奇跡の30分！【御座山】栗生コース 避難小屋泊
Tyarih
tos
体力度について
- GPS
- 20:06
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 820m
- 下り
- 820m
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| 天候 | 1日目：晴れ 上部はガス時々晴れ 2日目：晴れだよ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
トイレなし 10台位駐車可能 登山口手前数キロは砂利道だがFF普通車でも通行可 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
道中トイレありません。水場はないが滝はある。 |
| その他周辺情報 | 下山後温泉に立ち寄り 滝見の湯 車15分 takiminoyu.com 0267-91-7700 大人４５０円（中学生以上） 10時〜20時 新しい施設？で快適。コスパ高し！ |
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感想
テント泊装備の歩荷体験にいい山ないかな？
行程短め、かつ山頂に近い泊地、展望の良いとこ、できれば人が少なくて…
御座山…ござやま？ではなく「おぐらさん」
最初は読み方すらわからなかったが、調べると二百名山！
最短の登山口からは片道3km弱、登り標高差650mはちょっと勾配キツめか。
山頂からの展望は抜群、天気がよければ最高の夕暮れ・星・ご来光が拝めそう、しかも山頂脇に避難小屋あり、懸案は水場・トイレなし。
いきなりメジャーな山・テン場でのテント泊デビューはなんとなく気が引けて、まずは避難小屋=エスケープありのマイナーなとこで訓練、とテン泊装備+撮影機材、水・酒等々、総重量22�坩幣紊鮹瓦い播个辰討澆泙靴拭�
標準CTは3時間弱、午後スタートで充分かと13時集合、忘れものトラブルもあって13:45に出発。
担いだ瞬間、「重っ！！」
フラれるのに加え、太腿にガン！と負荷がきて一歩が重い。脚もペースも上がらず、暑くもないのに、かつてないほどの尋常ではない汗。。
道程、見所は滝と鎖場くらいで、九割がた視界のない地味なつづら折、腰肩への圧力に苦しみながら哀しい程の鈍足、挙げ句山頂に近づくに連れガスに霞みはじめモチベーションも下がり…山頂域到着は17時を過ぎてしまった…反省。
3�匱紊�これほど長く感じたことはなかった。
山頂付近、避難小屋廻りにテントを張れそうなスペースは限定的、登山道を塞ぐような張り方しかできそうもない。一方、比較的築浅の避難小屋はとてもキレイで今日は他の利用者はない。テント張れない？いや張る理由がない…当然の成行？で小屋泊に。
晴れてればドッカーン！のはずの山頂に行ってみる、がやはりガスに覆われ真っ白。期待の展望は望めず…天気予報、楽観し過ぎた。
落陽・星空の撮影会は諦め、小屋に戻りさっそく重かった荷物を減らしにかかる。
350ml缶×5+ハーフワインで約2.5kg！はさすがに多過ぎ。ビール1本とワインはお持ち帰り…これも訓練。
一献を愉しみ21時ごろには就寝、明日の夜明けにそなえる。小屋内は快適で、朝方の気温は8℃前後？でも寒さは感じなかった。
就寝後、風で木々が騒ぐ音と雨が屋根を叩くような音で何度も目を覚ます。
好天予報に反して雨なんて…4時30分起床、相変わらず雨音は止まない。まだ外は真っ暗だったが、雨では朝陽も望めまいと、ろくに確認もせず当然の二度寝。
約1時間後、外に出た相方が「晴れているぞ！ヤツ？がクッキリ！」と奇声？
屋根を打つ雨音はまだ響いており「何を寝ぼけた ことを？」と目を開け外を見ると、窓の外は青空。
急いでカメラを抱え山頂展望地に向かうと、そこには前評判以上！の大展望が…
これだよこれ！これを見たかった〜！
持ってきてよかったわ、重い一眼と望遠。
台風一過？朝の清廉な空気が可能にする絶景を堪能していると、残念ながら北から雲があがりはじめてしまった…
そして最後の極めつけはブロッケン！飯豊本山以来2度目、遭遇率高いかも…
間もなく山頂はまた昨日と同じように雲に包まれた…まさに奇跡の30分間！御座山山頂泊の本懐を満喫！
訓練もかねてテン泊装備を背負っての山行。出発時にはかったら20Kあった。やはり重さは歩みに直接影響し普段の半分のスピードしかでない。荷物にフラれて足元もおぼつかない有様で、足腰の鍛錬が足りないことが露呈された。
のろのろと登っていき滝のマイナスイオンに励まされながら、ほうほうの体でなんとか小屋までたどりつく。
前評判通りのきれいな小屋。他に客もいなかった。議論するまでもなくテントはやめて小屋泊とすることで、満場一致。
小屋での晩餐会は愉快だった。貸切。清潔。言うことなし！あまりに愉快でガスが晴れたのに気づかず山頂からの夕景を見損なったわ。
メインディッシュを腹に納めたら早めに就寝。翌朝の夜明けに備えたが、未明から屋根をたたく激しい水音、朝四時、お互い寝袋にもぐったママ相方と二度寝を協議して即合意。雨中山行の憂鬱とともにうつらうつら。
六時ころトイレに外に出るとくっきり晴れてるじゃん！あの雨音は夜露が風にあおられて落ちる音か！？
またしても夜明けを見逃したのは再び手痛い失敗。
気を取り直して早朝の絶景を満喫。暁の空は逃したが、それでも充分美しい絶景をこの目に焼きつけた。
重量級の体感と、天候はこの目で確かめよという教訓を得たことが今回の収穫。
星空、夕焼けに染まる空、暁の空は次の課題（楽しみ）としよう。小屋も快適だしね。自分的にここは要再訪。
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