唐松岳 〜青空と吹雪とライチョウと〜

2018年03月11日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 939m
• 下り: 939m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:30
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:55

8:20 八方池山荘
8:35 8:35 石神井ケルン
8:50 8:50 第2ケルン
9:05 9:05 八方ケルン
9:35 9:35 第三ケルン
10:00 10:00 扇雪渓
10:30 10:30 丸山
11:00 11:10 唐松岳頂上山荘
11:35 11:40 唐松岳
12:00 12:00 唐松岳頂上山荘
12:20 12:20 丸山
12:40 12:40 扇雪渓
13:00 13:10 第三ケルン
13:30 13:30 八方ケルン
13:45 13:45 第2ケルン
14:00 14:00 石神井ケルン
14:10 14:10 八方池山荘
14:15 ゴール地点

今回も大まかな目安です。標準タイムくらい？でしょうか。
下山は天候も視界も悪く、慎重に歩きました。

天候

晴れ のち 吹雪

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

白馬八方尾根スキー場
http://www.happo-one.jp

前日15時に仕事から脱出。白馬へ移動して前泊。
翌7時頃に売り場到着、列はまだ10人ちょっとでした。

ゴンドラアダム→アルペンクワッド→グラートクワッドを乗り継ぎます。
土日祝のゴンドラ運行開始は7:30頃、チケット販売は7:10頃です。
紙の登山届が無いとチケット購入不可。現地で書く場合は売り場横にあり。

朝イチの時点ではゴンドラ以降の2つのリフトが運行不明なので、
アルペンライン通し券は購入出来ず、各乗り場ごとに支払います。
(1,780円＋560円＋560円＝2,900円 荷物が15kg超だと追加料金)

コース状況／危険箇所等

硬く締まった雪質。トレースあり。
ときどき深く踏み抜いた跡があるので足元注意。
冬ルートは山荘裏手を直登しますが、やや細い区間があります。
山荘〜唐松岳山頂は右手に雪庇があるので注意です。

全行程12本アイゼン装着。
山荘まではストック、それ以降は下山するまでピッケル使用。

その他周辺情報

日帰り温泉多数あり。
http://hakuba-happo-onsen.jp
ゴンドラ上部のうさぎ平テラスに飲食店あり。
スターバックスのコーヒーなども飲めるようになってました。
その他、山麓駅周辺や白馬村内に豊富にあります。

写真

3/11 7:10

7時頃に売り場到着。まだ10人位しかいませんでした。

3/11 7:16

長野オリンピックのロゴ好きです。

3/11 7:42

ゴンドラを降りてリフト2本を乗り継ぎます。
無事運行開始。

3/11 8:27

八方池山荘前で準備してスタートです。
登山者わんさかいます。

3/11 8:55

…遠足の様相(笑)

3/11 8:29

白馬三山方面。バッチリです。

3/11 8:34

振り返って八方池山荘。奥に雲海も。

3/11 8:32

綺麗です。

3/11 8:47

カッコイイ五竜岳。

3/11 8:53

開放感あふれる八方尾根。

3/11 8:48

去年登った鹿島槍と五竜。また行きたいなぁ。

3/11 9:02

八方ケルン。

3/11 9:06

青空最高。

3/11 9:11

八方池は雪の遥か下。

3/11 9:11

快調に進みます。

3/11 9:11

クラック。

3/11 9:18

南側ちょっと雲海。

3/11 9:18

斜面とダケカンバ。秋は紅葉が◎。

3/11 9:19

アイゼンもよく効いて歩きやすい。

3/11 9:21

気持ちの良い斜面。

3/11 9:22

青空と雲海。

3/11 9:30

いつも撮ってしまう場所。

3/11 9:31

男前コンビ。

3/11 9:30

右奥が妙高&火打あたりでしょうか。

3/11 9:34

白馬三山をずっと横目に進みます。

3/11 9:36

五竜アップ。

3/11 9:40

ここも結構急です。

3/11 9:42

ひたすらがんばる。

3/11 9:41

冬を耐えるダケカンバ。

3/11 9:52

良き展望。

3/11 9:54

この辺りから雲行きが怪しくなります。

3/11 10:13

徐々に消えてゆく青空。

3/11 10:07

続々と登ってきますね。

3/11 10:14

予想よりだいぶ早く崩れてしまいました。
昼過ぎまで持つと思ったんだけどなぁ。

3/11 10:23

モノクローム不帰ノ嶮。

3/11 10:29

モノクローム五竜。

3/11 10:29

強風も吹き出しましたが進みます。

3/11 10:29

ここからの展望が好き。

3/11 10:40

山荘直下はやや細くなっています。風も相当強くなってきました。

唐松岳が迫ってきました。頂上へ向かう登山者が見えます。強風から暴風へ。

3/11 10:46

冬ルートは山荘裏手に飛び出る感じです。視界はまだありそう。

3/11 11:03

写真では伝わりませんが、ブリザードに近いような物凄い風です。撤退も考えつつピッケルお供に進みます。

3/11 11:20

時々耐風姿勢をとりながら慎重に進みます。

3/11 11:26

なんとか頂上に到着！

3/11 11:26

劔だ立山だ言ってる余裕はありません(汗)物凄い吹雪で立ってるのがやっと。

3/11 11:27

適当に撮って、即下山開始します。

3/11 11:29

真っ白じゃないだけマシかな…。また来るさー。

3/11 11:31

五竜もいちおう。

3/11 11:31

時々突風も来るので、耐風姿勢をとって凌ぎます。

3/11 11:33

ここからの展望も好き(必死)

3/11 11:48

あっという間に真っ白になってしまいました。治らぬ風。

3/11 12:16

山荘まで降りて体制を整えて再出発。人が多いとはいえ、慎重に降ります。

3/11 12:33

下りはずっとこんな感じで展望ゼロ。

3/11 13:14

この辺りで少し風が収まったので、お湯とチョコで数分休憩。

3/11 13:17

再び吹雪。風は多少マシになりましたが雪が降り続きます。

3/11 13:19

ん？

3/11 13:19

ライチョウいた！

3/11 13:19

か、かわいい…。

冬なので真っ白ですね〜。

3/11 13:19

僅かな時間でしたが、癒されました。吹雪でも良い事あったぜ。

3/11 13:30

さて、先に進みます。

3/11 13:30

他にもまだいるか探しましたがいませんでした。この視界ではいたとしても見つけるのは相当難しいですね。

3/11 13:32

八方池の道標。

3/11 13:33

ケルンのありがたみ。

3/11 13:34

八方池ケルン。

3/11 13:43

石神井ケルン。

3/11 13:50

八方池山荘が見えてきました。

3/11 13:53

無事到着しました〜。

3/11 14:06

アイゼンを外している間もずっと吹雪。

3/11 13:56

オコジョ？

3/11 14:07

撤収完了したので降ります。
ここに泊まって早朝出発もしてみたいですね。

3/11 14:11

グラートクワッド。

3/11 14:19

アルペンクワッド。

3/11 14:30

腹ペコです。

3/11 14:31

頂上の展望は無念でしたが、晴れから吹雪まで経験してライチョウにも会えたので、まずまずの1日でした。

3/12 18:29

白馬八方温泉まんじゅう。しっとりして美味しいです。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

iPhone 6s Plus Apple

感想

sasanoha

昨年GW以来の唐松岳に行ってきました。
もう少し雪の良い時期に来たいと思っていたので、春が来ないうちに決行です。
前夜に天気予報をチェックすると、かなりの下方修正に凹みながら就寝zzz…。

翌朝、東の空に怪しい雲が広がっていましたが、山は見事な晴れでした。
チケット購入と乗車もスムーズで、あっという間に八方池山荘に到着して出発。
丸山ケルンまではやや霞んだ青空ながら、雲海も見えて気持ちよく歩けました。

しかし、予想以上に崩れるのが早く、急激に曇りだして強風が吹き出します。
山荘付近では猛吹雪になり、頂上では期待した展望は望めませんでした。
突風も吹くなか、時々耐風姿勢をとりつつ、何とか唐松岳山頂へ到着。
山頂はとても長居出来る状況ではなく、適当に撮影し即下山開始。
展望ほぼゼロ、八方池山荘までずっと吹雪でした。

そんな中、最後にライチョウに会えた事で一気に癒されました。
たしか八方池近辺でしたが、あの辺りでもいるんですね。
白い姿はとても可愛かったです。

バスで長野市内に戻ると、見事な晴れっぷり。
数時間前との激しいギャップに違和感感じまくりでした。

期待した絶景を見れなかったのは残念でしたが、これもまた経験ですね。
撤退のタイミングを考えながら歩く良い機会にもなりました。
厳しい姿を見れた事も記念の1つとして残りそうです。