南岳小屋〜Hピーク〜北穂〜奥穂〜ジャン〜西穂高岳(新穂高より)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,924m
- 下り
- 1,989m
コースタイム
- 山行
- 10:22
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 12:27
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 7:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新穂高ー鍋平駐車場にて車中泊 車中泊だけを考えれば、トイレ等の設備が近くこちらが良いかな |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:新穂高登山指導センター 道の状況:落石に注意しておけば問題ないレベル <新穂高温泉〜白出沢出合〜槍平小屋> ゲートを越えて車も通れる右又林道を進みます。 白出沢出合から歩きやすい沢沿いの道になります。 滝谷で沢の渡渉を丸太橋で越えると傾斜が急になり槍平小屋です。 <槍平小屋〜南岳小屋> 小屋前から樹林に入り、涸れた南沢を遡上して再び樹林帯になります。 急な登りが続き木製の階段がありますが大半は朽ちています。 森林限界を超えガレ場を登るようになると雪渓跡にはお花畑が広がります。 <南岳小屋〜大キレット〜北穂高小屋> 小屋から急な下りになり、長いハシゴや鎖場が連続して最低コルへ。 長谷川ピークからの下りは恐怖感があり核心部で、鎖や鉄製のステップを頼る。 A沢のコルからは大きな浮石が多く、先行者の落石に注意を要する。 飛騨泣きへは急峻な登りだが、慎重にゆっくり歩けば全く問題ない。 <北穂高岳〜涸沢岳〜穂高岳山荘> 距離は短いが、近年事故の多い区間で慎重に歩く必要がある。 北穂高岳から南峰と滝谷ドームを涸沢側から巻くように下ります。 唯一の休憩地の最低コルから涸沢槍へは長いハシゴや鎖が連続します。 涸沢岳への登りは急峻な岩稜で、先行者の落石などに注意を要する。 <穂高岳山荘〜奥穂高岳> 2段の梯子を超え斜面を登ると緩やかに山頂に至る。 梯子は短いが浮石も有り注意が必要 <奥穂高岳〜西穂高岳> 岩稜帯を緩やかに降ると、いきなりナイフエッジの馬の背が現れる 足場をしっかり確認しながら下降する。一番緊張する場所になります。 さらに下降し、ロバの耳の登りになり、途中の壁がややトリッキーなので注意。 コブ尾根の頭から畳岩の頭へと急斜面を降りると天狗のコルに出る 天狗岩への登りは急な岩場で、天狗岳からの降りは、逆層スラブなので鎖が頼みになる。 小ピークを幾つか超え間ノ岳に至る。愛の出家からはるんぜじょうの下降 間ノ岳からいくつかのピークを越え西穂高岳に至る 西穂からはスピードを上げ下山 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
今回は天気が良いのでキレット越えを計画・・と言っても、いつもながらの行き当たりバッタリ。紅葉の時期でこの天気は見逃せ無いと決行。
結果、景色もルートも最高でした。楽しいルートです。
北アルプスでいくつか未踏の山やルートが残ってます。
そのひとつが大キレットの南岳〜北穂高岳とジャンダルム〜西穂高岳。
奥穂高岳〜ジャンダルムは去年行っているが、繋いで歩きたかった。
前日のうちに新穂高に入ったものの既に深山荘の無料駐車場は満杯。
仕方ないので鍋平まで上って車中泊することとした。
朝3時に起床し軽く朝食を採ってからスタート。
白出沢あたりまで歩いたところでヘッデンがいらなくなった。
白出沢まで長い林道を歩いて槍平へ。
前回もココを歩いたが、やはり長く感じる。
紅葉が綺麗、夏の雰囲気との違いを楽しみながら飛騨沢を詰めていく。
前日雨が降ったので木の根や石が滑り易く少し慎重に行く。
槍平では霜が降りていた。
ここからは南岳を目指し急登を行く。
南岳〜北穂へのルートは今回初めてだったのでワクワクする。
ヘルメットをかぶり降り始めると間もなく2段の梯子がある。
ここを歩く人は少ないと思いきや、長谷川ピークの前で渋滞にハマる。
歩きの早い人も2時間以上かかる意味が判った。
長谷川ピーク辺りはフィールドアスレチックの乗りで楽しむことができた。
ホールドも足場も沢山有り、甘く見なければ問題なし。
北穂高岳までの登りがきつく感じてきた。北穂小屋に着いた時には本当に休みたいという気持ちになった。
小屋のテラスで少し休憩後に北穂山頂に登り、2度目のお昼としました。
北穂小屋がかなりの混みようだったので、宿泊地は穂高岳山荘に決定
一通り景色を堪能した後、涸沢岳に向かいます。
北穂〜涸沢岳間も結構アップダウンが激しいです。
鎖場が何箇所か有ります
この後の登りが足に堪えました
登りがキツイ
今日の登りの累積標高差どの位有るのだろう・・
北穂〜涸沢岳もキレットと同程度の難易度
涸沢岳山頂に着きました
ここまでは結構急な登りです
ここまで来れば穂高岳山荘は目の前です
槍は時々隠れますが、疲れも吹き飛ぶ程の景色です
暖かく気持ちの良い天気なのでいつまでも居たい・・・
でも、受付して場所を確保しないと・・
山荘に着くと、受付も渋滞していました
一つの布団に3人はないだろうなと不安になります
布団に2人で、最後の部屋になりました
同じ部屋の愛知から来られた2人組みの方と山談義を楽しみ
この方達も西穂まで行くそうです
山荘の食事は程ほどのボリューム
ご飯の「お代わり」出来ませんでした
夜、隣の人間の寝相が悪く暫く寝付けなかった上に、朝からバタバ タ騒がしくされ寝不足気味で朝を迎える
今日は、馬の背の下降が有るので風邪が強くなければ良いなと、パ ンをかじり考えた
愛知の2人組みの方は朝食前に日の出を見に行くと出かけて行った
こちらも、槍のモルゲンを見ないと・・
素早く準備し、出発
梯子を過ぎた辺りからヘッテンは必要ありませんでした。
山頂手前でモルゲンが始まりました。槍のモルゲンは綺麗です。又、日が登るにつれ色彩が変化して行くところが趣向が有ります。
穂と通り景色を堪能した後、ジャンに向かいます。
馬の背は少し緊張感が出てきます。
ロバの耳は少しトリッキー
ジャンを直登している人もいましたが、リスクを取らずに後ろ側から登りました
ジャンからの眺めは最高です。槍の形も綺麗に見えます
結果、景色もルートも最高でした。楽しいルートです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する