ひとぼし山・小沢岳(群馬百名山)
- GPS
- 02:40
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 578m
- 下り
- 578m
コースタイム
08:15駐車場所
08:45岩場のピーク(山頂?)08:50
09:20駐車場所
歩行時間1時間
【小沢岳】
10:15林道七久保線分岐
10:45椚(くぬぎ)峠10:50
11:35小沢岳山頂11:50
12:55駐車場
歩行時間2時間20分
天候 | 晴れ時折強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道254号線より県道45号線に入る 南牧村に入り、南牧村役場を過ぎ、六車(むくるま)大橋右折 住吉橋で左方向に行く 左側に登山口の小さな標識 その先の余裕のありそうなカーブの道脇に停めさせてもらいました。 【小沢岳】 下仁田から県道172号線を目指す 青倉集落を過ぎると舗装されている林道になり 橋を渡った右に林道七久保線分岐と看板あり 橋の手前と分岐辺りに数台駐車スペースあり この時点では、まだ先の登山ポストのある登山口まで積雪なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
【ひとぼし山】 杉林の造林地帯は踏み跡が入り乱れています 伐採で隠されている個所もあり、急斜面では凍結に注意(現時点では積雪殆どなし) 鞍部が見えてきた辺りで左に行く踏み跡は滑落注意、右に巻いた方が安全 岩場は山頂なのか?三角点・標識がなくわかりません 北側に見えた標高の高そうな峰が山頂かも 【小沢岳】 林道の積雪・凍結状態がわからないので 七久保線分岐に車を停めて出発 登山口(登山者ポストあり)から凍結しています この時点では登山口から峠まで車種、技術によっては通行可能 椚峠からの登山道は積雪10センチ程、日向は溶けている部分もあり アイゼンで歩きにくい岩場、ザレ場が少々ありますが 下りはさくさく歩けるので、山頂でアイゼン装着 特に危険個所はありませんでした 帰路、254号線で内山峠を越えるには本当に便利な温泉「荒船の湯」、 駐車場は満杯で、随分混み合っていました。 下仁田ネギが柔らかくて美味しい季節 鍋物に入れるととろけそうになり、甘味があります。 霜にあうと美味しくなるのだそうです。 |
写真
感想
「九十九谷」登山口からの帰りに、偶然見かけた小さな「ひとぼし山」登山口標識
気になる山は早速登ってみようと、朝一番に登ることにしました。
踏み跡が入り乱れ、迷いそうな杉林、岩峰へのやや注意を要する取り付き
しかも、眺望は抜群なのですが、三角点・山頂標識もなく
はたしてここは山頂なのかどうか?
下山後、近くを散歩されている方々に尋ねてみましたが
はっきりした答えはいただけませんでした。
この岩場が山頂なのか、ご存知の方がいらしたら教えていただければ幸いです。
お盆に近くの集落「大日向」で行われている「火とぼし」という祭りとも
関係があるのでしょうか?
今日は欲張って二つの山に挑戦する積りです。
積雪次第なので果たして山頂に立てるかどうか、はなはだ疑問でした。
まずは舗装の林道を恐る恐る運転です。
車を停めた林道分岐では全く雪なし、凍結なし。
欲張って進めなくなるよりも潔く歩こうと歩行開始。
結果的にみれば、かなり遅い出発時刻にもかかわらず
十分時間に余裕がありました。
登山ポストから先の未舗装の林道は凍結の上に土埃が積もり
急坂で滑ってから気がつく状態。
轍を避けながら、林の上の青空を眺めながら歩く気持ちの良さ!
林の中で小鳥がさえずり、沢を流れる水音が時に高く響き渡ります。
またもや、心の中から呟きが溢れ出し、空をさまよい始めます。
いつのまにか、自分という枠が取り払われて、消えてなくなり
無の世界に、自由の翼を羽ばたかせて舞っているようです。
多分、白昼夢のような世界を歩いているのではないかと思うのですが…
椚峠の登山道を示す標識の左側には伐採木材を運搬する林道が設けられ
日曜というのにキャタピラー車が木材を運びおろしていました。
休日のお仕事ご苦労様です。
きついカーブの連続する急坂、運転技術の巧みさに
ただ尊敬の念を抱いて見とれておりました。
下山してくる三人パーティの方々とすれ違いました。
「眺望の素晴らしい、良い山ですね!」の言葉に励まされます。
本当に北方面の景色は遮る物がなく、欲張り甲斐がありました。
と同時に、随分西上州のあちこちの山々の名前を指差せるようになり
密かに嬉しさがこみあげてきます。
ただ、吹き上げてくる風が強く、冷たく、気持ちが急かされます。
山頂付近は結構雪が溶け、地面が露出していますが
杉林の中の積雪には、アイゼンを着けた方が快適に歩けるので装着です。
雪をしっかり捉える小気味良さは冬山の醍醐味かもしれません。
天気の良い日に、締まった雪の上を歩く楽しさ、
以前、恐いとしか思えなかった雪山にも楽しさがあることを
少しずつわかってきた気がします。
下山中にも一組のご夫婦に行き会いました。
「小沢岳」は冬でも天気が良ければ登山者が居る様子です。
出発が遅めでしたから、これから登山される方と行き会い、
なんとなく安心しました。
danbeさん、アドバイス有難うございました。
無鉄砲な山行に驚かれているのではないでしょうか?
そろそろリハビリが始まりますね。
痛みもあるかと思いますが、一日も早い回復をお祈りしています。
コメント
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こんにちは。
西上州には、手軽な山が密集 してますから、まだまだ
kyom4さんが出没しそうですね
積雪も段々と消えてきますが、枯葉の下に凍って残っています。
くれぐれも用心して歩かれてください(コケた私が言うのもなんですが・・・)
kyom4さん、こんばんは
今日のニュースだったか、南牧村で最低気温−20℃以下を記録したってやってましたが、寒さは大丈夫でしたか?
見つけた登山口から道を辿ってみる・・・わくわくしますね
同じではないですが、私は地形図の等高線を眺めていて歩けそうな稜線を拾い、実際に歩いてピークを目指したりします。
道でないことも多いので苦労しますが訓練にはなります
ご自身なりの楽しみ方をされているのがいい感じです
雪山を登る人たちを見ても、人の数だけ楽しみ方があるものだと感心します。
きっとまだまだ見つけられそうですね
こんにちわ
こちら只今、雪が降りしきっております。
又一段と雪が山に積もることでしょう
週末はまた南牧村に行きたいな…
なんて考えながら雪を見ています。
荒船の湯では、下仁田近辺の山のガイドブックを購入(100円)しましたし、又行動域が広がりそうです
出没ではなく出勤してしまいそうです
お留守に荒らしまわってすみません
monsieurさん、よくぞ聞いて下さいました
南牧村は、妙義〜荒船〜甲武信の山の連なりを挟んで、長野県と群馬県にあります
読み方も違って、長野県側は「みなみまき」、群馬県側は「なんもく」です。
気候も全然違い、かたや八ヶ岳高原ですので、冬の寒さが厳しく、群馬県側は雪も殆どないに等しい陽だまりの
のんびりした村
雰囲気が全く違います
地名の読み方って本当に難しいですが、この違いって面白いなと 思っているところです
何でも楽しんでしまうのは特技かも
妙義〜荒船〜甲武信はシャクナゲの頃がお薦め
是非おいでください
kyom4さん こんばんわ。
毎週頑張っていますね。こちらは無茶苦茶寒いです。 明日は雪が積もりそうです。
以前、金沢に勤務していたことがあるのですが、雪国の人は雪道に慣れていて、全く普段通りに歩いていてビックリしました。長野の人も雪には強いのでしょね。
それにしても、寒い中頑張っていますね。
羨ましい限りです。
山に行きたいのはヤマヤマなんですが、先週末・今週末、所要があり行けなく悶々としています。でも、こんな天気なのでやはり雪山はお預けでしょう。
次に天候が落ち着いたら伊吹山にでも行ってきます。
kyom4さんも風邪には注意して頑張ってください。
今日も、こちら吹雪です
積雪10センチ位ですから、豪雪地帯に比べたら少ないほうで、雪かきも楽ですし、歩くのも楽です
ただ、冷え込むので降った後の凍結が恐いですが、やはり「慣れ」はあるでしょうね
今週末も山に行く予定にはしていますが、訓練も兼ね、いよいよ深雪の山に行くしかないかな…と思っているのですが 天候次第ですね
伊吹山もかなり標高差がありそうですね
アイゼンの威力を試すには良い山でしょうか
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