甲斐駒ケ岳

2011年08月29日(月) 〜 2011年08月30日(火)

コースタイム

8/29 0708竹宇駒ケ岳神社登山口-0911笹の平分岐-1040刃渡り-1120刀利天狗-1212五合目小屋跡-1335七丈第一小屋

8/30 七丈第一小屋0640-0727八合目御来迎場-0900甲斐駒ケ岳山頂-0958摩利支天-1100駒津峰-1207仙水峠-1243仙水小屋-1307北沢駒仙小屋-1322北沢峠1530-広河原-JR甲府駅

天候

8/29晴れ
8/30晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【行き】JR甲府駅>(中央本線)>JR長坂>(タクシー)>尾白川市営駐車場
長坂駅前にタクシーが1台待機していてすぐ乗れました。料金は3590円でした。

【帰り】北沢峠>(バス)>広河原>(バス)>JR甲府駅

コース状況／危険箇所等

笠ケ岳にご一緒したO澤さんに、「漢なら標高差日本一の黒戸尾根で甲斐駒に登るべし」といわれたので、早速チャレンジしました。

ハシゴ鎖テンコ盛りの難航コースかと思っていましたが、流石に皇太子が登られたコース。
危なそうなところには、さりげなくステップが切ってあったりして恐怖を感じるような箇所はありませんでした。

写真

駐車場には、皇太子のレリーフが。
黒戸尾根ルートで甲斐駒に登り、次の日は仙丈ケ岳の登ったらしい。
やるぢゃない。

苦しい行程を想定して荷物は最小限です^^;

9/14 19:35

竹宇駒ケ岳神社横のつり橋を渡りスタートです。

横手・白須分岐。
厳しい急登が続きます。

食べられそうなキノコ。

刃渡り。
写真では危なそうですが、慎重に通れば問題ないです。

いよいよ階段が登場。
ただ階段やハシゴは更改されているようで、安心して登れました。

刀利天狗。
写真を撮っていると、七丈小屋方面から、ふたりのおじさん登山者が降りてきました。
朝雨に降られたそうで、レインウェアを着ていました。
七丈小屋は、4時すぎると晩飯にありつけないとのこと。

あやうく踏みそうになり焦る。

五合目小屋跡まであと15分。

五合目小屋跡の上には、湧き水が出ているところがありました。
飲めそうな感じでした。

五合目小屋跡にはある巨石には、行者が手彫りしたとい穴が開いていました。

五合目小屋跡でお昼。

9/14 19:36

五合目小屋跡を降りると、小さな祠が。
信仰の山らしいです。

なんだか四国遍路を思い出すなあ。

9/14 19:36

長い垂直はしご。

古い橋の上に、新しい橋がかかっていました。
親子亀みたい。

甲斐駒の神様は、威力不動です。

いきなり七丈第一小屋に出た。
小屋泊者一番乗りでした。

七丈第一小屋には、2380m地点の湧き水を引いています。
冷たくてうまい。

陽当りのいいベンチでビール。
シアワセです。

スマホでつぶやいたりしていると次々と登山者が到着。

関西からきたらしいおじさんが携帯がつながらない!公衆電話ありますかね?とか聞いてくるので携帯を貸したが、PHSじゃ持ってくるだけ無駄だと思います(笑)。

代が代わって、O澤さんに聞いていた自家製甕入り焼酎は無くなっていたが、晩飯は豪華でした。
マグロとイカの刺身(半分凍ってルイベみたいでしたが)までついてるし。
キノコ入りの味噌汁も最高。

ご来光ポイントを探しましたが、結局ベンチのところから。
木に隠れてしまってる。

富士山も遠慮気味に姿を現した。

朝ごはんも品数豊富でおいしかった。
小屋番のおじさん、まったく愛想ないがw

第2小屋の上にあるテン場はきれいですごし易そうでした。
ここまでテントを持ってくるのが大問題だが。

八合目御来迎場。
鳥居の残骸がありました。

矛が刺さった巨岩の下で休憩していると、小屋で一緒だした山仲間らしいおじさん、おばさんペアが追いついてきた。
おばさんに手作りのパウンドケーキを頂いた。

この矛だれが立てたんだろ?
想像するだけで怖すぎる。

岩場をよじ登っていきます。

頂上が見えてきた。

駒ケ岳神社本社です。

遠くには八ヶ岳。

神社から山頂はすぐ。

駒ケ岳山頂!

雲が出てきてあっという間に景色が見えなくなりました。
あぶなかった。

お次は摩利支天を目指します。

摩利支天の像は壊れていました。
イノシシに乗っている神様って、どっかの動物園のお猿さんみたい。
渋川から来たという背の高い方と話すと北沢峠からのピストンとのこと。ペース早くね?

雲の中から仙丈ケ岳。

尾根の上をいく。

渋川の人は北沢峠1時のバスを目指すといってすごいペースで見えなくなった。

駒津峰。
300mmの望遠で鋸岳を狙っているおばさんカメラマンがいたが雲が晴れずに気の毒だった。
しかし、よくあんなレンズかかえて登ってきたな。

仙水峠への下りはつらくペースダウン。
パウンドケーキをくれたおばさんに追いつかれる。
さすが百名山完登されただけのことはある。

仙水峠。
すっかり膝がダメで、パウンドケーキのおばさんグループに吸収される。

仙水峠からは、別れを告げるように雲の中から摩利支天。

仙水小屋では、コーヒーにありつこうとしたがやっていないとのこと。
水だけ補給させてもらう。

神の子池みたいなエメラルドグリーンの水!

禁漁区だけあって、おおきな魚が群れていました。

北沢峠に到着したが、10分前に13時のバスが行ってしまった。

長衛小屋でラーメンを食べていると、てっきり1時のバスに乗れたと思っていた渋川の人がやってきた。
北沢駒仙小屋のテン場にテントを張りっぱなしにしていて撤収に時間がかかって乗り遅れたとのこと。
コーラ飲みながら話し込んでいると、僕と同じくらいの短い登山暦らしいが、冬山もやるらしく今は遅い夏休みで明日は中央アルプスに行くという。タフだなあ。
コーラ飲んだらすぐうがいしたほうがいいなんてことも聞く。歯が溶けるらしい。

感想

kakiz

一番つらかったのは、黒戸尾根の前半戦　八丁登りでした。
刀利天狗から先の鎖場は、想像していたほどきつくなかった。

七丈小屋の小屋番さんはATフィールド全開って感じだったなぁ(笑)。
どうやら現在、七丈小屋は北杜市市営になっているみたいだし、好きでないと厳しい仕事だとは思いますが。
ただ、飯は山小屋レベルを超えています。

北沢峠からの帰りのバスが、タッチの差で2時間待ちだったのはまいりました。
広河原からは乗り合いタクシーがでているのにね。

しかしヤマレコで拝見すると黒戸尾根ルートピストン日帰りをされている方が結構いますね。
私レベルでは超人としか思えません。

コメント

meteo

こんばんは
渋川の背が高い人です（笑
その節はお世話になりました

kakiz

>渋川の背が高い人
おーヤマレコされていましたか！？

これからもよろしくです。

明日からテン泊で間ノ岳行こうと準備中ですが、なんか天気が