カムイエクウチカウシ山 ピラミッド峰
- GPS
- 31:57
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,240m
- 下り
- 2,241m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八の沢カールの水は枯れています。八の沢カールの縁が最終水場になります。(戻るのに大した時間はかかりません) |
写真
感想
天気予報がコロコロ変わり、イマイチ気が乗らないまま遅く出発。高速の駐車場で車中泊。ガスの中を中札内まで行き、眠いので道の駅で仮眠。起きると快晴。慌てて出発。コイカク登山口を過ぎトンネルを抜けると車止め駐車スペース。既に車いっぱい。自転車を下ろし、沢靴を履いて出発。軽量化したはずのメインザックが妙に重い。慌てて出たせいで、サブザックを入れるのを忘れる。いつもの通りでヘロヘロで七の沢へ。砂防ダムは水が少ない。渡渉が楽だ。一部左岸(下流を向いて)の道が消えかけている。八の沢少し手前で右岸(下流を向いて)に赤布を見つけ渡渉。知らない笹藪の巻き道に入り、川に出たら八の沢の副流手前だった。おかげで深い渡渉が無くて済んだ。八の沢からは適当な巻き道を見つけ、思いの外水に入らず進んでしまい、炎天下夏バテ気味、枝沢の水を飲もうとするも生温い。八の沢カールの水を楽しみに急登に突入。エゾカンゾウの斜面を越え、巻き道を抜け、源頭部の沢を進む頃にはバテバテ、暑いのでわざと水の中を歩いて曇りのカールに出ると水の流れが無い。先客に水場が無いことを告げられショックで呆然とする。目の前に雪渓は残っているのに。カムエクピークでテン張るつもりだったが、ヘロヘロの体力とガスの山頂も加わり、一気にやる気が失せ、まだ2時なのに八の沢カールに泊まることになる。先客は若い女性3人(たぶん三姉妹)と男性1人でエサオマンからやってきたようだ。出来れば山頂の向こうまで行き、北からのカムエクを見るという予定の行程にはるかに届かず、バテバテでテン張ってしまった自分を考えると情けなくなる。気を取り直して、本来の目的である花の情報収集。偶然にも春別近辺で写真を撮っていて開花を確認。カールに泊まった以上そこまでは行けないが、開花時期は合っているという確信を得て翌日の少しヤル気が出てきた。昼飯に食べなかったおにぎりを晩飯に食べ、ヘッドランプを使わずに寝てしまう。
翌朝、日の出を見て、先客を見送り、中身を置いたメインザックで出発。静かなカールを笛を吹きながら登って行き、稜線を左に折れ一路ピラミッドへ。二十数年ぶりの道、こんなに険しかったか?昔は何気なく越えたピラミッドを多少ビビりながら登り、絶景のピークへ。カムエクと行きたかった1917峰、南を見ると1839峰が良く見えるが、近辺をウロウロしているうちにあっと言う間に雲がわいてきて、ピラミッドを降りる頃にはカムエクにも雲が。カムエクを止め、そのまま降りようかとも思ったが、八の沢からたくさん登ってきたので、一応ピークに向かう。山頂直下のお花畑は見事だった。花見に来たのに前日はロクに撮っていなかったので、色々撮りまくる。山頂は幌尻方面しか見えない。もう少し北へ歩こうかとも思ったが、面倒臭くなったのでそのまま下る。ちんたらテントを片付け、源頭部の水をたらふく飲んで炎天下の八の沢へ。ダラダラと下り、八の沢出会いを過ぎ、左岸の巻き道に入り、途中で道が怪しくなり、道らしくない副流に入り込み寂しくなるが、先行者が1人通っているようで心強い。やっとのことで副流を出ると先客に追い付いた。七の沢に到着前に雷が鳴りだした。自転車に跨りチンタラ下ると、後ろから先行者が自転車で追い抜いて行き、すぐにブッちぎられた。駐車場は雨の跡。先行者がにこやかに迎えてくれた。朝3時に出た日帰りだった。その場で着替え、帯広まで。コインランドリーで洗濯して、アサヒ湯で入浴。割引券をもらったので翌日も入ろうと十勝の山を考え、音更の道の駅で車中泊した。
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