大雪山〜十勝岳縦走
- GPS
- 104:00
- 距離
- 59.6km
- 登り
- 3,939m
- 下り
- 4,173m
コースタイム
27日 黒岳石室3:13-3:31桂月岳3:44-4:04黒岳石室
黒岳石室6:16-7:31北海岳7:47-9:13白雲岳避難小屋9:50-13:28忠別岳
-14:38忠別岳避難小屋 避難小屋泊
28日 忠別岳避難小屋5:54-6:45五色岳7:01-8:21化雲岳8:39-11:54トムラウシ山
12:02-12:18南沼キャンプ指定地 テント泊
29日 南沼キャンプ指定地5:20-6:30頃三川台6:45頃-8:10頃ツリガネ山
-9:40頃コスマヌプリ-11:00頃双子池キャンプ指定地
-13:00頃オプタテシケ山-15:25頃美瑛富士避難小屋 避難小屋泊
30日 美瑛富士避難小屋5:40頃-7:00頃美瑛岳分岐7:10頃-8:45頃十勝岳9:10頃
-10:10頃上ホロカメトック山-11:30頃十勝岳温泉
天候 | 26日、27日は晴れ。28日は晴れのち雨。29日、30日は霧雨&強風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
飛行機で新千歳空港へ。そこから電車で旭川。バスで層雲峡。ロープウェイ・リフトで黒岳7合目へ。 下山口は十勝岳温泉。 十勝岳温泉からはバスの予定でしたが、温泉で知り合った方に上富良野まで送ってもらいました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2011年は6月の気温が低く雪解けが1週間から10日遅かったそうです。 実際に歩いてみてもお花はイワウメやミネズオウ、キバナシャクナゲが盛りでした。 トレイルはしっかりしているので歩き易かったですが、ガスの中だと雪渓や雪原ではルートをロストしやすかったです。 25000分の1地図とコンパス、不安ならGPSが必要かと思います。 登山届けは警察関係に提出。 各登山口では林野庁の入林届けに記帳します。 |
写真
感想
26日は黒岳7合目からの登りだったので短時間で終了でしたが、登り始めから残雪がお出迎え。
この日が黒岳山開きでした。雪切りはしてありましたが、午前中にあったであろうステップはありませんでした。
しかしアイゼンは無くても登れましたが、ストックはあった方が便利でした。
黒岳からの眺めには感動!翌日からの縦走に大いに期待です。
この日はまだ水場が確保されておらず、石室の管理人さんに水場となる沢を教えて頂き水汲みに行ってきました。
数日後、水場が確保されたと聞きました。
27日は桂月岳で日の出を見ました。
簡単に登れるので登って損は無いと思います。
北海岳へ向かうルート上の雪渓にはマークがしっかりありました。
北海岳からの眺めも申し分なくトムラウシ山や十勝岳も見えました。
白雲岳避難小屋までも雪渓を何回か歩きました。
避難小屋手前の雪渓トラバースは雪が固い時は最低でも軽アイゼンが必要かと。
白雲岳避難小屋の水場は管理人さんが掘って確保されていましたが、テント場は雪解け水でグチョグチョでした。半分は雪の下・・・
忠別岳までも雪の上を歩いたり、夏道を歩いたりですが、一部にハイマツ・笹の濃い箇所がありました。
忠別沼は雪の下でした。
忠別岳から忠別岳避難小屋までの刈り払いは行われており歩きやすかったです。
忠別岳避難小屋の水場は雪の下で出ていませんでした。
雪渓を下り沢が出ている所まで歩きました。
約300mくらい下ったかな?
28日は早朝こそ晴れていたものの、すぐに曇り始めて化雲岳に着く頃にはトムラウシ山はガスで見えなくなりました。
ハイマツ等の刈り払いは行われていたので歩き易かったですが、朝露や夜に雨が降ると濡れてしまうので対策が必要です。
残雪は所々にありガスが出たときは注意が必要です。
南沼キャンプ指定地の水場は豊富でしたが、テントを張れる場所は少なかったです。
29日は終日にわたり霧雨と強風でした。
三川台までに2回の雪原でルートをロスト。GPSと地図でコース復帰。
三川台の水場は確認できませんでした。
ルート上のハイマツの刈り払いは行われており、雪さえなければトレイルは明瞭です。
コスマヌプリの少し手前にあるトラバースするルートに雪渓が2ヶ所ありました。
この日は雪が固く軽アイゼンを付けて通過しました。
双子池コルには数箇所、テントが張れますが熊が出てきそうな感じでした。
水場はオプタテシケ山の雪渓からの雪解け水が豊富でした。
双子池キャンプ指定地は雪の下でした。
オプタテシケ山の雪渓の登りは上に登るほど角度が増します。
アイゼンが必要な場合は早めに付けた方がいいかもしれません。
オプタテシケ山ピークを過ぎれば美瑛富士避難小屋まで下りがメインになります。
少しは登りがありますけどね。
石垣山に雪渓のトラバース、避難小屋手前にも雪渓がありました。
避難小屋の水場は雪渓の雪解け水ですが、この雪渓は大きくありません。
30日も終日、霧雨と強風でした。
美瑛富士分岐から美瑛岳分岐までの標高差300mも堪えます。
その後は十勝岳まで晴れていれば楽しめるルートだと思います。
しかし、この日はガスで頻繁にある標識が少なく感じました。
ガスの時は慎重に行動しましょう。
上ホロカメットク山から十勝岳温泉までは山開き後ならトレースが付いていると思います。
HPでも詳細な記録を公開しています。
http://yama-tabi.no.coocan.jp/yama/20110626/20110626.html
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