表妙義・相馬岳コース〜茨尾根〜女坂
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 675m
- 下り
- 661m
コースタイム
天候 | 晴れ、時々強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◎登山ポストは登山口にあります ◎積雪・凍結のある鎖場は危険です ・金洞山と相馬岳への分岐手前の長い鎖 ・堀切と女坂分岐間の岩根沿いの外径バンド及び鎖トラバースの二か所 ◎国民宿舎「裏妙義」で温泉を楽しめます(400円) |
写真
感想
今回は表妙義の岩峰を裏妙義側から見たいと思って、「国民宿舎・裏妙義」前から相馬岳ルート〜茨尾根〜女坂のコースを歩いてきました。
相馬岳ルートは杉の植林地から始まり、すぐに落葉樹林を歩くようになり途中から鎖場もあります。表尾根縦走コースの分岐手前に長い(昭文社地図で40m)鎖場があります。雪があり幅も狭く左が切れ落ちています。鎖は雪に埋まっていて掘り上げるのに苦労しました。鎖を使わないとこの場をクリアーできそうにないので頑張りました。本日の最初の難関でした。このルートは「相馬岳北稜」の岩峰群が見事でした。金洞山の岩峰も良く見え、特に先週見に行った星穴岳のむすび岩(大きい方)を見ると、「あそこにいたんだ」と感無量でした。コース途中の「のぞき穴」から見た相馬岳北稜(裏つづみ岩・ハサミ岩などの岩峰群)も見ごたえがありました。
茨尾根は南に向かっているので一部を除いて雪はほとんどありません。しかし、茨尾根のピークを過ぎて堀切から鷹戻しに向かう途中に、この時季の難所が二つあります。一つは岩根沿いの外傾バンドの鎖場です。傾斜があり幅も狭く右側は切れ落ちています。さらに雪が載って一部凍結していてビビりました。滑落した時の備えにスリングを架けて登りました。もう一つは鎖トラバースです。ここも雪と凍結で岩がツルツルでした。足元からは谷底へ一直線の場所なので、ここもスリングを架けて必死に通過しました。アイゼンを持参しましたが使用しませんでした。
アイゼンを着用したほうが良かったものと反省しています。茨尾根のピークからの展望はいつ見ても良いものです。金洞山の岩壁に雪がかかった姿も圧巻でした。
女坂コースはテープ等の目印で特に迷うこともありませんでした。このコースは杉の植林地と星穴沢沿いを歩くもので、紅葉の時季を除いて展望等の期待はできません。途中、ルート脇の岩に登って星穴岳を見てきました。なかなか良かったですね。
ところで、自分が入山していて変ですが、この時季の妙義山(中間道等の一部を除いて)への入山はお奨めできません(と言ってもトレースはほとんどありません)。予期せぬリスクが多くあります。
ここ数週間妙義富士や星穴と、ルートファインディングに苦労しましたが、今回はこの苦労はありませんでした。表妙義の岩峰を一人で堪能してきました。
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