四国の厳選沢特集【石鎚雪瀑谷・坂瀬川・滑床渓谷・瀬場谷】
コースタイム
沢登りのグレードは易しい1級から始まり激ヤバの6級まである。
チナミに1級沢(初心者)の説明は「岩場でIII級のピッチをリード出来る者」とある。オイオイ、ここでギリギリだぞワタクシは(-。-;
2級になるとさらに難しい事が書いてあり、次はこう。
3級「滝の直登には部分的にIV・V級のピッチも含む。ゴルジュの通過にも高度な技術を要する」
は!?
どこの一般登山者がIV・V級のピッチを登れると言うのか?もうどうでもよくなったな・・。じゃ、次。
4級「沢の中でビバークする長い谷で、高巻き道も不明瞭。遡行技術だけでなく雪渓の対処法など総合的な登山技術も必要」
ホウホウ・・。まぁ次も見とこ
5級「日本の渓谷としては最高ランク。泳ぎ、徒渉、高巻きなどで失敗すれば命取り。年に10パーティーほどが遡行に成功している」
なんだ、ボクの事じゃないか
6級はもうエエっしょ。5級でコレだから
天候 | 雨ではなかった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
雪爆→15 坂瀬川→8 滑床渓谷→2 瀬場谷→2 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪瀑・瀬場谷は20以上の滝が連続してシンドイ。ロープちゃんと扱える人と同行しましょう。(ロープ持ってる人)と(ロープ扱える人)は別物ですよー |
写真
感想
暑い!
8月の四国は気温68度くらいになるので山なんか登ってられないし、縦走なんかはもってのほか。なら沢だー
て事で四国の代表的な沢を紹介します
【雪爆谷】石鎚山
石鎚の麓。取り付き難しく谷そのものも長くてハイレベル。下山道も不明瞭。
楽しむなら一泊二日でしょうね。フリー上手なら1日で抜けられる。ワタクシのようなヘタレは巻き続けるかロープ出してもらなきゃならんので日帰りでは楽しめない。ナメは少ないが美滝が多く、ボス滝は秘境感満載。雪瀑の滝は巻くのも難しく遭難しかけた(爆)帰り道もカナリ迷った。
雪瀑の手前の中ボス滝をキングがフリーで登ったのには呆れるしかなかった。
「おめでとうー。俺は巻くよー」と下から叫んだけど、爆風と爆音のせいで10m上のキングには聞こえやしない。あとはジャスチャーのみで会話。ワタクシは右岸を指差して巻く意思を伝える。するとキングは「ナニ言ってんの?ダメダメ〜。登ってコイ」とばかりのカモンジャスチャー
上記の意思疎通を2度3度やったけどキングは全く聞く耳を持たなかったので仕方なく折れる。けどワタクシにはロープが必要だ。ロープくれジェスチャーをしたらキングはナダギ・ディランばりの「OH〜NO〜??♂?」を返してくる。
アホか、こんなんフリーで登れるか
ワタクシはハーネスを強く10回以上指差した。ひとことひとこと丁寧に
「い」「い」「か」「ら」「ロ」「ー」「プ」「落」「と」「せ」「!」
【坂瀬川】堂ヶ森
とことんツメれば堂ヶ森愛大避難小屋に辿り着く。下流域はゴルジュ帯、中流域はナメ、上流は滝無双なんだと。今回はオイチイ中流域だけの遡行。その美しさは鉄砲石川、滑床と並んで三本指らしい。
【滑床渓谷】三本杭
ここも上記の通り三本指美渓。雪輪の滝でキャニオニングもやってしまうのが楽しむコツ。この界隈に詳しいトシさんに案内してもらったけど迷い倒した。「ここらはフルコンプ・網羅しているが。いかんせん、何年も前の事なので覚えていない。テキトーに行こうよ、テキトーに」との事だった。んでもって楽しい道迷いにいざなってくれる。一流すぎる案内人だ
【瀬場谷】東赤石
上部は東赤石登山道に並走する沢
トポでは沢2級上とある。今回はそれ以上に攻めたので3級くらいなんじゃないかなー。滝無双だと感じた雪瀑をはるかに越える滝密度だった。東赤石山荘直下まで40以上の滝があった。
カム&ハーケンを駆使し、キングとジャックナイフ氏が思う思うトップでガツガツ攻めていた。ワタクシはロープマンお借りしてどもりながらショボく登っていた。
お二人は本気で八間滝(50m)を登ろうとしていた様子で、今回は来年の為の下見遡行といった位置づけでしょうか。攻略方法も完成した様子。
来年度はおそらく
雪瀑滝→八間滝→高瀑の滝
と攻略してくのでしょう
エアコン効いた部屋で甲子園観ながら応援しよー
【まとめ】
キレイな沢二本、キッツイ沢二本楽しめた夏だった。
来年は次郎笈や三嶺の沢も攻めてみたいな
こーも暑いと雪が恋しい☃
また、オモロイの行きませう😜
アツイ夏が終わりました
滑床、良かったです^_^
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