弥陀岳も迫って見えます。
赤岳、中岳、阿弥陀岳も迫って見えます。
イワウメ
権現岳山頂直下
権現岳山頂に到着!!
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権現岳山頂に到着!!
三ツ頭に向かう稜線
三ツ頭に向かう稜線
短いけど鎖場の下り
短いけど鎖場の下り
ダケカンバの新緑と青空のコントラストが最高!!
ダケカンバの新緑と青空のコントラストが最高!!
三ツ頭到着
ミヤマハンショウヅル
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ミヤマハンショウヅル
この辺りで広々とした稜線歩きは終了。そして再びアブの攻撃が再開(涙)
この辺りで広々とした稜線歩きは終了。そして再びアブの攻撃が再開(涙)
イブキジャコウソウ
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イブキジャコウソウ
タカネニガナ
ヒロハノトンボソウ
ヒロハノトンボソウ
標高が下がってくるとカラマツの植林地(通称笹すべりと呼ばれている所と思われる)
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標高が下がってくるとカラマツの植林地(通称笹すべりと呼ばれている所と思われる)
ヒオウギアヤメ
八ヶ岳神社分岐から観音平へはこのような整備された遊歩道
八ヶ岳神社分岐から観音平へはこのような整備された遊歩道
ニッコウキスゲ
観音平駐車場到着。
駐車場横にあった東屋で昼食タイム
観音平駐車場到着。
駐車場横にあった東屋で昼食タイム

感想

前日の天気予報では9日の午後に雨予報が出ていたので、初日は午前中に行動を終え、雨が降ったら小屋でまどろみタイム。そして翌日は花の写真を撮りながらのゆったり計画でののんびり山行です。日帰りでも可能な行程ですが、お花がたくさん咲いている時期ですので、ゆっくりと山や花を楽しみたい方には1泊が良いと思います。

タイミング良く9日に梅雨明けしたので、天気は好転し富士山、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、妙義山方面の眺望も堪能!!高山植物ともたくさん出会うことができ、大満足の南八ヶ岳山行となりました。

なんといってもシコタンソウとの出会い、それに可愛らしい野鳥のキクイタダキをじっくり観察できたことが大収穫!!

大量のアブの攻撃があったものの、そのストレスを忘れさせてくれる山行となり大満足です。

追記:それにしても大発生と言っていいほどのアブの多さ!!地元にお住まいの登山者によると、急に暑くなったため一気に大量のアブが成虫になったのだろうとのことでした。 あまりにもタイミングが悪かったのかな??八ヶ岳の他のルートでも同じような状態なのでしょうか??

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