白馬岳[鑓温泉ルートに注意!](白馬三山縦走、初の雷鳥発見^^)

2011年08月03日(水) 〜 2011年08月04日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 18.0km
• 登り: 2,138m
• 下り: 2,117m

コースタイム

<8月3日>(with サークル7人)
7:07 猿倉荘→69(60)→8:16 白馬尻小屋→134(13分大雪渓前で小休止、27分大雪渓上で休憩含)(150)→10:51 岩屋跡→129(20分葱平で休憩、10分お花畑で休憩含)(120)→13:00 白馬岳頂上宿舎

14:37 白馬岳頂上宿舎→17(20)→14:54 白馬山荘(9分小休止)→14(15)→15:17 白馬岳山頂(27分休憩)→37(25)→16:21 白馬岳頂上宿舎

<8月4日>(単独行)
6:20 白馬岳頂上宿舎→70(60)→7:30 杓子岳分岐(7:39-44杓子岳山頂)→73(60)→8:43 鑓ヶ岳(15分休憩)→18(20)→9:16 鑓温泉分岐→109(鎖場手前で8分休憩含)(150)→11:05 白馬鑓温泉小屋(73分温泉・昼食等休憩)→114(小日向ノコル直前で5分休憩含)(110)→14:12 小日向ノコル→100(110)→15:52 猿倉荘

1日目所要時間(頂上宿舎まで):5時間53分(うち70分休憩)(5時間30分)
2日目所要時間:9時間32分(うち1時間46分休憩)(8時間30分)

天候

1日目:曇り時々晴れ。
2日目:曇り時々晴れ。
基本的に、ずっと曇りや霧だった。1日目の大雪渓下、2日目の鑓ヶ岳で一瞬晴れた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉には臨時駐車場があり、40台程駐車可能。猿倉荘前は、基本的に停められない。

白馬駅から「八方入口」という交差点で右折をして、猿倉に至るが、その交差点にローソンがある。非常に便利。

コース状況／危険箇所等

【登山慣れしていない方へ】(鑓温泉ルート注意)
白馬岳からの下山ルートで、鑓温泉ルートは危険!!鑓温泉上の鎖場も危険と書かれているが、温泉の先「小日向ノコル」(双子岩)までのルートが非常にもろくて危ない。雪渓を3回程横切るところも危ないが、最後の三次郎沢を横切るところが非常にザレていて、登山道も刻一刻と崩れている。地図だけ見ると、等高線がほぼ横ばいで、ただ巻き道を歩くだけのように思えるが、実際は沢を3回横切る相当タフな道なので、悪路に慣れていない人は避けることを強くお勧めする。

【その他登山道の状況】
大雪渓の登りは、落石さえ気を付けていれば安全。下るのも軽アイゼンがあれば十分と思われる。雪渓を歩く際は、登り時はつま先を蹴り込むように、下り時はかかとを斜面に差すように歩くとかなり安心。

杓子岳の山頂から鑓への尾根伝いに下るルートは、かなり崩壊が進んでおり、たまたまご一緒した県警の方も「毎回登山道が変ってしまう」というくらい、道がザレている。結構膝に来るので気を付けること。ただそのザレているところでコマクサが見られた。

全体的に白馬岳東側は、どの尾根も落石やザレなど危険が付きまとう。栂池からのルートは楽なようだが、その他のルートは軽い気持ちで登らないようにしなければいけない。

下山後の温泉は無数にあるが、「おびなたの湯」というのが一番入り易いような気がする。

それと白馬の別荘地の中にある「山愛」というお焼きのお店は中々。特に、意外だが「ブルーベリー」が絶品!果物に火を通すのはかなり苦手なのだが、お店の方のお勧めということで食べたら、なるほど美味!!昼には売り切れることもある程だそうなので、是非。季節物ですー。あ、もちろんそれ以外も美味しいですよ(笑)

写真

8/3 6:54

猿倉の臨時駐車場。ここに停められない場合は、白馬駅周辺に停めて、バスで来るようだ。

8/3 7:07

出発地の猿倉荘。登山届の提出を求められた。ここで、「鑓温泉ルート」を下るなら、下山予定の10時間前に山荘を出ることって言われた。確かにそうだったなぁ。

8/3 7:13

エゾアジサイ、ユキノシタ科アジサイ属。猿倉周辺はアジサイだらけ。

8/3 7:39

大雪渓へのコースはよく整備されている。

8/3 7:56

サンカヨウの実、メギ科サンカヨウ属。

8/3 7:57

白馬尻まではかなり整備されている。ただ結構急かも。大雪渓からの急登があるから、とにかく初めはゆっくり登ること。

8/3 8:01

タマガワホトトギス、ユリ科ホトトギス属。

8/3 8:02

オオレイジンソウ、キンポウゲ科トリカブト属。

8/3 8:05

綺麗なお花畑に癒されるが、写真撮り過ぎでサークルのメンバーに遅れがち(笑)

8/3 8:07

ミソガワソウ、シソ科イヌハッカ属。

8/3 8:07

少し開けてくると、ぼちぼち白馬尻。

8/3 8:13

オオバミゾホオズキ、ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属。これどこかで見たことあると思ったけれども、名前は全然知らなかった(笑)

8/3 8:14

ミヤマカラマツ、キンポウゲ科カラマツソウ属。これがミヤマカラマツなのか!あんまり唐松って感じではないけれども…。

8/3 8:16

ミヤマキンポウゲ、キンポウゲ科キンポウゲ属。ミヤマキンポウゲも随分色々なところにあるなぁ。

8/3 8:16

白馬尻山荘〜。

8/3 8:28

雪渓の上は、かなりの確率で霧が出ています。これが涼しくていいんだ。

8/3 8:29

白馬尻山荘から見えている雪渓ルートは、大雪渓の上の方が出ていない。

8/3 8:38

キヌガサソウ、ユリ科ツクバネソウ属。

8/3 8:42

オタカラコウ、キク科メタカタコウ属。

8/3 8:51

ここまで来ればアイゼン装備!

8/3 8:52

あまりこの日は混んでいなかった。混んでいるとここが人1列でずっと並んでいるらしい。

8/3 9:06

4本爪は駅などで借りられます。やっぱり6本爪だと安定感違ったけれども。ただ持っていくと重い(笑)

8/3 9:15

下の方はろくに落石の跡もなく。

8/3 9:27

アイゼンが外れたらしっかり止まって付け直した方が良い。

8/3 9:27

踏み跡がしっかりあるので、それを外れないように。

8/3 9:37

これが出てくるあたりが、雪渓の中間地点な気がする。

8/3 9:47

上の方に行くと、単なる霧もあいまって、朦々としている…。

8/3 9:57

5m先も怪しいレベル。しっかり踏み跡を外さないようにしましょう。

8/3 10:11

雪渓上部は結構落石が多いみたいね。

8/3 10:11

最後は少し横切るようにして、大雪渓の終わり。

8/3 10:23

大雪渓が終わったところで休憩を入れた方がいいかも。ここから急登が続く。

8/3 10:26

ちょっとだけ絵になる?^^

8/3 10:39

大雪渓終わると、この急登です。雪渓で疲れてると、落石などが危ないので、しっかり気合入れていきましょう。

8/3 10:41

白馬らしいザレ場になってくる。

8/3 10:41

ミヤマクワガタ、ゴマノハグサ科クワガタソウ属。教えて頂いた時、「えーミヤマクワガタって虫じゃんか!」って思ったけど、調べたらしっかりと植物があった(汗)失礼しました〜!

8/3 10:45

白馬は赤ガレ(赤くした岩)がしっかりしているから、とにかくルートを見失わないように。間違えると結構ザレが多くて危ない。

8/3 10:48

ミヤマゼンコ、セリ科エゾノシシウド属。

8/3 10:49

ハクサンイチゲ、キンポウゲ科イチリンソウ属。これがハクサンイチゲかー!

8/3 10:50

大雪渓が終わった後、上部の雪渓から流れ出る沢沿いを登っていく。

8/3 10:53

ハクサンフウロ、フウロウ科フウロウソウ属。ハクサンフウロが見えてくれば、いよいよお花の種類が増えてくる感じ。

8/3 10:54

ハクサンフウロ。白馬の代表的なお花。

8/3 10:58

クルマユリ、ユリ科ユリ属。

8/3 10:59

タイツリオウギ、マメ科ゲンゲ属。

8/3 11:00

クロトウヒレン、キク科トウヒレン属。

8/3 11:01

オニシモツケ、バラ科シモツケソウ属。

8/3 11:01

ヤマハハコ、キク科ヤマハハコ属。

8/3 11:03

クルマユリのアップ!

8/3 11:05

テガタチドリ、ラン科テガタチドリ属。

8/3 11:06

ミソガワソウ、シソ科イヌハッカ属。大雪渓下にも上にも、同じ花があるんだね。

8/3 11:06

ミヤマタンポポ、キク科タンポポ属。ほんと、タンポポだよね(笑)

8/3 11:08

クルマユリと雪渓〜。

8/3 11:12

葱平の大きな赤岩。これどうやってここまで来たんだ?残ったのか、あるいは落石なのか…。

8/3 11:19

テガタチドリ、ラン科テガタチドリ属。さっきのと同じやね(笑)

8/3 11:25

大雪渓からこれだけの急な登りだからねぇ。雪渓が終わったところで、登りの半分終わってないと思うくらいの感覚で。

8/3 11:37

ミヤマアカバナ、アカバナ科アカバナ属。それにしても、「ミヤマなんちゃら」が多いぞ…。アカバナって可愛い!

8/3 11:49

ミヤマキンポウゲの群落。ミヤマキンポウゲも、大雪渓より下から、尾根伝いに至るまで、全山で咲き誇っていた。

8/3 11:51

イワカガミ、イワウメ科イワカガミ属。イワカガミを見るとどうしてもテンションが上がってしまう^^　後ろは、アオノツガザクラ、ツツジ科ツガザクラ属とのこと。両方とも大好き!

8/3 11:51

キジムシロ、バラ科キジムシロ属。ミヤマキンポウゲか、と思っていたけど、違うのか…。

8/3 11:51

アオノツガザクラ、ツツジ科ツガザクラ属。

8/3 11:59

いよいよ尾根筋が見えてきた。お花畑が出迎えたら、そろそろ頂上宿舎。

8/3 12:26

ハクサンフウロにイワオウギの群落。

8/3 12:27

イブキジャコウソウ、シソ科イブキジャコウソウ属。ちょこっと盛りを過ぎているかな。

8/3 12:29

ミヤマシシウドから花がなくなったのかな。

8/3 12:31

ミヤマオダマキ、キンポウゲ科オダマキ属。漢字で書くと…深山苧環。よめんわ!

8/3 12:33

オオミミナグサ、ナデシコ科ミミナグサ属。もうこういう花が多すぎて、どれがどれだかさっぱり分からん(笑)

8/3 12:34

階段が見えてくれば、あと30分くらいだったかな…。

8/3 12:44

ウサギギク、キク科ウサギギク属。タンポポじゃなかった…。

8/3 12:46

テングクワガタ、ゴマノハグサ科クワガタソウ属。これはミヤマクワガタじゃないのかっ!…お、奥が深い…。

8/3 12:50

チシマギキョウ、キキョウ科ホタルブクロ属。

8/3 12:54

クワガタソウ、ゴマノハグサ科クワガタソウ属。な、何が違うんだぁぁーー。クワガタソウ意外と多いし、手ごわいぞ!

8/3 12:54

いよいよ頂上宿舎に到着!

8/3 12:57

様々な種類のお花が、宿舎前で咲き誇る。

8/3 13:02

雪渓の上に見えているのが白馬山荘。

8/3 14:18

頂上宿舎はかなり空いていて、広めに使うことが出来て良かった。

8/3 14:39

ウルップソウ、ゴマノハグサ科ウルップソウ属。これがウルップソウって言うのかー。植生が限られているって聞いたことあるけど、随分咲き誇っていたぞ?

8/3 14:44

ミヤマシオガマ、ゴマノハグサ科シオガマ属。

8/3 14:46

タカネツメクサ、ナデシコ科タカネツメクサ属。

8/3 15:01

これが白馬山荘。ここでアイゼン返却できます。まぁ持ってる場合は、この先も重いの持ち続けなければいけないんだけど(^_^;)

8/3 15:05

頂上直前で少し晴れた!

8/3 15:07

白馬山頂は独特な左右非対称の形になっている。

8/3 15:12

8/3 15:19

山頂に着いたら、雲に覆われていた…。

8/3 15:24

この有様。数m先が怪しい。

8/3 15:44

登山道はない旭岳。白馬側が相当切れ落ちている。

8/3 15:58

東側が急な崖になっているが、西側はなだらか。それが白馬山頂。

8/3 15:59

すこーし晴れた。東側から雲がやってきている模様。

8/3 17:08

夕食・朝食ともバイキング。

8/3 17:14

これが夕食、多分全種類に近いはず。野菜類から肉類まで、様々。

8/3 17:56

あ、これはさすがに食べ放題じゃないです(笑)1個500円。

8/3 18:00

下から6缶持ち上げた2人。お疲れ様でした(笑)

8/3 18:26

山上で飲むお酒は格別なのかな?

8/3 18:29

サークルで少し歓談〜。

8/3 18:30

牛乳は1本200円。やっぱり自分はこれが一番好き。

8/4 4:53

なんと部屋には布団の頭上にライトがある。これは便利で、こんなのあるんだ!って盛り上がった。

8/4 5:09

朝食。とろろ、のりが食べ放題ってことで、とろろご飯を相当食べた(笑)

8/4 6:27

曇ってはいるが、花畑は見ることができる。

8/4 6:28

本来なら、素晴らしい景色だろうに!悔しいねぇ(汗)

8/4 6:37

コケモモ、ツツジ科スノキ属。コケモモは色々な山で見ているな。

8/4 6:39

2日目はこんな感じの天気…。

8/4 6:42

ウラジロタデ、タデ科オンタデ属。

8/4 6:43

白馬は意外と滑りやすい岩が多い。おそらく歩いている人が多くて、岩が滑りやすくなっているのだろう。雨降ると結構危険。

8/4 6:45

イブキジャコウソウ、シソ科イブキジャコウソウ属。

8/4 6:46

ミヤマタンポポの綿毛。下界で見るタンポポと全く一緒だわ(笑)

8/4 6:46

でもなーんか、少し毛先がセイヨウタンポポと違う気もするな〜。

8/4 6:50

イブキジャコウソウとチシマギキョウ。キキョウとか分からなかったぜぃ…。

8/4 7:05

振り返ったら一瞬晴れてきた。

8/4 7:08

ミヤマシオガマ、ゴマノハグサ科シオガマ属。

8/4 7:09

ミヤマシオガマと尾根を撮ろうとしてみたんだが…まぁこのくらいが限界かな。。。

8/4 7:11

西側にのびる稜線。晴れていたら、西側はなだらかな牧歌的光景が、東側は切れ落ちた雪渓が見えるのかなぁ。

8/4 7:17

ゴゼンタチバナ、ミズキ科ゴゼンタチバナ属。この変なのが、「ゴゼンタチバナ」だったのかー!白山の名前を冠するお花だというのに、全然知らなかった。そういえば、ゴゼンタチバナって赤い実をつけるっけ。

8/4 7:24

杓子岳は古い山で、かなり全ての方向で崩れている。歩きにくいザレ場が続くので、体力温存したい方は登らなくていいと思う。

8/4 7:40

杓子岳山頂。(杓子岳山頂の道標はこのすぐ傍にあるはずのよう…。あまりに霧が濃くて全然分からなかった。)

8/4 7:45

晴れていたら凄まじい断崖絶壁が見れそうだな…。

8/8 23:20

杓子岳東側はこれほど切れ落ちている。

8/4 7:48

コマクサ、ケシ科コマクサ属。杓子岳からの下りザレ場にて、今回の山行唯一のコマクサ群落発見。もう時期も終わりで、綺麗に残っている花はほとんどなかった。これはよく撮れたけどね!

8/4 7:54

ザレ場。前を歩くお二人は県警のパトロール隊とのこと。「杓子岳はおじいさん山で、毎回登山道が変ってしまう」とおっしゃっていた。確かにこのザレ場じゃそうだ。

8/4 7:56

凄まじい急なザレ場を一気に下ってくる。膝に来る。

8/4 8:02

タカネツメクサ、ナデシコ科タカネツメクサ属。あれ、77の写真と同じなのかー。そういえばそうだな(笑)

8/4 8:13

ヤマルリソウ、ムラサキ科ルリソウ属。

8/4 8:14

なるほど、ルリソウだったか。可愛らしいお花だこと。

8/4 8:24

小鑓でついに、ついに、ついに!初の雷鳥発見。

8/4 8:24

雷鳥2。

8/4 8:24

雷鳥3。

8/4 8:26

子連れでしかも5羽か6羽くらい子供いた。

8/4 8:30

イブキジャコウソウ、シソ科イブキジャコウソウ属。

8/4 8:30

ちょっとアップにして撮ってみた。

8/4 8:34

トウヤクリンドウ、リンドウ科リンドウ属。これもリンドウかぁー。

8/4 8:35

こっちはなんだろ。イワヒバリには見えないけれど…。

8/4 8:36

綺麗な声で鳴いていた。雷鳥とは大違い(笑)

8/4 8:43

鑓ヶ岳山頂。

8/4 8:45

曇っていたが…

8/4 8:49

一瞬晴れました!日本海を望めて幸せ。

8/4 8:51

白馬山頂もちらっと見える。

8/4 8:51

ただ歩いてきた尾根はほとんど雲の中。

8/4 8:58

皆一瞬の晴れ間に盛り上がる。

8/4 9:04

鑓直下にある雪渓。凄まじい高さだ。

8/4 9:07

天狗尾根。これを行く人は…。

8/4 9:07

鑓ヶ岳南稜。

8/4 9:07

南から望む鑓ヶ岳。結構きつそうだ。

8/4 9:09

お、天狗尾根に向かわれている方が。不帰嶮、いずれは行ってみたいなぁ(笑)まだレベルが伴ってないけれど。

8/4 9:16

鑓温泉の方に一気に下る。

8/4 9:17

チシマギキョウだと思うけれども、一口にキキョウって言っても、種類が多いからな…。ちなみにキキョウの花言葉は「永遠の愛」だそうで(笑)

8/4 9:22

チングルマ、バラ科ダイコンソウ属。チングルマかー。

8/4 9:32

またなんか鳥がいた。

8/4 9:32

コイワカガミ、イワウメ科イワカガミ属。すごくショック(笑) イワカガミにも、「コイワカガミ」とか、「オオイワカガミ」とか「ヤマイワカガミ」とか色々あるなんてー!

8/4 9:33

上を見れば飛行機が。

8/4 9:33

このくらいの時間に稜線を歩いていれば、さぞかし気持ち良かったことだろうよ(笑) でも、それだと鑓温泉ルートで気が気じゃなかっただろうね…。

8/4 9:34

漸くハクサンコザクラ発見。本当にここまでハクサンコザクラなかったのだろうか…見落としただけかな?

8/4 9:34

ハクサンコザクラとイワカガミとか、最高。

8/4 9:35

ハクサンコザクラ、サクラソウ科サクラソウ属。サクラソウは総じていいねー。

8/4 9:37

うねうねと曲がりくねった道だが、写真で見ると傾斜がきついように感じるが、体感はそれほどでもなかった。これだけお花畑の間の道を歩いてくると、体感もぶれるか。

8/4 9:47

ナナカマドの実と登山道。鎖場手前で少し傾斜が緩やかになる。

8/4 9:47

ウラジロナナカマドの実、バラ科ナナカマド属。ナナカマドにも種類があるのか…。「○○△△」の△△の部分だけでも精一杯だろうに(笑)

8/4 10:03

再び雲に覆われた尾根道。

8/4 10:12

イワカガミ、イワウメ科イワカガミ属。

8/4 10:23

この標識が出てきたら、鑓温泉ルートのハイライト。

8/4 10:32

まずはしっかりストックを畳みましょう。結構危ない。岩がかなり滑るので、濡れている鎖をしっかりと握って下りること。まぁ死にはしないけど。

8/4 10:34

正直その後の横の鎖場が結構危ない。

8/4 10:37

ルート逆からの「この先事故多発」って看板があったから、ならば自分の方向はこの先安全か、と思いきや、鎖場がまだまだ連続して、結構気苦労がどっと来た。

8/4 10:40

ニッコウキスゲが咲き誇っていて、写真を撮りたい場面は多いのだが、如何せん下がつるつるなもので、カメラを出し入れしている余裕があまりない。

8/4 10:40

とにかくずっと鎖場続くから、お気をつけて。

8/4 10:42

縦方向と横方向が組み合わされた鎖は、その切り替わるところでちょっと手間取り易い。

8/8 23:27

大体こんなところを鎖が通っている。

8/4 10:47

よほどupにしないと、どこに登山道があるのかすら分からないな…。

8/4 10:58

沢を横切るところは、崩れそうなところもあって非常に怖い。

8/4 10:58

一通り鎖場を過ぎると、漸く鑓温泉が見えてくる。

8/4 11:05

鑓温泉小屋。温泉もあってとにかくゆっくりは出来る。が!、ここであまりに休むと、この先がきつくなるだけなので注意。出来れば一泊したい小屋だなぁ。

8/4 11:09

そして露天風呂!!とにかくぬるぬるだから気を付けて(笑)　自分は風呂底があまりにぬめぬめしていて、思いっきりこけました><

8/4 11:09

これ300円は安いなぁ。仮に晴れていて、朝焼けがここから見れたら、日本随一のお風呂かもしれない。

8/4 11:54

お昼のお弁当。ウナギとはまた珍しい。

8/4 12:19

登山道からまーーるみえの温泉。ちょっとあまりに開放的で、女性が入るのには厳しいんじゃないかな。

8/4 12:19

足湯もあるよ。

8/4 12:24

鑓温泉出て、1つ目の鑓沢雪渓までは、温泉から流れ出るお湯と並行して下山する。

8/4 12:26

1つ目の雪渓。鑓沢。ここはアイゼンつけてもいいかも。

8/4 12:31

この雪渓が一番大きい。横切るのは結構緊張する。

8/4 12:32

横切ってから、一気に雪渓を下る。とにかく道標を見失わないように。元から、雪渓を横切った後下るようになっていたのかは不明。どうも変な道の付き方なんだよな…。

8/4 12:40

簡単そうに見えるここも、とにかくザレていて、一瞬でも油断すれば雪渓方向に滑り落ちそう。

8/4 12:44

第2の雪渓。杓子沢。杓子沢は、上下移動なしで、しかも傾斜が鑓沢より緩やか。

8/4 12:46

ここはそれほど難しくなかった。

8/4 12:51

こんな感じで雪渓以外のところもザレザレのところを進むことになる。地図では楽そうだが、足への負担は中々のもの。

8/4 12:52

漸く白馬の町が見えてきた。と言っても、この先まだまだ厳しい道が続く。

8/4 12:56

キヌガサソウ、ユリ科ツクバネソウ属。これ写真18と同じものだったとは。

8/4 13:00

やがて双子尾根が見えてくる。登山道がくっきり分かる。が、その手前の三次郎沢も油断は厳禁。

8/4 13:05

こんな道なき道を進む。もはや崩壊しすぎていて、どこが登山道だか分からん。

8/4 13:05

三次郎沢。これで雨降っていたら絶望だな…。杓子沢だか三次郎沢だかには、ちょうど自分が下山した次の日辺りに仮設橋がかけられたらしい。どこだろう。

8/4 13:05

これをもってカメラの電源がなくなった(笑)気が向いたら、携帯からこの先移してupします!

撮影機器：

PowerShot SX200 IS CANON

感想

まふまふん

〜写真のお花について〜
花の写真を大量にupしておきながら、全然名前等が分からなかったのですが、wadaさんからご丁寧にメールを頂き、大方の写真に反映させることができました。この場を借りて、御礼申し上げます!


色々と心に残る山行だった。

1.花
2.雪渓
3.雷鳥
4.初の日本海展望
5.きつすぎた鑓温泉ルート

この辺が記憶に残りそう(笑)

まず、花。1泊2日の山行で写真を500枚撮ってきたのは、やはりお花のせい。本当に花が多くて驚いた。大好きなハクサンコザクラ、イワカガミも随分見ることが出来た。本当にどっちも大好き。

次に雪渓。軽アイゼンはよく持ち歩いているのだが、いつもいつも頑張って使わずにいたので、今回初経験。大雪渓は非常に登り易かった。寒いくらい涼しいから、体力も温存出来て、いいところ。雪渓を登る良さは分かった。怖さはまだ経験していないけれど(笑)

雷鳥!!初めて雷鳥に出逢った!しかも親子で、子供が6羽も!!これだけで白馬を堪能した気分。

日本海を望むことが出来たのも一入!これまで山上からしっかりと日本海を望んだことは一度もなかったので、一瞬だけ鑓山頂で晴れたのが本当に有難かった。

そして鑓温泉ルート。上記の通り、本当にきつい、厳しい、タフ!でも標高2100mで温泉入ったっていうのは、中々印象深い。晴れていたら本当に綺麗なところだと思う。お湯もぬるめで、硫黄の香りとちょっとぬるぬるしていて、本当に気持ち良かった。ただお風呂の底があまりに滑るので、したたかにお尻を打って痛かった(笑)

そんな白馬岳。でもいずれまた行きたい山だなぁ。(まぁ鑓温泉ルートは通りたくないが(笑))