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Yamareco

記録ID: 125490
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ハイキング
六甲・摩耶・有馬

酷暑・・・芦屋ロックガーデン地獄谷

2011年08月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:56
距離
4.5km
登り
297m
下り
477m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

12:46 ロックガーデン入口(高座の滝口)
12:55 ゲートロック
14:00 小便滝
15:20 ピラーロック
16:00 風吹岩
16:40 中央稜経由で高座の滝口へ
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2011年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
阪急芦屋川よりロックガーデン入口まで北西に2.5km
コース状況/
危険箇所等
滝の水量は、この時期にしてはまあまあといったところ。

住宅街を通過中の気温は33℃くらいだったが、川を遡行しているときは28℃。
涼しくて気持ちよかった。

滝身をよじ登る二個所も、それほどひどく濡れていなくて、登りやすかったと思う。
ただ、川をそれて尾根筋に入ってからが地獄のような暑さ。
夏のロックガーデンは、コース自体の難易度よりは、暑さとの戦いだと思ったほうがいい。

あと、数ヶ月前に訪れた時にあった、木や岩に付けられた赤ペンキの印がずいぶん消されていた。木につけられたテープマーキングも、取り除かれているものがずいぶんあった。ロックガーデンは意味のないマーキングが多すぎるので、いいことだと思うが、初めて訪れた人は、迷路のような踏み跡に誘い込まれないように気をつけないといけない。

高座の滝から、分岐を左にとって崖を下ったところにあるゲートロック崩落跡です。地獄谷の入口。
崩落警戒用のワイヤーを越えて、崩落跡をしばらく登ったあと、右側の河原に移動します。
2011年08月03日 12:55撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 12:55
高座の滝から、分岐を左にとって崖を下ったところにあるゲートロック崩落跡です。地獄谷の入口。
崩落警戒用のワイヤーを越えて、崩落跡をしばらく登ったあと、右側の河原に移動します。
最初の小滝です。右(左岸)側のガレた岩を登って通過します。
2011年08月03日 13:02撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:02
最初の小滝です。右(左岸)側のガレた岩を登って通過します。
小滝をこえるとすぐに右側(左岸)の崖にロープが張ってあります。これを登りますが、上まで登ってしまったらコースから外れてしまいます。しばらく登ったら、左に崖に沿って河原に戻る道が現れます。
2011年08月03日 13:06撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:06
小滝をこえるとすぐに右側(左岸)の崖にロープが張ってあります。これを登りますが、上まで登ってしまったらコースから外れてしまいます。しばらく登ったら、左に崖に沿って河原に戻る道が現れます。
川に沿って、左岸をどんどん登っていきます。
2011年08月03日 13:22撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:22
川に沿って、左岸をどんどん登っていきます。
滝のあるところは、概ね右側(左岸)に巻き道があります。
2011年08月03日 13:24撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:24
滝のあるところは、概ね右側(左岸)に巻き道があります。
この滝も、右の道で巻きます。
2011年08月03日 13:27撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:27
この滝も、右の道で巻きます。
この滝は、滝の手前5メートルほどの右側(左岸)の崖に巻き道があります。
2011年08月03日 13:28撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:28
この滝は、滝の手前5メートルほどの右側(左岸)の崖に巻き道があります。
今日最初の滝身登りの個所です。右側の岩は取りつき場所がなく、巻き道も見当たりません。滝のすぐそばの階段状になったところがホールドがよくて登りやすかったです。わずかにかかる水しぶきが涼感をさそい、気持ちよく登れました。
2011年08月03日 13:33撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:33
今日最初の滝身登りの個所です。右側の岩は取りつき場所がなく、巻き道も見当たりません。滝のすぐそばの階段状になったところがホールドがよくて登りやすかったです。わずかにかかる水しぶきが涼感をさそい、気持ちよく登れました。
だんだん流れが小さくなってきました。このあたりからは、川を左右に伝いながら、登っていきました。
2011年08月03日 13:36撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:36
だんだん流れが小さくなってきました。このあたりからは、川を左右に伝いながら、登っていきました。
傾斜が緩くなって、流れがとても穏やかになってきました。このあたりは難なく通過できます。
2011年08月03日 13:43撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:43
傾斜が緩くなって、流れがとても穏やかになってきました。このあたりは難なく通過できます。
テスト岩です。このすぐ後ろに、核心の二段の滝があります。
2011年08月03日 13:44撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:44
テスト岩です。このすぐ後ろに、核心の二段の滝があります。
二段の滝は、滝身を登ります。一見難しそうに見えますが、ホールド場所がたくさんあり、先ほど登った大岩の滝よりずっと簡単に登れます。
2011年08月03日 13:47撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:47
二段の滝は、滝身を登ります。一見難しそうに見えますが、ホールド場所がたくさんあり、先ほど登った大岩の滝よりずっと簡単に登れます。
二段の滝を越えると、広場のようになったところに取りつきにくそうな滝があります。
ここには梯子がかけてありますが、この梯子は固定の仕方が雑でかなり危ないです。細心の注意を払って登ります。
2011年08月03日 13:51撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 13:51
二段の滝を越えると、広場のようになったところに取りつきにくそうな滝があります。
ここには梯子がかけてありますが、この梯子は固定の仕方が雑でかなり危ないです。細心の注意を払って登ります。
暗い沢を抜けたあたりに、小便滝があります。今日は、勢いよく流れていました。
滝の上部右側を巻くように道がついているので登っていきます。流れはここで二つに分かれます。
2011年08月03日 14:00撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:00
暗い沢を抜けたあたりに、小便滝があります。今日は、勢いよく流れていました。
滝の上部右側を巻くように道がついているので登っていきます。流れはここで二つに分かれます。
途中で、右の沢に入っていく道と、左の尾根に向かっていく道に分かれますが、左の尾根道を登って行きます。結構急な登りです。
2011年08月03日 14:11撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:11
途中で、右の沢に入っていく道と、左の尾根に向かっていく道に分かれますが、左の尾根道を登って行きます。結構急な登りです。
小便滝のすぐ上にある小さな滝のあたりで振り向くと、遠くに阪神の街並みが広がっているのが見えました。
2011年08月03日 14:12撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:12
小便滝のすぐ上にある小さな滝のあたりで振り向くと、遠くに阪神の街並みが広がっているのが見えました。
さらにきつい坂を登っていくと…
2011年08月03日 14:14撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:14
さらにきつい坂を登っていくと…
突然、素晴らしい眺望の尾根に出ました。
季節がよければ休憩にもってこいの場所なのですが、カンカン照りで、立っているだけでくらくらします。
2011年08月03日 14:15撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:15
突然、素晴らしい眺望の尾根に出ました。
季節がよければ休憩にもってこいの場所なのですが、カンカン照りで、立っているだけでくらくらします。
さらに、階段状の岩を登っていきます。尾根筋なので太陽がカンカンに照りつけて、体力を奪われていく感じがします。
2011年08月03日 14:19撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:19
さらに、階段状の岩を登っていきます。尾根筋なので太陽がカンカンに照りつけて、体力を奪われていく感じがします。
ロックガーデン特有の景色が広がっています。
中央稜を登ってくる人たちの声が、遠くで聞こえていますが、ここまで誰ひとり地獄谷を通る人を見かけていません。しかも、暑い…
2011年08月03日 14:21撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:21
ロックガーデン特有の景色が広がっています。
中央稜を登ってくる人たちの声が、遠くで聞こえていますが、ここまで誰ひとり地獄谷を通る人を見かけていません。しかも、暑い…
左に大きな岩があるところに出ました。ここからかなりの急降下になります。すべりやすいので、杖をブレーキにして通過しました。
2011年08月03日 14:22撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:22
左に大きな岩があるところに出ました。ここからかなりの急降下になります。すべりやすいので、杖をブレーキにして通過しました。
下りきったところ、左側に突然切り立った大岩が。
A懸垂岩の直下です。岩に沿って道があるので通過します。休日など、よくクライマーのいるところなのですが、今日はだれもいませんでした。
2011年08月03日 14:35撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:35
下りきったところ、左側に突然切り立った大岩が。
A懸垂岩の直下です。岩に沿って道があるので通過します。休日など、よくクライマーのいるところなのですが、今日はだれもいませんでした。
A懸を過ぎるとまた下り。このあたりは、踏み跡が迷路のようになっていて、ルートを見誤ると同じところをぐるぐる回ってしまう羽目になったりします。わずかなテープマーキングや、ピラーロックの方向をよく確認しながら進みます。
2011年08月03日 14:39撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:39
A懸を過ぎるとまた下り。このあたりは、踏み跡が迷路のようになっていて、ルートを見誤ると同じところをぐるぐる回ってしまう羽目になったりします。わずかなテープマーキングや、ピラーロックの方向をよく確認しながら進みます。
靴の幅しかない崖の岩の間をすり抜け…
2011年08月03日 14:49撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:49
靴の幅しかない崖の岩の間をすり抜け…
崖っぷちの道を、アップダウンを繰り返しながらピラーロック方面に向かって進んでいきます。
2011年08月03日 14:57撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 14:57
崖っぷちの道を、アップダウンを繰り返しながらピラーロック方面に向かって進んでいきます。
ほんのわずかですが、こんな親切な看板もあって、ほっとします。
2011年08月03日 15:00撮影 by  F01B, DoCoMo
1
8/3 15:00
ほんのわずかですが、こんな親切な看板もあって、ほっとします。
リュックの幅しかない廊下状の道を進んで…
2011年08月03日 15:01撮影 by  F01B, DoCoMo
1
8/3 15:01
リュックの幅しかない廊下状の道を進んで…
また、岩を登っていくと…
2011年08月03日 15:07撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:07
また、岩を登っていくと…
崩落した大きな岩の前に出ます。B懸垂岩跡です。植物に覆い隠されそうになっています。阪神大震災前は、高い柱のような岩があったそうです。
2011年08月03日 15:11撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:11
崩落した大きな岩の前に出ます。B懸垂岩跡です。植物に覆い隠されそうになっています。阪神大震災前は、高い柱のような岩があったそうです。
B懸あとから五分ほど進むと、ピラーロックの前に出ました。
2011年08月03日 15:19撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:19
B懸あとから五分ほど進むと、ピラーロックの前に出ました。
ピラーロックからの眺め。
絶景です。
2011年08月03日 15:32撮影 by  F01B, DoCoMo
1
8/3 15:32
ピラーロックからの眺め。
絶景です。
万物相です。ここまで誰一人会いませんでした。この絶景を独り占め…
それにしてもやっぱり暑い。
2011年08月03日 15:37撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:37
万物相です。ここまで誰一人会いませんでした。この絶景を独り占め…
それにしてもやっぱり暑い。
ピラーロック下には、二本の道がありますが、どちらの道も、中央稜に出合います。
親切な看板あり。
2011年08月03日 15:41撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:41
ピラーロック下には、二本の道がありますが、どちらの道も、中央稜に出合います。
親切な看板あり。
さすが中央稜。立派な看板が立っています。
このルートに入って初めて人に会いました。
2011年08月03日 15:47撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 15:47
さすが中央稜。立派な看板が立っています。
このルートに入って初めて人に会いました。
五分ほど登ると風吹岩に出ました。
ここもカンカン照りで、暑い…
わずかな日陰を探して休憩したあと、中央稜で高座の滝まで戻りました。
2011年08月03日 16:29撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 16:29
五分ほど登ると風吹岩に出ました。
ここもカンカン照りで、暑い…
わずかな日陰を探して休憩したあと、中央稜で高座の滝まで戻りました。
中央稜を下っているとき、大崩落した大きな岩が見えました。また、新しい跡です。ゲートロックのあたりでしょうか。
このあたり、まだまだ崩落しそうです。
ロックガーデンって、怖いところなんだと改めて実感しました。
2011年08月03日 16:30撮影 by  F01B, DoCoMo
8/3 16:30
中央稜を下っているとき、大崩落した大きな岩が見えました。また、新しい跡です。ゲートロックのあたりでしょうか。
このあたり、まだまだ崩落しそうです。
ロックガーデンって、怖いところなんだと改めて実感しました。

感想

とにかく「暑い」の一言に尽きました。

川を遡行していた前半は、まだましだったのですが、尾根に出てからは、照りつける太陽にどんどん体力と水分を奪われていく。

ドリンクを500mlのPET1本しか持っていかなかったのが、大失敗。
帰路の岩くだりで、いつになく足ががくがくして、「やばい!早く戻って、水分補給しなくちゃ!」と思ったのですが、体がぜんぜんいうことを聞いてくれません。
もう少しで熱中症になるところでした。

手と足を思いっきり使うロックガーデンは大好きで、しょっちゅう出かけているのですが、真夏は地獄です。今度は、PET3本くらいもって出かけます。

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コメント

暑い〜(^_^;)
私も2日行きましたが、滝よりも滝汗かいたような気持ちです。いい季節にもう一度行きたいです。
2011/8/4 6:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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