東餓鬼岳・清水岳
treeapple
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,515m
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| 天候 | 晴れ後曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
東沢乗越までは渡渉7回くらい、靴は脱がなくてもOK(ちょっと厳しいところも) 登山道は整備されています。 東餓鬼岳までは踏み跡があると聞いていたが、ほとんど用を成さない。特に鞍部は薮漕ぎ必須です。東沢岳まで引き返す気力がなくなるような薮です。 東餓鬼から清水岳 東餓鬼からの下りは激薮、ハイ松帯を抜けるのが厳しいが途中から獣道になり歩きやすくなる。 清水岳から有明山分岐 踏み跡があるが獣道、途中で消えたり方向が違うので信用するととんでもない方向に、常に地形を確認し方向をチェック。 |
写真
この少し前に熊さんに会いました。
かなり大きかったな〜
過去の記録を見ると良く出没してるようですね
雨が多かったのか水量が多いので靴を脱がないで渡る場所を探すのに苦労しました。
この鞍部が激薮でした。
とても引き返す気にはなれなかった。
清水岳から有明山への稜線手前が清水岳
その次が2283ピーク
有明山は一番奥。
清水岳へ下り始めたらもう後戻りは無理。
急傾斜のハイ松の激薮はとても引き返せません。
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手前が清水岳
その次が2283ピーク
有明山は一番奥。
清水岳へ下り始めたらもう後戻りは無理。
急傾斜のハイ松の激薮はとても引き返せません。
獣道が縦横に走ってますくまorかもしかさんたちが通っているんでしょう。獣道を使うと歩きやすいがとんでもない方向に行ってしまう恐れがあり、稜線の広いところは尾根を間違えないように。
くまorかもしかさんたちが通っているんでしょう。獣道を使うと歩きやすいがとんでもない方向に行ってしまう恐れがあり、稜線の広いところは尾根を間違えないように。
通称 きたない池 と言われてますがそれほどでもない。
距離的にはそれほどでもないが2283Pからここまでがかなり長く感じました。
感想
三連休の最後の日、昨日稲刈りが終わったので、なんとか一日だけ自由時間がとれたので、前回駐車場がなくて引き換えした中房温泉からのルートへ行って見ました。
このルートは表銀座コースの入り口になるためシーズン中の土曜日など、まして連休となると入り口駐車場まで3�舛�らいまで路上駐車でいっぱいとなり、車の置き場所に苦労します。
今回はどうなのか、中房温泉に近ずくと3�繕瓩�から路上駐車があり心配したが、そのまま第一駐車場まで乗り入れてみると、さすが連休最終日何台かのスペースがあり一安心。
ほとんどの登山者が燕へのルートに向かい、東沢コースへ行くのは私一人だけ、中房温泉の庭を通り立ち入り禁止の看板を気にしながら、登山道入り口を探すと庭先から下へ降りる道がある。ここからは一人だけゆっくりと川沿いの登山道を進む。
雨が多かったせいなのか東沢の水量が多いので、最初の渡渉地点は渡るのに苦労したが、なんとか靴をぬがないですみ、以後7箇所くらいの渡渉は靴のまま飛び石でクリアすることが出来た。
摩羅尾沢少し手前の急坂を上り、尾根を越えると15mほど先の登山道で動くものがある。なんと熊がこちらに背を向けているではないか ! かなり大きな熊、尾根のこちら側だったので熊鈴が聞こえなかったらしく、まだこちらに気づいていない。
一瞬、カメラに手が伸びたが、そんなことしている場合いじゃない、熊さんに素直にいなくなってもらわないと と思い直して、熊鈴を鳴らすと熊さんもようやくこちらの存在に気がつき、首を回してこちらを一瞥すると素直に山側の笹薮に入っていく。
一応ホッとしたが、そのまま1分ほど鈴を鳴らし様子を見るが、笹薮が動いていく様子がない、もしかしてそのまま近くに潜んでいるのではと思いながらも、その場所を通らないと目的地に行くわけに行かない。
薮山へ行くときは携行している自衛用の鉈を装備して、熊のいた場所まで行ってみたが薮をすかしてみても影も形も見えない。
熊さんは薮の中を歩くときあまり音を出さないで歩くことが出来るようだ。
いつもはこちらが気がつかないうちに、熊さんのほうで気をきかして隠れてくれているだろうな〜なんて勝手に思い込んで先に進む。
このルートは登る人は少ないが、降りてくる人はかなり多くこの日も10人くらいの人とすれ違った、聞くと餓鬼や燕からの下山ルートとしているようです。
東沢乗越を過ぎ東沢岳に着くと、ガイドさんが付いた10人くらいの団体さんが山頂を占拠しているので、そのまま東餓鬼岳に向かう。
東餓鬼はすぐそこに見えるが中間に鞍部がありなかなかの薮、この薮を引き返すのはうっとおしい。
東餓鬼岳は360度の展望、広い山頂を独占。
東沢岳から見ると簡単にこれそうだが中間点の鞍部の薮は普通の人は敬遠すると思う、登山道が整備されれば良い展望地点となることだろう。
清水岳方面を覗き込むとかなりの薮でルートらしきものはない、適当にハイ松の中に乗り込むが簡単に身動きできるような薮ではない。
とにかくかなりの下りなので、ハイ松の枝から枝え飛び移りながら高度を下げていくと、ハイ松が切れる地点から踏み跡が現れ歩くのが楽になった。
この踏み跡は獣道と思われ、利用させてもらうことにするが、清水岳までの広い稜線のいたるところに走っているため、常に方向を確認していないといくつもある支尾根に迷い込んでしまいそうになり、そのつど方向転換しなければならないのでけっこう神経を使う、またGPSのお世話になる。
清水岳は何の変哲もない笹薮、眺望もないのでそのまま通過、これで今日の目的とする山頂はすべて踏んだし90%完了と思ったが、ここからがきつかった。
続く2283Pへの登りが疲れた足にはきつく、思いのほか時間がかかり、悪いことにGPSの電池が切れてしまう、悪いことは重なるもので霧まで出てきてしまう。
記憶している地図のうえでは有明山分岐まではわずかなはずなのに、それらしいものは現れない。痺れを切らして登山道があるはずの下へ薮を下ってみるが、大きな岩の断崖に阻まれ、無理して下れば危険なのであきらめて稜線に戻り、少しでも視界の利く大岩によじ登り有明山を透かし、方向を確認する。
方向が間違いないことを確認し、そのまま稜線を進むと待望の有明山参道に到着しホッと一安心する。
後は長〜い下り坂を中房温泉へひたすら下るだけ。
反省 GPSの電池切れであせってしまった。いつもは予備電池を持っているのにこの 日に限って持ってこなかった。
電池が切れ霧が出た程度でおたおたするとは情けない。
いかに機械に頼ってしまっているのか、そんなに頼っているつもりはないの だが、単独行の場合 精神的な面で頼っているのかもしれない。
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