ゆっくり 栂海新道 ：北又小屋〜朝日岳〜犬ヶ岳〜白鳥山〜坂田峠

2017年10月07日(土) 〜 2017年10月09日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 27.0km
• 登り: 2,663m
• 下り: 2,756m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:26
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:02

9:08 北又小屋
10:39 10:45 三合目（曲り谷）
11:50 11:57 五合目（ブナ平）
13:52 13:57 イブリ山
14:52 15:10 夕陽が原
15:10 朝日小屋

2日目

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:41
• 合計: 9:42

5:45 朝日小屋
6:50 7:07 朝日岳
7:31 7:36 吹上のコル
7:56 7:56 照葉ノ池
8:20 8:28 長栂山
8:57 9:05 アヤメ平
10:28 10:40 黒岩平
11:16 11:30 黒岩山
12:59 13:12 サワガニ山
13:50 14:10 北又の水場
15:14 15:18 犬ヶ岳
15:27 栂海山荘

3日目

• 山行: 6:42
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:37

5:03 栂海山荘
6:29 6:35 黄蓮山
6:57 7:03 黄蓮の水場
7:23 7:23 菊石山
8:05 8:15 下駒ヶ岳
9:44 10:13 白鳥山避難小屋
11:26 11:30 シキワリの水場
12:38 12:38 坂田峠
12:40 駐車場

天候

10月7日　曇り〜ガス〜雨
　　8日　快晴　、夕方ガス
　　9日　晴れ〜曇り

アクセス

小川温泉からタクシーで北又小屋へ、坂田峠からは車で。

コース状況／危険箇所等

朝の木道スリップに注意、所々にどろんこ道
照葉の池〜黒岩山の間がハイライト、湿原・池塘に紅葉が盛り

その他周辺情報

下山後、たから温泉（富山）

写真

10/7 9:08

北又小屋

10/7 9:12

少し下って橋を渡る

10/7 11:50

5合目ブナ平（イブリ山の5合目）

10/7 12:16

ユキザサの赤い実

10/7 12:21

ホコリタケ、　押すとホコリが出る

10/7 13:52

イブリ山（10合目）　このあと、雨のなか朝日小屋着

10/7 16:49

夕食　富山名物などうまい。
小屋じまいの前で、全員に缶ビール1本つき！

10/7 18:30

朝もうまい、気配りのよい小屋だった

10/8 5:29

8日　朝から晴れ、朝日岳へ

10/8 6:00

雲海に影朝日

10/8 6:26

剱・立山に朝日が差す

10/8 6:51

朝日岳山頂

10/8 6:51

頸城三山(焼山〜妙高山）

10/8 7:03

日本海へ向かって出発

10/8 7:04

滝雲

10/8 7:31

吹上げのコル

10/8 7:34

この後ず〜っと、味のある標識

10/8 7:54

朝日岳、ふり返る

10/8 8:00

照葉ノ池、うしろに雪倉、白馬、旭岳

10/8 8:18

平地の右手に

10/8 8:23

長栂山

10/8 8:24

眼下に、犬ヶ岳(栂海山荘)へのコース

10/8 8:30

西には、富山湾

10/8 8:32

五輪山

10/8 8:32

ダケカンバの幹が白い

10/8 8:55

アヤメ平

10/8 9:07

下には雲海

10/8 9:07

10/8 9:27

10/8 10:12

あちこちに池塘

10/8 10:17

10/8 10:20

10/8 10:43

黒岩平あたり

10/8 11:16

黒岩山

10/8 11:26

サワガニ山〜

10/8 11:26

犬ヶ岳へ

10/8 11:26

ふり返る

10/8 11:55

左下、文子ノ池

10/8 11:56

長栂山をふり返る

10/8 11:56

10/8 11:59

うしろは焼山

10/8 12:02

ふり返る（〜黒岩山〜長栂山）

10/8 12:59

さわがに山

10/8 13:39

またしては、ふり返る

10/8 13:43

犬ヶ岳が近づく

10/8 14:09

その前に、北又の水へ水くみ（往復10分）

10/8 14:00

うまい

10/8 14:50

富山(左)側には、ずーっと雲海

10/8 15:14

犬ヶ岳

10/8 15:20

明日歩く、白鳥山への尾根

10/8 15:20

栂海新道の生みの親、小野　健さんの碑

10/8 15:23

雲が流れる

10/8 15:24

栂海山荘が見える

10/8 15:30

特徴的な色

10/8 15:27

小屋前のテン場

10/8 15:27

ふり返る。丸い朝日岳も

10/9 5:03

9日　早めに出発

10/9 5:48

東の空が赤くなる

10/9 6:57

黄蓮の水

10/9 7:02

周囲は立派なブナ林

10/9 7:23

菊石山（菊石＝アンモナイトが見つかった山とか）

10/9 7:57

下駒ヶ岳への急斜面、このコース最大

10/9 8:05

10/9 9:44

白鳥山荘、屋上に展望台

10/9 9:44

10/9 10:00

展望台から、日本海を見下ろす

10/9 10:01

新潟側、青海

10/9 10:01

剱岳も見える

10/9 12:38

急な金時坂を下って、坂田峠着

10/9 12:39

ここで、手抜き終了

10/9 12:38

糸魚川ジオパークの標識

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

kikutoyo

7日は雨を覚悟していたが、中腹までは曇り、しだいにガス・雨となって朝日小屋着。入口で雨拭き用の雑巾を渡されるなど、細かい気配りの行き届いた小屋だった。食事前の小屋主人ゆかりさんの挨拶や富山名物など食事もおいしく、さらに小屋じまい前夜で全員に缶ビールサービスなど、気持ちのよい山小屋だった。
8日・9日は天気にも恵まれ、とくにアヤメ平〜黒岩岳間の紅葉の湿原・池塘を気持ちよく歩くことができた。〜犬ヶ岳〜白鳥山への尾根も紅葉見頃だった。栂海新道は一度は歩いてみたいとは思っていたが、紅葉がこんなにキレイなコースだとは、想定以上だった。あちこちに散在するどろんこ道や、長いコース、後半に控える小さなアップ・ダウンなどはタイヘンではあるが、それらを十分に補うに足るコースだと思う。
犬ヶ岳に碑のあった小野建さんをはじめとするさわがに山岳会の苦労・偉業に、あらためて感謝の念を覚える。
年配者のゆっくり歩行では親不知までは届かなかったが、栂海新道の魅力は十分堪能できた。残りはいずれ、穴埋めして完結したいものである。