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Yamareco

記録ID: 1528443
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

北岳

2018年06月24日(日) 〜 2018年06月25日(月)
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sakeza その他1人
GPS
32:00
距離
10.4km
登り
1,747m
下り
1,748m

コースタイム

1日目
山行
2:08
休憩
0:02
合計
2:10
2日目
山行
8:55
休憩
2:35
合計
11:30
4:25
20
4:45
4:50
170
7:40
7:50
30
9:00
9:05
15
9:20
10:15
10
10:25
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10
10:35
11:35
30
12:05
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11
12:16
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74
13:30
13:45
100
15:25
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20
15:45
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5
15:50
15:50
5
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘のバス停。梅雨の最中でしたが「明日は快晴」の予報で、期待に胸が躍ります。
仙流荘のバス停。梅雨の最中でしたが「明日は快晴」の予報で、期待に胸が躍ります。
北沢峠の山梨側のバス停。期待感から、どっしりとした三脚や、重めのレンズを何本か持ち、ズッシリと重い荷物になりました。
北沢峠の山梨側のバス停。期待感から、どっしりとした三脚や、重めのレンズを何本か持ち、ズッシリと重い荷物になりました。
広河原。
今日はこんなもんでしょぅか。
今日はこんなもんでしょぅか。
さて行きましょう。
さて行きましょう。
緑が眩しい森の中を進みます。
緑が眩しい森の中を進みます。
お出ましです。
鳳凰にも雲が。
今夜お世話になる御池小屋に到着。
今夜お世話になる御池小屋に到着。
外のベンチで同行の中村社長と宴会開始。
外のベンチで同行の中村社長と宴会開始。
夕食を戴いて、早めに就寝しました。
夕食を戴いて、早めに就寝しました。
予報通りの快晴です!
予報通りの快晴です!
二俣からのモルゲンロート。
二俣からのモルゲンロート。
もうすぐ日が昇ります。
もうすぐ日が昇ります。
雪渓の半ばで御来光。
雪渓の半ばで御来光。
まだまだ先は長い。
まだまだ先は長い。
空が青い!
雪渓上部でお弁当を戴きました。
雪渓上部でお弁当を戴きました。
いよいよ梯子地獄の始まりです。
いよいよ梯子地獄の始まりです。
八本歯のコルに着きました。
八本歯のコルに着きました。
東駒も顔を出し…
東駒も顔を出し…
八ツや鳳凰三山も。PM2.5が濃いですね。
八ツや鳳凰三山も。PM2.5が濃いですね。
富士山も霞の中。
富士山も霞の中。
トラバースルートでキタダケソウを楽しみたいところですが、北岳山頂での大パノラマを優先しました。
http://www.miyajima.net/panorama/?92006#data
トラバースルートでキタダケソウを楽しみたいところですが、北岳山頂での大パノラマを優先しました。
http://www.miyajima.net/panorama/?92006#data
間ノ岳方面。
三角点タッチ。
山頂には一時間ほど滞在、360度全周のパノラマ写真が撮影できました。
http://www.miyajima.net/panorama/?92007#data
山頂には一時間ほど滞在、360度全周のパノラマ写真が撮影できました。
http://www.miyajima.net/panorama/?92007#data
肩の小屋。ベンチを借りて、大絶景を眺めながら昼食を摂りました。
肩の小屋。ベンチを借りて、大絶景を眺めながら昼食を摂りました。
草すべりの急坂が始まります。草すべりの途中で、重いザックが災いして転倒。両膝を強打して、辛い下山となりました。
草すべりの急坂が始まります。草すべりの途中で、重いザックが災いして転倒。両膝を強打して、辛い下山となりました。
中村社長に面倒をかけながら、漸く御池小屋に。我が人生最悪の下山となりました。
中村社長に面倒をかけながら、漸く御池小屋に。我が人生最悪の下山となりました。
ここまで来るとホッとします。
ここまで来るとホッとします。
痛い膝を引きずりながらも、萌える緑に心奪われ…
痛い膝を引きずりながらも、萌える緑に心奪われ…
何とか戻れました。中村社長、本当に有難う!
何とか戻れました。中村社長、本当に有難う!
反省しきりの山行でした。
反省しきりの山行でした。

感想

 
 昨年から、伊那市の「酒文化いたや」の中村社長と登る予定を立てていた北岳。昨年は私の仕事の都合で取りやめとなってしまい、今年こそはと半年以上前から計画を立てていました。
 [酒文化いたや] http://www.itaya21.com/?Home

 忙しい中村社長に合わせての日曜日〜月曜日の日程でしたが、それがこの上無い天候に的中し、特に登頂予定の月曜日は終日「快晴」の予報。
 この機会を逃したら、との思いから、ちょっと重めの機材をチョイス。

 私の楽しみは、山に登ってパノラマ写真や星の写真を撮ることですが、フルサイズの重い機材で揃えると大変な荷物になってしまうこともあり、マイクロフォーサーズの OM-D にお世話になっています。
 とは言え、ついあれもこれもと欲張って太目のレンズ3本や、予備バッテリー3個に大容量のモバイルバッテリー2本、少々の風ではガタつかない頑丈な三脚、水を2ℓに10本爪等々、気が付いたら20kg近い重さになっていました。

 若い頃は背負子にズッシリと天体望遠鏡一式を担いだこともありましたが、寄る年波には勝てませんでした。忙しさにかまけての事前のトレーニング不足がたたり、登りで体力を消耗していたんでしょうね。下りの草すべりの急坂で足をとられて転倒。
 いつもならば、転倒せずにグッとこらえられるのに、今回は思いっきりつんのめりました!
 両膝の少し下を岩に打ちつけて打撲、そして擦り傷。
 左胸上の鎖骨下のあばら骨も同様でしたが、当初は気が付かず。

 怪我をした直後というものはアドレナリンの放出で余り痛みを感じなかったのですが、下るにつれて膝が笑い、膝をかばうために腰に負担がかかって腰痛が始まり、左の鎖骨に繋がる腱の炎症が進んで左腕を持ち上げると激痛が走るようになり、左手に持つストックさえもが重荷に感じるほどになりました。

 中村社長に心配をかけまいと、大丈夫、大丈夫と言い続けて下っていましたが、結局途中から中村社長に三脚や重めの機材を肩代わりして貰い、何とか白根御池が見える位置まで下ってきました。
 いつもならさっさと下ってしまうだろう平凡な山道なのにも関わらず、10歩歩いては立ち止まる有様となり、すぐそこに見える白根御池の、何と遠いことか。
 白根御池小屋で休養しても結局回復せず、最終的には私の荷物を全て中村社長に担いで貰い、漸く広河原に下りました。

 中村社長には、私の長時間にわたる撮影に付き合わされた上に、下山では荷物を全て担ぐという、大変な無理をお願いしてしまいました。
 さすがワンゲル部でならした中村社長です。本当に有難う!

 帰宅してタイツやシャツを脱ぐ際に、擦り傷が衣類に癒着し、激痛が走りました。見た目にも痛々しいほどの傷でしたが、打ちどころが悪ければと考えると、この程度で済んで良かったと反省しています。
 鎖骨下の打撲も、痛みと腫れの程度から骨折は無いと判断し、2週間ほどで炎症と擦り傷は完全に癒えました。
 次回からは身の程をわきまえて、無理の無い範囲で機材を選ぶよう気を引き締めます。
 

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北岳
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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