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Yamareco

記録ID: 170890
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

マレーシア キナバル山

2010年10月27日(水) 〜 2010年10月28日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.1km
登り
2,169m
下り
2,169m

コースタイム

10月26日(マレーシア時間で記載)
キャノピーウォーク体験やポーリン温泉などの観光
世界最大の花「ラフレシア」も見てきました。
夕方には、キナバル国立公園近くのホテルへ移動。

10月27日
7:00 キナバル公園事務所1554m 山岳ガイドと待ち合わせ。
お昼のお弁当を受け取って、登山ゲートまで専用車で移動。

8:00 登山ゲート1866m
2702mの、ラヤン・ラヤン宿舎まで、ひたすら歩きます。
シェルターも一キロ未満に設置されていて、とても綺麗なところです。

ラヤンラヤン宿舎で、お昼を食べました。
昼食後、2800m付近を超えると、高山帯になって、植物も背が低くなりました。

14:00 ラバンラタレストハウス 3272m 高山病の症状が…
15:30 ペンダントハット 「ヴィア・フェラータ」の安全講習を受けました。
17:00 夕飯
19:00 就寝 (なかなか寝れず…)

10月28日
1:30 起床
2:00 朝食
2:30 トレッキング開始 3272m出発

その後、一時間でサヤッサヤッ小屋(3668m) トイレは最後でIDカードのチェックポイントがあります。

夜明けの時間帯に、右側にロバの耳のようなドンキー・イヤーズ・ピークが見えてきます(4054m)
セント・ジョーンズ・ピーク(4090m)が見えてきたころには、ちょうど日の出の時間でした。
しかし最後の100mがとても辛く、かなりの急斜面でした…

6:00過ぎ ロウズ・ピーク(4095m)へ
なんと言う景色でしょう!素晴らしいです。
断崖絶壁・雲海・たくさんのピーク・コタキナバル市内も見え、南シナ海も見えて、空の上にいる気分でした。
天候は良かったですが、、山頂付近は偏西風が吹き荒れ寒かったです。でも、この雄大な景色は見たことがない(笑)

ローズ・ピークに登頂後、ヴィア・フェラータ開始です!

<ヴィア・フェラータ>とは、
岸壁に作られたコースを初心者でも安全に進むことが出来る、ロッククライミングです!
ヨーロッパでは、人気のスポーツだと伺いました。
最初は、ロング(5時間)の予定でしたが、体調も完全ではなかったので、ショート(1時間半)を体験しました。
ただ、すでに先ほどのキナバル登頂で、かなりの筋肉に疲労が出てました…
山岳ガイドとは別に、ヴィア・フェラータは危ないので専門のガイドがつきます。

10:00 ペンダントハット到着 朝?昼?ご飯を食べました。
11:00前 下山開始
12:00 スコール…ヤバかったです…日本では考えられないような降り方でした。
15:30 雨のため予定より、かなり遅れてキナバル公園へ下山。
「登頂証明書」と「ヴィア・フェラータ体験証」を頂いて、預かってもらってた荷物を受け取り終了。
18:30 コタキナバル市内のホテルへ
天候 晴れ・曇り・スコール
過去天気図(気象庁) 2010年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 飛行機
☆飛行機☆成田ーコタキナバル 所要時間5時間30分
☆送迎バス又はタクシー☆コタキナバルーキナバル国立公園事務所 所要時間2時間
キナバル国立公園事務所で、現地の登山ガイド&ポーター(今回は兼でした)と合流。
☆専用バス☆事務所ー登山口 所要時間20分

駐車場はありますが、外国人のレンタカーは見てません。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはありません。
しかし、キナバル事務所で入山手続きをします。
IDカードの発行をしなければ、入山できません。
IDカードは下山時まで身に着けておきます。
事務所に、日本から持ってきたスーツケースなどを預けることが出来ます。
下山時に「登頂証明書」がもらえます!

‹道の状況›
雪が降る事もほとんどなく、登山技術としてはさほど求められません。
但し、体力的には、きついコースです。
標高も4000mを越えますから、中級から上級クラスでしょうか。
下りはかなり膝に負担がかかります。
登山口から山頂までの高低差は2200mで、日本ではほとんど体験出来ないです。

登山口から、ずっとトイレは1キロ間隔であります。
最後のサヤッサヤ小屋から山頂までの間はトイレなし。
キナバル国立公園事務所です。こちらで荷物を預けて入山手続きをします。私たちと同じく外国人もいっぱいです。
2010年10月27日 08:31撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 8:31
キナバル国立公園事務所です。こちらで荷物を預けて入山手続きをします。私たちと同じく外国人もいっぱいです。
あの岩盤の頂きを目指すんです。
2010年10月27日 08:32撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 8:32
あの岩盤の頂きを目指すんです。
登山口でもある「パワーステーション」
2010年10月27日 09:01撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 9:01
登山口でもある「パワーステーション」
滝がありました。
2010年10月27日 09:09撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 9:09
滝がありました。
亜熱帯ですよね!
日本にはない感じです。
2010年10月27日 09:43撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 9:43
亜熱帯ですよね!
日本にはない感じです。
緑も豊かです。
2010年10月27日 10:10撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:10
緑も豊かです。
「しゃくなげ」です。
2010年10月27日 10:11撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:11
「しゃくなげ」です。
とても綺麗です!
2010年10月27日 10:13撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:13
とても綺麗です!
「ウツボカズラ」です。
食虫植物なんですよ!
2010年10月27日 10:14撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:14
「ウツボカズラ」です。
食虫植物なんですよ!
ボルネオカオナガリス^^
2010年10月27日 10:44撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:44
ボルネオカオナガリス^^
可愛いけど、動き早すぎ…
2010年10月27日 10:46撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 10:46
可愛いけど、動き早すぎ…
亜熱帯独特の香りが!
2010年10月27日 11:01撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 11:01
亜熱帯独特の香りが!
黄色いしゃくなげです。
2010年10月27日 12:01撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 12:01
黄色いしゃくなげです。
また「ウツボカズラ」
2010年10月27日 13:11撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 13:11
また「ウツボカズラ」
3000mに来ました!
2010年10月27日 14:01撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 14:01
3000mに来ました!
植物の背が低くなってきて、高山病の症状が出始めました。頭痛薬を飲みました。
2010年10月27日 14:04撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 14:04
植物の背が低くなってきて、高山病の症状が出始めました。頭痛薬を飲みました。
4000mって高いですよね?
2010年10月27日 15:06撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 15:06
4000mって高いですよね?
巨大な岩盤…
2010年10月27日 15:06撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 15:06
巨大な岩盤…
面白い形です。
2010年10月27日 15:09撮影 by  DSC-W350, SONY
10/27 15:09
面白い形です。
途中、写真がないのです。
山頂アタックの直前です。
2010年10月28日 06:47撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 6:47
途中、写真がないのです。
山頂アタックの直前です。
あの頂きが遠くて辛かった…
2010年10月28日 06:47撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 6:47
あの頂きが遠くて辛かった…
「親指」って言う岩。
2010年10月28日 06:54撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 6:54
「親指」って言う岩。
2010年10月28日 06:54撮影 by  DSC-W350, SONY
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4095m「ローズ・ピーク」登頂。
2011年08月19日 09:32撮影 by  DSC-W350, SONY
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8/19 9:32
4095m「ローズ・ピーク」登頂。
山頂にはたくさんの人が!
2010年10月28日 07:10撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 7:10
山頂にはたくさんの人が!
巨大な花崗岩すごい。
2010年10月28日 07:18撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 7:18
巨大な花崗岩すごい。
きれ落ちた崖が…
ガイドさんも寒そう。
2010年10月28日 07:21撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 7:21
きれ落ちた崖が…
ガイドさんも寒そう。
2010年10月28日 07:21撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 7:21
下山開始。
2010年10月28日 07:44撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 7:44
下山開始。
ドンキー・イヤーズ・ピーク
2010年10月28日 08:04撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 8:04
ドンキー・イヤーズ・ピーク
雲の上にいるよね!
2010年10月28日 08:09撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 8:09
雲の上にいるよね!
高山病もなくなってました(笑)
2010年10月28日 08:09撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 8:09
高山病もなくなってました(笑)
サヤッサヤ小屋。
ヴィア・フェラータの準備。
2010年10月28日 08:23撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 8:23
サヤッサヤ小屋。
ヴィア・フェラータの準備。
いや〜結構怖いかも…
2010年10月28日 09:09撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 9:09
いや〜結構怖いかも…
こんなとこ歩いたことない。
2010年10月28日 09:18撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 9:18
こんなとこ歩いたことない。
かなり急登でした。
2010年10月28日 09:20撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 9:20
かなり急登でした。
下から見ても怖い…
2011年08月19日 09:48撮影 by  DSC-W350, SONY
8/19 9:48
下から見ても怖い…
バランス保ちながら、歩けば問題ないです。ワイヤーの橋です。
2010年10月28日 10:01撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 10:01
バランス保ちながら、歩けば問題ないです。ワイヤーの橋です。
怖かったけど、無事に通過。
2012年02月25日 21:35撮影 by  DSC-W350, SONY
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2/25 21:35
怖かったけど、無事に通過。
ヴィア・フェラータ大変^^;
2010年10月28日 11:59撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 11:59
ヴィア・フェラータ大変^^;
宿泊したペンダントハット!
下山時は、スコールで写真は全然撮れませんでした。それどころじゃなくて…
2010年10月28日 12:00撮影 by  DSC-W350, SONY
10/28 12:00
宿泊したペンダントハット!
下山時は、スコールで写真は全然撮れませんでした。それどころじゃなくて…

感想

新婚旅行に海外登山をしてきました!

日本にも良い山がいっぱいあるので、海外の山にあまり興味はなかったのですが、
この際だから、海外の山も一回見ておきたいなぁと気持ちがありました。

というわけで、日本から比較的近いマレーシアのキナバル山へ!
NHKの「グレイトサミッツ」で、ちょうど紹介されて興味を持ちました。

キナバル山は、マレーシアのボルネオ島の北部に位置しています。
海沿いの「コタ・キナバル」から内陸部へ約100kmほどのところにあります。
標高は4095.2m。東南アジアの最高峰で、世界自然遺産にも登録されています。
富士山よりも高いですが、それほど危険な箇所はなく、
技術的に難しい山ではないので体力さえあれば登れる山です。

ただ、日本の山と違って、ふらっとザックだけ持って登れる山ではないんです。
まず、登山口までのアプローチが厳しい。コタ・キナバルから車で2時間ぐらいかかります。
行程が長くて日帰りは困難です。山小屋に泊まる必要がありますが、
その山小屋の予約が完了していないと入山が許されないと言うことです。
マレーシアでは、山岳ガイドをつけないと入山が許されていないため、
それらの手配がなかなか大変だから、日本から旅行会社のツ個人アーで行くことにしました。
ガイドさんも良い方でしたし、不安もなく登頂して下山出来たので良かったです!

東南アジアの最高峰に登れたので、次回はキリマンジャロです。
ケニアやタンザニアに行くには、ビザの取得や黄熱病の予防接種など手続きが必要です。
ゆとりを持って、計画したいと思います!

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