庚申山・鋸山・皇海山(庚申山荘泊)
- GPS
- 16:42
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 2,071m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 2:41
- 山行
- 11:23
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 11:53
天候 | 晴れ時々曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 国民宿舎かじか荘近くの登山口にある ■庚申山荘(無人) 1泊2050円(小屋内のポストに投函) 水場。バイオトイレあり。布団もあるけど、寝袋(持参)を利用 ネズミあり。。。食料、喰われました <コース状況> 最新情報はかじか荘で確認できる ■庚申山〜鋸山 鎖場・一部やぶ漕ぎで不明瞭 ■鋸山〜皇海山 鋸山山頂からの下降注意 ■鋸山〜六林班峠〜庚申山荘 六林班峠前後の登山道不明瞭箇所あり。笹薮漕ぎ、倒木箇所多数。六林班峠以降のトラバース道が歩きにくい。個人的な感覚としては庚申山経由(点線ルート)の方が危険個所が明確なので楽だと思う。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
GPS・地図(1)
ファーストエイド・リペア類(1)
着替え(1)
ダウン(1)
保存食・行動食・水(1)
ヘッデン(1)
グローブ(1)
シュラフ(1)
火器・食器(1)
ガス燃料(1)
ビニール袋(1)
ストック(1)
|
---|---|
備考 | 持って行って良かった: 電球色LEDに切り替えられるヘッデン。濃霧では白色LEDでは真っ白で道がわからなかった。 |
感想
皇海山は関東圏にある近場の百名山ながら、行程の長さから一緒に行くことを断られ、ずっと山行計画だけ残っていた。
しかし今夏に隣接する男体山から皇海山を眺め、先月には日帰り最難関の百名山ともいわれる平ヶ岳を登った勢いで、ようやくソロで決行。コースは勿論、庚申山・鋸山・皇海山「三山駆け」で皇海山を目指し、復路は迂回路で庚申山荘に戻るルート。特に復路の迂回路の笹薮道の厳しさの噂に覚悟はしていたが、往路・復路とも予想通りの難路だった。
まず、登山地図で点線ルートとなっている往路の庚申山〜鋸山間は、鋸(のこぎり)の名前どおりの急斜面の登降下の連続の岩場。ここは鎖が設置されており問題なかった。むしろ、めんどくさいのが急斜面以外の尾根道。笹薮に覆われて登山道が隠れておりルートが不明瞭で、傾斜の緩いところもルートを確認しながら歩く必要があった。
さらに、下山に使った六林班峠の迂回路(鋸山〜六林班峠〜庚申山荘)の復路が、往路以上の倒木と笹薮の悪路だった。場所によっては肩までの届く笹に視野を奪われた。天候も、降雨こそないものの高度差を下げるに従ってガスが濃くなるという展開となる。
今の日没時間は17時10分。もちろん日没時間よりも手前(16時50分)に庚申山荘に戻る計画で、帰路の六林班峠通過(14時38分)までほぼ予定時間通り(若干遅れ気味だったが、休憩時間を短縮し時間回復していた)。それが、庚申山荘到着は1時間以上遅れた17時57分。六林班峠から先は、ただでさえ道の悪いトラバース道は、倒木が道を塞ぎ、笹薮が道を隠すので時間が稼げない。日没後はヘッドランプ使用となるが、濃霧で白色LEDは乱反射して使えず、電球色LEDに切り替えて、(車のフォグランプ的に)なんとか笹薮の隙間の登山道を見分けられるという状況で笹薮の中を歩くことになった。後から反省すれば、朝のヘッデン使用を嫌がって、行動開始時間が遅かったのが問題だけど、まぁ、まさに”埋もれた山“ らしい結果ともいえるだろうか。
一方で、難路だけのルートかというと庚申山荘から庚申山までは奇岩、怪石を縫うように上がっていく面白いルートだった。垂れる雫の裏側を歩いたり、岩壁がくりぬかれ岩屋のような部分に登山道がついているのは、単なる登りやすさを重視する山ではない、信仰の山らしい山歩きが楽しめた。
最後に。
拠点した庚申山荘は無人の小屋ながら広く、水場もトイレ(バイオトイレ)も快適。建物も無人小屋としては綺麗。だけど、、ちょっと目を離した隙にネズミ🐀に食糧を喰われてしまう。さらに為念に寝袋持参していたものの冷え込んで布団の上に寝たら身体が痒くなってしまった。。。でも、山小屋らしい、いい小屋。です。
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