絶景の霊仙寺山ピストン、飯縄山は遠かった・・・
- GPS
- 04:44
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 946m
- 下り
- 991m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1200m先から1800mまでは急登、雪が緩むと難儀します。 霊仙寺先の古びた標識から尾根にとりつきますが不明確です。 |
写真
感想
ヤマレコのbatayhanさんのレコを見て、このコースで飯縄山に行こうと決めて望んだこの日、はるばる伊那からの遠征でわくわくして出発した。
雪が緩んでいて直ぐ先の霊仙寺駐車場で、スノーシューに履き替えた。
しばらくは緩斜面が続くと思っていたので、その先の消えかかった標識が当然林道を指していると思い込んでしまったのがこの日の運の尽きだった。
前日の雪であたりは真っ白、時々ピンクのテープもあったの安心して進んでいった。
広くて気持ちの良い登山道に感激して、さすが北信の山は違うと勝手に納得していた。位置を確認すべくしばらくいってGPSを見るが受信できない、スマホのGPSもだめ、広い場所なのになぜだろうと思いながらそのまま進んだ。
そのうちに谷は狭まり堰堤が出現、道らしきものはなくここで効かないGPSを取り出し図面だけで見てコース間違いにやっと気づいた。
あの標識からすぐに尾根を行かなくてはいけなかったのだ。
急いでそこから駆け足で下って再スタート、距離で3km、1時間が準備運動になってしまった。
標識まで戻ったものの今度は尾根へのとりつきがわからず、笹藪を無理矢理苦労して登ってなんとか尾根にとりつく。
しばらく緩斜面を進んでいく、それから標高1200m付近から急登が始まった。
新雪部分だとスノーシューが滑って登りにくいので、吹きさらしの古い雪面を登った。コースミスと気が焦ってペースを崩したこともあって、この急登はきつく体力が奪われていく感じだった。
森林の景観がブナからダテカンバに変わったころ新しいスキーの跡が出てきた、どうやら隣のスキー場からシールで登ってくるスキーヤーがいるようだ。
ガスが掛かっていたのが登るにつれ晴れてきて、雲海の上から遠く富士山が見える、普段ならここでギアUpと行きたいところ、ところが力がはいらない。
そのうちにスキーを履いた登山者のグループが隣に現れ、その跡を追って一緒に登るようになった。木々がなくなり、日差しが強く気温が一気に上がると急に深い雪が緩み出す、こうなるとスノーシューでは登りにくく、雪の下にあいた空洞に落ちたりしてなかなか登れなくなってきた。
何とか山頂に着いた頃はいつも以上に疲労して気力がなくなってしまった。
ただ山頂からの景色は素晴らしく、久しぶりの絶景に見とれた。
昼食後飯縄山に行こうか迷うが、少し進むが雪質がひどく下るのも登るのも全くスノーシューが効かない、今日ははじめから運が尽きているので、無理しないでピストンで下ることにした。それでも雪が腐っているので普通に下れない、1200mまでは急登なので半分尻セード、持ってきていないがピッケルで制動しないと谷に落ちてしまいそう、足もがたがたになって下半身びしょびしょになって降りてきた。
下りは天気が良かったので視界もよく、途中からスキー場がすぐ?に見えて、子供が滑っている。朝は一人孤独でどんなところを登っているのかわからなかったが、なんか損した気分になった。
結局飯縄山には登れなかったが、またの機会にとっておこうと思った。
コメント
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自分のレコ参考にしていただきありがとうございます。
自分も最初あの標識を見たとき右へ往こうかと思いました。
が、GPSで夏道をトラッキングルートとして仕込んでおいたので直ぐ左に修正しました。次は是非飯縄山までの稜線ルートを!!
batayhanさん こんにちは
せっかく教えて頂いたルート、もっと早くに出発していたら雪が締まっているうちに
飯縄までいけたんだろうなと思っています。
しかし1200mからの急登はガスで何も見えないなか、本当にきつかったです。
今度は余裕をもって素晴らしいコースと絶景にまた挑戦しようと思います。
ありがとうございました。
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