富良野西岳
- GPS
- 06:18
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 1,111m
コースタイム
- 山行
- 6:08
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 6:18
天候 | 雪 / 稜線は風雪強め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
富良野西岳をmikuri さんと登って滑ってみた。
富良野西岳は過去に2回ほど登っている。そのときは十線川林道から登った。今回は2つ?北側の八線川林道から登ってみることにした。
除雪最終地点からスタート。しばらくは林道歩き。その後は沢沿いに進んでいく。沢はがっつり開いているところが多く真っすぐ進むことができなかった。右へ左へ何度も渡渉しながら進んだ。
標高500m辺りから沢を離れて正面の尾根に取りつく。あとは山頂稜線へ向けて適当に尾根をつないで登る。森の中は風もなく静かな雰囲気の雪山ハイキングだった。その後は登るにつれ風雪が強まって来る。雪もどんどん増えてきて深いところではモモラッセルとなる。ただ雪が軽いためそんなに大変なラッセルではなかった。
山頂稜線南側の尾根まで登ると横殴りの雪で目も開けられないぐらいの酷い天気だった。寒いし辛いしで今すぐにでも帰りたい気分であった。でもmikuri さんも帰りたいと言わないし我慢して登った。
山頂稜線直下の雪が固くなったところでスキーを担いでツボ足になる。しかし胸まで埋るバリズボ状態でツボ足で登るのはほぼ不可だった。仕方がないので再度スキーを履いて、今度は稜線西側から回り込むことにした。
稜線西側の斜面は風も弱くて比較的平和な雰囲気だった。雪も柔らかくてスキーでも普通に登ることができた。最初からこっちから登れば良かったのね…。その後は稜線を少し進んで山頂に到着。山頂もなかなかの暴風雪だった。
山頂から少し戻った稜線西側の斜面でシールを外して滑降開始。山頂直下の斜面ではオーバーヘッドの激パウ状態だった。今シーズン一番の深い雪だったかも。森の中の滑りも軽い雪で快適な滑り。沢沿いと林道は微妙な登り返しもあるが大したことはなかった。上から下まで軽い雪で快適な滑りを楽しめた。
八線川林道は沢が開いているところも多く埋まり具合によってはあまり早い時期だと登れないかもしれない。富良野西岳はこのルートよりも十線川林道から登った方が無難だと思う。
それにしても暴風雪の稜線も喜んで?歩くmikuriさんはとてもパワフルである。
富良野西岳へご一緒させていただきました。
まだ暗い中、ヘッドランプで林道歩きからのスタートです。
沢沿いをaoさんの適切なルーファイでスムーズに進んで行きます。
作業道跡のような歩きやすい道を使いながら。
鳥の鳴き声が聞こえてきて穏やかな森の中を歩いて行くのが、とても心地良かったです。
雪も深くなっていき、ラッセル量がもの凄い事になっていました。膝上から太腿となっていて、大変ではないのですか?とお聞きしましたら、雪が軽いから大変ではないとの事。後ろを歩かせてもらっているのに、だいぶ鈍足な私…^^;
最初は穏やかな天気のもとでしたが、標高が上がるにつれ、風雪が強まってきました。
朝冷やしてしまった指先が痛くなってきたので、手をふりながら登り、カイロを入れていない右手にも補充してセーフ。でもなかなか温まらないので冷やさない事が一番なのだと。
車外に出た時にあまり寒くなかったので、油断してしまったなぁ…
山頂直下でスキー板を外して、ツボでは踏み抜き多発で全く進めず、回り込んで登る事に。
視界が全く無い時もありましたが、風雪を避けれる箇所も少しあって、なんとか登頂できました。
当然長居はできない環境なので、安全第一で下りることに、それでも視界がきかない時は、いろいろと緊張しました。
どんな時も落ち着いて、平常心で行動できるようになりたい!
単独だとそれはなかなか困難だったりしますが^^;
滑りは今シーズン最高の深雪、激パウダーに歓喜^ ^
深過ぎて滑らない箇所もあったけれど、滑りも楽しみながら無事に下山できました。
今日は風雪の地獄と深雪の天国を味わえました。
帰りたいって言わなくって、すみません^^;地獄も味わってみたかったので…
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