奥多摩・ブナとミズナラの森のきのこ探索

2011年10月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.1km
• 登り: 632m
• 下り: 606m

コースタイム

標高1200mの稜線へ上がって、森を4時間ほど彷徨しました。

天候

濃い霧。のち晴れ間も。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

資源涵養のため、行動範囲の詳細は公表していません。

写真

10/2 12:00

稜線へ上がる道には、
キキョウの仲間が咲
いていましした。

10/2 10:51

先月の台風で森では
新しい倒木、古い倒木
が見られました。

10/2 12:40

今日は霧が深く、暗いた
め、撮影用にLEDの
暖色系のプッシュライト
を用意しました。
きのこの傘の裏のヒダ
や柄の様子も、記録で
きます。

10/2 9:54

撮影の様子。

10/2 10:46

けっこう倒木が多いです。
地面は、数日雨がないため、
乾いていました。

10/2 11:03

色は血赤色でチシオタケ
かな、とも思いましたが、
傘の表面にしわと条線が
見られません。
シュイロハツあたりかな?

10/2 12:43

これも、ベニタケ科のき
のこです。
ドクベニタケの可能性。

10/2 8:55

テングタケ科のドクツル
タケ。

10/2 9:13

同じく、ドクツルタケ。

10/2 8:55

フサヒメホウキタケよりは
ずんぐりして、色が濃い。
ハナホウキタケの1種。

10/2 12:21

コテングタケモドキに近いけれど？？。
柄が直径4センチほどあり、大きい。
森の主みたい。

10/2 10:20

シロヤマイグチ。

10/2 8:59

シロヤマイグチ。
あまり収穫がないとき
は、きのこ鍋用に使った
ります。

10/2 12:46

テンナンショウは、実が
まだ緑色でした。

10/2 11:59

キタマゴタケ。

10/2 9:03

全体に薄い黄色味。
コタマゴテングタケ
かな。

10/2 9:20

これはより黄色みが増した
タイプ。

10/2 11:55

乾燥して、傘までよじれた
カバイロツルタケ。

10/2 10:34

秋はまだ浅い。
クリタケの幼菌。

10/2 10:35

同。

10/2 10:35

同。

10/2 11:39

同。

10/2 11:40

ヒダがこのように、波打って
曲線を描いているのは、
ミダレタケの仲間の特徴。

10/2 11:27

サルノコシカケ科の1種。

10/2 12:28

腐葉土の斜面に落ちている
ものを集めてみました。

10/2 12:05

同。
半月ほどして、落ち葉の盛期に
なると、この林は一面、フカフ
カの落ち葉で埋まり、空が開け
ます。

10/2 9:07

今日、残念だったのは、この
ウラベニホテイシメジが、
時期を過ぎていたことでした。

10/2 9:07

同。
いっぱい出ていました。

10/2 9:18

アブラシメジ。
フウセンタケ科で、食可。

10/2 9:11

これも、フウセンタケ科の
幼菌。

10/2 12:10

フウセンタケ科が続きます。
サザナミフウセンタケかな。

10/2 9:35

イロガワリフウセンタケ。
食べられません。

10/2 9:12

カバイロツルタケ。
食。

10/2 9:35

同。

10/2 11:29

アラゲコベニチャワン
タケ。
直径7ミリ。近づくと、
粗い毛がいっぱい生えて
います。

10/2 9:31

テングタケ科の不明種。

10/2 9:19

カバイロツルタケか、
チャタマゴタケ・・・。

10/2 11:39

これも、乾燥して、しぼんだ
ようです。

10/2 12:46

今回のハイライト!
不思議なコブ状の幼菌。
最初はホコリタケ系
と思いましたが、
サルノコシカケ科なのかも。
育った姿が見たい!

10/2 9:21

アラゲホコリタケ(同モドキ
の可能性も)。
乾燥して、
ぱっくり割れていました。

10/2 11:23

スッッポンタケの仲間
の幼菌です。

10/2 12:35

ホコリタケ。

10/2 11:29

チビホコリタケ。

10/2 11:29

タヌキノチャブクロ。

10/2 11:50

ヒメホコリタケ。

10/2 12:05

ママコナ。

10/2 12:05

同。

10/2 12:08

同。

10/2 9:23

サクラシメジモドキ。食。

10/2 9:25

同。

10/2 11:34

ハカワラタケ。
薄い、見ようによっては美し
いきのこです。

10/2 10:56

アカチシオタケ。

10/2 10:37

チシオタケ。

10/2 12:32

同。今回はこのチシオ
タケの風情に、一番魅かれ
ました。

10/2 9:38

クサイロアカネタケ。

10/2 9:43

シロニセトマヤタケ。
「煙たなびく、苫屋こそ・・
・」のあの形。円錐型の
東屋を連想します。

10/2 11:45

ハナビラダクリオキン。

10/2 10:08

ハリガネオチバタケ。
ドライフラワー状。

10/2 12:51

10/2 12:49

10/2 11:36

モニュメントのような倒木。

10/2 9:44

イグチ系。

10/2 10:17

ヌメリツバタケも、ドライ
フラワーの一歩手前。
食。

10/2 10:50

ヌメリツバタケ。

10/2 10:49

同。

10/2 10:02

ニガクリタケ。毒。

10/2 10:09

センボンイチメガサ。

10/2 11:37

なぞ。

10/2 11:41

直径7センチほど。
ウラベニガサ科の
クロフチシカタケ
というきのこが、傘の
性状が似ています。
が、傘の縁のボサボサが
異なものを思わせます。
きのこって、何に出遭うか、
わからないですね。

10/2 11:41

10/2 11:44

傘がひらきかけで、乾燥
して固まったような雰囲気。
ひと雨あれば、また生長を
開始するのでしょうか?

10/2 12:38

クヌギタケか、その仲間。

10/2 11:53

キシワタケかな。

10/2 12:41

カヤタケ。食。

10/2 12:53

10/2 13:03

10/2 12:53

10/2 12:49

10/2 13:04

サラシナショウマかな。

撮影機器：

EOS 20D CANON

LUMIX DMC-FX07 パナソニック

感想

tanigawa

　秋もたけなわ。きのこの森を歩くのも、今年はあと何回できるかなという時期に入ってきあmした。
　雲が低く、奥多摩の山々は1000mあたりから霧に包まれていました。
　撮影条件が悪かったのですが、暗めのときはきのこの船体のコントラストが落ち着くので、かえって姿をしっかり写せたりすいます。
　ただシャッターはかなり遅めなので、失敗が多い。

　今年もきのこは、やや遅めです。
　9月半ばまでの高温と、台風の後の乾燥が響いている様子。
　火曜日あたりから雨があったので、次の週末はぼちぼちと思います。

　去年も、10月中、下旬が、いちばん盛りでした。

　帰り道、山ブドウの実が鈴なりのものを、見つけました。

コメント

mikiko

きれいですね〜!(^^)!
tanigawaさん　こんにちは

日記できのこの撮影方法みていて、レコを楽しみに待ってました
たくさんのきのこですね。

今がきのこの盛りですよね 私も奈良にある果無山脈ブナ平に行ってきのこをたくさん見たいと思っていますが、先週はまだ道が復旧してないとのことで行けずにいます

3連休なので、一日はどこかの山に行きたいと思ってます

ShuMae

奥多摩にも沢山キノコがあるんですね！
tanigawaさん、はじめまして。
レコ読ませていただきました。キノコの種類が凄いですね！
奥多摩へはハイキングに何度か出かけてますが、いつも２，３種類しか見つけられない、こんなに沢山のキノコが生えてるとは驚きつつ、専門家はやはり探し方も違うんだろうなと感心しました。
次奥多摩に行くときはもっと注意して探すようにしてみます。

mitugasiwa

今年も
キノコ、遅いですね〜！
昨年見つけたチャナメツムタケの場所に今日行ってみましたがまだでした。
裏山のボリもまだでしたし・・・
昨年並みなのかな、と思っています。

tanigawa

ＲＥ： きれいですね〜!(^^)!
　mikikoさんへ

　今回は山が乾燥してて、老菌や、形が変ってしまったきのこが多い森でした。
　でも、それもまた、きのこの変幻ぶりが楽しめました。
　mikikoさんも、ハテナシ山脈で、いい条件に恵まれるといいですね。

　週明けに雨が３０ミリほどありましたので、少し、良くなるかも。
　どうも、今月半ばあたりからが、ハイシーズンのように思います。雨がもうちょっとほしいです

tanigawa

ＲＥ： 奥多摩にも沢山キノコがあるんですね！
　ShuMaeさんへ

　奥多摩では、人工の杉と桧の林が大きな割合を占めていて、自然の広葉樹林が少ないうえに、下生えが多いですよね。
　登山道は、しばしば人工林への移動ルートと重なるので、それで、きのこに出会う機会が少ないのかもしれません。
　きのこは、広葉樹が混じった、開けて、人間もほどほどに歩きやすいところに、多いです。倒木が混じればなおさらです。
　夏から初秋は、ツガやモミ、シラビソ、カラマツなどの林床で、歩きやすいところもいいですね。

　笹薮、丈の長い草薮などは、だめですね。

　山道を歩くときに、その目でセンサスしとくと、良いフィールドが見つかると思います。

tanigawa

ＲＥ: 今年も
　mitugasiwaさんへ

　やっぱり、遅めですね。時期はもう本番の終わりに近づいているのに。
　今年は、ナラタケがとても少ない。遅い。
　９月半ばまでの高温が影響したのかもしれません。

　記録を見たら、去年も１０月半ばからが、いい時期に入っていました。

　あと２回は行けるかな。
　１０月末からは海外へ出るので、私にとっては大事な日々が続きます。