トサカ南尾根→大ダオ→乾徳山登山口
- GPS
- 29:43
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,313m
- 下り
- 1,283m
コースタイム
時刻 場所/行動
10:58 乾徳山登山口バス停
↓ 0:05 (準備)
11:03 乾徳山登山口バス停
↓ 0:32
11:35 乾徳山登山口
↓ 0:40
12:15 トサカ南尾根取付き
↓ 4:15
16:30 P1818
↓ 0:15
16:45 P1818北の平場
幕営
■12/20
時刻 場所/行動
12:35 P1818北の平場
↓ 1:15
13:50 トサカ
↓ 0:20
14:10 大ダオ
↓ 0:34
14:44 水場
↓ 1:04
15:48 林道合流
↓ 1:02
16:50 乾徳山登山口バス停
天候 | 2011/12/19 快晴 2011/12/20 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
市営バスサイト http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/traffic/bus.html 時刻表(PDF) http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/traffic/files/2011-0330-1615.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
※このルートは登山道ではありません。読図の出来ない方、装備の不十分な方の入山は避けた方が良いです。 ※ヤマレコに登録したルート情報の乾徳山登山口〜地図未掲載林道部分と尾根への取付きから標高1370m付近までは、GPSログが取れていなかった為予想で描いています。 誤りがある可能性もあるので、このルート情報を参考に入山する場合はご注意ください。 ■乾徳山登山口→尾根取付き 乾徳山登山口から徳和渓谷までは舗装道と林道。 途中、徳和渓谷の散策道への降り口があるがそのまま進み、徳和渓谷の最深部の入口にある沢の出合い部分の道を下る。 橋を渡ると、滝の名称のかかれた標識を通過し、散策道は尾根を登るように伸びている。 この散策道が尾根の途中で西側に下るように曲がるが、そこが取付き。 ■尾根取付き→トサカ 取付き部分から先は、踏み跡が薄く付いている尾根筋を登る。 少し進むと、すぐに地形図にも登山地図にも載っていない林道に出る。 林道へは西側の斜面から降りれる。 今回は、林道を西に進み、一本西側の尾根の少し西側の少し上部の立木に赤いペンキマークが付けられていたのでそこから再度取り付いた。 尾根は最初歩きやすい稜線だが踏み跡はかなり薄い。所々ハッキリしている部分もある。 何箇所か藪っぽい部分もあり、岩場を巻く所で多少難儀する箇所もあるが、それ程危険箇所も無く通過出来る。 P1818の先の平場に幕営適地があり、今回はそこに幕営した。(P1818はハッキリしていないので気付かず通過) 標高2000m付近の稜線はかなり針葉樹の幼木の藪が濃い部分があるが、突破出来ない程では無い。 トサカ付近は、倒木や藪がちで歩きにくい。 傾斜が緩やかな深い森の中を歩くと、ピンクのテープが付けられたトラロープが現れるので、それを超えるとトサカ。 ■トサカ→大ダオ トサカから大ダオは、立ち枯れた立木の中を進む。 踏み跡が薄い部分もあり、多少ルートは分かりにくいが、稜線を外さずテープマークを追えば迷う事は無いだろう。 10分程で、大ダオの広いコルが見えて来る。 ■大ダオ→乾徳山登山口 特筆すべき点は無いが、標高1780m付近に水場がある。 水場に特に標識等は無いが、テープマークがあり、水は少し東に入った所で汲む。(ホース類は無い) ルート下部の方では、沢を何度か渡渉する。テープのルートサインを追えば迷わないだろう。 堰堤を超えた所で、工事現場の看板があり、そこから東に斜面を登ると林道に出る。 林道を暫く歩き、ゲートを越え舗装道を歩くと乾徳山登山口に到着する。 |
写真
感想
同年4月にゴトメキに行った時に通過したトサカ。
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=6537
そのトサカのピークには直進しそうになる方角にトラロープがぐるりと渡してあった。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/photodetail.php?did=106216&pid=c7752363a3638181498f938334457e3a
ずっと気になっていたそのロープの向こう側は地形図で確認すると南に伸びる稜線。
尾根は、乾徳山の稜線の横に並び、乾徳山登山口に続く林道に至る。
いつか行こうと思っていたこのルートは記録を探してもどこにも見当たらなかった。
当時は懸垂の装備や技術も無く、この界隈の記録の無いルートに入る勇気は無かったが、今夏の沢登りや無記録ルートの山行を経て機は熟したと思い行って来た。
■2011/12/19
この日は朝から寝坊し、さらに電車も寝過ごし、西沢渓谷行きの朝一のバスを一本逃す。。
この時点で、戦意喪失気味だったが、1時間の遅れなので取り敢えず乾徳山登山口に向かう。
乾徳山登山口からは歩き慣れた林道を経て徳和渓谷の最奥の散策道に向かう。
沢の出合い部から渓谷に下降し、散策道から尾根に取り付く所で、森林関係者と思われるおじさんが2人程降りてきた。
ここからトサカに行くと言うと、やはりそのルートは聞いたことが無いと言う。
そのまま、散策道を登り、道が折り返す所で尾根に取り付く。
尾根を暫く進むと、崖のような所に出て、下を見るとなんと林道が通っていた。
このまま尾根通しでトサカに行くと思っていたのに、拍子抜けしてしまった。
気を取り直して林道に降り、少し西側に散策に行く。
林道の東はどこから来ているか不明だが、もしかしたら徳和渓谷横の林道のどこかに接続しているのかもしれない。
林道を暫く進み、支尾根を一本移動すると、ガレた斜面の上の立木に赤ペンキのマークを見つけた。
このまま林道を進んでも仕方がないので、その赤ペンキの斜面を登り尾根に取り付く。
尾根は薄く踏み跡があり、切り株も散見され、昔は林業従事者が通ったであろう形跡が見受けられた。
ただし、テープマークの類は皆無なので、登山者が通る事はほぼ無いだろうと思う。
ルートは途中、岩場を西に巻く部分が多少難儀したが、尾根筋を外さなければ概ね問題無い。
ただし、踏み跡はあるか無いか判断に迷う程度で、斜面は殆ど踏み固められておらず、歩きにくい。
この日は、P1818の北の平場で時間切れとなり幕営した。
この日、日が落ちてから風が強まり、気温は把握しているだけでも、マイナス7度くらいまで下がった。
厳冬期の装備で無いので、さすがに寒かった。
■2011/12/20
前回に引き続き、朝目覚ましで起きるも、寒さでシュラフから出る気になれず、起きるかどうか迷った挙句大久保山のルートは諦め、二度寝する事に(笑)
結局起きたのは、11時過ぎで、またしても出発は午後。
結局ルートは大幅に短縮して、一度経験のある大ダオから乾徳山登山口に下るコースに変更した。
出発してすぐに稜線の登りとなるが、ルートの状況は前日とそれ程変わらず。
トサカに近い付近で、かなり藪の濃い所があり先が見えなかったが、強引に突っ込み突破。
その後、尾根は緩やかになり、倒木の間を縫うように進む。
最後の急斜面を登り、少し進むとトラロープが見えて来た。今年4月に通過したトサカだ。
トサカで行動食休憩を取り、すぐに出発。
すぐに大ダオに到着し、三度目となるルートを下る。
この時点で、山梨市に向かうバスはもう無いと思い、諦めていた。
日が沈んだ頃の時間に乾徳山登山口に接続する林道に出る。
そのまま、乾徳山登山口まで歩いて行くと、見慣れた山梨市市営交通のバスが!!
駆け寄って、見ると、幸運にも終バスだった。
前回と同様、塩山まで歩きかと思っていたので非常にラッキーだった。
バスの運転手は顔を覚えてくれている方で、そのまま、世間話をしながら山梨市に到着。
バスの中で、北朝鮮の指導者が死去した話などを教えてもらった。
■感想
トサカの南の尾根の名称は判らないが、記録の無いルートを行くのは何があるか予想が付かない所が面白い。(特に何も無かったけど・・)
ただ、時間が読めないので、計画を立てるのが難しい。
これまでの感覚的には、他のコースタイムの出ている登山道と見比べて、行けると思った時間の1.5倍くらいで設定しておいた方が良さそうだ。
この山域(黒金山の南側)も行けそうな場所が少なくなって来たので、ゴトメキから大烏山、大久保山のルートを攻略したらもうあまり来なくなるだろう。
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